赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

加賀百万石の旅(7)

2010-03-06 01:31:06 | アウェイじゃないけどぶらり旅
前回からのつづき)

茶屋街をぷらぷら歩く。この茶屋街は江戸時代、1800年代に入ってから栄えた繁華街で、いったん廃止になってからまた幕末の頃に公認されて復活した経緯がある由。料亭街、という理解でよいのかな。



前の記事でも申し上げたとおり、このあたりは昔から空が雲りがちで、そのために空襲を受けることなくこの見事な街並みが壊されることなく残ったらしい。というのは、この茶屋街にあった「森八」という和菓子屋のおばさんのお話。客が少なくてヒマだったのか(失礼)、マシンガントークを浴びてしまったw



こちらがメインストリートのよう。なるほど芸妓さんの歩く後姿などあれば絵になるでしょうな。観光客の年齢層が高めな気がしたが、もはやあんまりひとさまのことを言える年齢でもないのでこれ以上言うまい。



その茶屋の中に入って内部を見ることができる懐華楼(かいかろう、旧 越濱)。何かいかがわしいものを想像してしまいそうになる赤い壁。ところで明日の試合は「赤い壁」と行くのか、悶々としてしまう開幕前夜であります。



その懐華楼の2階から路地を見下ろす。どことなく隠微かつ趣がありますなあ。



宮沢りえ世代としては当時衝撃的だった「Santa Fe」を思い出さざるを得ないでござるの巻。



若いお姉さんが好きそうな、ピンキーな畳。変形畳のお座敷っつーことだったのかな。



こちらはちょっぴり悪趣味に見えてしまう金箔織り。まあ加賀だから金箔はありなのか。



(つづく)