
DTの唯一にして最大の欠点が、タコメータが無いことです。と言っても、一応理由があって、タコメータ出力ギアによるわずかなエンジン出力ロスも見逃さない、というのが表向きの理由。他にもレースのレギュレーションでメータの装着が認められてないことから、どうせ外すでしょ?ということで付いていない、更にコストダウンできると一石二鳥ならぬ一石三鳥。あくまでモトクロスやエンデューロレースでのベース車として開発された市販車なので、シティコミュータとしての性能は二の次になっています。

ふと、DTで通勤中に、このグラフの存在を思い出しました。60km/hで走ってる時はいつも4速に入れているんですが、このグラフを見れば回転数が分かるじゃないかと思い付いた。スプロケットはデフォルトサイズなので、減速比に変更はありません。

さっそくチェックしてみたところ、4速の60km/hは、5700rpmくらいのようです。音的に6000くらいは回っているなと思いましたが、ほぼ正解でした!

ついでに2速60km/hは8800rpmほど。そんなに回したらうるさくて仕方ないですが(笑)

3速60km/hは6800rpmほどでした。

せめてオプションでタコメータの設定はあっても良かったと思いますが、オプションカタログを見ても載ってません。なお、このDT200Rの海外版は、実用性を重んじるヨーロッパ仕様では標準装備だったようです。