ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

久々に原作のこと

2004年05月01日 | 旧指輪日記
コンサート情報ですが、ついに(!?)イープラスにかなり詳しい特集ページができてました。5/10までにメールアドレスを登録すると情報を送ってもらえるようです。プレオーダーもあるようですね。
キョードー東京の新着情報のところにも出てました。チケット発売のプレイガイドについて詳しく出てますのでどうぞ。
さて、コンサートやらなんやらでバタバタしてるんですが、そろそろと(?)原作も読んでます。文庫の8巻なんですが、私やっぱり「王の帰還」上が一番好きかなあ・・・と思うくらい、好きな場面続出でワクワクしながら読んでます。
読んでいてつくづく思うのですが、原作のメリーに一番共感しますね。エオウィンの閉塞感にも共感を覚えますが、最近はメリーかなあと。置いて行かれたくないという気持ち、一方で山々の壮大な光景に「小さな部屋の中に逃げ込みたい」と思ったりと、メリーの気持ちの描写にはとても共感を覚えます。
そんなメリーの気持ちを理解しているアラゴルンの「彼は自分がどんな終局に向かっているのか知らぬ。だが、たとえ知っていてもやはり行くのだろうな」という言葉にもじーんとしたり。
一昨日は、電車の中だというのに、メリーがセオデンに剣を捧げる場面で泣けて来てしまって困りました(笑)原作ではメリーはセオデンへの愛情から忠誠を誓いましたが、映画では多分「自分も戦いたい」という思いからなのでしょね。劇場版でメリーが忠誠を誓う場面がカットされたのが惜しまれていますが、原作を改めて読んで、そもそも忠誠を誓う意味合いが変わって来てしまってるから、カットされてなくてもたいして変わらなかったかも、と思いました。
原作のメリーの成長に大きく係わっているのがセオデンとの出会いと別れだと思うので、その部分が抜け落ちてしまっている映画のメリーの成長が原作と違うのは致し方ないことでしょう。
そして、セオデンも映画とは全然違いますね。バーナード・ヒルのセオデンも好きですが、やっぱり原作の優しいセオデンが好きかなあと思いました。ホビット好きとしては(笑)
あと、映画のデネソールをさんざん観た後に読むと、原作のデネソールの苦悩やファラミアへの思いは容易に理解できるような気がしました。これも映画のおかげ?(笑)
コメント
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