さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

サバ飯の体験

2012-01-23 10:36:42 | 閑話休題
1月22日、茨城県中央青年の家にて、サロンリーダー災害研修会が行われた。


利根町の人と地域を活性化する研究会(利根研)古谷会長




防災科学技術研究所 プロジェクトディレクター長坂俊成氏「リスク対応型社会とは」




防災科学技術研究所 総括主任研究員 納口恭明氏「災害のおもしろ科学実験」
・「液状化現象」
地下水に浸かった緩い砂地盤に強い地震動が作用することで発生する。地盤が液状化すると、砂の支持力は消滅し、地中の物体に働く力は砂水による「浮力」と「重力」だけになる。これらの釣り合いの具合により、物体は浮き上がるか沈むことになる。(マンホールが浮き上がったり、電柱が沈んだりする)
・「建物の揺れ」
①共振現象;あらゆる物体には揺れやすいリズムがある。ある揺れのリズムにピッタリと合うように力が加わった時、揺れが非常に大きくなる現象の事。(例:メキシコ地震では地盤の揺れと10~15階建てビルの揺れのリズムが一致したため、それらの高さの建物のみが激しく揺れ倒壊した。)
②「耐震」は壁や柱など建物の構造自体を強化し、建物そのもので振動エネルギーを受け止め、その力に耐えられるようにする方法。
③「免震」は基礎と建物の間に入れた免震装置が振動エネルギーを吸収し、地盤の揺れが建物に伝わらないようにする方法・構造。
④「制震」は鋼やゴムなどを使用したダンパーという振動軽減装置などを壁や柱、屋上に設置し、建物の揺れを制限する方法・構造。






サバメシとは、サバイバルメシタキ、略して「サバメシ」
□準備するもの
・350mlのアルミ缶 2つ・・・スチール缶は固くてダメ
・1リットルの紙パック   3つ・・・裏にアルミ箔のついているものは、燃えないのでダメ
・アルミホイル15CM
・お米 120g
・水  165CC
・加工道具と火を扱う道具;ハサミ、カッター、缶切り、軍手、ライター
□手順
①二缶とも最初に上フタを缶切りで切り取り、一缶はそのままナベとして使う。もう一缶は缶の横に空気穴を4つ開けてコンロとして使用すつ。(横3CM×縦1.5CMの穴を、下に二つ、上に二つ)
②紙パックは燃料として利用する。最初に折り目に沿って切り、次ぎに1cmの短冊状に切り取る。ひたすら3パック分切る。
③お鍋の缶にお米とお水を正確に量って入れた後、アルミホイルを二つ折にしてフタをする。アルミホイルのフタは、缶の上縁の内側と外側から挟み込むように、しっかりと密着させる。完全に密着させるのが成功の秘訣。
□サバイバル・メシタキ~成功の秘訣5箇条~
1.コンロの加工、材料の計量は出来る限り正確に!
コンロの空気穴が大きいと缶が溶けてしまい、小さいと火が燃えません。米と水の量を間違うと、美味しいご飯は炊けません。
2.時間配分は、沸騰まで10分、炊飯15分の合計25分
火加減は、最初から最後まで強火を維持。燃やした時間がわからなくなったら、とにかく燃料を全部燃やせば大丈夫! 燃料は1.2.4.4.5と数え、5の時、燃料を投入するタイミングがよい。
3.牛乳パック燃料は「1本ずつ」投入して燃やす。
数本をまとめて、投入すると、火が消えたり不完全燃焼で煙だらけになる。また、完全に炊きあがる前に燃料がなくなってしまいます。
4.火が消えそうになったら、コンロの「下の穴」をあおいで再点火!
手のひらであおいでコンロの下の穴に空気を送ると、ボツ!と火がつきます。
5.燃料を投入するとき、コンロを突っついて倒さないように!
倒してしまっても、しっかりとアルミホイルでフタをしていれば大丈夫。慌てず、軍手をした手で立て直しましょう。
最後に・・・赤子泣いてもフタ取るな!
コメント
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