27日ソワレを見てきました。
この作品、大好きなので楽しみにしていたのですが・・・
実は、初演の最初の頃に見た時は、非常に散漫な印象で、「何これ? つまらん」と思ったんですよね。
それが、チケット取っちゃってたから仕方なく見に行った千秋楽近くの舞台は、同じ作品とは思えないくらいに素晴らしくて、「見に来て良かった」と思ったんですよね。
今回見て、なんか初演の最初の頃に近い印象を受けました・・・
なんで? キャストもほぼ同じだし、もう三演目なのに・・・
席が遠い・・・のは関係ないよなあ。博多では2階席だったけど感動したもんなあ。
なんというか、まだスイッチが入ってないというか・・・とにかく私の心には迫るものがありませんでした。あまりにも良くて博多まで行ってしまった、あのパワーはなかったなあ・・・なんででしょうか。
来月また見に行くので、その時までにはスイッチが入っていますように・・・
で、キャストの話です。
ヴォルフガングはアッキー。
記者会見での「影を逃れて」があまりにも素晴らしかったので、かなり期待してました。なんか大人な歌い方になってて、蜷川作品に出てた分の成長が見られそう・・・と思ったのでした。
が・・・あれ、もしかして声の調子悪い・・・?
歌えてるし、高い声も出てるんですが、声量があまりなく・・・演技で抑えてるのとは違うと思んだけど・・・彼こんなもんじゃないと思うんだけどなあ・・・
と思ったのですが、ネット上でもそういう感想は見かけず・・・あれー? 別に調子悪いわけではない?
というわけで歌にはあまり感じるところがなかったのですが、演技は随分成長したなあ、と思いました。勢いだけで演じていた初演の頃よりも、ちゃんと演技できるようになったというか。ちょっと「エリザベート」再演のヨッシーを思い出しました。
今までよくわからなかった、父親への愛情も感じられるようになってて、私的にはツボでした。
他にも演技が深くなってるなあと思うところが多々ありました。ただその分、無邪気にはしゃぐ場面との落差が大きくなって、不自然に見えたところもありましたが。
市村さんは・・・うーん、前は「心を鉄に閉ざして」を歌い始めただけでだーっと泣いたのですが、特に来なかったです・・・
高橋由美子さんもそうなんですが、熱演が空回りしてるような印象がありました。うーん、舞台全体にスイッチが入ってないからなんでしょうか・・・
hiroさんのコンスタンツェですが、結構役の解釈はいいんじゃないかな、と思ったし、雰囲気も今までで一番似合ってるかな、と思いました。
でも、技術的なところがあまりにも・・・ですね。台詞回しが学芸会レベル・・・(汗)歌も声量が今イチ。ポップス出身の人って意外と声量がない人が多いですよね。根本的に歌い方が違うのでしょうが。
でも、気持ちをこめて歌うコツは掴めてたと思います。これが全然できてない人もいるからなあ・・・
「ダンスはやめられない」なんか、高音部とか技術的な問題はあるものの、感情を乗せた激しい歌い方としては今までの人で一番良かったのでは。役に対する・・・というかこの曲に対する思い入れも感じました。
でもやっぱり喋るとなあ・・・(汗)厳しいものはあります。
山口祐一郎さんは、手で拍子を取りながら歌うのをやめてくれたのは良かったんですが、明らかに表拍でリズム取ってるのがわかる・・・(汗)ロックなんだからぜひとも裏拍で取れるようになっていただきたいものです。
アマデ役の子がお人形さんみたいにかわいかったです。そのかわいい顔で冷酷な表情をするのが怖くてよかったなあ。
阿知波悟美さんがとても良かったです。そういえばウェーバー家とかプラター公園とかシカネーダー登場とか、コミカルな場面はパワーアップしてたように思いました。
吉野圭吾さんも、そんなに変わらないシカネーダーだったのですが、なんか初演の頃よりもかなり器が大きくなったな・・・という感じでした。
カーテンコール、最後に幕の前にアッキーとアマデが出てきたのがかわいかったです。アマデの子がアッキーの真似して投げキッスとかしてるのがかわいかったなあ。
とまあ雑駁な感想ですが・・・
次回見に行く時にスイッチが入って素晴らしい舞台になっていることを祈ります・・・初演の時のように・・・
この作品、大好きなので楽しみにしていたのですが・・・
実は、初演の最初の頃に見た時は、非常に散漫な印象で、「何これ? つまらん」と思ったんですよね。
それが、チケット取っちゃってたから仕方なく見に行った千秋楽近くの舞台は、同じ作品とは思えないくらいに素晴らしくて、「見に来て良かった」と思ったんですよね。
今回見て、なんか初演の最初の頃に近い印象を受けました・・・
なんで? キャストもほぼ同じだし、もう三演目なのに・・・
席が遠い・・・のは関係ないよなあ。博多では2階席だったけど感動したもんなあ。
なんというか、まだスイッチが入ってないというか・・・とにかく私の心には迫るものがありませんでした。あまりにも良くて博多まで行ってしまった、あのパワーはなかったなあ・・・なんででしょうか。
来月また見に行くので、その時までにはスイッチが入っていますように・・・
で、キャストの話です。
ヴォルフガングはアッキー。
記者会見での「影を逃れて」があまりにも素晴らしかったので、かなり期待してました。なんか大人な歌い方になってて、蜷川作品に出てた分の成長が見られそう・・・と思ったのでした。
が・・・あれ、もしかして声の調子悪い・・・?
歌えてるし、高い声も出てるんですが、声量があまりなく・・・演技で抑えてるのとは違うと思んだけど・・・彼こんなもんじゃないと思うんだけどなあ・・・
と思ったのですが、ネット上でもそういう感想は見かけず・・・あれー? 別に調子悪いわけではない?
というわけで歌にはあまり感じるところがなかったのですが、演技は随分成長したなあ、と思いました。勢いだけで演じていた初演の頃よりも、ちゃんと演技できるようになったというか。ちょっと「エリザベート」再演のヨッシーを思い出しました。
今までよくわからなかった、父親への愛情も感じられるようになってて、私的にはツボでした。
他にも演技が深くなってるなあと思うところが多々ありました。ただその分、無邪気にはしゃぐ場面との落差が大きくなって、不自然に見えたところもありましたが。
市村さんは・・・うーん、前は「心を鉄に閉ざして」を歌い始めただけでだーっと泣いたのですが、特に来なかったです・・・
高橋由美子さんもそうなんですが、熱演が空回りしてるような印象がありました。うーん、舞台全体にスイッチが入ってないからなんでしょうか・・・
hiroさんのコンスタンツェですが、結構役の解釈はいいんじゃないかな、と思ったし、雰囲気も今までで一番似合ってるかな、と思いました。
でも、技術的なところがあまりにも・・・ですね。台詞回しが学芸会レベル・・・(汗)歌も声量が今イチ。ポップス出身の人って意外と声量がない人が多いですよね。根本的に歌い方が違うのでしょうが。
でも、気持ちをこめて歌うコツは掴めてたと思います。これが全然できてない人もいるからなあ・・・
「ダンスはやめられない」なんか、高音部とか技術的な問題はあるものの、感情を乗せた激しい歌い方としては今までの人で一番良かったのでは。役に対する・・・というかこの曲に対する思い入れも感じました。
でもやっぱり喋るとなあ・・・(汗)厳しいものはあります。
山口祐一郎さんは、手で拍子を取りながら歌うのをやめてくれたのは良かったんですが、明らかに表拍でリズム取ってるのがわかる・・・(汗)ロックなんだからぜひとも裏拍で取れるようになっていただきたいものです。
アマデ役の子がお人形さんみたいにかわいかったです。そのかわいい顔で冷酷な表情をするのが怖くてよかったなあ。
阿知波悟美さんがとても良かったです。そういえばウェーバー家とかプラター公園とかシカネーダー登場とか、コミカルな場面はパワーアップしてたように思いました。
吉野圭吾さんも、そんなに変わらないシカネーダーだったのですが、なんか初演の頃よりもかなり器が大きくなったな・・・という感じでした。
カーテンコール、最後に幕の前にアッキーとアマデが出てきたのがかわいかったです。アマデの子がアッキーの真似して投げキッスとかしてるのがかわいかったなあ。
とまあ雑駁な感想ですが・・・
次回見に行く時にスイッチが入って素晴らしい舞台になっていることを祈ります・・・初演の時のように・・・