赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

2年続けてのバカ試合も

2015-10-25 13:58:53 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2015 season 2nd stage 15th sec.
F.C.Tokyo 3 v 4 Urawa @Ajinomoto Stadium, CHOFU(AWAY)

秋晴れの日に行われた2ndステージ第15節は年間2位の浦和と年間3位のF東京というリーグの趨勢を決める上で重要なアウェイゲーム。ここ数試合の浦和の出来がイマイチだったという専らの評判に加え、ミシャ指揮下浦和のリーグ最終盤の恒例のスローダウン、そしてNHK地上波放送という諸々の条件から厳しい試合を個人的には予想していましたが、その悪条件を上回るF東京さんとの相性の良さということだったのでしょうか。いや、最後はお知りに火が付きまくってハラハラものではありましたが(笑)

試合開始時は事前の報のとおり4-3-2-1の布陣だったF東京さんですが、試合展開とともに5バック気味になってみたり目まぐるしく陣形を変えてきたように見えました。ただ、全体的な印象として他クラブのように対浦和用の特段の策を講じてくるわけでもなく(特にゴールも決めた柏木が久しぶりに随分と自由を与えられていたように思います)、また個々の選手のコンディションも少なくとは感じられませんでした。そんなわけで、失礼ながら「堅守」の片鱗はこの試合ではほぼ感じられないままでした(今季33失点(?)のうち8点が浦和戦ではむべなるかな、というところでしょうか)。



対する浦和はズラタンがスタメン1トップで起用され、F東京のCB陣を相手によくボールを納めてくれ、森重に削られる場面もありましたがめげずに大奮闘。ここのところ不調が伝えられていた宇賀神、関根の両WBも彼方の対応が緩かったこともあり1stステージを思い起こさせるようなパフォーマンス。前半から3ゴール奪取に成功し、後半に入りさらに槙野のゴールで4得点目と、トップに入った東に裏を取られた挙句に西川がニアをブチ抜かれて1失点は喫したものの、さすがの浦和でも今日ばかりは危なげなく勝ち点3を確保、あわよくば広島さんとの得失点差を詰めてくれるかも、などと夢想しましたがやはりそうは問屋が卸しません。

ズラタンに代えて古巣との対戦となる李が投入されると、慎重になったのか多くなったロングボールが収まらなくなり浦和の攻撃がままならず、F東京に押し込まれる時間帯が増えました。また、右WBにF東京左SB太田対策で関根に代えて投入された平川も、既に各所で指摘されているとおり、F東京一番危険な武器のひとつである太田のクロスに対していつもの間合いを取りがちの守備で対応したため阻止することままならず、極めて危険な場面を作られまくり、高橋秀の2ゴールで1点差まで詰め寄られてしまいます。



最終盤は槙野がPKを取られてもおかしくなような場面もあり大いに肝を冷やしましたが、西川のセーブなどもあり薄氷を踏みながらも何とか1点差のまま逃げ切り勝利だけは確保。リードしてからの試合運びの拙さなど言い出せばきりはありませんが、リーグも佳境に入った今となってはアウェイで勝ち点3を取れ、リーグの残り試合やプレーオフに向けて幾分弾みをつけられたことを諸手を挙げて喜んでおきたいと思います。しかし、主審の佐藤さんは今日もストレスフルなジャッジングでした。。。

J1・2ndステージ第15節 F東京3×4浦和@味スタ

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