ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

RotK13回目にあれこれ

2004年05月05日 | 旧指輪日記
昨日はRotKの13回目を見て来ました。地元のシネコンでは一日一回上映になってるのですが、満員でした。まだまだ人気のようですね。
さて、3日連続鑑賞?で臨んで見たのですが、特に関係なく、いつものとおりに見られてしまったなー、なんて思ってました・・・灰色港までは。灰色港で、ガンダルフが「さらばじゃ、勇敢なホビットたち」と笑顔で言うのを見たら、なんか急に来まして・・・「ああ、ガンダルフとお別れなんだ」という感情が急速に盛り上がってしまって、そこから後かなり泣いてしまいました。すごい今更ですが(汗)
先行の日に3作続けて見られた方が「ガンダルフが主人公だった」とおっしゃっている書き込みを読んだのですが、なんかそんな感じがしました。ホビット庄にガンダルフが現れてビルボとフロドを連れ出し、最後はアマンまで連れ去って行くという話なんだなあと・・・(何か違う(汗))
FotRは素晴らしい出来だと思うのですが、でも泣ける場面はやはりRotKの方が全然多いですね。まあ、原作の展開を考えたら当然のことですが。登場人物一人一人の感情を丹念に描いているところは素晴らしいと思います。
でも、今平行して原作の「王の帰還上」を読んでいるんですが・・・やっぱり原作の方が良いんですよね(汗)読みながらだらだらと泣いております(笑)
PJは戦闘シーンに気合が入っている割には、ペレンノール野の合戦は原作に全然及んでないですね。原作ではそこここの場面で涙涙、なのですが。
初めて映画を観た時に今ひとつのめり込めなかったのはそれも原因みたいです。画面を暗くできなかったというので仕方ないかもしれませんが、暗黒の中に訪れる夜明け、雄鶏の時の声、風向きが変わったという予感、城門で対峙するガンダルフと魔王、微動だにしない飛蔭・・・ローハン軍が来たのもガンダルフと魔王が対峙するまさにその瞬間だったりして、原作では「角笛でした。角笛です。角笛なのです。」がもっと感動的だったので、映画で初めて見た時はなんかがっかりしてしまって、そんなにのめり込めなかったのでした。今ではあれはあれで好きですけどね。
とまあ色々考えてしまったのですが、RotKの上映もあと2回しか観られなさそうな私です。(上手くすればロンドンから帰ってから1回駆け込みで観に行けるかもしれませんが)そう思うとますます別れが辛くなったりして・・・
コメント
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