ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

久々に原作の話

2004年04月14日 | 旧指輪日記
水面下で進行中(!?)の原作読みですが、文庫の6巻を読み終わったのですが、妹が7巻でひっかかっているため、先に8巻に進んでみました。
でも、ファラミアとか唐突に名前が出て来るし、なんだかんだ言ってやはりフロド&サムルートを読んでいる前提で書かれているんだよなあ、と当たり前のことを実感しました(笑)
「二つの塔」を読んでいて思ったのですが、三部作のつもりで書いたから仕方ないとは言え、映画をみまくった後に読むと、やはりなんと言うか盛り上がるところがないまま話が流れていくような感じがしますね。やはり映画で、しかも一本の作品として作るには、色々作り変えなければならなかったんだろうなあ、というのは理解できました。まあ、もうちょっとやり方はあったと思ったりもしますが・・・(汗)
ずーっと許せないでいた、セオデンが癒される場面の改変ですが、久しぶりに原作を読んでみたら、やっぱりちょっと分りづらいかなーと思いました。館の外に出てローハンの草原を眺める場面は大好きなんですが。
セオデンが剣を取る場面も、原作では剣を取っていきなり振り回したりしてたんですねー(汗)映画のように剣を取って見つめる方がカッコイイです。
「サルマンが憑りついてた」という設定も、アイゼンガルドでのサルマンとガンダルフの対決?がカットされた今となっては、まあ必要でしたね、と思いました。あれがないと、ガンダルフがサルマンを超えたことを示す場面がなくなってしまいますから。というか、あの場面があったからこそ、サルマンの最期はカットしてもいいか、ということになっちゃったのでは~という気もしたりして(大汗)
で、「王の帰還」ですが、とりあえずデネソールがやっぱりあんまりにも映画と違うので、うーむ、でした。原作のデネソールはカッコイイですね・・・。
ただ、原作でデネソールがピピンに僅かに心を動かされるあたりから、映画との共通点を見出せないかと考えているところです。映画のデネソール、ピピンのこと結構気に入ってるように思いますから。ピピンの忠誠を嬉しそうに見ているところよりも、ラス・ディネンでピピンを出口にひきずって行きながら「そなたの奉公を解く」と言っている場面で感じるのですが・・・
やはり私はホビットに対する態度から人物を理解しようとするのが一番分り易いみたいで(汗)そのうち「ホビットに優しい人名鑑」にデネソールが登場するかもしれません(笑)
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