ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

名前のこと

2004年07月16日 | 雑記
真の名前を他人に教えると支配されてしまうので、普段は通称名で通して、本当の名前はみだりに他人に教えない、というのは「ゲド戦記」や「クリスタル・ドラゴン」で読んでとても好きな世界観?だったりするのですが、ケルト文化をはじめ、実際にそういう風習を持った文化は結構あったみたいですね。
日本も、平安貴族などは本名はあまり表に出さず、役職で呼ばれることが普通でしたが(女性の場合は夫や父親の役職で)、これも似たような考えなのかもしれませんね。まあ、魔術的な意味合いというよりは、慎み?の文化なのかなあ、とかも思うのですが。
とまあそんなことに興味はありつつも掘り下げて調べたりはしてないんですが(汗)とりあえず現代に生活していたら、二つの名前を使い分けるなんてことはないよな、と思っていました、以前は。
ところが、ネットを始めたらそういう事態になるのですよね。つまりHNと本名と、で。(ケルト文化の話からいきなりHNの話・・・ものすごいレベルダウン(笑))
個人的には匿名とかHNとかあまり好きじゃなかったのですが、ネット上ではさすがに本名は怖いので、HN使うことにしました。
最初のうちは別に良かったのですが、だんだんネット上で知り合う人というのが出てきました。
私は個人的に知り合った人には、特に実際に会う場合には本名を明かす(ちょっと「真の名前」っぽい!?(笑))ようにしているのですが、一度HNに慣れ親しんでしまうと、なかなか本名呼びに移行しにくいものですね。
深く考えずに犬の名前をHNに使ってしまった私はいまでも激しく後悔してます・・・(大汗)名前を変えるのにも抵抗があって、結局ずるずるとこの名前で来てしまってますが。
しかし、この本名を明かすタイミングというのも難しいですね・・・。
特に、真面目な問い合わせがあった時などちょっと悩んでしまいます。いきなり本名は明かしたくないし・・・でもこんな間抜けな名前をいつまでも名乗っているのもなあ・・・と(汗)
あと、HNでちょっと恥ずかしいのは、私のHNを知らない普通の知り合いに誤ってHNの署名でメール送ってしまったりする時ですね・・・(大汗)間抜けなHNなだけに恥ずかしさ倍増・・・
そう言えば、「マトリックス」を初めて見た時に受けた衝撃。マトリックスワールドではHNだった名前が現実世界では本名になるということでした。マトリックスワールドでのHNは、自らがつけた「真の名前」ということになるのかな、というのは深読みしすぎでしょうか。
しかし、もし私がマトリックスワールドに生きていて、現実世界に目覚めたら・・・私の本名「ぐら」になっちゃうんでしょーか(大汗)「そんなのいやだあぁぁぁぁ!!」と思わず心の中で絶叫したのでした・・・(いやなら名前変えろよ・・・)
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原作未読の人のRotKの感想

2004年07月16日 | 指輪物語&トールキン
まずは昨日のサントラ話に書き忘れたことを。6月のアトランタ、7月のヒューストンのコンサートに現れたアラン・リーですが、フィラデルフィアには現れなかったようです。
フィラデルフィアに来なかったのなら、ピッツバーグにはまず来ないだろうなあ。ちょっと残念。
しかし、アラン・リーって今アメリカ南部に住んでるんでしょうかねえ? もしかしてフロリダあたりに住んでたりして・・・

先日、ブログで検索してたら、シネプレックスで初めてRotKを見たという方の感想を見つけて、ちょっと新鮮でした。
結構テレビ放映でハマったという人がいるみたいで、自分が原作を知っていたので、映画だけ見てハマるかどうかは客観的に判断できないもので、そういう人の話を聴くと「やっぱり面白い映画なのかあ」とちょっと嬉しくなったりします。
さて、その人はRotKでやはりかなり感動していて、その感想を読んでいたら、まあ大筋で私が初めて原作を読んだ時の感想と似たような感じだったので、そうかあ、と思いました。そういう意味では、PJ映画もおおまかな線はハズしてなかったかもなあと。
朝日新聞のPJとの対談が好評?だった村上隆氏をはじめ、原作を読まないでかなり核心をついた感想を述べていた人たちもいましたし。
ただ、細かい部分(なんて言ったら怒られそうだけど(汗))がきっと誤解されたままだろうなあ、と思うと歯がゆいような気がしてしまいます。メリーのこととか、デネソールのこととか・・・フロドとゴラムに関してはかなり深刻に誤解されいてる可能性大だし。サムもなあ・・・
映画でハマった人たち、お願いだから原作も読んでね! とこっそりここで力説しておいたりして(笑)
ちなみに、原作未読でフロドの旅立ちの理由を理解した(そしてエオメルとファラミアの見分けが今イチついていない(笑))妹は、映画RotKではアラゴルンの「For Frodo!」に一番感動したのだそうです。映画では皆がフロドのために戦っているというのが黒門前の戦いでようやくはっきりしますからねえ。「王の帰還上」を読んで、「『フロドのために』いつ出てくるかと思ったのに・・・」と言ってました(笑)
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