永田劇場の番組評価

官公庁は、１２月２８日が仕事納めで閉店・・・。
年末年始は、多くのお役所は休みで、ガードマンしかいない。
それなのに首相は２９日、厚生労働相と首相公邸で会談。

首相は、生活困窮者への年末年始のしっかりした対応を指示。
自治体と協力し、しっかり支援して欲しい・・・だって。
大臣は会談に先立ち、都内などのハローワークを視察。
暮れも押し迫った今頃になって、何たるこっちゃ。

政府は、年末緊急職業相談を２９、３０日に行った・・・。
11都道府県のハローワーク１９カ所で実施したそうだ。
職業紹介に加え、自治体と連携し生活困窮者に対する対策。

住宅情報の提供、生活相談などを行う・・・今頃になって何なの？
大臣は、全国の年末年始の対応状況把握に努めると意気込む・・・。
生活弱者の気持ちを逆なでする、なんとも軽い言葉である。
そんな話題を、大々的に取り上げるメディアもメディア。

２９日には、相談で計３，７００人余りが訪れたらしいが・・・。
ハローワークは、相談者をカウント・集計するだけが能でもあるまい。
多くの人が来ており、雇用状況の厳しさを感じたというこの大臣。

０８年末にNPOなどが開設した「年越し派遣村」に触れ・・・。
大勢の失業者が集まったような事態が生じていないことを強調。
必要な対応が出てくれば、しっかりやりたい・・・。
ナントおめでたいコメントであることか・・・やれやれ。

政治屋と官僚のパフォーマンスは、ついつい冷笑的に眺めてしまう。
そして寅年も、中味の薄い政治ドラマの繰り返し。
永田劇場の番組は、最後まで茶番に見えてしまった・・・。

民間の裏金

またまた札幌と仙台の国税局が活躍した話題。

北方領土周辺海域を含むロシアの排他的経済水域。
この水域では毎年、両国政府が協定に基づき交渉で条件を決定。
ところが、スケトウダラ漁を行う漁業会社４社が、悪だくみ。

定められた漁獲量を超えて取ることを黙認して貰うため・・・。
漁獲量などをチェックするロシア国境警備局係官らにワイロを配る。
支出先を偽って経理処理・・・３年間で約５億円を提供。

更に、サンマやサケ・マス漁の企業でも同様のワイロ。
超過漁獲を見逃して貰ったり、トラブルを避けるために・・・。
現金や家具、車まで渡していたらしい。

とりわけスケトウダラ漁では、税法上、悪質な仮装・隠蔽行為に該当。
そして追徴税額は、重加算税を含めて計約１億５千万円。
高い授業料になってしまった・・・やれやれ。

それにしても、北の海でも縄張り争いが熱いのには驚いた。
袖の下のさじ加減一つで、漁獲量が増減する現実。
もちろんそんな原資は、魚価に上乗せ？・・・。
泣かされるのはいつも庶民という構図。

民間にまではびこる裏金の現実に、言葉もない。
企業倫理が聞いて、ただただ呆れる・・・。

ホウチもいろいろ

今度は、北海道の帯広畜産大学で不正が発覚した。
取引業者に物品購入を架空発注し、研究費を業者にプール。
いわゆる「預け」という手口で不正蓄財に励んでいたが・・・。
札幌国税局に指摘されて、不正がバレた。

問題の大学では、３２人の教員が関与していたとか。
そして、預け金の総額が約１億６千万円に上る・・・。
教授は解雇や減給処分、預け金は関与教員で全額返還する・・・。

教育に藉口して金に固執する姿が、実に艶めかしい。
解雇された教授は、０４年に国際研究集会の開催を口実に・・・。
業者の預け金から６００万円を自らの口座に振り込ませたらしい。
こんな不正が常態化していながらも、私的流用は認められないとうそぶく。

道警が造語した「私的流用」なる言葉・・・その功績は多大である。
安全圏に逃げ込むためには、とても便利な言葉である。
大学の学長は、研究者が年度内に予算を使い切るのは難しいと言うが・・・。
そんな馬鹿げた意識が、税の無駄遣いに一層の拍車をかける。

そして来年度の予算は、２年連続で税収を上回る国債発行。
国の金庫はスッカラ菅という金欠病なのに・・・。
官公庁の裏金金庫は、底が抜けるほどの蓄財。

贅沢過ぎるなぁ～、いまの公務員たち・・・。
年度ごとの使い切り予算という仕組みが悪い。
更に、不正を企む公務員たちは尚更悪い・・・。

そしてこんな公務員の生活を、血税で支えるという不愉快な現実。
裏金問題を放置する法治国家が、呆痴国家に見えてきた。
おまけに新年早々、消費税増税というビックなお年玉を準備中。

国政ならぬ酷政・・・そんな不誠実な政治に心が痛む。
悔しいなぁ～、腹が立つなぁ～、何とかならんのかなぁ～。

幸福度

政治というのは、こんなにも呑気で緩いものなのか・・・。

今度は、国民の「幸福度」を測ろうとする政府の取り組み。
豊かさの代表的指標である国内総生産（GDP）では・・・。
中国に追い越されようとしている中、多様な統計を駆使。

国民の満足度を捉え、政策立案に生かす試みだそうな・・・。
専門の研究会が、来年６月までに具体的な測定方法の案を示す予定。
人の幸せにはいろいろな側面がある、だから議論は多岐にわたりそうだとか。

政府は２０２０年までに、幸福感を引き上げるとの目標を掲げ・・・。
内閣府は、経済や社会学等の有識者らで研究会を立ち上げる。
今後は、諸外国の取組みを参考に幸福度の測定方法を開発。

国内で幸福度への注目が高まったのは、昨年９月の政権交代後という。
前首相が、肝いりのひと声・・・官民一体で公共サービスを担う。
そして幸せを享受できる社会の実現を目指す「新しい公共」を提唱。

続く首相は、「最小不幸社会」を理念に掲げた・・・。
何だか分かったような、分からないような・・・野暮ったい施策。
政治屋自身の幸福度測定となるのが、オチだろうか・・・。

人生いろいろ、幸せイロイロ、政治屋は幸せ一杯、カネいっぱい・・・。

擦り寄るイヤらしさ

政党「たちあがれ日本」は、結党趣旨の中で打倒民主党を掲げる。
そんな党是の政党に、民主党が擦り寄る風景に驚く・・・。
首相は、「たちあがれ日本」に民主、国民新党との連立政権を打診。

来年1月召集の通常国会に向けて、政権基盤を強化するのが狙い。
腰が定まらず、不純な魂胆を持つ政党・・・民主党。
「たちあがれ日本」の幹部たちとも会ったと伝わってくる・・・。

協力を求めた代償として、代表の入閣などを打診・・・。
首相は、正式に申し入れたとは承知していないと言うものの・・・。
「たちあがれ日本」に、非公式に働き掛けたことを事実上認めた。

この党は、衆院３人、参院３人のわずか６人足らずの政党。
政策の隔たりから、連立実現が困難視されつつもある・・・。
そんな政党にまで連立を呼びかける民主党の厳しい台所事情。

連立の枠組みを広げて、通常国会を乗り切りたいらしいが・・・。
民主党は進むも戻るも大変、秋波の効果は出るのか。
離合集散の繰り返し、政党のメンツに拘るヘタクソな芝居は続く。

おまけに元代表への離党勧告の構想もあるらしい。
そして国民の気持ちは更に離れて、政党崩壊へまっしぐら？
政治屋のイヤらしさ、ずるさが良く分かる景色ではある・・・。

さかなクンの快挙

久しぶりにほのぼのとした話題に出会った。
タレントの「さかなクン」が快挙を・・・。
絶滅したとみられていた秋田県田沢湖の固有種「クニマス」。

この魚発見に貢献した「さかなクン」・・・。
なんと、東京海洋大学客員准教授の肩書きもあるそうな・・・。
知らなかった、シラなんだ・・・相当、魚に詳しいようだ。

クニマスによく似たヒメマスを山梨県の西湖から取り寄せたら・・・。
黒っぽい魚が混じっており、「もしや」と思ったさかなクン。
京都大学の中坊徹次教授（魚類学）のもとに持ち込んだ。

そのことが、今回の発見につながったと言う。
記者会見では、ユーモアも忘れず喜びを語る・・・ギョギョッとうれしい。
自然の条件など、すべてのタイミングが揃いました。

一方、天皇陛下は、２３日の会見で今年印象に残ったこととして・・・。
クニマスの生息が確認されたことを挙げ、さかなクンを褒め称えた。

まさか私の名前まで出るとは、夢にも思っていなかった。
感慨無量、ものすごく幸せ・・・と興奮が冷めやらない。
フィールドに足を運び、いろんな魚に出合って魚の旅を続けたい。
次世代の子供たちにも、自然の素晴らしさに目を向けてほしい・・・。

感動を分かち合う謙虚な語りに、団塊オヤジは感激も一入。
さかなクンが、ますます好きになってしまった・・・。

懲戒免職

大阪市河川事務所に勤務する職員らの河川の清掃作業。
集めたゴミから見つけた現金などを、長年にわたり着服していた。
その不正に対して、勇気を振るって内部告発・・・。

その不祥事に対して２２日、大阪市は処分を発表。
懲戒免職６人、停職２１人を含む計４２人を処分。
懲戒免職の６人の中には、内部告発した職員も含まれていた・・・。

一定の処分は覚悟していたらしいが、自分の懲戒免職には驚く。
自らへの懲戒免職に憤り、処分取消し訴訟を検討中とか・・・。

職員は、証拠がなければ訴えてもウヤムヤにされると危惧。
そして拾得物を物色する様子などを隠し撮りし、テレビ局に情報提供。
この時点で市にも告発していたが、調査手法に不信感を持っていたとか。

そして市の調査過程では、この職員の着服も発覚。
大阪市は処分に当たり、内部告発を軽減材料とする一方で・・・。
同僚への暴言や事務所内の備品の破損などの行為も判断材料に・・・。

市長は、軽減につながる行為と加重要素を差し引きで判断。
その結果、加重が上回るという弁護士の意見を考慮したらしい。
内部告発者への見せしめのようにも映るが・・・気の毒な告発者。

海保の停職１年や神奈川県警の裏金で大量処分。
そして大阪市・・・どこの組織も見せかけだけの処分に見える。
こんな弥縫策で、内部告発を押さえ込めるのだろうか・・・。

恒例の紅白歌合戦

NHKが、大みそかの『第61回紅白歌合戦』の中味を発表。

出場歌手が４４組、そして歌う曲目がずらりだが・・・。
知らない歌手や歌が多すぎる・・・年を取ったと実感。
しいて知っているとすれば、こんなあんばいである・・・。

紅組では、石川さゆり「天城越え」、伍代夏子「ひとり酒」。
はたまた、中村美律子「河内おとこ節」・・・。
白組では、北島三郎「風雪ながれ旅」、森進一「襟裳岬」。
細川たかし「浪花節だよ人生は」・・・。
和田アキ子、加山雄三、郷ひろみのメドレー曲。

川中美幸、小林幸子、坂本冬美、天童よしみ、浜崎あゆみ。
AKB48、倖田來未、嵐、五木ひろし、コブクロ、SMAP、TOKIO。
氷川きよし、ポルノグラフィティは・・・。
歌手やグループ名は分かるが、曲はさっぱり？である。

紅組のaiko、アンジェラ・アキ、いきものがかり、植村花菜、クミコ、西野カナ。
DREAMS COME TRUE、、Perfume、平原綾香、水樹奈々、水森かおり。
白組のHY、EXILE、NYC、徳永英明、AAA、FUNKY MONKEY BABYS。
福山雅治、flumpool、遊助、L’Arc～en～Cielに至っては・・・。
こんな歌手がいたのか、知らなかった・・・の世界。

団塊オヤジは、紅白歌合戦を見なくなって久しい。
正月料理と同じで飽きてしまったが、人気芸人はまだいる・・・。
青木隆治・・・なぜ、こんな売れっ子芸人を出場させないのだろうか。

美空ひばりやマイケル・ジャクソンを演じさせたら天下一品。
彼の右に出るモノマネ芸人は、いないはず。
美空ひばりの「愛燦燦」、マイケル・ジャクソン仕込みのダンス。

誰しもが痺れる歌であり、ダンスである・・・。

歳末特別警戒に思う

今年も残すところ、あとわずか・・・。
警察では、犯罪の予防・検挙に必死となり歳末特別警戒中。
未解決凶悪事件の情報提供を呼びかける函館の警察。

今ではガードマンも出動で、金融機関を特別警戒で巡回。
昔は、１２月１日から１か月の特別警戒ロングラン。
それが、いつの間にか特別警戒期間は半月に減った。
住民サービスを値切って？１２月１５日からになった経緯がある。

そんな特別警戒中であるが、私の住む地区の駐在所。
ある日の夜７時少し前、こんな光景に出くわした・・・。
駐在所の赤い門灯だけが点灯、事務室内は真っ暗。

一瞬、なんじゃこりゃ？特別警戒が泣いている、と思ってしまった。
いくら省エネか、予算節約か知らないが、これはない・・・。
地域住民が、安心のよりどころとする駐在所。

それなのに電機代をケチって？真っ暗にしているとは・・・トホホ。
駐在所員は公休か、勤務終了か知らないが・・・。
住民に不安を抱かせる風景に見えてしまった。

小さなことではあるが、住民サービスの気配りをお願いしたい・・・。

動物の糞

秋田市の大森山動物園におけるユニークな堆肥の販売。
この動物園に草食動物が、１５種類約１００頭。
排せつ物は約７００Ｋｇ、うち約９割がアフリカ象２頭のふん尿で占める。

これまでは動物園が独自に堆肥化し、牧草栽培などに利用して来たが・・・。
動物の成長に伴い排せつ物も増え、効率的な処理が課題となり・・・。
昨年１０月、企業と共同研究を始めたユニークな取り組みに挑戦。

今春には、「ゾウさん堆肥」なる商品を完成させた。
堆肥の原料は、象などの糞を使ったもの。
これを地元農家などに試作品として配付、効果を検証中・・・。

農家は、堆肥を利用した農産物をブランド化して販売。
一方で動物の餌として買い取り、資源を循環させる構想もあるらしい。
本年度は堆肥を無償提供して検証、１２年度から本格的に販売・・・。

象の糞は、植物繊維が多いため通気が良く、土壌改良効果が高い。
しかし糞には、餌として食べた牧草の種が残ることも多い。
でも、堆肥に含まれるバクト菌とかの活躍が功を奏するらしい。

年間生産量の堆肥は、約１００トンを見込む・・・。
農作物は、「ゾウさん堆肥トマト」「ゾウさん堆肥米」などの商品名を考案中。
動物の糞を商品化、商魂の逞しさに驚くばかり・・・フ～ン（糞）。

カジノ構想に血眼

どうしてこうも、カジノ合法化によるギャンブル招致に熱くなるのか。
複合エンターテインメント施設設置を目指す超党派・・・。
「国際観光産業振興議員連盟」が動き出すらしい。

来年の通常国会に、カジノを合法化する法案・・・。
こんな法律を、真顔で議員立法として提出、成立を目指す方針。
会合には、大阪府知事や神奈川県知事をも招いて盛り上がる・・・。

地域経済活性化を超えて、国の成長戦略として位置づける必要がある。
こんな持論をぶち上げて、カジノ構想を高く評価する知事。
国の方針が示されれば、大阪はいつでも現場の声を届けるとか。

関西へのカジノ誘致を求める意気込みを熱く語るが・・・。
でもねぇ、頭を冷やして考えてみよう・・・。
ギャンブルは胴元が必ず勝つというのは常識、おまけに・・・。

客は勝ったとしても、５％程度の手数料を店側に支払い・・・。
加えて、その場で勝ち金の３０％の税金を取られるケースもある。
これじゃ胴元（自治体）が、潤うだけのカジノ構想・・・。

虎視眈々と庶民の懐を狙う政治屋たち・・・。
彼らの唱える地域経済活性化や国の成長戦略が、まやかしくさい。
口から出任せの戯れ言や放言に聞こえる・・・。

気をつけたい、政治屋の甘言と腹黒の底意・・・。

法人税の減税

２０１１年度の税制改正大綱が、閣議の決定を見たが・・・。
デフレ脱却や雇用拡大に向け、法人税は５％引き下げる。
法人税の引き下げは、１９９９年以来で１２年ぶりだそうな。

税優遇策などで、１兆６千億円の減税らしい。
減収分を補う財源は確保できていないが、雇用拡大などを最優先。
とは言うが減税分は、本当に雇用や投資増に回るのだろうか。
企業が内部保留で溜め込むのでは？との噂も聞こえる。

そして減税の穴埋めには、増税で捻出の５，５００億円の一部を充当。
更に、所得税や相続税の控除を縮小で措置する。
しかし、それとても３千億円ほどが足りない・・・。

かくして、トータルで５千億円程度の財源不足となるらしいが・・・。
来年の通常国会には、関連法案を提出するようだ。
思えば法人の減税施策は、企業献金欲しさのため？とも思いたくなる。

本来は、格差是正に使われるはずの税金。
それが、財源の帳尻合わせに利用されただけと陰口もたたかれる。
おまけに財務相は、「本当に現実の厳しさを感じている」、と言うが・・・。
この大臣は、財政のイロハのイも満足に知らないらしい。

来年度の予算は、また大変な借金になりそうである・・・。

不倫デート代は税金

不倫デートの費用を、税金から捻出する狡猾な警察官が登場。

組織に内緒で捜査費の不正流用・・・そこまでやるのか・・・。
１２月１７日、警視庁公安２課の巡査部長が、東京地検に書類送検。
おまけに同日付で懲戒免職・・・容疑は詐欺などだという。

クビになった理由は、捜査費７４万円を不倫デート代に流用。
不倫相手との飲食などに使ったらしいが、呆れて二の句がつげない。
警察官が、不倫デートで税金を詐取とは、酷すぎる・・・。

警視庁の発表では、この警察官は過激派の情報収集などを担当。
それが、２００７年９月～０９年１１月まで、捜査協力者との飲食代とか。
嘘をつくこと２１回、計７４万円の捜査費をゲットした・・・。
組織は、２年以上も騙し取られていたことに気づかない茶目っ気ぶり。

警察は不正が発覚しても、組織を離れての私的流用はないとするのが常。
しかし道警では、会計担当者２人が組織を離れて私腹を肥やした。
その結果、見せしめ的に逮捕した劇は、道民の記憶に新しい。

そして今回は、組織を離れての私的流用であるが、逮捕はしない。
なぜ任意捜査なのだろうか、逮捕すべき事件ではないのか。
巡査部長に組織の弱みを掴まれているから、任意捜査にした？

公表した背景には、公にされたくない何かが隠されていないだろうか？
国際テロ情報の流出に続いて、不倫デート代をかすめ取るずる賢さ。
警察組織内部の腐敗状況が、とても気になるニュースではある。

狡猾な公務員に舐められっ放し・・・腹が立つなぁ～。

無人機での攻撃

こんなことが、日常茶飯事に行われているとは・・・。
米軍のプレデターとリーパーという無人機による攻撃。
２００８年の夏以降、急速に拡大しているらしい。

ロングウォー・ジャーナルなるメディアによると・・・。
無人機攻撃は、０４年から０７年までの４年間で累計１０件。
それが０８年は３６件、０９年は５３件と急増。

当初は、高性能のラジコン飛行機で情報収集が主な任務だった。
ところが、ミサイルや爆弾を搭載できるタイプが開発され・・・。
その結果、遠隔操作型の殺りくマシーンに生まれ変わったという。

パキスタン領内での攻撃が多く、米中央情報局（ＣＩＡ）が関与らしい？とも。
０９年８月には、パキスタンのタリバンの指導者が無人機の攻撃で死亡。
行動は、無人機が長時間にわたり監視を続け・・・。
親戚の家でくつろいでいたところへミサイルを撃ち込んだ。

一方、テロ組織側は、この報復として米軍前線基地内で自爆テロ。
結果、ＣＩＡ職員ら８人が死亡・・・。
更にこれに対して米軍は、１０年１月に１３件もの無人機攻撃を実施。
タリバンの拠点等にミサイルを撃ち込む大規模攻撃を決行。

これが、アフガニスタン問題解決に向けた唯一の選択肢とは・・・。
米政府内には、それを肯定する意見も強いらしい。
血を血で洗う報復の繰り返し・・・怖い世の中である。

そんな連鎖反応が、憎悪を一層膨らませている現実に絶句。
戦争の泥沼化を助長する無人機攻撃には、言葉がない・・・。

これが民意だ！

名古屋市議会の解散を求める住民の直接請求問題。
有効な署名の判定が１５日、請求に必要な３６万人余を超えた。
来年２月にも、議会解散の是非を問う住民投票が行われる。

市選挙管理委員会は、４６万人の署名のうち１１万人分を無効扱い。
その恣意的な扱いに異議が相次ぎ、再審査したすえの逆転だ。
市長の支援団体側が、無効と判断された署名者に代わって対応。

そして多くの市民は、市内１６区役所に縦覧に訪れた。
署名を無効にされた市民の怒りが、とぼけた選管を揺さぶる。
多忙の中を、縦覧に訪れる市民の関心の高さ・・・。

その結果、政令市初の住民投票が行われることになった。
都合のいい時だけ「みんい、ミンイ」と叫ぶ議員たち・・・。
それを支える市選管委員は、４人中３人が名古屋市議ＯＢ。

市議会に肩入れするような選管委員の仕事ぶりは、とても不愉快。
おまけに週１回の会議出席で、月額報酬３６万円。
就職難の時代に、何とも羨ましいお仕事ではある・・・。

まぁ、何はともあれ、名古屋市議会に注目が集まる。
アキ缶、スッカラかん、ドン感などと揶揄されるお方は・・・。
そんな景色をどんな気持ちで眺め、何を「感」じているのだろうか。

団塊オヤジは、山は動いたの感、本物の民意を見た思いである。