函館発「団塊オヤジの独り言」

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「泪橋」という曲

2019年09月18日 03時54分49秒 | 音楽
Facebookで友達になった曽崎重之という方が、貴重な情報を投稿してくれた。
関西から音楽情報を発信する方だが、本人の快諾がありこの機会に記事を引用させて貰う。
徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手・みやま健二さんが歌う「泪橋」。

この曲は、「かおるちゃん、遅くなってごめんね〜」と歌って大ヒットした・・・。
「花はおそかった」等で知られる美樹克彦さんが、作詞・作曲した曲。
約16年前に大分県のある企業経営者をモデルにして・・・。
みやまさん(当時の芸名は美山健二)のために作った曲だと言う。

舞台は、鹿児島市の鹿児島刑務所。
ここの前を流れる甲突川に架かる鶴尾橋が、この歌に登場する泪橋。
この橋を渡って・・・男の道をつらぬく証し🎶〜と意気がって刑務所に入った主人公。

しかし、そこの小さな窓から見えるのは、青空と雀だけ。
日々募ってくる帰りたい気持ちを拳を握りしめて抑える。
ようやく刑期を終えて残りの人生を真っ当に暮らそうと帰りを待ってくれている女(ひと)の許へ急ぐ足。

涙を堪えて踏みしめているのは、入る時に踏んだ同じ橋。
それこそ泪橋なのである。
橋の上で、お前のためにも2度と同じことは繰り返さない、と心に誓う主人公。

実話を元にした作品だけに説得力がある曲。
みやまさんは一昨年、鹿児島を訪ねた際に鶴尾橋まで足を運んでいる。
ここには、旧鹿児島刑務所の正門が残るだけ。

みやまさんは「歌のイメージを膨らませることが出来た」と喜び語る。
美山健二時代から歌っている曲だが、口笛で始まるイントロが哀愁を漂わせる。
この約45秒間という長いイントロの間、ステージに立つみやまさんは・・・。
ずっと、上半身を45度に前に傾けたまま、歌い始めを待つ。

これのニューバージョンが昨年リリースした「能登の灯祭り」のボーナストラックとして収録されている。
初期の「泪橋」が、ゴツゴツとした強面の歌だったのが・・・。
一変して柔らかな歌に生まれ変わり、主人公の心の内を表現している。

以上が、曽崎さんのFacebookの投稿記事なのだが・・・。
「泪橋」という曲は、本当に素晴らしい曲だと思う。
自分は、みやまさんの持ち曲である「能登の灯祭り」「あとの祭りの一人酒」「浜撫子」の曲にも惚れ込んだが・・・。
とうとう「みやま健二ファンクラブ」に入会しちゃった!

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