遂に出た、消費増税法案

消費増税法案提出を巡っては、一郎さんに近い政務三役の辞任が取り沙汰。
そういうことにはならないと思っている、と楽勝ムードも漂ったが・・・。
結局、政務三役４人が官邸を訪れ、閣議決定に抗議して辞表を提出。

さらに、元代表に近い約２０人も、党の役職の辞表を提出・・・。
と言うことで、消費増税を巡る党内の対立は決定的。

また、国民新党が分裂の危機に直面して混沌。
代表は首相と会談し、消費増税関連法案の閣議決定に反対表明。
民主党との連立政権から離脱することを伝えた・・・。

しかし、国民新党の金融・郵政改革担当相ら６人は・・・。
連立離脱を拒否し、同担当相は、閣議決定に署名する意思表示。
官邸から機密費なる裏金が出た？と思いたくなるような景色である。

ともあれ大混乱の中、政府は３０日に閣議決定をした・・・ホッ。
と言うことで、法案は国会に提出される運びに・・・。
現在５％の税率を２年後の’１４年４月に８％。
’１５年１０月に１０％に引き上げる消費増税関連法案・・・。

ところで、８９３の掟よりも怖い政党の党議拘束？
民主党の幹事長曰く・・・造反なら処分・・・。
消費税増税法案の国会採決を巡って、国会議員を縛る。

関連法案の国会採決で、反対や棄権等をした議員は・・・。
造反する議員に対しては、処分を行う考え・・・。
重要な法案だから、当然に党議拘束がかかる、とする。

話は戻るが、法案提出でニンマリするのは財務官僚。
ほくそ笑む顔が、目に浮かぶ・・・。
一方、政治屋たちは、官僚に飼い慣らされたペット。
操り人形のパペットならぬ、パーなペットに見えてきた・・・。

それにしても国民不在の政治は、熱く燃える国盗り合戦の風情。
まさに佳境である・・・金に群がる白アリ政治屋諸君、頑張れ！
そんな皮肉めいた言葉しか出ない今日この頃・・・あ～ぁ。

野ダメ君の強気と弱気

平成２３年度は今日と明日しかないので、ブログは今日も２題目。
消費増税を巡る野ダメ君の言葉を拾ってみた。

消費増税法案の今国会成立に、政治生命を懸ける・・・。
年度内に法案を提出しなければ、準決勝で敗退だ。
国会審議で、与野党が向き合って決勝戦をすべきだ。

一番やりたいことは、先送りする政治との決別だ。
一体改革は、決断する政治の象徴的なテーマだ。
ここで決断し政治を前進させる・・・。
そうでなければ、野田内閣の存在意義はない・・・。

良いこと言うなぁ～、野ダメ君・・・。
多くの国民が反対、党内議員の多くも反対している。
党内の支持基盤を失っても、野党との大連立構想を捨てきれない？

おまけに野ダメ君たちは、こう言って憚らない。
国民に不人気でも説得するのが、政治の役割である・・・。
覇者の驕りが、言葉の端々に滲み出る景色にほかならない。

更に、関西電力大飯発電所の再稼働を４月上旬にも同意する方向。
それを福井県に求めるという、曖昧さの漂う政治決断。
消費増税より難しい原発を、すんなり再稼働させる・・・危ないなぁ～。

そして、そんな呑気な政治に激震が走る・・・。
ほかならぬ、大阪維新の会による政治塾の開講である。
集まった受講者は、国内外から２,０２５人とか。
フレーズは、今の世の中で国を変える戦は選挙、と歯切れがいい。

赤字国債発行に必要な特例公債法案。
原子力規制庁の設置法案、衆参の選挙制度改革。
新年度予算案は年度内に成立せず、１４年振りに暫定予算編成。

何一つ満足にできていない野ダメ政権のだらしなさ。
ホテルで会食中に、こんなぼやきを漏らしたとも伝わってくる・・・。
何とかしないといけない、このままでは自民も民主も沈んで行く。

そう思っても、次の一手が打てない野ダメ君の政治・・・。
危機感だけが先行して、緊張感に欠ける政治。
何とも困ったものである・・・あぁ～・・・。

４５円で警察官をクビ？

これまで度々、警察官の質の劣化を憂う記事を書いていたが・・・。
そんな心配をあざ笑うかのように、またまた発生である。
今度は、神奈川県警の警部補（５９歳）が起こした不祥事。

帰宅途中、パチンコ店に寄り道した警察署刑事課に勤務する警部補。
何を血迷ったのか、1階に設置する１枚５円のスロット機のメダルを使い・・・。
２階の１枚２０円のスロット機で遊んだ・・・。

その差はわずかに１５円、使用メダルはわずかに３枚・・・４５円で逮捕された。
同警部補が、１階から２階に移動してメダルを購入せずに遊技・・・。
その状況が、事務所の防犯カメラでチェック中の店員に見つかった。

今では、パチンコ店の多くが高性能の防犯カメラを設置している。
それに気付かず、１階のメダル４枚を持ち込み、うち３枚を使用。
自分の職業を忘れた警部補の大チョンボである・・・。

窃盗未遂容疑で逮捕されたが、容疑を認めているという。
あとわずか１年ほどで定年退職予定の警部補が・・・。
４５円をケチって、警察官人生を棒に振ってしまった・・・トホホ。

魔が差したのか、バレないと思っての行動なのか？・・・。
ともあれ、いま警察を取り巻く諸情勢の厳しさから推測すれば・・・。
懲戒免職・・・と言うことで退職金はパァ～であろうと予測。

老婆心ながら言わせて貰えば、こんなことも心配・・・。
毎月、捜査員に交付していた口止め料的なお小遣い。
それが、平成１３年から捜査用諸雑費という制度に大変身した。

捜査対象者尾行中のパチンコ代にも使用・・・。
ありもしない使途名目が、堂々と大手を振って罷り通っていた。
そんなインチキ手品が数多の捜査費（国費）と捜査報償費（都道府県費）。

この警部補も、捜査用諸雑費でスロット遊技？・・・まさかぁ～。
でもそう、勘ぐりたくもなる警察裏金の裏事情でもある・・・。

警察・検察の不祥事が花盛り

本日も２題目の投稿・・・デス。
警察と検察の不祥事が、大賑わいの様相を呈している・・・。

猥褻目的で女子大生を押し倒した群馬県警巡査(２４歳）は・・・。
強制わいせつ致傷容疑で逮捕された。
徳島県警の巡査部長(４０歳代）は警察手帳を偽造。
インターネットでの販売がバレて、有印公文書偽造容疑等で立件予定。

神奈川県警では、巡査（３４歳）が自転車盗難をねつ造。
虚偽有印公文書作成・同行使罪で起訴、そして懲戒免職処分。
札幌薄野のＳＭクラブで全裸になった道警の巡査長は、罰金１０万円。

そこに来て、札幌高検の事務官(２０歳代）が少女といかがわしい行為。
道警が、道青少年健全育成条例違反（淫行）容疑で書類送検とか。
ところがこの事務官の友人である、道警の巡査長(２０歳代）も・・・。
淫行の場所提供容疑で、書類送検・・・トホホなこった。

検察・警察が一体となっての素晴らしい不祥事連携プレー。
さぞかし検事総長も、警察庁長官も真っ青に違いない。
裏金三昧がもたらす組織の不祥事は、目を覆うばかり・・・。

おまけに最高裁の裏金も、相変わらず水面下で蠢いているらしい。
今からでも遅くはない・・・裏金マネービルは止めた方がいい。
警察・検察・裁判所・・・どこまで腐れば気が済むのやら。

金に汚い組織は、メチャクチャの感である・・・あ～ぁ。

傲慢な千葉県警

傲慢な警察の姿勢が、ここにも滲み出ている。

長崎ストーカー殺人事件で、傷害事件の被害届受理を先延ばし。
そして千葉県警習志野署の捜査員らが北海道に慰安旅行をしていた問題。
こともあろうに同県警は、遺族に対して第三者による再調査は行わない・・・。
そんな冷たい返答をしていたらしく、遺族は強く反発。

行わない理由は、第三者による再調査は守秘義務の関係で難しいためとか。
だから、県警の監察官室が行うことになったとする・・・フムフム。
私が道警裏金を告発した時にも、この守秘義務云々が急に浮上。
捜査機関には、なんとも都合のいい守秘義務なのである・・・。

被害者側の親族は、こう語るが全く同感・・・。
誰もが客観的と思える再調査をしないのは、反省していないということ。
再発防止に努めようという姿勢が見えない・・・。

おまけに、千葉県警の警監察官室が言うロジックも素敵！
客観性や中立性を持たせるために・・・。
外部の有識者で構成する県公安委員会に経過を逐一報告する。

何っ！公安委員会に報告？警察がお膳立てした公安委員の集まり。
身内の良き理解者であるが、所詮、お雛様に過ぎない。
週１回の公安員会に出て座っているだけで、ウン十万円の委員報酬。

私も、公安委員会に出席したことはあるが・・・。
ほとんど指摘事項もなく、シャンシャン報告会であった。
警察を管理するはずの公安委員会は、警察に管理されっぱなしが実態。

経験からすればお雛様が、千葉県警に厳しく迫るとは到底思えない・・・。

労働者を踏みつける政治

今日も２題目を書きまくるぞぉ～・・・。
３月２４日、政府は労働契約法改正案を閣議決定した。
その要旨は、こんな塩梅である・・・。

有期契約労働者が、同じ職場で５年を超えて働いた場合・・・。
本人が希望したら無期雇用つまり正社員にしなければならない。
この規定は、こんな結果をもたらすらしい・・・。

企業は、契約労働者を４年１１ヶ月で雇い止めする・・・。
現行規定は、有期雇用契約は３年までで何回でも更新可。
しかし今回の改正では、５年超の雇用契約ができなくなる。

したがって企業は、委託契約や短期アルバイトにシフト換え。
今度は、契約社員を切るという同様の現象が起き・・・。
契約社員は職を失い、日本経済はさらに悪化を辿るとか。
正規雇用を避けて非正規社員を増やす企業もズルいが・・・。
厳しい指摘が、現実となる怖さにがっくり・・・。

おまけに企業年金は、AIJが博打に熱中して金を食い散らかし。
社長は月収６００万円、取締役で３００万円とか・・・。
と言うことで、積立不足でシステム破綻は必至。

右を見ても左を見ても、雇用情勢は乱暴な冬景色である。
労働契約法改正は、労働者派遣法の弊害と同じ道を歩むとの指摘に同感。
これも狡猾な政治屋の、成せる技ということか・・・。

考えてみれば、労働者は使い捨て？百円ライター並みである。
国民を踏みつける政治、国民を舐め過ぎた政治には、本当に腹が立つ。
このシッペ返しは、間違いなく到来・・・国の存立基盤を脅かすこと必定。

表面化し始めた福島の悲劇

昨年３月の福島第一原発の大爆発に国民はびっくり。
原子力発電所が、大爆発を起こし、全てメルトダウンした。
つまり、物騒な核燃料がブッ飛んだ・・・。

しかし政治屋は、直ちに健康被害はない、と連呼して叫んだ・・・。
被災者は、うろたえて避難をためらう迷いの思考回路・・・。
そのブッ飛んだ核燃料は、広島原爆の何倍ものの量であるそうな。

チンタラな政治のおかげで、どれだけの県民が被曝したのか。
それが今になって、フクシマは大変なことになっているらしい。

原発事故直後、ここは放射能が高いからすぐに避難したほうがいい。
そんな危機感を叫んでいた人がいる・・・。
避難先の集会所に立ち寄ったら知り合いが多数・・・。
逃げないのかと聞いたら家が心配、ここで様子を見ると答えた。

今年になって仮設住宅にいる避難者は、具合が悪くなり・・・。
見舞に行ったら、喉と顔がパンパンに腫れて酸素吸入中。
福島医大に行ったら即入院、しかし２か月で退院させられた・・・。

甲状腺ガンを疑い、医師に聞いたら何も言わない・・・。
集会所にいた１０人位の人は、既に３人が亡くなっている。
福島の放射能汚染は、報道を遥かに超えて酷いのではないか。

ヨウ素やセシウムそれに続く放射能物質・・・。
プルトニウム、ストロンチウム、アメリシウム、ウラン、コバルト等など。
危険な放射能物質が、数多、空中を遊泳中・・・。

どれだけ飛散して、多くの方がどれだけ吸い込んだのか・・・。
バタバタと人が倒れて逝く悲劇が、まさに始まったの感。
そう考えても不思議ではない福島・・・やばいなぁ～。

と思っていた矢先に、こんなニュース。
食品の放射能汚染新基準である・・・。
４月から適用されるのに伴い、新基準に基づく検査が始まる。
規制の目的は、食品を通じての内部被曝を減らすことにあるらしい。

福島原発事故以来の暫定基準から、４～２０倍に強化される。
その分、今までよりはるかに精密な検査が必要となり・・・。
各自治体では、その準備に追われて超多忙のようだ。

新基準では、食品１ｋｇ当たりの放射性セシウムは・・・。
一般的な食品では５００ベクレル（Bq）から１００Bqに・・・。
牛乳や乳製品は２００Bqから５０Bqに、飲料水は２００Bqから１０Bqに。
厚労省は、５０Bqを超えた例のある食品を重点にするのだとか。

検査の頻度なども細かく指定し、汚染を見つける。
しかし高精度の検査をするには、時間と手間がかかる。
そのため、検査できる点数が減ってしまう・・・。
ということで、基準基準をすり抜ける食品が出ることも危惧される。

思えば、放射能汚染地域で暮らして、その地域の生産物を食べる。
危険地帯で暮らすこと自体が、自らの命を危うくする。
体内被曝の数値に一喜一憂するよりも、逃げればいいのだが・・・。
それがままならない、難しい個々人の事情もある。

なかなか理解しにくいフクシマである・・・。

道警不祥事、絶滅大作戦

書くだけ番長のブログ話題は、目白押し。
ということで、本日も調子に乗って？２題目の投稿・・・。
道警の不祥事は止まるところか、益々ヒ－トアップ。

今度は苫小牧署の副署長が、セクハラで停職１か月。
確かこの副署長も私の教え子のはず・・・。
３０年ほど前に初任科生として、警察学校に入校した男だ。

細面で、頭のいい警察官の卵だったと記憶する。
そんな彼に、セクハラのノウハウを教えた覚えはないのだが・・・。
階級が上がるごとに、増長して行ったのだろうか？

おりしも２６日には、キャリア官僚が北海道警察学校長に着任。
この学校は、巡査・巡査部長・警部補を鍛える職業学校である。
しかし警察庁は、道警の教育現場の叩き直しに血眼のようだから・・・。
キャリアの警察学校長就任を記念して、こんな教養はどうだい？

警察大学校は、主に警部以上の幹部を教育する場。
しかし警視は、いまや「軽視」の類・・・質の劣化が著しい。
と言うことで大学に入校させるのは、税金の無駄遣い。

キャリア官僚が校長を務める、北海道警察学校に入校させる。
そして警部や警視の腐り切った根性を、一から鍛え直すという荒治療。
名付けて、道警不祥事絶滅大作戦である。

幹部の粗製乱造、裏金三昧のもたらす功罪をじっくり教えたらどう？

政治劇場の裏金

政治劇場の裏金が、剔抉されようとしている・・・。
内閣官房報償費（官房機密費）の支出に関する情報を不開示とした国。
その巨大組織を相手取って、政治資金オンブズマン（大阪市）が挑んだ。

同オンブズマンのメンバーである神戸学院大学の教授は・・・。
’０６年１０月、官房機密費の領収書や支出相手方等の情報公開を請求。
ところが、国は不開示としたため、’０７年に提訴していた。

政治家のパーティ代等に官房機密費を支出したとの報道もあり・・・。
裁判で原告側の追及は、手厳しい。
一律に非開示とするのは違法・・・。
金額や日付などを公開しても支障はないと主張。

一方、国側は、官房機密費の情報を明らかにすると・・・。
相手方との信頼関係を損なう恐れがある・・・と反論していた。
この官房機密費は、国の事業を円滑に行うため機動的に使う経費だとか。
そして支出は、官房長官の判断で行われるそうだが、これも税金。

国内外の極秘の情報収集が、使途の主な目的のようだが・・・。
使い道の公表や領収書の提出義務がない。
それを良いことに目的外使用・・・その疑惑は、度々指摘されていた。

まぁ、双方とも筋の通った言い分であるが・・・。
２３日には、この不開示決定処分の取り消し請求訴訟の判決が出た。
大阪地裁の裁判長は、支払い相手先が特定されない報償費。
その支払明細書等、一部文書の開示を命じた・・・フムフム、なるほど。

これまでに外務省の外交機密費を巡っては、開示を認めた判決もあるとか。
しかし、官房機密費の情報開示に関する司法判断は、初めてらしい。
開示命令文書には、出納管理簿の一部情報や政策推進費受払簿を含む。

ところで、警察裏金がバレて慌てた警察組織は・・・。
情報提供者の信頼関係がくずれるとか、身に危険が及ぶ云々。
そんなロジックで防戦していたが、国も同じ言い訳とは・・・おやおや。

機密費は、大別して３形態があるらしい。
官房長官が自ら管理し、直接相手に渡す「政策推進費」。
情報収集対価等として使う「調査情報対策費」。
交通費や贈答品代等の「活動関係費」・・・。

もっともらしい使途名目が並ぶものの、本当の使い道は霧の中。
ましてや一票の重みでも、裁判所を舐め切っている永田幼稚園。
今回も素直に命令に従うことがないのは、推して知るべし・・・。

緊張高まる北のミサイル

話題が目白押しのため、本日も２題目の投稿。

北朝鮮が、人工衛星と称して打ち上げ予告のミサイル問題で・・・。
日本政府は、３０日に安全保障会議を開催予定。
自衛隊に破壊措置命令を発令する方向で最終調整に入った。

防衛省は、東シナ海・太平洋・日本海にイージス艦３隻を配置。
地対空誘導弾パトリオット・ミサイル３（ＰＡＣ３）は、沖縄県を中心に配備。
二段構えの国防配備を展開するらしい・・・。

それに先立つ２４日、外務大臣は沖縄県知事と会談。
北朝鮮がミサイルを発射した時、万全を期すよう政府全体で検討中。
２００９年のイージス艦とＰＡＣ３を展開した例を参考にする・・・。
事前に必ず沖縄に相談があると思う、と協力を要請した。

ミサイルや人工衛星、ロケット等が日本上空を通過だけでは迎撃せず。
日本の領土、領海にミサイル本体等が落下する可能性がある場合。
この場合は、イージス艦のスタンダード・ミサイル３（ＳＭ３）で破壊を試みる。
撃ち漏らした場合は、地上配備のＰＡＣ３と２段構えで対応するとか。

試みるとか撃ち漏らし？そんなこともあり得るのか・・・。
言うなれば、北朝鮮に日本の防衛能力を試されている感じである。
スタンダード・ミサイル３もパトリオット・ミサイル３も・・・。
撃ち漏らしたら、北朝鮮に笑われるだけ？

ここは是非とも、百発百中の心意気で臨んで欲しいもの。
くだんの防衛相、ふんどしを締め直して頑張って下さいナ・・・。

年金システム破たんの足音

AIJ投資顧問会社が、年金資産を消失させた問題。
昨日も話題で記事を書いたが、もう一度整理してみたい。
警視庁捜査２課と東京地検特捜部が、捜査に乗り出す・・・。

高利回りの虚偽勧誘をして、企業年金から多額の年金資産を集めた。
詐欺や金融商品取引法違反の疑いで捜査を展開。
警察・検察は、今後、役割分担を協議・・・そして取引等監視委員会とも連携。

証券監視委員会は、２３日には強制調査に突入した・・・。
このAIJは、企業年金など９４の取引先と投資一任契約を締結。
社長自身が、平成１４年５月以降、ファンドの資料を配布。

累積で２４７％の高利回りを達成したとする内容で顧客を募る・・・。
しかし数年前からは、損失を出しながら高利回りを達成できるとする。
そんな嘘の謳い文句で、顧客を勧誘し続けていたらしい。

それにしても、AIJのマネービルには恐れ入る。
加入者と年金受給者は約８８万人で、多くが中小企業の従業員とOB。
払えなくなった年金は、救済する仕組みもないようだ。

それなのに野ダメ君は、税と社会保障の一体改革を叫ぶ姿勢は崩さない。
法案提出も霧の中・・・只今コップの中で議論中だが、結論が見えず・・・。
馬鹿の一つ覚えを唱える政治には、困ったものであるが・・・。
年金システム破たんの足音は、間違いなく高まって来た。

それなのに社会保障の格差是正？・・・そんなものは、夢のまたユメ。
そんな中で、育児休暇を取得した経験がある首長らと面談し・・・。
野ダメ君は、「将来、イク爺になりたい」だって！呑気過ぎるなぁ～。

そんなのでは、消費増税構想も破たんするんでないの？・・・。

マネービル会社社長の言い訳

AIJの社長は、どこまでお調子者なのだろうか？・・・。
年金資産に取り返しのつかない大穴を開けていながら・・・。
もう１００億円あれば、なんとか巻き返せたのに・・・だって。

社長が、証券取引等監視委員会の調べに対して述べた言葉がこんな調子。
年金資産の大半の運用を自ら指示していたことを自認して・・・。

いつか『当たる』と思ってやっていた・・・なんじゃ、キミは？・・・。
競馬の大穴を夢見るギャンブルと大差はない大博打。
顧客には、嘘をついて投資へ勧誘・・・。

リスクの高い運用で膨らんだ損失、それを取り返すために泥沼地獄。
金融商品取引法違反（契約に関する偽計）容疑が濃厚。

細かい部分では、併合罪との間で争いのある論点だが・・・。
事件化されれば、刑法上の詐欺罪でも観念的競合となり・・・。
最終的には、該当する罪の中で一番重い罪に従って処断される。

ともあれ監視委によると会社は、こんなマネービルに勤しんだらしい。
２００２年、英領ケイマン諸島に設立したファンドを通じて・・・。
金融派生商品などへの投資を始めるも、’０４年３月期から毎年損失。
’１１年３月期までの９年間で、厚生年金基金等１,０９２億円を消失。

謝罪表明では・・・ 申し訳ない気持ちだ、謝りたい・・・。
特に、私どもを信じてファンドを買って損をした皆様に心から謝罪したい。
運用の見込み違いで失敗だったが、取り戻せる自信はあった・・・。

よく言うねぇ～、狙った大穴が見事に外れても強気の答弁。
さすが月収６００万円の社長ではある・・・と感心しきり。

事件化に腰を引いた代償

警察の威信はどこへ行った？・・・今度は、ストーカー事件の前さばき。
長崎県西海市でストーカー被害の女性の親族が殺された事件で・・・。
千葉県警習志野署の新たな失敗が、明らかになった。

女性とその父親に、被害届提出の先送りを求めた習志野警察署。
その直後に同署の捜査員らは、北海道に慰安旅行でお出かけ。
同署員が旅行中の昨年１２月には、容疑者のストーカー行為がエスカレート。
そのことを把握しながら、慰安旅行を続けていた・・・なんじゃ、こりゃ？

旅行２日目の１２月９日未明、エスカレートするストーカー。
女性の父親は、思い余って習志野警察署に通報・・・。
同署は容疑者に出頭を求め、任意で事情聴取。
刑事課長は、傷害容疑で逮捕を検討したが、困難と判断。

その後に事情聴取の生活安全課係長も、ストーカー規制法適用を断念。
迎えに来た両親に引き渡し、三重県の実家に帰らせたが・・・。
その事実は、三重県警に連絡しなかった。
この間、上司の生活安全課長は、旅行に参加・・・。

なんたるこっちゃ？１２月と言えば歳末特別警戒の時期じゃろうが・・・。
その主管課は、生活安全課である・・・。
あぁ、それなのにそれなのに、慰安旅行とは、呆れてしまう！
これは、全国の警察に共通する、税金で旅行できる「元気回復事業」？

署に残った捜査員は、エスカレートした事案の立件を何度も検討。
結果的に事件化を断念というが、言うなれば擬律判断の知恵不足？
単にやる気がなかっただけ、と考えた方が手っとり早いのでは？・・・。

市民の暮らしを守るのは、二の次・三の次。
道警裏金を告発した団塊オヤジにも、ストーカーの影がつきまとう。
こちらは、道警の警備公安という警察官のストーカーである・・・。

ということで、今の警察の実力を推し量れば・・・。
自らの身の安全は、自ら守るしかないと言うことだろうか。
情けないと言おうか、だらしないと言おうか、日本の警察・・・。

しっかりして欲しいが、裏金に毒された組織には、無理な注文か？
事件化に腰を引いた代償は、署長の引責辞任に発展。
市民を守らない警察って、存在意義はあるのだろうか？・・・。

新幹線ｖｓ格安航空

首都圏と北海道の間に就航のＬＣＣ、いわゆる格安航空会社は鼻息が荒い。
道民の期待も大きく、注目度は抜群！
そんな中で、整備新幹線の未着工区間の工事認可手続きが最終局面らしい。

新函館～札幌、金沢～敦賀、諫早～長崎の３区間のことである。
ところが、国土交通省の試算によれば、投資効果はいずれも１．１程度。
収益や時間短縮等のメリットは、投資費用をわずかに上回る程度。

１兆７千億円も投じるらしい北海道新幹線は、東京・札幌間が約５時間となる。
そして関東～道央の鉄道客は、１日５,５００人を見込む・・・。
見込むのは国土交通省の勝手だが、果たして新幹線に勝算はあるのか？

学者の集まる新幹線の委員会も呑気なものである。
試算は、固めにはじいている、航空サービスの将来動向は不透明・・・とする。
新幹線こそ不透明なのに、航空サービスの将来を案じてくれる馬鹿さ加減。

また、整備新幹線では、開通した区間でＪＲから国に賃貸料が入るらしい。
これを未着工区間の建設に回すらしいが、今後３０年間で１兆円に及ぶそうな。
そして３区間の総工費は２兆７千億円だったが、３兆１千億円に増。

その理由は、通常１０年程度の工期が、北海道は２０２４年延ばしたため。
先延ばしするのは、１年ごとの支出を抑えるためと言うから更に恐れ入る。
時間と価格の安さで競争の厳しい交通機関・・・。
それを尻目に新幹線の工事は、ちんちんタラタラの鈍行列車並み。

そんな姿勢の北海道新幹線・・・札幌までの利用客を確保できるのか。
開通時には、国もＪＲもこんなはずじゃなかった、とぼやくもは必定？
おそらく、格安航空に太刀打ちはできまい・・・。

美味しい讃岐うどん

こんな美味しいうどんがあったのか・・・初めて食べた。
「るみばあちゃんのさぬきうどん」という。
包装のパッケージには、こんな商品紹介。

原料小麦は、お店と同じ地元香川の日讃製粉謹製【緑あひる】。
これを使用して、お店の味を再現しました。
おばあちゃんのおすすめの食べ方を記しています。
お召し上がりの際の参考にしていただければ、幸いです。

と言うことで、うまいうどんを作るコツ・・・。
そして、おばあちゃんのお勧めメニューまで添え書き。
ゆで時間などの注意書きまである・・・。

初めてなので、釜ゆでのうどんにしてみた・・・。
ゆでたうどんのお湯を切って、どんぶりに移す。
生卵、ネギ、しょうが、大根おろし、薬味をぶっかけてズルッ・・・。

いや～ぁ、美味いというか、マイウ～というか・・・。
普段はあまりうどんを食べないのだが、このうどんだけは格別。
病みつきになりそうな美味しさである・・・。

良かったら、こちらのホームページをご覧下さいな・・・。