ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

映画RotKのサム、ゴラム

2004年02月12日 | 旧指輪日記
さて、ようやく映画の内容の話を書く気になって来ました。ここまで来たら2回目見るまで待った方がいいような気もしつつ(汗)
先行見て以来、サントラも一切聴かず、気持ちをクリアな状態にしようと努力しつつ、ずっとRotK映画のことを考えていました。だんだん、良かったところが思い起こされるようになって来ているのですが、(そして思わず思い出し泣きとかしてたりして)とりあえずはひっかかった部分の話です。
まずはサムのこと。
TTTで最もひっかかってしまったサムなのですが、意外というか、予想通りというか、今回はそんなに違和感はありませんでした。考えてみたら、そもそもカッコ良すぎるサム、偉すぎるサム、というのも、RotKでの活躍の印象から来ていたのでしょうから、当然なのかもしれません。最後の方に行けば行くほど、違和感なく見られて良かったです。まあ、それでも原作とは違いますけど、充分許せる範囲かなあと。
一方でちょっとがっかりだったのがゴラムです。TTTであれだけ哀れな面を強調していたので、あのゴラムが滅びの亀裂に落ちて行くところはどれだけ辛いことか・・・と思ったのですが、結局RotKではスメアゴルに戻ることもほとんどなく、悪役に徹してしまっていて残念でした。TTTで充分哀れなゴラムを描いたから、もうその必要はないと判断されてしまったのでしょうか?
やはり、キリス・ウンゴルの階段を登った後の、フロドにそっと触れようとするゴクリの場面はやって欲しかったなあと・・・。フロドのサムの会話はTTTラストでやってしまったから仕方ないとしても、あの場面はできたのではないかと思います。
あのシーンがなくなったのって、やはり「ゴラムの策略でフロドがサムに裏切られたと思ってしまう」なんてエピソードが入ったせいですよね・・・。あんななんだか少女マンガのような展開にしなければ、スリリングなストーリーにならないと判断されてしまったというのがなんか悲しいなあ、と思うのでした。
このあたりは、SEEで多少補足されてればいいなあとか思っているのですが。
ちなみにフロドについてですが、私はまだまだフロドについては語る資格ないので、今はまだ書かないでおきます(汗)

コメント
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