函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

情けない道警と函館税関

2011年11月01日 06時23分02秒 | 治安
元道警警部が上梓した「恥さらし」という本。
その中で告白した覚せい剤や大麻の薬物事件の泳がせ捜査を巡って・・・。
週刊フライデーは、事実か否かを道警本部と函館税関に書面で質した。

道警は、及び腰と言おうか、へっぴり腰と言おうか・・・こんな対応。
いずれの質問も個人の著作物の内容に関する事柄、だからコメントはしません・・・。
一方、函館税関は否定一筋・・・質問状にあるような事実はございません。

とまぁ、不都合なことは、ノーコメントや否定で逃げまくる体たらく。
逃げろ、隠せ、嘘をつけ!というお役所の得意技を駆使?
おそらく道警と函館税関は、上を下への大騒ぎであろう、と想像する。
問題がこれ以上、拡大しないよう祈っているに違いない・・・。

ところで元警部の稲葉氏は、書籍の中でこう訴えている。
私の行った数々の違法捜査は、全て上司に報告した・・・。
その上で、上司の判断によって進められてきた。

いまだ報いを受けていない私の共犯者たちの多くは、定年まで勤め上げる。
ある者は、道警の幹部として今も在籍している。
彼らは恥ずかしくないのでしょうか・・・。

もちろん私は、『警察組織の犠牲になった』と、被害者面をするつもりはない。
ただ、私が警察という組織にどんな使われ方をしていたのかを知って欲しい。
そして警察組織が今後どうあるべきか、判断して欲しい。
それだけを願っています・・・。

道警銃器対策課の幹部たちは、この言葉をどう受け止めるのだろうか。
その中には、私の初任科生時代(警察官の卵)の同期生もいた。
一緒に勤務した同僚・仲間たちもいた。
そして現在は、警察署長をやっている者もいる・・・。

そんな折、またまた道警の巡査部長(30歳)を、架空調書作成で逮捕。
道警の監察官室長は、恒例の金太郎飴謝罪で胸を張る。
警察官として許される行為ではなく、厳正に処分する!・・・。

監察官室長もよく言うなぁ~、厳正な処分をする心意気は本当か?
それならば、元銃器対策課の幹部たちを逮捕したらどうだ。
全てを稲葉個人の責任に押し付けるのは、あまりにも卑怯でないか。

それにしても士気阻喪した姿は、余りにも気の毒であり情けない。
あまつさえ、地域の安心・安全を口にするのだから、何をか言わんや。
あ~ぁ、困った組織・・・しっかりして欲しいなぁ~。

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