函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

消費税増税を先送り

2011年12月31日 04時10分44秒 | 政治
今年は今日1日で終わり・・・政治ごっこに翻弄された1年であった。
1年のシメは、消費税増税を半年間、先送りするという快挙ぶりである。
民主党は、税制調査会、社会保障と税の一体改革調査会の合同総会を開催。

最大懸案の消費増税問題を協議したらしい・・・。
総会では野ダメ君が反対派に配慮して、税率の引き上げ時期を半年先送り。
2014年4月に8%、15年10月に10%の修正案を提示し了承されたが・・・。

こう叫ぶ!・・・これ以上、結論を先延ばしにはできない。
政治家として、集大成の気持ちで皆さんに訴える・・・。
国の将来のために、避けて通れないこのテーマ。
我々が背負い込んで結論を出そう・・・だって。いいこと言うねぇ~。

高揚感を漂わせての語り口は、千両役者の風格が漂う・・・。
国民の理解を得るため、政治改革や行政改革に取り組むとも言うが・・・。
この言葉は、今まで何度聞かされたことか・・・でも、改革は進んでいない。
それなのに、非常に大きな前進だった、として一人高揚する野ダメ君・・・。

ましてやこの消費税増税は、低所得者ほど負担が重くなる仕組み。
だから、消費税相当額を所得税額から引くとか、現金を交付することも考慮。
そんな「給付付き税額控除」という、おまけの導入も検討しているらしい。

思うに生活弱者から、税金を搾り取ることしか頭にない政治の世界。
政治屋自身が、身を切る施策を出せば良いのに、それすらしない。
あまつさえ、公務員人件費や議員定数の削減をして、消費増税の実施・・・。

そんな言葉が、なぜ今頃になって飛び出すのだろうか?
その場しのぎの弥縫策、心のこもらない言葉は空疎に響く・・・。
新年早々の6日には、政党交付金欲しさに新党を立ち上げる輩も出た。

国民の暮らしを守らず、政治屋自身が自分の暮らしをシッカリ守る・・・。
そんな連中が、税金を合法的にかすめ取って行く現実・・・これまた悔しい。
狡猾な政治屋の態度は、見るにつけ聞くにつけて、実に小憎たらしい。
大晦日だと言うのに、腹が立ってしょうがない・・・。

こんなドタバタ劇で与党の結束は崩れ始め、学芸会は視界不良状態。
とうとう、来年6月の衆議院解散・総選挙が、囁かれ始めた。
野ダメ君!正月気分に浸って、酒を飲んでいる暇はあるのか?!
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顔の手入れvs頭の手入れ

2011年12月30日 05時36分47秒 | オヤジのつぶやき
いつ永遠の旅立ちがあっても、おかしくない年齢になった・・・。
新聞のお悔やみ欄に、同年代の方が載るたびにそう思うこの頃。
歳は取りたくないものであると言うのが、偽ざる気持ち・・・。

ところで、暮れも押し迫ったある日・・・。
ババギャルは、お出かけ前の化粧に夢中という光景。
出かける前に鏡とのにらめっこが、延々と続く・・・。

見ていると、顔の同じところをブラッシング状態。
見かねて質問をしてみた・・・。
おい、お前、いつまで同じところを擦っているのよ?

声をかけられてハッとしたのか、突然に笑い転げるババギャル。
はははっ、目尻に毛がついていると思ったら・・・シワだったのよ!
ははは・・・と笑って誤魔化すしぐさが、気の毒に思えた・・・。

団塊オヤジは、呆れてしまい声も出ず、しばし思考停止状態。
絶句して考えたことは・・・「毛」と「シワ」を見間違える・・・。
ボケもここまで来たら、本物か?と案じてしまったこと。

まぁ、老いるのは避けて通れない・・・。
気持ちを取り直して、新しい年を迎えることにしよう・・・。
と言うことで、団塊オヤジも最近、頭をツルツルに剃って心機一転。
写真の頭がそれである・・・。

見た目だけは高僧の風格だが、毎日、頭剃りに夢中。
この頭の手入れも大変ではあるが、頭上にもシワが忍び寄ってきた・・・。
と言うことで辰年は、夫婦で顔と頭のシワ取りに専念する年になりそうだ。

辰年は、是非とも良い年にしたいと思うのだが・・・。
さてさてシワ取りの大願成就は、達成できるのか・・・。
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サイバー戦争に思う

2011年12月29日 06時58分16秒 | オヤジのつぶやき
世はまさに、サイバー戦争・・・。
他の言葉にくっついて、インターネットが形成する情報空間に関連した、の意とか。
そこから発展して、こんな言葉が日常生活でも語られる。
「サイバーテロ」「サイバー犯罪」「サイバー攻撃」「サイバーセキュリティ」等など。

ところで、国会議員のパソコン等に、攻撃メールが相次いだことは記憶に新しい。
その送信されたウイルス付きメールの発信元は、中国と見られる・・・。
そして受信メールを開いた3議員のパソコンが感染。
その後、サーバー2台とパソコン26台に感染が拡大したと言う。

感染したサーバーは、議員と秘書の計約700のIDとパスワードを管理。
全議員のIDやパスワードが盗まれた可能性がある・・・。
おまけに感染したパソコンは、中国等にある不正サイトに勝手にアクセス。

全国の金融機関のネットバンキングでは、不正アクセスが相次ぐ。
そして不正送金先として判明した口座の約9割が、中国人名義で開設。
名義人は既に帰国が多く、摘発事件では別の中国人が現金引出し。

警察はその多くが、中国人グループの組織的犯行と見るが・・・。
今年3月から先月までの不正アクセスは、35都道府県の160口座。
そのうち、120口座から計約3億円が、他人名義の口座に送金されたが・・・。
暗証番号は、ウイルス感染した利用者のコンピューターから盗まれていた。

慌てた政府は、システムのセキュリティ対策強化を検討。
衆議院事務局には、来年1月から情報管理監(仮称)を置く・・・。
仕事は、複数のシステム担当部署を一元化し、有人で24時間監視を検討。

このように外国からのサイバー攻撃には、手も足も出ない日本の警察。
だが最近では、警視庁公安部がこんな活躍をした、と胸を張る・・・。
キセル乗車をしていた革労協反主流派活動家らを逮捕し、活動拠点を捜索。
警視庁は、電子計算機使用詐欺を適用するのは、全国初と意気軒昂。

2人の逮捕容疑は、昨年5~6月にJRの都内の駅と宇都宮駅との間で・・・。
計14回のキセル乗車をし、正規運賃との差額計約2万1千円を支払わなかった。
こんな事件を追いかけるのに、費やした時間・労力は相当なものである。

ところで、警視庁外事3課の情報流出事件はどうした?
外国からのサイバー攻撃には、どう対処する?・・・。
巨悪を狙わず、小さな事件や思想ばかりを追いかける警備公安。

やることなすこと、何かおかしい・・・。
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税収構造vs頭の構造

2011年12月28日 05時52分50秒 | 政治
「年金交付国債」2兆6千億円の発行には驚いた。

この基礎年金の国庫負担は、2012年度予算編成の最大の焦点とか。
負担の50%を維持するために必要な財源が、約2兆6千億円。
それを賄うため、「年金交付国債」を発行するということで、ようやく合意。

この交付国債は、必要に応じて現金化できる無利子の債券・・・。
一般会計には計上しないため、12年度当初予算の国債新規発行枠は・・・。
11年度当初予算並みに、約44兆円以下に抑えることができる・・・。

中期財政フレームで「約44兆円以下」と定められた新規国債発行枠。
これとは別枠で発行できる・・・よくまぁ財務官僚は、うまい仕組みを考えるもんだ。
そんな不純な発想による予算編成であり、不愉快極まりない・・・。

それにしても何のことはない・・・これは消費税増税の先喰い、前倒し借金!
ひどいねぇ、節度もへったくれもない、やりたい放題の政治。
狡猾な財務官僚と役立たず政治屋による八百長手品に等しく・・・。
こんな不健全な政治ばかりを続けて、国が良くなるわけがない。

それを忘れて財務相は、こんな言葉で気色ばむ・・・。
(財政危機の)欧州の問題を考えれば、国債依存は限界。
消費税などの引上げで税収構造そのものを、見直す時に来た・・・。

団塊オヤジに言わせればこうなる・・・惚けた政治屋が多過ぎる・・・。
そんな彼らの頭の構造を見直す時に来た!
政治屋一掃の大チャンスが到来である・・・。

野ダメ君、キミにその度胸があったら、消費税増税をやって下さいナ。
かくして大惨敗は必定・・・泣きを見るのは間違いない・・・。
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曖昧さが漂う暴力団排除条例

2011年12月27日 05時15分02秒 | 治安
ファイル交換ソフト「ウィニー」を開発公開し、違法コピーを容易にした。
と言うことで、著作権法違反ほう助罪に問われた事件の上告審では・・・。
最高裁第3小法廷が、検察側上告を棄却する決定を出した。

多数の者が、著作権侵害に利用する可能性が高い・・・。
そう認識していたとは言えないとして、一審の有罪判決を破棄。
ほう助罪成立を認めず、逆転無罪とした二審判決が確定。
と言うことで京都府警の乱暴な捜査は、最高裁の判断で一蹴された形。

そしてまた、暴力団排除条例の乱暴な警察版ロジックが闊歩する。
公共機関や企業に提供する暴力団情報は・・・。
従来の構成員、準構成員等に加え、「密接交際者」を追加すると発表。

組員らと頻繁に接触している者たちを・・・。
警察庁の暴力団勢力データベース(DB)に登録して、その照会に応じる。
その理由が、これまた振るっている・・・。
条例の多くは、自治体や企業に密接交際者との関係遮断を求めているから。

何の事はない、警察庁が都道府県警察の尻を叩いて、条例を制定を企む。
尻を叩かれた田舎の警察は、各自治体に条例制定を迫る・・・。
見方を変えれば、警察主導の平成版「暴力団排除条例」でないだろうか。

警察庁では、構成員(昨年末現在3万6千人)を登録。
更に、暴力団の威力を利用して経済活動をする「共生者」等など。
これらは、準構成員(同4万2,600人)としてDBに登録・・・。

これまでは、組員との会食やゴルフなどを繰り返す密接交際者は・・・。
事件捜査の過程で把握されても、準構成員とまで言えない。
そんな理由で、登録が見送られるケースが多かったとか。

条例ができた今、この条例順守のためには・・・。
密接交際者情報を漏れなく提供する必要がある。
そう判断したから開示すると言う・・・なんとも強引過ぎる説明の感じ。

日曜日に、暴力団組長とゴルフに勤しんでいた警察官がいた。
そんな者が、密接交際者にならないのはおかしい・・・。
そして捜査上知り得たことを開示・・・公務員法に抵触しないのだろうか。
警察がいつも語る守秘義務違反は大丈夫なのか?・・・。

えん罪や無罪事件を出しても、ポカーフェィスを決め込む警察。
そして法律で担保されない問題は、警察が勝手に解釈を定義づける現実は・・・。
警察のやりたい放題の観がしないわけでもない・・・。

怖く、住みづらい世の中になったものである・・・。
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やはりセンセイは、気楽な稼業?

2011年12月26日 04時32分19秒 | 政治
2012年度予算編成の焦点である診療報酬改定の攻防が熱い。
厚生労働大臣と財務大臣による閣僚折衝に入ると言うが・・・。
所詮は、政治屋同士の駆け引き・・・腹のさぐり合い。

引き上げ改定を言い張る厚生労働大臣。
対抗馬の財務大臣は、引き下げを求めて譲らない・・・。
相撲顔負けの、はっけよい残ったの大一番という風景。

調整は難航が予想されるが、診療報酬の薬価部分の引き下げは確実。
でも、診療報酬全体の引き上げは困難との見方も強い。
医療費を負担している経済界、労働組合、市町村、中小企業は・・・。
引き下げるべきだと言っている、と主張する財務大臣。

でも、財政に精通しないこの男・・・勝ち目はあるのか?
と思っていたら、年金交付国債という借金を膨らませる暴挙。
そんなことで、寄り道をしている暇はあるのか?

視点を変えて、国会議員の削減に汗したらどうだ。
話では、議員の総収入が多い者では2億4千万円!・・・だそうな。

国会議員定数は、衆議院が480人(小選挙区300人・比例代表180人)。
参議院が242人(選挙区146人、比例代表96人)の合計722人。
こんなに多い政治屋が食い散らかす税金の額が、これまた凄い!

2009年のデーターだが、議員歳費は年間2,230万円で計161億円。
ほかに通信交通費が1,200万円、計86億円・・・。
おまけに公設秘書3人の給与2,500万円、こちらの計は180億円。

すべからく税金なのに仕事の成果は、芳しくない・・・。
まさに国会議員722人は、金喰い虫に見えるような風景である・・・。
それに加えて、都道府県議会の議員が2,726人((平成23年7月現在)。
全国市区町村議会議員は、34,201人(平成21年12月末現在)と続く。

狭い日本に、果たしてこんなに議員が必要なのだろうか。
田舎の議員たちの報酬まで調べるのは、時間の無駄遣い・・・。
気力も萎えてしまい、アホらしく思えて止めてしまった。
   
それにしても、某ジャーナリストが語って言葉を思い出す。
甘いものに群がる白アリたちが、国を滅ぼす・・・。
やはりセンセイというお仕事は、気楽な稼業のようである・・・。
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ねぇ、無ぇ、ネェづくしの街

2011年12月25日 03時54分31秒 | オヤジのつぶやき
北海道新幹線札幌延伸で、函館駅~新函館駅間の問題では・・・。
JR北海道が、を並行在来線として経営分離する方針。
とうとう函館市も、抗することができずに経営分離に同意した・・・。
そのことは、昨日のブログに書いたところである。

函館市長も市民への配慮から、熟慮に熟慮を重ねて心が揺れたとか。
でも、函館市がどんなにあがいても、在来線は切り捨てられる運命。
それをあ~だ、こ~だ、そ~だと、勿体ぶってこねくり回わした感もする。

新幹線が開通した後は、多くの地域で疲弊が顕著という現実。
そして第3セクターに移行した平行在来線は、ほとんどが赤字状態。
華々しい新幹線開通の裏で、弱者切り捨てによる悲哀ドラマが垣間見える。

函館市も例外ではなく、衰退に一層の拍車がかかるのは必定・・・。
建設費ウン十億円を遣った函館駅も、泣いているという皮肉な結果。
そこに来て廃れ行く函館が、ビックな設備に税金を投資するという不思議さ。

くだんの「函館アリ-ナ」というハコモノ造りでは、設計業者が決定。
隣りの北斗市に新幹線駅「新函館駅」ができて、函館市には新幹線も来ない。
しかし「新函館駅」もこの先、札幌までの開通で単なる通過駅となりそう。

そんな変貌の兆しを見せる函館で、5千人も人を集めて会議や会合を夢見る。
63億円のコンベンション拠点施設に、人は集まるのか?
立ち止まって、建設の是非を再考する・・・頭を冷やす時間を取れないのか。
国から貰える合併特例債が42億円、不足分の21億円は市民の割り勘借金。

市民の負担を増やすことだけが、函館市の仕事でもあるまい。
市長以下の幹部や市議会議員は、チョットいいふりこき過ぎやしまいか!
議員は行政の追認機関に成り下がり、その真価発揮も期待できない。

職員給料は5.5%カットのみで、退職金カットは先送り。
身内には甘い節税対策、一方、ハコモノ造りは散財という大盤振る舞い。
絶対に5千人の集まるイベントは夢のまた夢、と断言しておきたい・・・。

こんな歌詞を思い起こして、ハミングして見た・・・。
吉幾三が、俺ぁ行くぞ~!と気合いを入れて叫んだ歌・・・。
「俺ら東京さ行ぐだ」の歌詞である・・・一部をかいつまめば、こんなあんばい。

テレビもねぇ、ラジオもねぇ、自動車もそれほど走ってねぇ、ピアノもねぇ。
バーもねぇ、電話もねぇ、瓦斯もねぇ、ギターもねぇ、ステレオねぇ。
喫茶もねぇ、集いもねぇ、薬屋ねぇ、映画もねぇ、たまに来るのは紙芝居。

ディスコもねぇ、のぞきもねぇ、新聞ねぇ、雑誌もねぇ、たまに来るのは回覧板。
信号ねぇ、ある訳ねぇ、俺らの村には電気がねぇ、バスは一日一度来る・・・。
俺らこんな村いやだ、東京へ出るだ~・・・。

人口減少を憂い、嘆いた幾三さん・・・その深い洞察力、眼力には脱帽である。
函館市も人口減少の一途を辿り、限界集落の近未来図も見えて来た・・・。
新幹線も来ねぇ、観光客も来ねぇ、来るのは第3セクのチンチン電車。

これでも63億円を遣うのだろうか?正気の沙汰とは思えない・・・。
放漫経営の函館市は、まさにチキンレースを楽しむ冬景色の観。

チキンレースとは、度胸とか蛮勇を競う遊戯を指す・・・。
絶壁に 向かって車を走らせ、より崖っぷちで止めた者を勝ちとする。
つまり崖から 落ちたら負け・・・おい!函館市は勝てるのか!?・・・。
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ローカル線の切り捨て攻防

2011年12月24日 05時48分13秒 | 自治体
北海道新幹線開通で、JRの在来線は切り捨て構想。
JR北海道が、現函館駅~新函館駅(仮称)間の17.9Kmを経営分離。
そんな方針を示された函館市は、大慌て状態・・・。

北海道とJR北海道は、函館市に対して以下のような解決案を示す。
北海道が主体となって第3セクター会社を設立・・・。
セクターに移行の際は、最大限の努力をする・・・。

札幌延伸の着工後、早期に沿線自治体との協議の場を設ける。
負担割合については、必要な出資や初期投資等を北海道が応分の負担。
他県の状況など、先行例を十分考慮する・・・。

おまけにしゃしゃり出て、JRによる第3セクターへの支援策に言及。
技術者の出向など技術、人的支援を行う。
第3セクター運行にかかる必要最小限の鉄道資産を譲渡する。

譲渡は簿価を基本とし、土地区画整理事業に伴う補償金は含まない。
分離前と同等のサービス維持に努力する・・・。
具体的には、JR各社との乗継ぎ可能な発券システムの導入に協力。

一方、JRと言えば、第3セクターへ移行後に運行委託を受ける考え。
2015年度の新函館開業までに、同区間の電化を提案。
新函館開業までには、約40億円を投資して同区間を電化する。
快速列車用の新型車両を開発し、現行の27分を17分に短縮。

新函館開業時には、利便性の高いアクセス輸送・・・。
そして、並行在来線に可能な限り協力をする、との姿勢を示す。
北海道とJRのそれぞれが、思いを込めて熱く語るが・・・。

水面下での綱引き大会に汗したからこそ、そう言えるのだろう。
しかし海千山千、ずる賢さを得意とする北海道のことである。
沿線自治体と協議したところで、どんな意義があるというのか。
後ろに国が控える北海道は、単にアリバイづくりをしただけ?

まぁ、JRの経営継続は難しいらしく、この方針は覆ることはない。
それなのに函館市長は、熟慮思案、経済界等の意見を踏まえると慎重姿勢。
しかし当然のように、第3セクター移行を受入れるという結果に辿り着いた。

函館市が抵抗したところで、何になる?とは思っていた・・・。
落としどころ、落ちどころを探っていただけではないのか?
平行在来線切り捨ては既定路線・・・そう思って諦めるよりない・・・。

北海道新幹線を、素直に喜べれない気持ちがそこにある・・・。
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豚(トン)マな政治

2011年12月23日 04時32分50秒 | 政治
何故、現時点でこんなことが言えるのだろうか・・・。
16日にどじょう君は、福島原発事故の収束宣言を行った。
原子炉が冷温停止状態に達し、発電所の事故は収束に至った。

なんじゃこりゃ?収束はホント?
君の頭もメルトダウンしたのでないの?
この収束宣言は、いま流行の八百長くさい宣言にほかならない。

冷温停止状態で第2ステップと言うが、放射能は下がったのか?
唐突の収束宣言・・・被災者の感情を逆なでするだけの言葉。
乱暴過ぎる、まやかしのロジックに思えてならない・・・。

溶けた核燃料は、今も高い温度で不安定な状態との指摘もある。
それなのに原発担当大臣も、どじょう君に続いて高揚する。
親方の収束宣言をヨイショして、こんな言葉を繋いで誤魔化す・・・。

何とか年内の冷温停止状態の達成、そして事故の収束を達成できた。
そのことは、極めて厳しい状況の中で日本が瀬戸際で踏みとどまった。
という意味で今日(16日)は、大きな日ではないかと感じている・・・。

よく言うねぇ~、言うは易し、行うは難し・・・高揚感だけは一人前。
有効な事故対策は打てないが、彼も言うだけ番長の風格を兼ね備えた。
でもねぇ~、こんな収束宣言は、弥縫策にほかならない・・・。

新年を迎えるにあたって、放射能の汚れを落としたい。
そんな政治屋たちによる、自己満足の収束宣言である・・・。
ネット上では、どじょうの愛称も消え失せて「野ダメ」のネーミングが登場。

どじょう、野ダメ、野ブタ?・・・そんなものはどうでもいい。
望むことは、一刻も早く主役の座を降りて欲しい・・・ただ、それだけ。
豚(トン)マな政治に毎日がタメ息・・・あ~ぁ・・・。
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軽微な交通事故に思う

2011年12月22日 05時07分34秒 | オヤジのつぶやき
有名人の失敗を報道して金になる仕事・・・そんなメディアが羨ましい。
俳優やプロ野球選手が、軽微な物損事故や人身事故を起こしてビックニュース。
こんな瑣末なことがニュースになる昨今は、実に不愉快だ。

ニュースを読む角度を変えれば、他人の生活の覗き込むような記事である。
俳優の高倉 健さんが、接触事故を起こしたのは驚くに値しない。

東京都内で乗用車を運転中、右側に車線変更をしようとした際に・・・。
横を走っていたタクシーに接触したというだけで、どちらも怪我はなし。
警察は、高倉さんの安全不確認が事故原因とみて、詳細捜査中。

こんな事故は、事件送致にもならない軽微な物損事故である。
それを大きく報道するメディアは、実にねちっこい。
団塊オヤジは、逆に感慨深く思えた次第である・・・。
あぁ、あの名優の健さんは80歳にもなったのか・・・と。

一方、プロ野球の楽天・田中投手の人身交通事故・・・。
仙台市内で人身交通事故を起こしたが、それ以来、初めての報道対応。
気持ちは落ち着かない。誠心誠意、自分ができることをやって行く・・・。

事故当日に被害者の家族に謝罪し、翌日には入院中の被害女性を見舞う。
怪我をした方には申し訳ないが、これも普通の軽人身交通事故のようだ。

そんな偉そうに言う団塊オヤジも、過日、駐車場で物損事故を起こした。
後方確認を怠って、駐車中の車にドスン・・・任意保険で処理・・・トホホ。
厳密には、道路交通法上の交通事故にはならない・・・。
がしかし、気持ちはブルー・・・凹んだのは言うまでもない。

三流メディアにお願い・・・。
団塊オヤジの事故も、ビックニュースにしてくれまへんかぁ~・・・。
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夜郎自大の政治屋

2011年12月21日 06時00分47秒 | 政治
これは、正気か?男の野望って、こんなのだった?・・・。

2007年9月・・・所信表明の2日後に首相が突然、辞任を表明。
世代交代や拉致問題解決に期待したのに、国民は裏切られた・・・。
そんな男が、再び総裁出馬に色気を出す・・・何を、今更である。

ボク、辞め~~た!、そんな態度が瞼に焼きついている。
国民の暮らしを守らず、敵前逃亡した政治屋にほかならない。
当時は、自分の運の悪さに愛想が尽きたとも語ったらしいが、これは言い訳。

あぁ、それなのにそれなのに、何を勘違いしたのか、この男。
次期自民党総裁選挙への出馬の意欲満々だとか・・・驚くねぇ~。
自民党には、この程度の人在しかいないのだろうか。

人材は並みを指すが、こういう分類もあるのではないか?・・・。
人罪(居れば迷惑な人)、人在(居るだけの人)、人財(とても価値のある人)。
さてさて、安ン倍くんは、どれだろう・・・。

某パーティでは、こんな元気印のアッピール。
最近胃腸炎の新薬ができた・・・そのお陰で体力は万全。
会場からは、「もう一度総理を!」と歓声が上がり・・・。
「頑張ります」と、はしゃぐいじらしさが、とても可愛い。

政治ごっこも、ここまで来れば漫画を通り越して爆笑もの。
若いからって何だ?総理経験があるからって何だ?
国民から期待もされていないのに、自分の出番と勘違いする馬鹿な政治屋。

おまけに、ライバルの幹事長や総務会長も子分を囲うのにご熱心な景色とか。
自分たちの党が、国民からソッポを向かれても気づかない。
国民不在の国盗り物語・・・そんなくだらんことでお忙しいらしい。

学芸会の練習に、せいぜい頑張って下さいナ・・・。
ところでキミたちのような輩を、夜郎自大って言うんでなかった?
意味するところは、こうである・・・勉強したまえ、政治屋くん。

自分の力量を知らない者が、仲間内で大きな顔をしていい気になる・・・。
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大臣3人衆in福島

2011年12月20日 05時36分34秒 | 政治
福島県下の対策は、もっとスピードを出せないものだろうか。

政府は、福島第1原発の冷温停止で収束宣言・・・そして胸を張る。
勘違いも甚だしいが、大臣の3人衆が福島入り。
経済産業相、原発事故担当相、震災復興担当相が、揃い踏みと威勢がいい。

福島県知事や自治体関係者に対して、語る中味は・・・。
事故収束工程表の「ステップ2」の完了報告・・・。
何が収束と言えるのか、サッパリ分からん「ステップ2」の完了である。

更に現在の避難区域を解除して、年間被曝線量に応じて3区域に再編。
時期は、来年4月1日をメドとする・・・。
現行の「警戒区域」と「計画的避難区域」に代わり、こんな区域案を発表。

・年間被曝線量50ミリシーベルト以上で帰宅困難な区域。
・20ミリシーベルト以上50ミリシーベルト未満の居住制限区域。
・20ミリシーベルト未満の解除準備区域・・・の3区域とする案を説明。

これに対して地元自治体からは、同じ市町村が分断されることへの懸念の声。
更には、どじょう君が福島を訪れないことへの不満等など・・・。

思うに、空中を彷徨う放射能は、風向きによって気まぐれに飛散する。
それなのに県下の自治体を、コマ切れにしてしまう区域割り・・・。
本当にそんな曖昧な区域割りで、震災復興ができるのか?

税収もなく、自治体としては機能不全に近い状態・・・。
それなのに、働く自治体職員の収入だけは安泰、補償される。
被災者には、被曝線量で居住区域を色分けし、不自由な暮らしを押しつける。
住まいも仮設、そして就職もままならない・・・。

そんな現実を見せつけての「頑張ろうフクシマ」「ガンバレ福島」。
フレーズは虚しく響くだけであり、活字も色あせる・・・。
政治は、被災者たちの辛く厳しい現状を知っているのだろうか?

官僚たちがお膳立てをしたであろう、冷たく薄っぺらい区域割り施策。
それを、棒読みしているに過ぎない大臣たち・・・。
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戦闘機の一大商戦

2011年12月19日 04時24分19秒 | 政治
防衛大臣は、防衛の「ボ」の字も知らないド素人の政治屋。
そんな方が、沖縄軽視発言で袋叩きに遭遇・・・。
しかし、どじょう君の手厚い配慮で首が繋がる不思議な景色。

そこに来て、安全保障会議の存在意義が問われる事態に発展した。
12月14日に某新聞が、スクープ報道・・・。
次期戦闘機の選定が、F35機種に決まったと報じる。
遅れをとった国営放送も、負けじと後追い報道に夢中になる。

安全保障会議での決定前に防衛相が決めたのか?・・・。
それをどじょう君が、追認すると報じたから話がややこやしくなる。
安全保障会議は、12月16日に開催予定だったが20日に延期とか。
その会議の前に、こんなビックニュースが流れる美しい国である。

ところでこの戦闘機は、一機137億円もするそうな・・・。
歳末大売り出しがたけなわの12月・・・戦闘機も一大商戦で熱い限り。
大きな買い物であれば尚更、選定作業は極秘扱いが当然じゃろうが・・・。

それを三流メディアが、しゃ~しゃ~と出しゃばって報道する・・・。
シビリアンコントロールもへったくれもなく、重要機密が、じゃじゃ漏れ状態。
おまけに、こんな話題が、ネット上を賑わす・・・。

選定作業は、空幕・次期戦闘機企画室が中心となっている。
ところが、メーカーなどが提出した提案書の内容審査では・・・。
英語で記述の提案書の読解に四苦八苦とか・・・でも、なんのことはない。
英語が読めない防衛省幹部が、機種選定に従事中ということなのである。

ある防衛省の幹部は、こう後悔しているらしいが後の祭り。
提案書は、日本語しか受付けないと書けばよかった・・・何たるこっちゃ!
そして自衛官たちは、辞書を片手に分厚い提案書と格闘する日々だとか。
そんなことを知って、気の毒さが募るばかりである・・・。

F15戦闘機を採用した1976年の機種選定では、身をもって性能を確認した。
調査団が60日間もの長期にわたり米国に滞在し、候補三機種を操縦。
そして、昔の苦労を尻目に防衛省の幹部は、過去のことは分からないとする。

英語も読めないのに、一機137億円のリッチなお買い物。
それも性能比較の飛行審査をせずに、書面審査だけ・・・何機買うつもり?
消費税もアップ予定だから、散財に勤しむと言うところだろうか・・・。

書面審査のみで選ぶF35戦闘機は、無駄な買い物になるのでは?
そんな不安も脳裏をよぎるが、失敗しても・・・「こんな筈じゃなかった」。
きっとこのように便利な逃げ口上も、用意しているに違いない。

防衛省さん、これは税金でっせ!真面目にやってくんさいナ!・・・。
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官製版「除染講習会」

2011年12月18日 05時42分51秒 | オヤジのつぶやき
福島県庁のホームページからのご案内・・・。

県内の除染業務に従事される人を対象にした講習会
目的は、除染作業を適切かつ安全に行うための基礎的な知識と技能習得。
今回の第3期は、郵送による申込み受付、募集人数の大幅増で実施。
定員オーバーの場合は、抽選で受講者の決定を行う・・・。

受験資格はなく、受講料無料・・・座学と実習が各1日。
試験に通れば、修了証が貰えて除染業務ができる。

対象は、除染を業務として行う県内の事業所に勤務する者。
県内居住または県外への避難者で、今後、上記事業所への就職希望者。
ただし会場の都合で、1企業当たり受講者は1名。

主催は福島県だが、こちらは「お雛様」という飾りの景観・・・。
講習の主体は、日本原子力研究開発機構なる独立行政法人が仕切る。
いわゆる、経済産業省の天下り先が担当することになる・・・。

除染モデル事業や除染業務講習会・・・。
官製版の事業ばかりが増えるのは、どうしたものだろう・・・。
それにしても、募集人員も凄いが、多くの県民は受講するのだろうか?

就職難の今、素人がそんな仕事に飛びついて大丈夫なのか?
そんなことが危惧される・・・。
おまけに、今も無味無臭の放射能が、燦々と降り注ぐフクシマ。

そのうちに鼻血ブーとかに、ならなければいいのだが・・・。
体調異変に気づいた時は、既に遅しの感・・・。
やるせないなぁ~、この現実・・・。
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政治屋の語る無駄削減

2011年12月17日 05時11分15秒 | 政治
政治屋の言う「無駄削減」が、こうも虚しく響くものなのか。

消費税引き上げに理解を得るため、新たな会合を立ち上げ。
なんと、政権与党は、国の歳出を見直すと言い出し始めた。

どじょう君は、行政改革の会合に出席、無駄削減への決意をアッピール。
国民は、「民主党よ、まだまだ歳出削減や税外収入の確保に取り組め。
これが国民の声ではないか」、と受け止めている・・・。
ちょっとこれは、自惚れもいいところでないだろうか?

偉くなり過ぎると、こうも態度が変わるのか・・・。
おまけに消費税以外の負担増は、先送りとする優等生ぶり。
こうなると、「覇者の驕り」という言葉がピッタリである・・・。

事業仕分けなども、目に見える無駄削減の成果は見えて来ない。
自らが財務相当時、3LDKで月4万円の豪華官舎建設計画に関わったが・・・。
仕分けで無駄と判定されて削減が決定・・・。

あぁ、それなのにそれなのに、裏で秘かに復活させるウルトラC。
こっそりと公務員宿舎の建設が、推し進められていた・・・。
財務官僚たちは、この仕事を財務相時代の最大の功績と持ち上げる。

そんな実績の持ち主が、無駄削減をいくら叫んでも信用には値しまい。
だから今回の新たな会合は、まさに「屋上屋を架す」である。

社会保障改革を叫ぶものの、出されるメニューは食べる気にもならない。
年金支給の年齢引き上げ、外来受診の100円上乗せ等などetc。
国民に負担を強いる話は、軒並み先送り・・・と良い子ぶるが・・・。

しかし、のらりクラリを身上とするどじょうのこと・・・。
皆さん、油断禁物でっせ・・・。
コメント (1)
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