赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

【映画】GANTZ

2011-02-17 01:50:32 | エンタメ・書籍所感
「また実写化かよ・・・」などと最近お決まりのセリフを心の中で呟きつつも、20代の頃に愛読してたヤングジャンプの連載を読んでいた懐かしさもあり映画館へ。「読んでいた」と言っても途中からぱったりと漫画を読まなくなってしまったので、このGANTZに関しては途中までしか追っていなかった。ゆえに続きも気になっていたのだ。とりあえず、まず最初にびびったのが客層。中高生と若いお姉さんたちだけで、大げさでなく9割以上を占めていた。個人的には、こんな落ち着かない雰囲気で映画を観たのは生まれて初めてだったかもしれないw

死んだはずの人々があるマンションと思しき一室に集められ、そこに鎮座する黒い球(ガンツ)から武装用アイテムを与えられた上で、バーチャル世界(?)で特定のターゲットを殺害(破壊?)するミッションを与えられる。そのミッション遂行におけるパフォーマンスに応じて個々人にポイントが与えられて、100点に達すると自ら生を取り戻すか、もしくは誰かを生き返らせるかできるという具合。ただし戦死したらそれまでよという世界で、各自いろいろ葛藤ありつつも戦いを続けていくという、何とも荒唐無稽なストーリー。ご多分に漏れず、海外でもそれなりに人気があったりするらしい。

一番気になったのは、いわゆる「グロ」なシーンをどう見せるのかという点だったのだが、原作の、青年コミック誌なればこそのセックス&バイオレンス(前者はそうでもないか?)なシーンは適度にオブラートに包まれて提供されていた。具体的には、血や体液(シモネタではなくw)が飛び散るようなシーンは敢えて暗がりで行うことで観衆には見えにくく工夫されていた。周囲の反応を見る限り、それでも直視できず目を背けてしまう人はいたようだが、おおむね反応を見る限りは見るに堪えないまではいかなかったみたい。先日の「SP」同様、こうやってシリーズ化されると次回作も見ざるを得なくなる。いやらしい商売だなあ・・・。

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