日銀の追加金融緩和策

日本銀行が、1月にマイナス金利政策の導入を決めて以来・・・。
更に追加緩和策を打ち出した。
黒田総裁は、政府が纏める経済対策との連携を強調して記者会見でこう語る。

追加緩和の狙いを、英国の欧州連合(EU)離脱問題や新興国経済の減速。
それを背景に、国際金融市場で不安定な動きが続いている。
こうした不確実性が、企業や家計の悪化につながることを防ぐため、だとする。

国債の買い増しやマイナス金利幅の拡大をしなかった点は・・・。
どちらも限界にきているとは考えていない、と強調。
今後も手段としては、あり得るとする・・・。

また、経済は抜本的に改善したとするが、物価安定目標の2%には達していない。
実現に何が必要かを、虚心坦懐に検証して行く・・・。

でもねぇ～、2年程度を念頭に物価上昇を達成するとして緩和を始めたが・・・。
既に3年以上が過ぎている現実。
経済オンチの団塊オヤジだが、黒田さんの強がる姿勢が気にかかる。

専門家の間では日本銀行の金融政策は限界、そんな指摘の声もあるのだが・・・。

低所得者対策

お金はお足とも言われるが、1万円札を細かくしたら・・・。
あれよあれよと言う間になくなってしまう。
無駄遣いをしている訳ではないが、すぐさま手元から消えてしまう。

ところで政治劇場は、こんな大判振る舞いを演じる予定。
低所得者に1人当たり15,000円を配る・・・。
いわゆる「簡素な給付措置」の拡充を経済対策に盛り込む方針を決めた。

この措置は、消費税率を8%に引き上げた2014年度から低所得者対策として運用。
今年度は、1人当たり年6,000円が配られる。

そして今回の拡充は、住民税が非課税の低所得者約2,200万人を対象とする予定。
その背景には、低迷する個人消費があり・・・。
この給付措置で、個人消費の底上げを狙う作戦。

そして事務費を含めて約3,700億円の経費は・・・。
秋の臨時国会に提出する今年度補正予算案に計上。

税率10%への引き上げが、19年10月に再延期された。
そんなことから、来年4月から約2年半分を前倒しして、まとめて配付。
ただし給付の時期は、来年の夏頃になる見通し・・・。

気の遠くなるような話で弱者を持ち上げる対策。
弥縫策に思えてならないのだが・・・。

GPS端末内蔵の靴

またまた情報ツールが活躍する商品が出た。
認知症の見守り対策として、全地球測位システム(GPS)の端末を内蔵した靴が普及中。
位置情報等をスマートフォン(スマホ)等で確認でき・・・。
居場所を素早く確認できる商品。

千葉県下の介護用品店が展開するサービスはこうだ。
靴の中敷きに厚さ約1.2cm、重さ約30gのGPS端末を埋め込む。
これで位置情報等をスマホやタブレット端末で確認できる。

自宅から50m以上離れるとメールで知らせる。
料金は2年契約で8万円からで、1カ月の有料試用は4,250円。
靴代18,000円は別だが、契約は現在60件。

また、高齢者向け賃貸住宅の運営会社もこんな靴を開発。
GPS端末を靴に埋め込んだ「GPSどこでもシューズ」(37,800円)を発売。
月額1,020円の通信料が別途必要だが、約140足が売れた。

前橋工科大の教授は、こんな開発を進めている。
マットに置くだけで充電できるGPS端末付きのシューズ。
現行の靴は、電池が最長3～4日間程度しか持たない。

そのため、そのたびに充電する必要があった。
と言うことで、スマホ等で利用されている「非接触型充電」の技術を応用。
マットに置くだけで充電が始まる仕組み。
介護施設で試験中だが、9月にも商品化したい、と教授は意気込む。

首に下げる端末もあるが、身につけず外出することもある。
介護する家族は、GPS端末内蔵の靴が有効な手段と期待を寄せているそうな・・・。

スマホでATM利用

最近の情報ツールの進化には、目を見張るものがある。
今度は、三菱東京ＵＦＪ銀行がこんな業務開発。
スマートフォンで、本人確認のシステムを新たに構築。

9月からは、スマホで預金口座を開設できるようにする。
更に2018年春には、スマホだけで現金自動出入機(ATM)から現金を引き出す。
なんと「カードレス」のサービスを初めて導入。

スマホのセキュリティー技術の向上が著しい。
だからキャッシュカード機能をスマホに統合して行けば・・・。
印鑑やカードよりも安全性が高まるとの判断。

仕組みはこんな塩梅らしい。
スマホで口座を開設するにはまず、専用のアプリを取り込む。
アプリが、運転免許証の氏名、住所、生年月日等のデータを読み取れば申込みが完了。

申込者には後日、銀行との取引開始の通知書が届く。
通知書を受け取った申込者には、ICキャッシュカードを送付。
銀行は印鑑の代わりに、キャッシュカードで本人かどうかを確認。

続く2018年からのカードレスのサービスは、こうだ。
アプリに、同行のインターネットバンキングで使っているID等を入れて登録。
するとスマホが、キャッシュカード代わりになる。

ATMから現金を引き出す際は、パスワードや指紋認証でスマホを起動。
専用アプリに金額を入力、ATMにスマホをかざして暗証番号を入力。
すると現金を引き出せる仕組み・・・。

凄いことをやるねぇ～、三菱東京ＵＦＪ銀行さん。

ポケモンGOの功罪

昨年１年間で携帯電話使用等が原因の交通事故は・・・。
死亡事故30件を含む1,954件、違反取締りは103万5,226件。
ところが最近は、スマートフォンのゲームアプリ「ポケモンGO」が大変な人気。

ゲームに夢中となっての事故等が続発。
運転中にゲームをしていて起きた交通事故が、少なくとも11都道県で36件。
自転車が絡む事故を含め、少なくとも人身事故が4件、物損事故が32件。
道路交通法違反による取締りは、26都道府県で71件。

死亡事故や重傷事故には至っていないが、これも時間の問題であろうか？
おまけに北海道では、ゲーム中に熊と遭遇したニュースまで飛び出す始末。
更には、東京電力の原発内でもポケモンが表示されることが判明。

原発構内に無断で入構する者が現れる可能性があり・・・。
保安上の問題が生じる可能性もあるとか。
等などetc・・・「ポケモンGO」の影響が各地で発生中。
大変なブームのゲームアプリである・・・。

クビになった町議

覚せい剤取締法違反で有罪判決が確定していた神奈川県下・葉山町議。
遂に葉山町議会は、この議員を除名処分とした。
問題の議員は、結論に至っていないとして進退の明言を避けていた。

しかし町議らが、町議会の品位を損なうとして・・・。
懲罰動議を提出する景色に発展。
これを受け25日、懲罰特別委員会を開催。

議員は委員会に先立って、町議らの前で持論を展開。
逮捕されたお前が言うな、と釈然としない合意があった。
法の裁きで私の罪は終わったのではなく、償いが始まったばかりだと弁明。

しかし、委員会後に行われた本会議では・・・。
出席者全員が除名に賛成。
と言うことで除名処分が決定。

結果、この議員は7月25日付で失職・・・。
トホホなこった、ご苦労さんなこった・・・。

総務省の調査

総務省が、こんな調査で胸を張る？
日本でスマートフォン(略称スマホ)を持っている人の割合が・・・。
2015年末時点で53.1%となったそうな。

初めて5割を超えた、と喜ぶ？総務省。
調査は総務省が、6歳以上を対象に毎年実施。
今年は36,402人から回答を得たんだとか。

総務省はこんな調査ばかりでなく、もっとやることがないのかなぁ～。
それはさて置き、従来型端末(いわゆるガラケー)の携帯を持つ人は35.1%。
どちらも持たない人は全体の8.6%％。

中でも高齢者らは、初めての1台としてガラケーを買っているらしく・・・。
年代別にみるとこんな塩梅・・・。

6～59歳はスマホ、60歳以上はガラケーが多数派。
13～49歳の7割超がスマホを持つ。
20代は92.9%がスマホを持っていた。

ところで団塊オヤジは、1年前にスマホを卒業して、ガラケーに機種変更。
理由は簡単・・・スマホは月々の支払いが高過ぎる。
毎月15,000～2万円をスマホに使う馬鹿らしさに気づいた。

と言うことでWi-fiのルータを用意すれば、月々4千円ほどでWeb繋ぎ放題。
家のデスクトップのパソコンもWi-fiでOK。
解約したスマホやiPad(wi-fiモデル版)は、Wi-fiのルータでバッチリ対応。

ガラケーは、月2,200円で加入電話・他社の携帯にかけ放題という次第・・・。
携帯電話会社がWi-fiの宣伝に力を入れたら、売り上げがガタ落ちになる？
代わって総務省は、Wi-fiのルータも宣伝をしたらどうだろう？・・・。

ポケモンGOは凄い

スマホゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)が大変なフィーバー。
7月22日に日本国内でも遊べるようになった。
日本では22日の午前10時過ぎから無料アプリの配信開始。

団塊オヤジも年甲斐もなく童心に返ってアプリをダウンロード。
欧米等の約35の国・地域も大変な人気とか。
もはや国内の一つの話題としては、このアプリは今年最多らしい。

このアプリケーションは、拡張現実(AR)と呼ばれる技術を駆使。
実際の風景にコンピューター映像のポケモンを表示できるゲーム。
位置情報を使って、街でポケモンを探す目新しさ。

これが受けて注目の的。
日本でのポケモンは、初代のゲームソフトが発売されてから20年が経過。
この新アプリで、世界中が沸くこと間違いなし！

凄いアプリを開発するもんだ、と妙に感心である・・・。

芋焼酎の効能

鹿児島大大学院医歯学総合研究科が、粋な研究を発表。
本格芋焼酎に血糖値の上昇を抑制する効果があることを臨床実験で確認した。
担当の乾教授は、こう語る・・・。

芋焼酎は、食事に注意すれば糖尿病を心配する人たちでも比較的安心して楽しめる。
そして臨床実験は、こんな塩梅だ。

健康な30代から50代の男女3人ずつ計6人。
入院してビール、清酒、芋焼酎、水の4種類を・・・。
アルコール量が40gになる配分で1週間おきに1種類ずつ飲みながら夕食を摂る。

そして食事後1時間と2時間、12時間の3回採血。
血糖値を下げるホルモンであるインスリンとアルコール濃度を測定。
その結果、6人の平均値で芋焼酎の濃度がいずれも低かった。

1時間後の血糖値では水が約50％上昇したが、芋焼酎は約15％にとどまった。
血糖値抑制のメカニズムは、まだ研究途中ではっきりとはしていない。
しかし教授は、こう筋読み・・・。
芋焼酎の麹成分が、筋肉への糖の取り込みを促進するのかも知れない。

芋焼酎は、ブーム時から比べると出荷量は減少傾向。
鹿児島県酒造組合では、アピール材料が増えるのはありがたい、と喜ぶ景色。
こうなりゃ、団塊オヤジも自分で臨床実験をしてみようか。

飲み過ぎだけは、胃肝臓（いかんぞぉ～）と心して・・・。

シャブに手を出した議員

いやはや、凄い議員もいるもんだ。

覚せい剤取締法違反の罪で執行猶予付き有罪判決が確定した町議会議員。
町議会は4月、保釈中に同町内に生活の本拠を置いていなかったので・・・。
この議員を議員の資格なしと決定し、同人は失職。

しかし、これを不服として神奈川県に審査を申し立て。
知事は今月15日に議会の決定を違法と裁決し、同人は議員資格を回復。

町議会議員の資格を回復したセンセイは・・・。
颯爽と町議会全員協議会に出席。
出処進退は結論に至っていない、として明言を避けた。

議会での釈明はこんな調子。
私の反社会的行為によって多大な迷惑をおかけした。
本当に申し訳ありませんでした、と謝罪。

民意で選出されたので、多くの人の意見を聞いて・・・。
出処進退を判断したい・・・。

思うに人の意見を聞く必要はあるまい。
覚せい剤に手を出すのでは、町民の代表として資質に欠けるのは当然。
そそくさと議員バッジを外して、ただの人に戻るべし！
薬物依存症治療に専念するべし！

薬物や犯罪に手を出さない啓蒙活動をして行きたい・・・。
と言うが、どのツラ下げて議員活動をするんじゃい！
有権者を舐め切ったこの行状には、呆れて言葉を見失う・・・。

テロ頻発の中でリオ五輪

世界各地でテロ事件が頻発に発生。
大型トラックが、市民の集まる場所に突っ込むテロまで起きた。
そんな最中の8月5日に、リオデジャネイロ五輪が開幕。

ということでブラジル政府は、警備態勢強化でピリピリ状態。
五輪競技会場に近い駅の構内で、軍や警察・消防等約500人が参加の・・・。
テロ対策訓練までご披露。

テロリストが爆弾を使って列車を襲い、乗客を人質に立て籠ったという設定。
ヘリコプターが旋回、テロリスト役がいる車内に特殊部隊が突入。

五輪期間中は、軍や警察官ら約5万人が市内で警備。
ブラジル空軍は、戦闘機等80機がスクランブル発進で警戒警備。
そんな物々しい警備の中で行われるスポーツイベント。

日本からの現地観戦は、往復で100万円。
テロに加えて強盗等の被害も心配。
そんな五輪を観戦に行く国民はいるのだろうか？

ロシアと言えば、国主導でドービングが発覚。
世界反ドービング機関(WADA)は、ロシアの全選手の締め出しを検討すべきと勧告。
そして次期開催国の東京に目を移せば、知事席の争奪合戦で熱い！

毎度のことだがオリンピックの開催を巡っては・・・。
銭ゲバ疑惑が常に付きまとう景色。
そんなことまでして開催するオリンピック。

それにどれだけの価値を見い出せれる？
もはや五輪開催の是非は、ターニングポイント。
分岐点の景観である・・・。

今ふうのUSB

スマートフォンやタブレットス用のUSBメモリーで・・・。
便利なものが市販されていた。

USBメモリーとは、PCやスマートフォン・タブレットなどに保存したデータ。
それを持ち運んで、別の機器で使用するための商品。
これは、小さくて軽いため写真や音楽、文書データなどの持ち運びに最適。

有名なメーカーのUSBで気に入ったものを発見。
同企業のホームページを確認したら、32GのUSBで5,378円。
Webの価格.comで同じ商品の最安価格を調べたら、税込み・送料無料で2,709円。

その差が歴然のため、後者のUSBを迷わず注文。
セキュリティや速度でも価格はばらつく。
それを度外視してまずは、使ってみることにした。

ふざけた政治屋

まだ、こんなふざけた政治屋がいたのか。
兵庫県議の号泣議員に負けず劣らずの活躍である。
今度は、富山県議会副議長（56歳）の登場だ。

記者会見を開いてこんな塩梅。
2010〜14年度に政務活動費で購入したとする書籍。
約450冊、計約460万円が架空請求だった。

なんじゃ、こりゃ？
県議会事務局に提出した政務活動費の収支報告書。
これに偽造した領収書を添付していたというから恐れ入る。

そしてこの政治屋は、こんな言い訳に終始。
対象の金額を速やかに返還する。
県政への信頼を大きく損ねたことをお詫びする…。
副議長を辞任する…。

自民会派を退会する考えも示したが…。
議員辞職は、支持者と相談する、と言って体さばき。

こんな政治屋は、県民を代表する資格なし！
バッジを外してそそくさ退場、ただの人に戻るべし！

散財ドラマの主役が田舎議会にも健在。
納税がアホらしくなって来た…あ〜ぁ。

拳銃を弄ぶお巡りさん

凄いお巡りさんならぬ、困まわりさんの登場。
交番内で後輩に銃口を向けた神奈川県警の警察官がいた。
藤沢警察署地域課の男性巡査長(32歳)。

この愚行で銃刀法違反の加重所持という戒名をいただいて、書類送検。
今年1月から5月までの間に、2カ所の交番で3回・・・。
後輩の巡査に拳銃の銃口を向けた疑いだそうな。

1回目と2回目は実弾入り、3回目は銃口を向ける直前に弾を抜いての快挙だ！
そして停職6カ月という懲戒処分のご褒美。
この巡査長の言い訳も振るっている。

先輩として指導している中で気合を入れるため、つい拳銃を向けてしまった。
市民を守る職場で、ビックリするような拳銃使用。
何を考えているのかねぇ～、この困まわりさん。

そして停職処分を受けたが、わずかばかりの退職金を貰って依願退職。
32歳といえば働き盛りで、妻子もいるのだろうか？・・・。
馬鹿な行状で、自分の人生を狂わせてしまった・・・。

誠に気の毒だが、結局は自業自得という言葉に辿りつく・・・トホホ。

無駄に見える市議会だより

はこだて市議会だよりVol.93が届いた。
A3版2つ折りで両面刷りのワンペーパー。
その内容は、いつも代わり映えのしない内容。

可決した主な議案・・・補正予算とか条例の制定等などを簡記。
一般質問も表題、議員名そして質問内容は2行、答弁は5行ほど。
わずかの紙面を駆使して、申し訳程度の広報。

読むに足らない内容であり、すぐさま古新聞ホルダーにポイの状況。
そしていつも思うのは税金の無駄遣いである。

この市議会だよりは、新聞の折り込みチラシと共に、毎月15日頃に届く。
そしてご丁寧なことに、誰かがポスティングでも届けてくれる。
そう・・・二重の各戸配布という景色である。

なぜそのように無駄な配布をするのかは、分からない。
でもねぇ～、税金をむしり取られる市民にすれば、これは納得し難い。
田舎の議会でも税金の無駄遣いが、そこかしこで闊歩する絵が垣間見える。

そして、電柱に張り付けた広報も素晴らしい出来栄え！
納税は、市民社会のルールです・・・だって！
腹が立つねぇ～、やってられないねぇ～。

そんなことで市民を持ち上げて・・・。
政治屋は、散財ドラマの主役です・・・か？
舛添に続いて、富山県議会副議長の散財劇も登場だ。

税金460万円の詐欺まで登場させる富山政治劇場・・・。
税金を大事に使ってほしいと思っても、無理な注文なのか？あ～～～ぁ。