函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

通信傍受で危うさを増す美しい国

2014年02月28日 05時53分44秒 | 治安
捜査当局のウルトラC・・・通信傍受の話題。
これは、憲法が保障する通信の秘密との兼ね合いで・・・。
大きな問題が、底流に渦巻いている・・・。

警察に乱用されるおそれが強いこの通信傍受は・・・。
1999年に反対の声を尻目に法制化された。
そして現在は、限定的に認められて、ほぼ定着化しているようだ。

本人が知らないうちに捜査当局が、こっそりと電話の内容を聞いている。
場合によっては、その内容が証拠にもなる・・・。
裁判所の令状が必要なものの、事前に本人に示す必要はない。

ところが驚くなかれ、この手法を更に拡大する動きが出てきた。
捜査や公判を改革する法制審議会でその案が議論されているのだとか。
現行は、薬物や銃器にかかわる犯罪、集団密航、組織的殺人。
この4種類に限定して運用されている・・・。

ところが、今度の法務省案は、こんな塩梅である・・・。
対象を窃盗、詐欺、恐喝等の一般的な犯罪に拡大する。
当局は、振り込め詐欺等や集団窃盗への対応だと言って憚らない。

現金を受領する末端の者を捕まえても、首謀者に辿り着くのが難しい。
グループ間の通信をつかめば、捜査に役立つとも主張する。

でもねぇ~、振り込め詐欺の拠点は、中国とも伝え聞く・・・。
それなのに通信傍受をしても、本当に首謀者に迫れるのか。
窃盗だって、犯罪全体の半分を占めるほどに広い・・・。

これまでの通信傍受は、通信会社で実施して社員が立ち会い。
しかし今度の案では、対象となる通信を暗号化して・・・。
それを警察施設に送信させる捜査手法のようだ。

警察は通信会社に出向かず、立会人もなしで傍受ができる。
そんな仕組みをただいま思案中・・・。
そして別件のガサならぬ、別件での通信傍受・・・それも可能だ。

今の日本警察は、これくらいは朝飯前、できないことはあるまい。
電話の会話、メールといった個人の生活に土足で入り込む。
そんな捜査手法を、腐敗した警察に簡単に与えるとは・・・おやおや。

特定秘密保護法と同様、怖い方向に駆け足で急ぐ美しい国。
警察・検察・裁判所の裏金は、庶民の税金。
むしり取った税金?を裏金で散財する官公庁・・・。
これも、言うなれば国営版の振り込め詐欺のたぐい。

通信の傍受する先を間違っていやしまいか・・・。
それにしてもヤバいねぇ~、怖い時代になったねぇ~。
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足を引っ張る首相補佐官

2014年02月27日 05時05分23秒 | 政治
今日は、安ン倍さんの側近である首相補佐官による活躍の話題。

米国は、昨年12月に安倍首相が靖国神社を参拝したことで失望を表明。
ところが、この秘書官は事もあろうにこんなことを口走ってしまった。
「むしろわれわれの方が失望だ」と豪快に批判しちゃった・・・。

それも動画サイトの「youtube(ユーチューブ)」での活躍だ!
このセンセイ、2月19日の午後になって慌てて発言を撤回したが・・・。
時は既に遅し・・・あじゃまぁ~~~~、あじゃぱぁ~~~。

投稿の動画の中では、こんな調子だったらしい・・・。
米国は、同盟関係にある日本をなぜ大事にしないのか。
米国は、ちゃんと中国にものが言えないようになりつつある・・・。
声明は、中国に対する言い訳に過ぎない・・・云々。

米国務次官補らに靖国神社への参拝の理解を求めたり・・・。
在日米大使館を訪れて、参拝に賛意を表明して欲しい。
無理なら反対しないで欲しい・・・そんなヤボな要請。
重要な外交のやりとりまで暴露する思考力の軽さ・・・。

冷静に考えれば、こんな行動の良し悪しは理解できるはず。
それを忘れて?A級戦犯合祀の神社への参拝に賛成して欲しい。
そんなことを米国に懇願すること自体が、クレージー・・・。

美しい国の内閣の一員までが、親方を見習って暴走という冬景色。
とまれ米国は、この首相補佐官を首相代理と見ていたらしい。
そんな重要な立場の人が、大っぴらに米国批判とは・・・トホホ。

本件は、深刻な問題に発展しそうな雲行き。
まぁ、それにしても、馬鹿げた政治ドラマのお陰で・・・。
このブログネタも途切れることがない。
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農薬混入事件から見えてくるもの

2014年02月26日 05時19分39秒 | オヤジのつぶやき
冷凍食品への農薬混入事件が、世間を賑わした。
被疑者は逮捕されたものの、見えてきたのは処遇への不満。
動機は、会社の待遇に不満があったことらしい。

今は全国的に、非正規労働者が3人に1人以上らしい。
群馬県の冷凍食品工場に働いていた今回の被疑者は・・・。
8年間、冷凍ピザを作っていた。

2012年度には、業績評価制度が導入されて賞与が減額。
こんな給料じゃやっていけない、と上司に文句を言っていた・・・。
この辺りから、不満は増幅して行ったようだ。

別の食品工場で働く契約社員は、こう吐き捨てたとか。
俺は、会社に文句なんて言わないし、俺たちは使い捨て・・・。
人余りの時代で代わりはいくらでもいるし、他にどこが雇ってくれる?
待遇は酷く、7年働いて10円上がっただけで時給910円だよ。

ヒット商品が出て工場はフル稼働しても、時給には反映されない。
非正規社員には、処遇される身分の不安定さあるのは事実。

総務省の昨年の労働力調査では、非正規労働者は1,906万人。
10年前より約400万人ほど増えているらしい・・・。
そして雇用の割合では、非正規労働者が36.6%に達するとか。

そして彼らの月額賃金は、19万5千円ほど・・・。
正社員より約12万円少ないという処遇の悪さがそこにある。
それにしても「使い捨て」と言う言葉には、考えさせられる。

何とかのミクスのお陰で、企業はホクホクの恵比寿顔。
ところで組織は人なりという言葉があるが・・・。
企業を支える労働者の処遇。

それをないがしろにして良い訳がない・・・。
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地検特捜部の出番です

2014年02月25日 05時56分05秒 | 不正
相変わらず「偽」のはびこる医薬の世界。
業を煮やした東京地検特捜部は、大手製薬会社を強制捜査。
裁判所から捜索差押許可状を得て、京都府立医大等を捜索した。

高血圧治療薬の臨床研究データを改ざん。
その改ざんデータに基づく論文を宣伝に利用した疑いが持たれ・・・。
ガサ入れの戒名は、薬事法の誇大広告違反容疑。

医科大学の臨床試験結果の論文、それに基づき・・・。
脳卒中や狭心症を防ぐ効果が他の薬より優れている等など。
誇大に宣伝した疑いが持たれているらしい・・・。

医薬会社元社員の研究への関与と数値の食い違いが判明。
データ操作の可能性を指摘したが・・・。
同社は、「証拠はない」と疑惑を否定。
結果、今年1月に厚生労働省が同地検に刑事告発。

おまけにこの製薬会社は、大学に巨額の寄付をしていた。
臨床研究を始めた02年以降、5大学で計11億円余り。
そんな大金を奨学寄付金名下に提供していたそうな。

最多は、京都府立医大への3億8千万円チョイ・・・。
東京慈恵会医大へは、1億8千万円チョイだった。
それにしても、水面下で凄いお金が動くものである・・・。

さてさて、久しぶりに地検特捜部の出番である。
巨悪の不正?という宝の山にぶち当たったが・・・。
宝を、見事に掘り当てることができるのか。

立証するには、ハードルが相当に高いらしいが・・・。
証拠品の偽装は、ご法度!ご法度でっせ!
まずは、ハナの地検特捜部の活躍を拝見することにしよう。
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ソチ五輪、有名と無名の活躍

2014年02月24日 06時14分18秒 | スポーツ
ソチ五輪が終わったが、振り返れば日本のメダルは8個。
金1、銀4、銅3・・・でも、メダルの数だけで評価もできまい。
とりわけ印象に残ったのは、ジャンプスキー。

最年長41歳のスキージャンパー葛西紀明選手。
W杯を制したばかりで絶好調の気配を見せていたが・・・。
ソチ五輪のノーマルヒルジャンプでは、期待外れの8位。
しかし、ラージヒルでは、堂々の銀メダルに輝いた・・・ほっ。

一方の女子は、高梨沙羅選手(17歳)が注目の的。
本番前日、ノーマルヒルの最後の公式練習が行われた。
この練習では絶好調、最高のパフォーマンスを披露。

その余韻を残して本番に臨んだが・・・結果は第4位。
沈んだ表情が気の毒だが、有名であるが故のプレッシャー。
その重圧は、相当のものであっただろう・・・。

でも高梨選手、貴女はまだ17歳!
次の飛躍があるのだから、頑張って欲しものである・・・。
ガンバレ高梨、チャッチャッちゃっ・・・。

男子スノーボードハーフパイプの決勝では・・・。
平野歩夢が2位で銀メダル、平岡卓が3位で銅メダル。
今大会、初の日本勢のメダル獲得となった・・・。

また、男子フィギュアスケート(フリー)では・・・。
羽生結弦選手が、1位となって金メダルをゲット。
いずれも無名に近い選手たちである・・・。
自然体で闘えたと言うことか?それにしても驚く・・・。

と何かにつけて、暗い話題の多い美しい国の昨今・・・。
このような明るいニュースに接すると、気持ちが和む。
その心地よさがたまらない・・・。

ありがとう!ソチ五輪!日本選手の皆さん!

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今度は憲法解釈の変更

2014年02月23日 06時49分01秒 | 政治
おやおや、あらまぁ、と冷笑的に驚くよりない景色。
またしても、随分と乱暴なロジックが飛び出した・・・。
安ン倍くんが、衆議院予算委員会でこんな発言をしたらしい。

集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更を登場させた。
これは、従来の政府見解を大きく踏み越えた答弁。
憲法を変えずに、政府が積み上げてきた解釈を変える・・・。
いわゆる解釈改憲を、既成事実にする思惑らしい。

閣議決定して案が決まったら、国会で議論いただく・・・。
自衛隊が活動する根拠法がないから、自衛隊法を改正。
要は、集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更を閣議決定。
その上で、自衛隊法を改正する方針表明である・・・。

今は、首相が私的諮問機関の懇談会に・・・。
集団的自衛権の行使容認を解釈変更でできるかどうか。
その検討を求めている段階だという・・・。

この懇談会は、4月にも報告書を出す見通しのようだったが・・・。
それを待ち切れずか、手続きを三段跳び。
ホップ・ステップ・ジャンプで、ビックリ答弁。

十分な議論を踏まえず、自衛隊法改正を急ぐ姿。
団的自衛権のためには、武器使用基準の緩和・・・。
何としても海外で武器を使用させたいらしい。

更には、武器輸出3原則の転換を目論んで・・・。
武器輸出管理原則の案も登壇させてきた。
議論が生煮えのままで先っ走る美しい国の親方。

最高責任者は私だ!
内閣において最終的な責任を私が負っている・・・。
行政府の責任者は私だ、等など言いたい放題。

この激走・・・危うさを覚えて仕方がない・・・。
美しい国をどう創り変えるつもりなのだろう?
親方の底意は何だろう?・・・。
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間もなく来るぞ!消費税8%

2014年02月22日 05時21分04秒 | 暮らし
今年6月末時点の国の借金は、1千兆円を超えて・・・。
国民1人当たり、約792万円の借金を抱えている計算だという。

その借金の増えた理由は、こうのようだ・・・。
バブル崩壊後の長期にわたる景気低迷で税収が減。
その一方で、高齢化による社会保障費増が原因・・・。

国の支出は、年間約90兆円でこの20年で約20兆円増。
社会保障費の増加が著しく、年金や医療に使う経費・・・。
その経費を働く世代が納める保険料では賄えなくなった。

と言うことで国の予算が、年間約30兆円を負担・・・。
一方で国の税収は、約40兆円に留まる・・・。
所得税は、1991年の約27兆円に比べて、ほぼ半減。

法人税も、収益悪化でピーク時のほぼ半分に落ち込んで・・・。
税収が不足する財政の中で、借金を続けて残高が雪だるま。
とまぁ、悪循環の繰り返し・・・。

そして今年4月から、消費税を5%から8%へと上げて・・・。
消費税増税で税収は、毎年8兆円増える見込み。
しかし増えた税収の大半は、赤字財政の穴埋めに消えるだけらしい。

おまけに、年金財源の不足や高齢化による医療・介護費の自然増。
それに充てると、ほとんど国の金庫には残らない計算。

プライマリーバランスを黒字化したいが、これもできない。
いわゆる基礎的財政収支の黒字化が重要らしいが・・・。
それでどれだけ賄えているかだが、黒字化は難しいようだ。

借金の残高だけでなく、国内総生産(GDP)とのバランスにも注意。
GDPとは、1年間に国内で個人や企業が稼いだ総額のことだが・・・。
将来、借金を返せるほど稼ぐ力があるかどうか。
とこれも疑問符だという・・・。

ましてや日本は、財政危機に陥ったギリシャやイタリアをも上回る。
投資家は、日本の借金返済能力を疑い、いなくなる?・・・。
その結果、美しい国の財政破綻に至るおそれが大きいのだとか。
ヤバい、ヤバ過ぎるなぁ~。

それを回避するためには、税収拡大作戦の更なる展開。
おまけに、支出を減らす努力をしなければならないが・・・。
散財ドラマの好きな美しい国は、庶民いじめにご熱心。

結局、何%まで消費税を上げれば借金が減るのか・・・。
専門家いわく・・・2030年代に消費税を25%程度まで引き上げる。
そうしても、税収で政策的経費を賄えない・・・。

こんな将来の見通しに口があんぐり、ただただ絶句!!
美しい国は、一度財政を破綻させなければ目を覚まさない?
社会保障を削り、消費税をアップ・・・なんという国なのだろうか。

税金の無駄遣いを減らし、赤字削減に努力。
そんな姿勢を見せない政治が、実に情けない・・・。
しかし消費税8%は、まもなく大手を振って闊歩し始める・・・あ~ぁ。
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たばこ税の学習

2014年02月21日 05時19分39秒 | 暮らし
たばこ価格は、恒例の値上げシーズンがまもなく到来。

ここでたばこの税金について、再度お勉強・・・。
たばこには、国たばこ税・地方たばこ税・たばこ特別税・消費税。
この4つが、税・ゼイ・ぜいとひしめき合っている・・・。

早い話が、税金のブン取り合戦であり、1箱410円のたばこは・・・。
国たばこ税が、106.04円(25.9%)をゲットする。
地方たばこ税も負けじと、122.44円(29.9%)をせしめる!

そして、この地方たばこ税122.44円の分配はこうだ!
都道府県が17.20円、市町村が105.24円と仲良く山分け。
続く、たばこ特別税は16.40円(4.0%)、消費税が19.52円(4.76%)。
これもお国が、ちゃっかりと頂戴する絵である!

しめて、タバコの税負担合計は、264.40円/箱となり・・・。
1箱410円の64.5%が税金である・・・。
ズルいと言おうか、セコいと言おうか。
国民に悪魔の煙を吸わせて、煙に巻くインチキ手品の類?。

う~ん、悔しいねぇ~、腹が立つねぇ~。
それでも、たばこを吸う人がいるから不思議な嗜好品である。
おまけに4月の消費税増税に合わせて、たばこも値上げ予定。

4月1日からは、20~30円も値上がりするらしい。
それにしても、税負担率が60%「以上」の商品は・・・。
どう考えても、「異常」である・・・。

愛煙家は、この際禁煙に挑戦してはどうだろう。
国や地方の税収減に協力すれば良いのになぁ~・・・。
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取調べの全面可視化が、ぐっと後退

2014年02月20日 06時48分06秒 | 治安
刑事事件における取調べの録音・録画・・・いわゆる可視化問題。
日本弁護士連合会が、奇抜な案を示した・・・。
警察の取調べ可視化を暫定的に外して、検察の取調べ可視化を先行。

検察だけの取調べ可視化案を示した背景には・・・。
捜査機関側の慎重姿勢で、法制化が前に進まない。
そんな危機感が背景にあるのだとか・・・。

そんな日弁連の腰砕け対応は、警察を喜ばせるだけでないのか。
これまでの冤罪事件の背景を見れば、明らかだ。
警察の乱暴過ぎる取調べが、数多くの冤罪を生んできた。

取調べの全面可視化は、容疑者にすれば最後の砦・防波堤。
被疑者取調べという経験のない弁護士さんは・・・。
取調室での息詰まる被疑者との対峙場面。
そんなことを理解しているのか、いささか疑問である・・・。

せいぜい、テレビドラマの域じゃないだろうか。
関係者の名誉・心情が、著しく害されるおそれがある場合云々。
そんな言い訳で、例外を求める捜査機関・・・。

でも、一定の例外を認めれば、なし崩し的に突っ走る。
それが捜査当局のこれまでの姿でなかったのか。

そんな恣意的な解釈に振り回されて、例外の幅を広げる。
それが一番危ないし、骨抜きにされる懸念も高まる。
だからこそ、そんな彌縫策と妥協すべきではないと思う。

取調べは、全過程を可視化するべきじゃないのか。
捜査経済云々とか、捜査の効率化を図るためと言うのは・・・。
あくまでも、警察や検察の捜査する側の言い分。

大阪地検特捜部の証拠改ざん事件は、私たちの記憶に新しい。
ごくごく最近でも、こんな馬鹿げたふざけ過ぎの捜査。
それを平気でやっているのが、日本の警察であり、検察である。

私たちは、そのことを忘れてはならないとつくづく思う・・・。
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法人税率引き下げ大作戦

2014年02月19日 06時02分34秒 | 暮らし
安ン倍さんが引っ張る法人税率引き下げ大作戦。
首相の諮問機関である政府税制調査会で議論が始り・・・。
企業の負担を軽減することで、景気を上向きにさせる。

そうすれば、結果的に税収も増えるはずだという目論見。
しかし一方では、減税しても企業が貯め込むだけ。
そんな冷やかな見方もあるこの作戦・・・。

この政府税制調査会の座長には、元経済財政相が座る。
おまけにこの座長は、法人税率引き下げに前向き。
かつ、首相肝いりの方だとか・・・。

と言うことで調査会の結論は、企業減税で決まりであろうか?
13日の総会でも、こんな鼻息・・・。
日本の法人税率は高いので、国際的に競争的な水準にする。
と、税には、意欲満々の姿勢を見せる・・・フムフム。

でもねぇ~、日本の法人実効税率は、30%台半ば・・・。
国税・地方税を合わせた税率で、決めたのはセンセイたち。
今頃になって、経済成長を邪魔していると口を開き・・・。

法人税率引き下げによる税収減の穴埋め策。
そんな彌縫策だが、俄然注目は高まる・・・。
特定の業界向けに減税する「租税特別措置」という作戦を駆使。

研究開発や特定の投資にお金を使うと法人税が安くなる。
そんなウルトラCで、12年度の減税総額が約1兆円。
化学や製薬業界は、恩恵が大きいとされている・・・。

さしずめ、まやかしのにおいが漂う「アルツハイマー病」研究。
データ不正で話題を振りまいている製薬企業等など。
そんなところだけが、ニンマリと言ったところであろうか・・・。

法人税率を下げる代わりに、こうした租特を廃止・整理。
そうすれば税収は増え、減税の恩恵を均等にすることになる。
政治劇場では、そんな思惑も働いているらしい・・・。

法人税率引き下げでは、賛成に回る経団連だが・・・。
租税特別措置の見直しには、反対と来た・・・。
かくして永田劇場界隈では、法人税率や租税特別措置。

それを巡っての綱引き大会は、一段と熱がこもる・・・。
いつも庶民にビックなプレゼントをしてくれる税・ぜい・ゼイ。
こっちも引き下げてくれんかなぁ~・・・。
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嘘まみれのアルツハイマー病研究

2014年02月18日 07時16分43秒 | 健康・医療・福祉
アルツハイマー病研究・・・いわゆるJ―ADNI(アドニ)。
まやかしテンコ盛りの内部検査記録が、新たに判明。
代表研究者の大学教授が、独断先行していたらしい・・・。

基準に合わない人を被験者として認定。
はたまた、臨床研究を行う病院が睡眠薬を飲ませて検査等など。
研究の手順書に違反している事例が、相次いで発覚だとか。

臨床研究では、こんなルールがあるらしい・・・。
基準に合わない人を例外的に被験者として認めるには・・・。
複数の研究者による臨床判定委員会で判断する。

ところが今回は、代表研究者の大学教授が独断で認めていた。
そして、くだんの教授には大学を通じて取材を申込むが・・・。
それにも応じていないというから、疑惑は更に膨らむ。

そんなまやかし臭い研究の背景には、こんな問題もあるようだ。
病院に割り当てられた被験者数のノルマ・・・。
それを達成するため、患者に負担を強いている現実。

さらには、製薬会社の関与を問題視する声もあるようだ。
臨床研究データが集まるデータセンターの管理。
それを認知症治療薬の開発した製薬会社からの出向者。
それに任せっきりの実態もあるらしい・・・。

改ざん指示が数十件あり、修正した。
改ざんは、まだあるはずとの声・こえ・・・。
そんな様々の問題が、臨床研究の底流に渦巻く・・・。

嘘で塗り固められたアルツハイマー病の研究データ。
そんなまやかしの研究に多額の税金をつぎ込む馬鹿らしさ。
事務局に告発しても、無視を決め込むずる賢さ。

関係する病院は、メディアの取材に対して・・・。
調査中なので回答できない、と逃げ回る一方。
不正発覚には、「逃げる・隠す・嘘をつく」が、妙薬のようである・・・。
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美しい国の偽装大会は盛況

2014年02月17日 06時15分43秒 | オヤジのつぶやき
まやかしが、大手を振って罷り通る政治劇場・・・。

それに影響されてか?国内は偽・ぎ・ギが蔓延。
食の偽装に飽き足らず、昨年秋は美術の偽装が登場した。
そう、国内最大の公募美術展「日展」で不正審査の発覚だ・・・。

今年に入ったら、音符の偽装まで飛び出した!
聴覚障害を持ちながら、交響曲第1番「HIROSHIMA」等を作曲。
と言うことで、一躍脚光を浴びた現代のベートーベンと呼ばれた作曲家。
ところが本当は、別人が作曲していた・・・ギョギョギョ。

ところが美術や音楽に負けじと、今度は書道でも偽が新登場。
文化庁が後援する書道中心の公募美術展「全日展」。
23の県知事賞受賞者が架空の人物だった・・・。

なんじゃ、こりゃ?更にギョギョギョのぎょ!なる展開。
主催者が、作品を偽名で出展していた・・・。
そして県は、気づかなかった・・・あじゃまぁ~~~。

知事賞の権威は廃れてしまい、美しい日本の文化に暗雲が漂う。
2011年に、架空人物へ知事賞を出していたの15県。
12年は17県、そして昨年は16県だそうな・・・。

岩手、宮城、山形、福島、富山、岐阜、三重、滋賀、奈良、鳥取。
島根、広島、山口、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本。
大分、鹿児島、沖縄の23県・・・全て書道作品で敢行された。

そして主催者代表の書家は、こう言って逃げ回る・・・。
私は分からない、取材を受ける必要はない・・・。

また、こうした不正がはびこる背景は、こんな理由があるようだ。
大臣賞や知事賞は、公募展の重要な「顔」・・・。
賞の権威で応募者を増やし、出品料を集めたい。

全日展は、出品料が主な収入で、一般公募は14,700円ほど。
県にとっては、知事の文化への貢献をアピールできる魅力がある。
双方のそんな思惑が、複雑に絡み合っているらしい・・・。

行政が謳う文化振興という美名の下で、不正が蔓延・・・。
舞台が変わって、治安では・・・。
取調べの可視化が警察除外という展開になるらしい。

警察は、裏金偽装に飽き足らず・・・。
「取調べ可視化の偽装」?にも力が入る始末。

かくして美しい国は、悪を眠らせないの逆を行く・・・。
悪は、枕を高くして眠りこける・・・の冬景色である。
これで美しい国と言うから、あ~~~ぁ、のタメ息ばかり。
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勘違いしている?美しい国の親方

2014年02月16日 05時16分23秒 | 政治
美しい国の親分は、何か勘違いをしてはいまいか?
憲法解釈変更に関して、偉ぶった答弁をご披露・・・。
「最高責任者は私だ」と言っちゃった。

政府答弁に私が責任を持つ・・・。
その上で私たちは国民の審判を受ける。
審判を受けるのは、内閣法制局長官ではない!私だ!

民主党の元官房長官は、こう言って怒る。
世界のほとんどの国が立憲主義に基づいている中で・・・。
非常に恥ずかしい国辱的な発言だ!
権力による恣意的変更は、許されないという立憲主義が前提だ!
 
これに対して現在の官房長官はこううそぶく・・・。
批判は、全く当たらない・・・。
行政府の憲法解釈は、内閣が責任を持って行う・・・。

憲法解釈を示したり、政府が国会に提出する法案の事前チェック。
そんな大事な任務をつかさどる、いわゆる「法の番人」。
その内閣法制局は、随分と舐められたものである・・・。

滅茶苦茶にけなされる内閣法制局長官・・・。
悔しさは、いかばかりであろうか?

一方の安ン倍くんは、頭の中で軍艦マーチが鳴りっぱなし?
特定秘密保護法成立→靖国神社参拝→武器輸出3原則の例外適用
→憲法解釈変更で集団的自衛権を目指して猛ダッシュ。

その先に見えてくるのは、憲法改正?・・・。
でもねぇ~、いつまでも続くとは思えない現政権の独壇場。
ターニングポイント、分岐点は4月1日あたりか?
消費税増税を境目に、ガタ・がた・gata?

いつまでもあると思うな、若さと美貌・・・。
それを置き換え読めば、こんな感じであろうか・・・。
いつまでもあると思うな、国民の信頼?
いつまでもあると思うな、覇者の椅子?
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武器使用基準は緩和方向

2014年02月15日 06時29分51秒 | 政治
安ン倍さんは、国会答弁が絶好調ならぬ絶口調のようだ。
2月6日の参議院予算委員会での答弁は、こんな塩梅。

在外邦人が、テロリスト等に拘束された際の自衛隊の行動に言及。
今の法体系でできることは、(現地の)警察を呼ぶことだけだ!
この問題と正面から向き合うべきだ!・・・。

フムフム、偉そうなことを言うねぇ~、安ン倍さんはどうしても・・・。
救出作戦展開を可能にするため、自衛隊の武器使用基準。
それの緩和を議論すべきだ、との強い認識をお持ちのようだ。

安全が確保された邦人が、再びテロリストにからめ捕られても・・・。
自衛隊は何もできない・・・。
(警察など能力が)はるかに劣る人々に(救出を)お願いする。
自衛隊が、自国民を助けるため危険を冒せなくていいのか!
そんなことを強調しているらしい・・・。

ところで政冶の舞台では、昨年、自衛隊が在外邦人の陸上輸送。
それができるように自衛隊法を改正した・・・。

しかし、捕らわれた邦人を武器を使って救出する・・・。
それは、正当防衛等に限定されたの現行基準を超える。
さらには、日本国憲法が禁じる武力行使に該当しかねない等など。

在外邦人救出時には、自衛隊が武器を使用する基準を緩和。
そんなことに意欲を燃やしているらしい・・・。 
ひょっとして、武器使用基準を緩和して、北の拉致問題を解決?

一つずつ、既成事実を積み重ねて行く安ン倍指揮官。
自衛隊を国防軍に昇格させて、自衛権行使に制約をなくする・・・。
そんな乱暴過ぎると思えるロジックで良いのだろうか?・・・。
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危機管理意識欠如の自治体

2014年02月14日 06時08分47秒 | 自治体
兵庫県宝塚市の職員が、マネービルに勤しんでいたらしい。
マンション経営、農産物販売、はたまた勤務中の不動産取引等などだ。
そして昨年末には、職員3人が兼業制限違反で懲戒処分・・・。

地方公務員法では、公務員の副業は禁じられている。
それをこともあろうに、「認識不足だった」とか「投資だった」。
そんな言い訳に汲々としているようだ・・・。

この宝塚市の給与は、平成24年に公表の実態調査では・・・。
基本給・扶養手当・地域手当等などを加えて、月額平均44万円チョイ。
全国市町村では、全国トップというから恐れ入る・・・。

あぁ、それなのにそれなのに、ヤミ副業でウン千万円もの収入をゲット。
その副業の実態は、こんな塩梅のようである・・・。
消防署勤務の男性消防司令は、複数の会社経営で年商8千万円。

その内情は、農産物販売組合を設立して組合長に就任。
おまけに、水道工事会社を作って妻を社長とするが、本人が実質経営。
と言うことで、懲戒免職処分・・・まぁ、首になるのも当然か。

これら一連の兼業は、元愛人の暴露で発覚したらしい。
有婦の夫でありながら、前妻とは死別して現在は独身・・・。
そんな嘘と、住所、年齢、職業、経歴も詐称して交際続行。

別な幹部職員は、不動産会社や太陽光発電事業会社を設立。
代表取締役に就任して、年間約7千万円をゲット。
そんなマネービルがバレて懲戒処分・・・同日付で依願退職。

また、勤務時間中に公用パソコンを駆使して私用のメール。
知人女性3人らと、少なくとも15,000通のメールをやり取り。
競売物件サイトの閲覧や所有物件の銀行入金状況確認・・・。

こんな規律の乱れを知って、慌てた市長は自らを減給。
遅ればせながら、職員の行動基準作成を急ぐ。
今頃になって、服務規律確保の対策委員会を立ち上げて・・・。
職員の意識改革に努めていくと言って憚らない宝塚市。

リスクマネージメント(危機管理)意識)欠如した宝塚市。
一刻も早く、痴呆?自治体から脱却すべし!・・・である。
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