ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

DOOM(ネタバレ)

2006年04月25日 | 映画
先週銀座で見てきました。
基本的にネタバレですが、重度なネタバレには伏字を使います。
カール・アーバン主演だけどなんだかつまらなそう・・・ということで行くかどうか迷ってましたが、行ってみました。
全然期待してなかったせいか、意外に悪くなかったんですよー。
少なくともナショナル・トレジャーとかアイランドよりはずっと良かったです(笑)
ゲームの映画化ということで、確かにありがちなところはありました。火星の研究所でヤバイ研究をやっていて、被験者が暴走して・・・という、「エイリアン」と「バイオハザード」を混ぜたような展開のお話しでした。
まあ、ゲームとしては「バイオハザード」よりも古いらしいですが・・・
「エイリアン」もかなり髣髴とさせるものがありましたが、エイリアンほど怖くはなかったかな。怖いの嫌いなのでまあ良かったですが。
だいたい、火星が舞台なのに宇宙船出てこないので、SFという雰囲気ではなかったですね。特殊部隊も銃で戦うのが基本でそんなにすごい装備ではなかったし。こういうところがゲームっぽかったですかね。
ただ、ゲームの映画化としてはなかなか良かったのではないかと思いました。
ゲーム由来のありがちな設定を向こうに、意外な展開もあってなかなか面白いかなと思いました。
ヒロインが主人公の元恋人、ではなくて姉だとか。(しかしこんなに似てない双子があり得るだろうか・・・(汗))おかげで不必要なラブシーンが一切なくて良かったです(笑)
あと、頼れるリーダーだと思われたサージェントが最後の敵になるところとか。
こういう展開はCUBEなんかでもありましたが、CUBEの場合は悪人が善人面していたという感じでしたが、こちらはもっと善悪の境があいまいな感じで、面白いかなあと思いました。
特殊部隊のメンバーもキャラクターが結構面白かったし。神にすがっている?ゴートがモンスターになって自殺する前に十字を切ったりという場面も印象的でした。まあ自殺だと知ったのは後で台詞で出てきてからでしたが(汗)ガラス頭で破ろうとしてるのかと思った・・・(汗)
隔離房の中でモンスターと肉弾戦を繰り広げたデストロイヤーはカッコ良かった。あのシーン結構面白かったです。負けちゃったのが衝撃的でしたが・・・
最後の方、少しゲーム目線の画面になるのもなかなか上手かったです。ずっとあれではつまらないけど、あの場面はむしろああいう画面になることでメリハリが利いていたように思います。
というか、モンスターを撃ちまくるなんて、普通の映画の画面で見たらとっても妙だと思うし・・・
しかし、ゲーム風の画面だとそういうのが違和感なく見られてしまうあたり、自分も結構ゲームに毒されてるのかなあと思いました・・・ほとんどやらないんですけどね。(一時期ゲーセンでタイピングゲームの「Type or Die」にハマってたことはありますが(笑))
一度気を失って、気がついたらゲーム視点に、というのもなかなか上手かったです。時々カール・アーバンの姿が映ると喜んだりして(笑)
ラストも、二人だけ生き残るというありがちな展開?でありながら、ご都合主義のハッピーエンドという感じでもなく、悲劇を強調するでもなく、どこか淡々としていたのがなかなかよかったように思いました。
ジョンとサマンサの両親の事故死という設定も、必要以上に掘り下げられず、さらっと描かれていたのは良かったかな。ラストにも効いていたように思います。
このあたりの抑えた感じは、カール・アーバンのクールな演技のせいもあるかなと思いました。激せず、どこか淡々として、ヒーロー然とはしていなくて、かといっていかにもアンチヒーローでもなく。
このあたり、主人公にしては印象が薄いという意見もあるようですが(汗)私はいいなあと思いましたよ。
カール・アーバンは全編通してカッコ良かったと思いましたよ! 彼だけでも見る価値あったと思いました。
あまりキャスト萌えはしない性質なのですが、今回見ていて、ヴィゴやショーン・ビーンのファンの方たちの気持ちがちょっぴりわかったような気がしました(笑)

というわけで今年見た映画の順位。
1.ナルニア国物語第一章ライオンと魔女/2.ロード・オブ・ウォー / 3.スタンドアップ / 4. ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス /5.キングコング / 6.ハリーポッターと炎のゴブレット / 7.PROMISE / 8.DOOM / 9.フライトプラン
迷った末にPROMISEより下に・・・いや実はPROMISEを最下位に移動させるかどうか迷ってるのですが(汗)フライトプランよりは面白かったですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンディエゴかバーミンガムかウェリントンか

2006年04月25日 | 指輪物語&トールキン
連休明けたらそろそろ夏休みの予定決めないとなあ・・・と思いながら、今年はどうも決め手に欠いて決断できません。
ショア指揮だったらサンディエゴで決まりだったのですが、ショアじゃなくなったら一気に微妙に・・・(汗)会場はコンベンションセンターのアリーナみたいなところらしいし、オケはCクラスだしで。
ちょうど同じ時期にOne Man LotRのチャールズ・ロスがショーをやってるのですが、残念ながらスターウォーズなんですよね。LotRだったら決め手になったのに。
でも、夏シーズンには他のコンサート情報も出てきていないし、このままだとサンディエゴ行かないとコンサートは聴けないのかなあ・・・
昨年はいつくらいからコンサートの情報が出てきてたのかなあと調べようと思ったら、自分で作ってるコンサート情報ではそのあたりが全く拾えず、我ながら「使えん!」と思いつつ(汗)TORnの過去記事を見てみたのですが、もしかしてアテネとかは5月下旬に発表になってる?? ノルウェーとかは4月半ばには発表になってるのですが。
うーん、もう少し待つと情報出てくるのかなあ・・・でも昨年と比べても情報量も一気に少なくなってるし、下手すると夏はサンディエゴだけ、とかあり得るかなあ・・・うーん。
ちょっと前までは、クリーブランドを最後のいい思い出に・・・なんて思っていたのですが、新文芸座で映画観てたらやっぱり聴きたくなってしまいまして(汗)
でもサンディエゴは本当に微妙なんですよね~。ついでにメキシコとN.Y.も行ってやれ、とも思うのですが、どうせメキシコ行くならもっとゆっくり回りたいよなあとか思うし・・・
でもシンフォニーも聴きたいような。うーむ。ああ、グラスゴーが1ヶ月遅かったらよかったのに・・・

サンディエゴやめるなら、昨年行くつもりだったバーミンガム・リーズあたりのトールキンめぐりをやるかな、という案もあるのですが、こちらはとても行きたいコースではあるのですが、別に今年じゃなくても、というのがありまして・・・
来年、上手くすると指輪ミュージカルの上演が夏と被らないかなあと期待しているのですが。そうしたらちょうどいいんですよね・・・というわけで今年行くのにはどうも決め手を欠くんですよね。

指輪がらみでは、ウェリントンでLotR展があるんですよね。
どうせ前にボストンで観たのと同じでしょ、と思っていたら、展示物増えるんですね。
ちょっと「おっ」と思ったのですが、どうも増えるのはミナス・ティリス、海賊船、戴冠式のアルウェンのドレス、アラゴルンの王冠、白のガンダルフのローブ、くらいのものらしく、これも微妙・・・以前アメリカでやった衣装展くらいたくさん衣装があったら絶対行きたいのですが。
ミナス・ティリスは見たいけどなあ・・・でもそれ一つではいまひとつ決め手にならないです。
NZなら映画のロケ地めぐりでも、と思うところですが、なかなか自力で回れるものではないですよね(汗)車がないと・・・。私免許ないし。
ホビット庄跡はツアーがあるそうで、このくらいは行きたいような気もしますが、真冬ってどうなんだろう・・・
エミン・ムイルのあたりも、すっかりスキー場になってるんでしょうね(笑)エミン・ムイルでスキーするのも一興かもしれませんが(笑)
それに、NZは一人でふらふら回るのはなんだか寂しいような気が・・・
まあ、指輪グッズはいろいろあるような気もしますが。

そんな訳で、どうも決め手に欠いている今日この頃です(汗)
今のところウェリントンは一番可能性が低いかな。イギリスにするか、サンディエゴにするか・・・うーん、やっぱり決め手に欠くな~(汗)
どうするか、しばらく悩んでいたいと思います。連休明けくらいにどこかいいところのコンサート情報出てきたりしないかしら。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする