
残念ですが、本日をもってTZR125はお役御免となります。バイク屋さんまで、ファイナルライディングです。

あっという間に、着いてしまいました。今日は史上最強寒波?とやらで、バイクを乗るには超寒かったです。

最終メータは、39329kmとなりました。納車時は38722kmですので、結局1年ちょっとで600kmしか走りませんでした。走らなすぎ(笑)。
何度も書いてますが、楽しいことは楽しいバイクです。テクニックを磨くには、ちょうど良いバイクだったと思います。これ単体でしかバイクを所有していなかったのなら、かなり満足の行く内容だったと思います。
しかし、ほぼ同じエンジンのDT125RやDT200Rを所有した経歴のある自分としては、どうしても低速トルクの無さ、そして大げさな段付き加速に不満があったと言わざるを得ません。「2サイクルなんだから、段付き加速して当然だ、ボケェ!!」という意見もあるかもしれませんが、パワーバンドの狭さは、いくら2サイクルスポーツといえど、許容するには難があります。せっかく素晴らしいハンドリング性能や取り回しのしやすい車格を持っているのにも関わらず、その美点を帳消しにしていると言わざるを得ません。
なので、このバイクの欠点らしい欠点は、低速トルクの無さだけだと言えるので、前にもチラっと記事にした通り、スプロケットの歯数を調整し、加速性能を上げるカスタムをした方が良いと思います。それにチャレンジできなかったのは残念ですが、可能性としては大いにアリだと思います。ただ、あんまり極端に歯数を加速寄りにしてしまうと、パワーバンドに入った瞬間に尋常じゃないトラクションが掛かって、かえって乗りにくくなる可能性もあり、難しいところです。
なんとなくRZ-Rの後期型を思わせるスパルタンなスタイル、先述の通り素晴らしいハンドリング性能、ツーリングも許容するライディングポジションや積載性、扱いやすい車格
など、良い点もたくさんあります。最終的な満足度としては、低速トルクの無さからくるストレスで25点減点の、75点といったところですかね。長く、記憶にとどめておきたいと思います。
ありがとう。
■僕タンのオートバイ履歴
モトコンポ(AB12)
↓
TZR50R(4EU)
↓
RGV250Γ(VJ21A)→TDR80(3GA)→DT125R(3FW)→スペイシー(JF02)
↓
TDR250(2YK)
↓
TZR250RS(3XV)
↓
DT200R(3ET)→TZR125(3TY)
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TZR250(3MA)