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二餅のスーパー・チラ裏日誌

Nimochi's curious weblog

タイムズのカーシェアーのチラシが投函されていた

2019-01-21 20:30:00 | 自動車@そのイ也



 家のポストに、タイムズレンタカー社のカーシェアーのチラシがポスティングされていました。駐車場に3台も車止めてる家にポスティングするとは、大した度胸だな!ああ?

 タイムズレンタカー社は、時間貸し駐車場などを展開しているタイムズ社がマツダレンタカー社を買収してできた会社ですが、その駐車場事業を自社でやっていることを生かし、最近話題のカーシェアリング事業に手を出して、一定の成功を見ているようです。ニ餅がレンタカー業界で生きていた時代のマツダレンタカーは、マツダの車しか無い垢抜けないレンタカー会社だったイメージしかありませんでしたが、タイムズ資本が入った末期から続々と他社レンタカーも入れ始め、完全にタイムズブランドに移行してからは、店舗の拡大や豊富な車種、さらにこのカーシェアリング事業が大当たりだったようで、現在はレンタカー業界でもトップクラスの実力があるものと思われます(弱いのは業務用車くらい)。まあ、俺もレンタカー業界から去って何年も経つので、詳しいところは知りませんけど。



 ぶっちゃけてしまうと、うちは実は、車が1台も無くても全然生活できるんです。公共交通機関はバス、地下鉄、JRとも徒歩圏内ですし、それを利用して仙台市内の東西南北はもちろん、鉄道を利用すれば他県にも行けます。飛行機嫌いだから飛行機は使いませんが、空港も1時間弱です。唯一通勤だけは車が無いとダメですが、バイクで代用可能。車で出かけないとダメなような場所にさえ行かなければ、自家用車など捨ててもいいくらいです。

 このチラシを見る限り、タイムズのカーシェアーは、面倒な窓口手続きをすることなく(事前の会員登録は必要)短時間レンタカーを実現するもののようで、月々わずかな月額料を支払えば、店頭貸出価格よりもずっと廉価に車が借りることのできるシステムのようです。



 会員カードが1550円、月額基本使用料は1030円とずいぶん中途半端ですが、初期投資は2580円ほど。6時間では4020円と、大手レンタカー会社から借りるよりは若干割安ですが、この6時間料金はガソリン代は完全に掛からないようです(他の時間制は、16円x距離数でガソリン代が計上されている)。これで近くのタイムズ駐車場から好きな時間に借りられて、好きな時間に返せるとなれば、お得感は高いです。休日に買い物とかにしか使わない目的で自家用車を所有している人には、かなり使えるツールです

 ただ、まあ先述の6時間コース以外は、割安感に乏しい印象も受けます。

 6時間あったら、仙台から東北道を110kmでぶっ飛ばして、宇都宮インターを降りたところの宇都宮餃子館で餃子買ってきて、そのまますぐ東北道を110kmでぶっ飛ばしてくれば帰ってこれます(笑)。しかも、ガソリン入れなくていいしな!トイレも3回くらい行けるゼ?(高速代は8000円くらいかかる)

 まあ極端な例はともかく、この6時間4020円という価格、これはほんとに破格だと思います。例えば、うちのランサーは車検や定期点検などを除いた年間維持費(自動車税+任意保険代)が10万近く掛かってますが、仮に自家用車を所有することで出費する10万円を最低ラインとしても、実に年間で24回も借りられます。月2回といったところ。ガソリン代や月ぎめ駐車場代を考慮すれば、最低でも週1くらいで使える計算になります。マジだぜ!

 これで故障の出費や車検代を考えずに済み、いつも最新(に近い)自動車に乗れるのであれば、俺はホントに自家用車を持つのはバカバカしいと思う。

 ただ、好きな時に借りられるかどうかは稼働状況にもよるでしょうし、急に葬式に行かなきゃならなくなった時に赤い車なんかしか残っていなかったりするとキツいので、デメリットもそれなりにあります。また、タイムズの駐車場を見る限り、コンパクトカークラスの車がほとんどでミニバンタイプはちょっとしかないようですから、多人数での移動も向かないですね。

 もしニ餅が車趣味なんかしていなかったら、自家用車なんか買わないで、このカーシェアーを利用していたと思います。免許だって、「は?マニュアル車?どこの原始人だよwwwwwww」とか言ってAT限定免許で取っていたでしょう。それも就職活動で必要とか、くだらない理由で嫌々と。

 そんな冗談はさておき、今後、自動車業界は急速な内燃機関の淘汰が始まることが予想されます。それに代替するのは、電気自動車、燃料電池車、最低でもガソリンとのハイブリッド等でしょう。ガソリンエンジン単体での自動車販売は、間違いなく、そう遠くない未来に廃止されます(ガソリンの販売は、終わらないと思います。軽油もアスファルトも作れなくなってしまうので)。
 これらの代替動力の普及は、量産が効けば話は別ですが、現時点では高額な販売価格が目につきます。また、長期的な視線で考えると、新車購入して、遅くとも7年前後で買い替えないと動作の保証は無いものと言っても過言ではないでしょう。新車コンディションのまま長期的な使用は不可能に近く、そのたびに高額な新車の購入を余儀なくされる可能性が、極めて高いです。また、使い方によっては、新車購入額をペイできないまま、捨て値で廃車にするハメになるのも容易に想像できます。
 そうなると、そういった代替動力車が普及し始めた頃合いになったなら、自家用車は持たずに、これらのカーシェアー車両を利用する方が、安心して乗れますし、ランニングコストも低く抑えられ、かつ維持費に悩まされることも無いでしょう。俺、マジで何年かしたら、自家用車はカーシェアーでもいいと考えてます。それが最適と言える時代が、必ず来ますから。


 でもニ餅は、先天的な乗り物おたくなので、これからも修理ばかりで金ばかりかかり、持っていてもなにもメリットのない誰も乗らないような型遅れのガラクタ自動車を、生活苦で自殺寸前になるまで、全力で維持してまいります(笑)

※タイムズレンタカー社のステマ記事では、ありません。個人の感想です。