高齢ドライバー

2017年末の75歳以上の運転免許保有者は約540万人。
そして警察庁は、高齢ドライバーの認知症を予測した。
75歳以上のドライバーの認知機能検査を強化した改正道路交通法。

それが施行された2017年3月から同年末までに、172万5,292人が検査を受け・・・。
4万6,911人が認知症のおそれがある第１分類と判定されたそうな。
75歳以上のドライバーは、3年に1度の免許更新時等に認知機能検査を受ける必要がある。

第1分類のほか第2分類（認知機能低下のおそれ）。
第3分類（認知機能低下のおそれなし）に判定される・・・。
従来は第1分類のうち一定の交通違反をした人だけが、医師の診断を受ける義務があった。
しかし改正後は、第1分類となったドライバー全てが受診対象となった。

第1分類と判定された人のうち、診断待ち等を除く2万4,816人の状況をみるとこうだ。
医師の診断で免許継続が認められたのは9,841人(39.6%)。
一方、免許の取消し等は1,351人(5.4%)、免許を更新しなかったのは2,571人(10.45)。

自主返納も1万1,053人(44.5%)で、運転を断念したのは6割を超えたという。
さてさて、自分はいつまでドライバーとして運転できるのか。
現実の問題が、目の前に大きく立ち塞がって来た・・・。

改憲ロジックに思う

どうも安倍クンの改憲ロジックが理解できない・・・。
昨年の衆議院選公示を前に与野党8党の党首によるネット討論会を思い出す。
これに安倍クンも参加して改憲構想の思いを語った。

憲法9条第1項と第2項を残し、自衛隊の存在を新たに書き加えるとしたキミの提案。
それを巡っては、シビリアンコントロール(文民統制)をしっかり明記するとした。
要は、選挙で選ばれた国民の代表である安倍クンが、自衛隊を統率する力を持つということだ！

軍人が軍を統率すると戦争をし易くなるのでそれを避けるため、キミが制御して頑張るという制度。
そこに来て百合子ちゃんは、こう煽った・・・。
自衛隊を憲法に加えると、防衛省と自衛隊の関係はどうなるの？
自衛隊の方が上に来るんじゃないの？と指摘。

振り返れば、南スーダンPKO部隊の日報問題では・・・。
陸上自衛隊内に残っていた日報の電子データが、案の定隠された。
シビリアンコントロールが効いていないから、そんな隠蔽も罷り通るとの指摘だった。

これに対して安倍クンは、北の脅威に対して強固な国際関係を構築したと胸を張っていた。
はぁ？憲法を無視して安全保障関連法を強引に作った安倍クン。
キミに与えられた宿題は、中途半端だぜよ！安倍クン。

現時点でキミが改憲を語るのは、早過ぎ・生意気過ぎでないかなぁ？・・・。
と思っていたら、いよいよ具体的な改憲案を登場させつつある。
続編は、その2以降の話題にして行こうと思う・・・。

裁量労働制

今、美しい国の政治劇場で、「裁量労働制」が注目されている。
そう、対象職種の拡大を巡る働き方改革関連法案の議論だ・・・。
そもそも「裁量労働制」とは、みなし労働時間制の一種。

労働時間に関わらず賃金が支払われる制度。
働き手は、自らの裁量で仕事ができるとされている。
その反面、長時間労働をしても残業代は支払われない。

と言うことで、会社側による濫用の危険性も底流に渦巻く。
対象業務等の適用基準は厳しいようだ。
現行法では、研究者や記者、デザイナー等の専門的な職種。
あるいは、企業の中枢で事業計画等に携わる業務に限定。

しかし、裁量がない労働者に適用され・・・。
結果、長時間労働を強いられているケースは少なくない。
ブラックな長時間労働や残業代未払いのトラブルも相次ぐ。

だから、「定額働かせ放題」という批判も出る有様だ。
そして政治劇場では、異なる方法で裁量労働制と一般労働者のデータ駆使。
本来は比較できないものを不適切に使用して答弁。

また、残業時間が「1日45時間」といった間抜けな数値が見つかる等・・・。
杜撰さが発覚して、安倍クンが答弁を撤回・謝罪するハメに・・・。
更に他にも数値異常等の不備が見つかっているらしい。

しかしこんな暴風雨に遭遇する安倍軍団だが・・・。
対象業務を一部の営業職等に広げる法改正を目指して堪える。
その背景には、経済界からの強い要望があり・・・。
それに応えるべく今国会を「働き方改革国会」と位置付けて頑張る景色。

安倍クンの持論である一億総活躍社会は・・・。
一億総働け！社会の絵に変貌してきたの感である・・・。
とまれ、安倍クンはこんなことを宣っていたらしい。

私が先頭に立たなければ岩盤規制には穴が開かない・・・。
高揚感を漂わせ過ぎた安倍クン・・・。
雇用改革は、キミに取って大変な宿題になって来たよ！

せいぜい頑張ってね！

ぼったくりバー顔負けのカジノ

おい！自民党と公明党のセンセイたち、頭が故障したんじゃないのか？
統合型リゾート(IR)の中核となるカジノ施設の入場料。
原案の「全国一律2,000円」から引き上げる検討に入ったとか。

ギャンブル依存症への懸念が強い公明党等から、入場料が安過ぎる等の異論。
安倍軍団は、公明党への配慮から入場料の引き上げを容認する方向・・・はぁ？
IR実施法案の国会提出を見込む3月上旬までに具体的な額を検討するそうな。

安倍クン、そして自民党と公明党のセンセイたち。
ちょっと立ち止まって頭を冷やせよ！
入場料を引き上げて、ギャンブル依存症を撲滅できるのか？

公明党のセンセイたちは、入場料が低すぎて依存症対策にならないと異論らしい。
おいおい！正気か？政治屋諸君！
それこそキミたちの自己満足的な弥縫策にほかならないだろ。

どこかでキミたちに鼻薬を聞かせた奴がいるんじゃないのか？
入場料を高くしたところで依存症を防げたら神様だ！
漫画チック過ぎるカジノ入場料・・・。

安倍軍団は、世界最高水準のカジノ規制を導入すると明言しているようだし・・・。
公明党には、8,000円の入場料を徴収するシンガポールと同水準にすべしの意見もあるとか。
それじゃ、ぼったくりバーが顔負けするほどの入場料をむしり取ったらどうだい！

キミたちの仕事は、笑うを通り過ぎて嗤うしかなくなって来た。
底意は、カジノ事業者からむしり取る？徴収予定の納付金だろ！
一律で3割を徴収する案と収入額に合わせて3～5割を徴収する案等が盛り上がっているよだ。

ということで、美しい国が胴元になる姿が鮮明になってきた景色。
国民をニコチン漬けとバクチ漬けにして金を巻き上げる仕事に汗する安倍クン。
国民を徹底的にイジメる仕事？・・・。

楽しいかい、安倍クン！

格安の宿

毎年、3月末の春休みに関西居住の孫たちが、函館を訪問していた。
しかし今回は、札幌で会うことにした。
当然、春スキーや札幌市内の観光を計画に入れたのは言うまでもない。

そこで団塊オヤジは、宿探しに四苦八苦・・・。
3人で宿に泊まれば結構な金額。
ということで格安の宿をWeb上で探し始めたが、「Airbnb」というサイトに遭遇。

このサイトは、世界各国から日本を訪問する旅行者等に・・・。
安心・安全と格安の宿を提供する新形態のビジネス。
調べて見ると、個人のマンションや一軒家を格安で貸してくれる仕組み。

まずはメールアドレスで登録してみた。
その後、どんどん探しまくって3人で2泊3日・・・。
なんと16,153円、1日あたり8,000円という格安の宿を発見。

迷わず予約を入れて、宿泊代もクレジットカードで決済。
契約が完了すれば、ホスト(貸主)の電話番号やメールアドレスが分かり連絡も密になる。
いまやホテルでも、食事なしは常識の時代。

外食を摂っても安過ぎる宿泊費・・・。
今では、旅行手配を一手に引き受ける大手企業が寡占化状態。
しかし、これからの旅行は、「Airbnb」のサイトに目線を置く。

そんな生活防衛も一考の予知があるんじゃないだろうか・・・。

加熱するギャンブル

カジノに次いで、プロ野球もギャンブルに燃えるのか？
何と、「野球くじ」の導入に向けて・・・。
日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団が本格的に検討を始めたらしい。

NPB幹部と12球団の代表者が那覇市内で会議を開催。
スポーツ振興くじ(toto)に野球を加えることを正式な議題として取り上げ。
反対している球団はないようで今後は、選手会や審判員との調整に向かうとか。

2020年東京五輪やそれ以降のスポーツ界発展のための財源として・・・。
政界等から野球くじ導入への期待が高まっていたようである。
そして早ければ、来年2019年から実施される可能性があるそうな。

ところで購入者が自分では勝敗を選べず、コンピューターが無作為に選ぶ「非予想方式」を想定。
サッカーのtoto「BIG」と同じ方式。
しかし野球の場合は、投票後に対象試合が分からない方式が検討されているんだとか。

たとえば、1週36試合のうち一部を対象とするが、どの試合かはtotoの結果が出るまで分からない。
対象試合数や雨天中止の扱い等、詳細は今後詰めていく・・・。
振り返れば、サッカーＪリーグ等を対象としたスポーツ振興くじは・・・。
2016年度の売り上げが約1,118億円にのぼる。

そして収益の一部が、スポーツ団体へ助成されている。
野球くじが導入されれば、プロ野球も助成の対象となり・・・。
NPBと12球団が行う野球振興事業等に充てられるそうな。

Jリーグでは、新スタジアム建設費の助成にも使われている。
ということで、球界でも新球場建設の際の助成に使われる思惑も見え隠れ。
さてさてこの作戦・・・ギャンブル好きの心を掴めるのか？注目して行きたい。

藤井棋士の快挙

メディアもびっくりして最年少棋士を・・・。
また歴史を塗り替えて将棋界に名を刻んだと持ち上げる景色。
2月17日に行われた朝日杯将棋オープン戦の準決勝。

藤井聡太五段(15歳)が永世７冠を持つ羽生善治竜王(47歳)と対戦。
羽生竜王も攻め合いに出たが、着実な攻めで羽生玉を寄せ切り、119手で決勝進出を決めた。
そして決勝では、広瀬章人八段(31歳)を破って優勝。

棋戦初優勝で六段昇段という快挙。
メディアもトップ棋士を前に実力を遺憾なく発揮した中学生棋士を褒めたたえ・・・。
将棋界に新時代をもたらそうとしていると持ち上げる。

普段はあまり喜びを表に出さない藤井六段が語る・・・。
会心の笑みを浮かべて最年少六段になった心境を聞かれると・・・。
五段から半月ほどしか・・・と照れ笑い。

今日はどちらもトップ棋士の先生だったので思い切りぶつかっていくだけだと思っていた。
その通り積極的に指せたと思うと振り返える・・・。

藤井六段の優勝を見届けた羽生竜王は、こう語る・・・。
決勝戦も動じない、力強い指し回しだった。
盤上の駒の形、その認識度の高さを感じる。

ますます伸びていくのではないか。
間違いなく藤井さんはタイトル戦に出ると思うが・・・。
そこに私がいるかどうかが問題ですと冗談ぽく語る・・・。

A級棋士も藤井六段の快進撃には、度肝を抜かれているに違いない。
そして優勝賞金が750万円！！中学生にして破格の大金ゲット。
さすがの団塊オヤジも優勝賞金を知って二度ビックリである・・・。

羽生&羽生

羽生さんと羽生君で盛り上がる昨今。
まずは将棋界から初となる国民栄誉賞を受けた羽生善治竜王(47歳)。
囲碁界の井山裕太十段(28歳)と揃って2月13日にダブル受賞。

将棋盤上の戦いを制してきた羽生氏はさらなる活躍を誓ったが・・・。
2月17日に最年少棋士と朝日杯将棋オープン戦の準決勝で藤井聡太五段(15歳)と対戦。
結果は、羽生善治竜王が敗退し、国民栄誉賞受賞の喜びも色あせるような景色。

もう1人は男子フィギュアスケートのソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(23歳)。
こちらは昨年末の負傷のため、ほぼぶっつけ本番で五輪の大舞台である氷盤に臨んだ。
結果は、平昌五輪でも金メダルをゲット。

ということで美しい国は、金メダルの連覇は66年振りとはしゃぎまわる。
更にメディアといえば、初の同名対談企画で熱く燃えているのだとか。
二人の羽生が将棋盤と氷盤で動けば、必ず話題が生まれるような展開。

ともに忙しい羽生&羽生のようだが、夢の対談は実現しそうな雲行き。
三流メディア？の腕の見せ所と言ったところだろうか？
テレビ局にすれば、高視聴率で稼ぎたいんだろうなぁ～。

また安倍クンは、国民栄誉賞を授与することで、男を上げるんだろ？
安倍クン！喜べ！頑張れ！
国民栄誉賞＋金メダル=キミの希望した絵が完成で株が上がるぞ！

北の財政難

ロケット飛ばしで頑張っている北朝鮮が大変のようだ。
国連（UN）は先般、北朝鮮からの分担金の支払いが遅れていることを認め・・・。
支払いができるように北朝鮮側と協議中だとか。

北朝鮮側は、自国の銀行に対する制裁措置が原因で送金できないと訴えている。
同国の国連大使は、国連の管理局長と面会し、分担金の支払いが困難の状況を説明。
北朝鮮の外貨取引の大半を行う北朝鮮の朝鮮貿易銀行が、昨年8月に制裁対象となる。

その結果、国連に支払うべき約12万1,500ドル(約1,300万円)が送金できなくなったという。
北朝鮮は、違法な制裁措置が国連加盟国としての義務の履行を阻んでいると非難。
国連では未納額が、過去2年の分担金の合計を超えた場合・・・。
最終的に国連総会での投票権を失う可能性があるそうな。

でも思うに北朝鮮自身、なぜ制裁を受けたのかを冷静に考えた方が良いのでは・・・。
そんな憂いを尻目に北朝鮮では・・・。
2月15日、故金正日総書記誕生76周年を祝う報告大会を平壌で開いた。

金正恩の側近は、こう語る・・・。
(核開発と経済建設を同時に進める)「並進」の旗印を高く掲げ・・・。
自衛的な核抑止力を一層強固にし、我々独自の威力ある先端兵器をさらに多く開発、生産する！

でもねぇ～、この強気の発言はいつまで持つのかなぁ～・・・。　

カジノに燃える政治

美しい国の政治がまぶしく輝く。
今度は、統合型リゾート(IR)の中核であるカジノの制度設計に燃える・・・。
日本人らの入場回数を週3回、月9～11回までに制限する方向で検討。

ギャンブル場の面積も15,000㎡の上限を設けるんだとか。
カジノが巨大化しないようにするためというから、嗤うしかない。
今後、自民党内で詳細を詰めて公明党等とも調整で進行・・・。

今国会に提出予定のIR実施法案に盛り込みたいそうな。
ギャンブル依存症の発生を抑えるのが狙いというが、ほとんど嘘くさいなぁ～。
入場回数制限は、すべての日本人と外国人の国内居住者が対象。

日本を訪れた外国人旅行者には適用しない等々。
入場回数制限でギャンブル依存症を撲滅？
やぶ医者顔負けの大胆さには、ただただ驚く・・・。

おまけにカジノの入場には、個人番号カード(マイナンバーカード)の提示を義務付けて・・・。
回数を厳格に把握できるようにすることも検討。
おい、安倍クン！キミたちは頭が故障したんじゃないのか？

みちや会の新年会

久しぶりの上京だが、目的は「三橋美智也みちや会」の新年会。
今回は、創立30周年という大きな節目でもある年。
入会して2年半足らずだが、デカい顔をしての参加である。

昨年暮れに案内を受けて迷わず参加申し込み一番乗り？
北海道から格安航空を利用しての上京である。
１か月ほど遅れの2月17日(土)に東京上野での開催だが・・・。
参加者は全国各地から100名ほど、三橋美智也さんの弟2人も参加。

更に昭和の大演歌歌手春日八郎さんの娘さんや落語協会会長の柳亭市馬師匠。
三橋美智也さんとデュエット曲が一番多かった歌手。
下谷（したや）二三子さん（キングレコード）等が出席という豪華版。

また全員に三橋美智也さんの曲を唄わせてくれる大イベントでもある。
団塊オヤジも事前に「男と男」という曲をエントリーしたが・・・。
皆さんは、ほとんど聞いたことがないはず。

イントロは、こんな塩梅・・・。
何も言うなよ～♪、終わりまで言うなよぉ～、目と目で分かる男と男～～🎶・・・。
テンポのいい節回しで、とにかく痺れる曲！
でも参加者が数多のため、唄えるのは2コーラス、つまり2番までしか唄えないルール。

そして新年会の中身と言えば、6時間の超ロングラン。
午前11時30分から午後5時30分までの大宴会。
そうだよねぇ～、一人3分足らずで80人以上が唄えば5時間近くはかかる計算。

そして最後は、宴会盛り上げ隊長のMさんの盆踊り指導で締めくくり・・・。
上京した甲斐があった楽しい新年会デスた。
おまけにこれまで挨拶をしていなかった美智也さんの弟さんや下谷さんにも挨拶する図々しさ。

でも心残りは、「男と男」をﾌﾞﾛｸﾞ訪問の皆さんに聞いてもらえないことかなぁ？
至極残念ですが、別な機会にご披露しますネ・・・。
美智也節が絶好調の中を楽しく過ごさせて貰った一日。

2次会は、お一人様2,000円の居酒屋へ猛ダッシュ！
食べ飲み放題でこの価格。信じられない景色ばかりの東京ミニ旅行。
しかし帰道したら、雪かきの重労働が待ち構えているに違いない・・・。

江戸時代の防災対策

「江戸の地形の秘密」という面白い記事。
記事を書いた方は、下谷広小路を防災都市の原点だという。
以下、記事の一部を引用して紹介させて貰う。

写真は、歌川広重が描いた江戸百景の一つ「下谷(したや)広小路」。
この場所は、当時の寛永寺の門前で現在の上野公園・・・。
呉服商の店前をお揃いの傘をさして、上野の桜を見に行く女性の一行があでやか。

当時の江戸で徳川家の菩提寺である寛永寺に続く道。
それを何故、これほどまでに広くしたのか、という筆者の着眼点が面白い。
この絵が描かれたのは、1850年代の安政年間。

それより200年ほど遡る1657年(明暦3年)に江戸では、「明暦の大火」という大火災が発生。
本郷丸山本妙寺から出火し、江戸の街全域をほぼ焼き尽くした。
死者10万人を超える日本史上、最悪の火災だそうな。

「火事と嘩は江戸の華」と言われるほど・・・。
紙と木でできた家々が密集する江戸の街は、何度も火災に見舞われる。
時の徳川幕府が考えた防災対策は、道幅を広くすることだった。

延焼を逃れるための広い道・・・それが「下谷広小路」が作られた発端だと言う。
この防災計画の中心人物は、会津松平家の初代当主だった保科正之。
彼は三代将軍家光、四代将軍家綱に仕えた幕閣で、家光の腹違いの弟でもあるそうな。

「明暦の大火」では江戸城の天守閣も消失。
しかし彼は、天守閣の再建よりも江戸の街の再建を優先させた。
著者は、写真にある商家や民家の屋根にも言及。

それまでは板葺きや茅葺きの屋根で、火の粉が飛んで来れば簡単に燃えてしまう。
それを防ぐために瓦屋根の普及にも尽力したと記す・・・。

そして今の東京は、首都直下型地震が懸念される。
安倍クン！キミのまさか対策は大丈夫か？
保科正之城主に学ぶことは、数多あるぞ！

憲法改正にうつつを抜かしている暇はないと思うんだが・・・。

パチンコいじめ

安倍クンのチームによるパチンコいじめが露骨だなぁ。
ギャンブル依存症対策の関係閣僚会議を首相官邸で開いたが・・・。
そこでは、パチンコの出玉数を現行の3分の2程度に減らす具体策をまとめた。

家族の申告で施設利用を制限できる仕組みも導入。
競馬場や場外馬券売り場等に置かれている現金自動預払機(ATM)は・・・。
撤去やキャッシング機能廃止の措置も講じる。

めどが付いた対策から順次実施する方針と鼻息も荒い。
関係閣僚会議は昨年12月、カジノを解禁する統合型リゾート（IR)推進法の施行に合わせて設置。
カジノにとどまらず、ギャンブル全般の依存症対策の検討を進めるらしい。

官房長官は、こんなことを宣って胸を張る。
不幸な状況に陥る人をなくする対策をしっかり実施しなくてはいけない。
関係省庁は、不断に取り組みを強化して欲しい。

はぁ～？今までさんざん、競輪・競馬・競艇と煽っておきながら何ということだ？
警察庁もパチンコの出玉規制では、こんなに頑張る・・・。
平均的な遊技時間(4時間)の出玉数を発射数の1.5倍未満とする規則を新設。

大当たりの出玉上限も現行の2,400個から1,500個に減らす。
パチスロも同様に規制を強化する仕組み。
警察庁が風営法施行規則などの一部を改正、今年2月1日から施行。

と言うことで、パチンコもさっぱり面白くなくなった。
そうだよなぁ、カジノを最優先で合法的にビックなギャンブル場を盛り上げるため・・・。
地ならしが着々と進行の美しい国の景色である・・・。

パチンコをいじめるだけが能でもあるまいに・・・。

シェアハウスを巡る不正

相変わらずズルいビジネスがのさばる美しい国。
今度は、会社員らが投資目的で建てたシェアハウス(賃貸住宅)で・・・。
約束された賃料が払われなくなる問題が表面化。

融資関係資料の改ざんなどの不正が多発していたというじゃないか！
預金額の水増し等で信用力を上げて・・・。
多額の融資を受けやすくしたと見られる。

融資の多くは、静岡県沼津市にある地方銀行のスルガ銀行が行っていた。
事件の内容は、こんな塩梅だ・・・。
首都圏を中心に急拡大した「シェアハウス投資」。

トイレ等が共用のシェアハウスで会社員らが1棟丸ごとオーナーになる。
長期の賃料収入を約束する「サブリース」とかで勧誘され・・・。
副収入目当ての会社員らが、1棟1億円超を借入して建てる例が多い。

不動産業者等は、土地紹介や建築請負更に入居者募集なども担う。
ところが800人超が、賃料が払われないトラブルに巻き込まれてしまった。
顧客が多いS不動産会社は、先月から約700人への支払いを停止・・・。

シェアハウス投資では、不動産会社と提携する数十社の不動産仲介業者が窓口。
会社員らは融資を受ける際、仲介業者に預金通帳の写し等を渡し、銀行との手続きを一任。
ところが一部の融資で書類が改ざんされていた・・・。

預金残高を10倍以上に膨らませたり、業者に多額の頭金を振り込んだりしたように書き換え。
多額の預金や頭金で支払い能力があるように見せかけ、融資を引き出しやすくした可能性。
そんなことが指摘される今回の事件・・・。

発覚の発端は皮肉過ぎる・・・。
シェアハウス賃料の支払い停止後、融資返済が厳しくなった会社員らが・・・。
スルガ銀行に返済猶予を求める中での不正が発覚だ・・・。

多くの改ざんは、会社員らが知らぬ間に行われていたようである。
詐欺臭い景色が見え隠れ・・・。
ここは捜査のエース？である警察の出番だろうなぁ～・・・。

酒vsヨーグルト

酒による酔いの回りを遅らせる方法の話題。
酒を飲む前に飲むヨーグルトを胃に入れると、酔いの回りが格段に遅くなるらしい。
アルコールだけの場合は、胃や腸ですぐに吸収される・・・。

しかし、飲むヨーグルトには乳脂肪が含まれていて・・・。
空腹状態でアルコールを摂るよりも消化が緩やかになるそうな。
一般的なヨーグルトには、タンパク質やビタミンB1も含有。

ということでこれらの栄養素が摂取でき、酔いの回りが遅くなるらしい。
ヨーグルトを飲むタイミングや量は、こんな塩梅。
飲むタイミングは飲酒する30分前～直前くらいが良い。

飲む量は100～200cc、つまりコップ1杯分程度がグー。
ただし、飲むヨーグルトは多くの砂糖が含まれている。
ということで飲み過ぎによるカロリーオーバーには、十分注意だそうな。

また、ヨーグルトには脂質も多く含まれる上・・・。
飲み会の席では唐揚げなど脂質の多いメニューにも注意とか。
ヨーグルトのほかには、「もずく」「めかぶ」も良いらしい。

これらの海藻類には、フコイダンという成分が含有しており、アルコールの分解を助けるという。
また、おつまみも生野菜や枝豆、豆腐、卵、肉等々もOK。
併せて水も多量に飲む工夫も良いようだ。

だから飲むヨーグルトだけに拘らず、お酒と楽しく付き合うことも肝要。
結論は、飲み過ぎは、胃肝臓・・・いかんぞ～のようである・・・。