高齢者の頑張り過ぎが心配

知事選に出馬しないと言っておきながら、突然に立候補。
あれよあれよと言う間に、東京都知事の指定席を見事にゲット。
そうかと思えば、今度は任期途中で辞職する急展開。

辞任の理由は、新党を結成して国会への再登板と志も高い。
しかし、暴言や差別発言を連発には、いささか辟易。
そんな国民も多かったのでは、ないだろうか？・・・。

そこに来て三流メディアは、どうしてこんなに煽るのだろうか。
石原都知事の１０数年間を振り返れば、こんな塩梅だったらしい。
新東京銀行の不正、五輪誘致で税金を湯水のように散財。
はたまた築地市場の移転等などの問題が山積み。

そこに来て、前回選挙からわずか１年８か月余りで退職。
途中で自らのお仕事を放り投げ、再び国会議員になりたいとする。
かくして都知事選が再実施・・・選挙費用総額は約５０億円。
都は今回、補正予算を組んで選挙費用を工面するようである。

こんな税金の無駄遣いを尻目に、メディアははしゃぎまくる・・・。
立ち枯れ？日本は石原新党に衣替えだとか維新の会との連携等など。
期待感を込めて、石原のじい様を持ち上げる始末。

尖閣諸島を東京都有化にするとか、あるいは憲法の改廃を叫ぶ！
しかし、そんな８０歳の高齢者が、新党の党首になって吠えたところで・・・。
国民は付いて行くのか？本当に活力のある日本が創られるのか？

疑問でもあり、高齢者の頑張り過ぎもいささか心配でもある・・・。
いつまでもあると思うな若さと気力・・・それを考えて勇気ある隠居。
そんなことも大切だと思うノダが、さてさて、どうなりますことやら・・・。

ここは、どこの国？

ここは、どこの国なんだろう？とついつい考え込んでしまう。

外国人の生活保護は憲法違反である。
そう叫んでいる国会議員もいるが、そんな声を尻目に・・・。
厚生労働省は、国籍差別の批判受けてこんな暴挙を敢行。

生活保護を受けている外国人は、国民年金保険料を免除する。
本人が申請すれば自動的に全額免除されることになるノダが・・・。
その背景には、こんな理由があるらしい・・・。

これまで日本年金機構等は、日本人と同様に申請なしで・・・。
一律全額免除という法定免除で運用してきた。
それを、外国人は適用外とする有権解釈を出したとたん・・・。
そんなことは、国籍による差別だと批判する声が続出。

この批判を受けて慌てた厚生労働省は・・・。
法廷免除から、一転して申請免除への対応に変更した。

見解は変更せず、外国人の生活保護受給者は・・・。
法律上、保険料を納付することが著しく困難である場合に該当する。
そう判断して、全額免除とすることに決めた・・・。

要は、年金を払ってない在日外国人は・・・。
申請さえすれば日本人が積立てた年金を、満額貰える仕組み。
一方の日本人は、年金をかけていないと貰えない・・・なんじゃ、こりゃ？

私たち日本人は、特急列車の後押しなのか？
これが美しい国、与党政権のお仕事とは・・・やれやれの感。
こうなればシニカルに嗤うよりない・・・ここはどこの国？

遠隔操作ウィルス対策

今や私たちの暮らしは、パソコンなしでは考えられない・・・。
しかし、その便利さの陰に潜む怖さ、それをまざまざと見せつけてくれた。
ほかでもない、遠隔操作ウィルスのことである・・・。

降って沸いたような、犯罪予告のメール送信事件。
そして、警察による誤認逮捕の連続というチョンボも明るみに出た。
その結果、大量のウィルスが出回っている怖い現実も知ることになる。

ウィルス対策の某大手企業では・・・。
１日１２万５千個のウィルスを発見しているという・・・１日でっせ！１日。
一方、別な企業では、昨年１年間で発見したウィルスは約４億３００万個。

そしてこれらウィルスの７割には、何らかの遠隔操作機能があるらしい。
ある日突然に、ウィルスに感染した自分のパソコンが・・・。
ハッカーの遠隔操作で指令を受けて、企業等への攻撃メール。

まさかと思いたいが、現実に起こり得る話ではある・・・。
誰が何のために、こんなウィルスを作り、そして拡散するのだろうか。
リストラ等で失業したＩＴ技術者が、手を染めるケースが増加。
そんな指摘が、まことしやかに語られ始めてもいるが、真相は闇の中。

おりしも、遠隔操作ウイルスに対抗する対策ソフトが登場というラッキー。
筑波大学発のベンチャー「ソフトイーサ」が開発した。
「パケット警察 for Windows」なるソフトであるが、これを無償でリリース。

団塊オヤジも慌ててインストールしたのは、言うまでもない・・・。

永田劇場の賑わい

永田劇場が賑わって、俄然面白くなってきた。

政局の動きは、毎日誰が主役になるか日替わりメニューの様相。
喧嘩別れした？橋下維新の会とみんなの党が急接近？
かと思えば、民主・自民それぞれは、私が主役、ボクが主役と頑張る。
主導権争いの劇を熱演する政治・・・。

そしてイチローさんは、大パーティを披露した・・・。
１０月２５日の夜、「国民の生活が第一」が結党記念パーティを開催。
全国各地から小沢ファンや支持者ら約４千人が集まった・・・。

壇上でのイチローさんは、こんな挨拶だったとか。
現政権で国民への約束は捨て去られた・・・。
消費税の大増税を凍結・廃止し、脱原発を実現する！

そうかと思えば、東京都知事が突然の辞職。
その理由が、これまたステキ・・・。
もうちょっと大きな形で、国民に最後のご奉公をしたい。

高齢の身を賭して、国会に再度登場・・・国政への復帰を宣言。
たるんだ政治の改革を目指すとかで、ギョギョギョの展開。
かくして劇場の主役争奪合戦は、熱気を帯び始めてきた。

でもねぇ～、国民の暮らしを守るはずの政治は・・・。
その期待を裏切って、毎日が政局ごっこ騒ぎ。
解散・総選挙まで、どんな演劇を見せてくれますやら・・・。

福島県産のコメに思う

やっぱりね、そんな感の強い政府のお仕事に関するニュース。

政府は２５日、福島県下の今年生産されたコメの出荷停止を指示。
福島県今須賀川市の地区で獲れたコシヒカリであるが・・・。
国の基準値である１ｋｇ当たりの放射能は、１００ベクレル（ｂｑ）。
それを超える放射性セシウムが検出された・・・。

基準値を超えた内容は、こんな塩梅である。
１軒の農家が生産した３２０袋のうち１袋。
それが１ｋｇ当たり１１０ｂｑ、しかし検査段階のため・・・。
国内には、流通はしていない・・・ホッ。

ところで慌てた福島県は、今後の対策をこうするらしい。
生産されたコメの保管や出荷等の状況を・・・。
農家ごとに把握する「管理計画」を策定。

再度、全量全袋検査等を実施して・・・。
安全性が確認されれば、出荷停止の措置を解除するとか。
やはりここにも、付け焼刃的な彌縫策が見え隠れ・・・。

本当に福島のコメは、安全だと思っているのだろうか。
もしそうだとすれば、余りにもお寒い話。
もっと現実を直視するべきではないだろうか・・・。

視界不良の「原発ゼロ」と「近いうち」

福島原発事故の収束宣言をした野ダメ君ではあるが・・・。

それをあざ笑うかのように、放射能はじゃじゃ漏れ状態。
同原発からは、毎日２億ベクレル（bq）を超える放射能が放出。
現在も進行形で放射能汚染が進んでいるらしい・・・。

あぁ、それなのにそれなのに、政治ごっこの世界はこんな戯言。
自公や維新の政党は、原発ゼロは必要ないと言いきる始末で・・・。
被災者や被曝者と、真摯に向き合う姿勢は全く見られない。

安ン倍総裁に至っては、経団連とコラボレーション。
経団連が求める、３０年代原発ゼロ方針の見直しに迎合。
おまけに総裁は、経済界をこう持ち上げる・・・。
政財界が、共に行動することで日本経済を強くする・・・。

その先に見えるのは、選挙協力という茶番劇？
自公は、そんな彌縫策で選挙に勝つつもりなのだろうか。
遅ればせながら過日、３党党首会談が行われた。

そして野ダメ君は会談後、記者団にこう言い放った・・・。
予算編成をしない政権は、政権ではない・・・。
来年度予算編成には、真摯に取り組む考えを明言。

自公が要求する年内の衆院解散の確約には応じないとした。
自ら語った「近いうち」は、その言葉の重みと責任は自覚している。
しかし、環境整備をしなければと、解散時期はお茶を濁す。

そりゃそうだろう、次の選挙では惨敗必定・・・。
負け急ぐことはない、と誰しもが考えるのは当然である。
その結果、近いうちとは、来年の任期ぎりぎりまでになる次第？

と言うことで、原発ゼロも近いうち解散も、夢のまた夢。
そんな景色には、もはや諦めの心境である・・・あ～ぁ。

世論調査は世論操作？

野ダメ内閣の支持率が、これまで最低の１８％になったと憂い・・・。
はたまた言うだけ番長は・・・年明けに解散して近いうちとは言えない。
年内に解散すべき、と熱く語る始末である・・・。

不協和音が聞こえ始めた現政権・・・。
それに追い打ちをかけるように、こんな世論調査が登場。
某新聞の電話による調査だが、野ダメ君と安ン倍総裁を比較。
どちらが首相にふさわしいか・・・そんな戯言を問うたらしい。

その結果、前回の１０月１、２日の緊急調査では、３４％の野ダメ君。
３週間もしないうちに２５％に急落だとか・・・。
一方の安ン倍総裁は、は３７％と前回の３９％とほぼ同様の横ばい。

でもねぇ～、馬鹿も休み休み言って欲しいとつくづく思う。
野ダメ君に至っては、話にならないのは周知の通り。
そして、僕、辞～め～た・・・総理大臣ＯＢがポイントを先行。
果たしてそんな方が、本当に首相としてふさわしいのだろうか？

こんなつまらない世論調査に汗するメディアにも驚く・・・。
縦、横、斜めから煽りまくる世論操作？
そんな眼差しを向けたくなるような最近のニュースである・・・。

プリンターの故障に思う

プリンターの故障で、ドタバタ・・・。

これまでのプリンター故障は、５回ほどの経験を持つ。
故障慣れした団塊オヤジであるが、今回は異様な展開・・・。
まずは、札幌に修理依頼すべく、送り先の教示方をメール。

ところが、回答があまりにも遅過ぎて、カリカリ状態。
機器の修理先を教示するのに、何日を費やすんですか？
もっとスピード感を持って対処して下さい！と怒りのメールを送信。

返事が来たのは、１日半ほど経ってからという超スローモー。
しかし、このメールにも、送り先の説明はなし。

修理の依頼に関しては、指定宅配便業者が自宅まで訪問。
自宅までプリンターを引き取りに来て、修理完了後は自宅へ届ける。
一方的に便利さの案内説明に終始する始末である・・・。

ユーザーにすれば、そんなことを聞いているのではない。
指定宅配便業者の営業所に直接持参する。
そして修理完了後も、宅配便業者の営業所で受領したい。

ただ、それだけの要望なのだが、「早いメンテナンス」をしきりに勧める。
おまけにその修理依頼であれば、事前の電話連絡が必要と来た。

やむを得ず電話を入れたら、こんな塩梅・・・。
メールに書かれていた照会番号を言って下さい・・・。
出先のためその番号は、手元にない・・・。

なんじゃ、こりゃ？手間暇のかかる対応に、怒りはピーク。
早いメンテナンスならぬ、遅いメンテナンス。
怒りが治まらないが、所詮は弱い立場のユーザー。

あまつさえプリンターは、２週間ほどして新品と有料交換。
時間の無駄遣いという、トホホなプリンターの故障である・・・。

取調べの可視化問題を再燃させるべし

これは、警察庁長官の謝罪だけじゃ済まされまい。
遠隔操作ウイルスによる犯罪予告事件では・・・。
つくづく、警察の怖さを思い知らされた。
警察ＯＢの私でそうなのだから、一般市民はそれ以上の怖さのはず。

警察庁長官は１８日、警視庁等に逮捕された４人に対して・・・。
誤認逮捕を認めて、謝罪する方針を明らかにした。
記者会見では、真犯人でない方を逮捕した可能性は高い。
頭を下げれば済む話じゃない、と言って憚らない・・・。
しかし、本音の部分と言おうか、本気度はどうなんだろう？

しかし本当に怖いのは、警察や検察の取調べの中味でないか？
あれほどまでに、取調べ可視化の必要性が叫ばれた・・・。
あぁ、それなのにそれなのに、取調べの全面可視化にほど遠い現実。

犯行を一貫して否認した被疑者に対しては、こんな言葉で迫る。
犯行を認めれば罪が軽くなる、と繰り返して言ったそうな・・・。
つい先般、検察の威信をなくしたばかりだが、反省の色は全くなし。

相変わらずの脅迫まがいの脅しの連続・・・。
誤認逮捕も酷いが、違法な取調べが今も隠然として存在。
横浜市のホームページに、小学校襲撃を書き込んだとされた大学生は・・・。
威力業務妨害容疑で逮捕され、保護観察処分になった。

これも検事が、調書を創作、デッチ上げた可能性が濃厚・・・。
いわゆる汗の結晶である？力作の作文の存在が明らかになった。
否認していた容疑者が、身柄付きで事件送致されたとたんに・・・。

涙ながらの自供・・・不自然過ぎる心の変遷。
全く身に覚えがないのに自供とは、悔しさを通り越して怒り・・・。
その悔しさもさることながら、インチキ供述調書が出来上がる怖さ。

そんな調書を裁判官が信用・・・その現実には震えを覚える。
ともあれ遠隔操作ウイルスは、昨日、今日にできた訳ではないらしい。
と言うことで、警察・検察の捜査怠慢は情けないの一語に尽きる。

おまけに今後は、国家賠償訴訟を提起されても、その賠償金は税金。
納税する国民が、権力機関の尻ぬぐいをさせられる不愉快さ。
こんな馬鹿げたことが罷り通る世の中は、皮肉過ぎやしまいか？

本気で、警察と検察のスクラップ＆ビルド・・・。
そんな荒治療を、強行する時なのかも知れない。
強引に虚偽の自白供述調書が創られる現実は、あまりにも乱暴。

冤罪事件が、なくならないのも頷けるというものだ。
やはり、取調べの全面可視化しかないだろう・・・。

道警さん、電気代をケチらないで！

電力不足の危機を煽って、原発再稼働必要性を狙う・・・。
かと思えば２０３０年代には、原発ゼロにするとか、したいとか。
まやかしの言葉が続く毎日に、いささかうんざり・・・。

そんな中で、消費電力を節約している官庁を発見した。
ほかならぬ警察署の出先機関・・・駐在所である・・・。
日没が早まる今日この頃、午後６時には真っ暗の函館の街。

とある駐在所の前を通ったのが、午後５時４５分頃。
赤い門灯が、ポツリと１つ・・・しかし、駐在所の事務室は真っ暗。
状況から判断して、公休の警察官が隣接住宅にいる気配・・・。

これじゃ地域住民が、駐在所に駆け付けて届け出をする際・・・。
手元が暗くてどこに呼び鈴があるのか、その位置すらも分からない。
そんなお寒い駐在所の景色である・・・。

一方では、地域の安全、安心を謳う警察だが・・・。
なぜ、事務室の電気をつけないのだろうか？イマイチ分からん。
穿った考えをすれば、節電に協力しているつもりなのかも知れない。

でもねぇ～、電気代も税金なのよ・・・。
節電のあまり地域住民は、不安を感じているに違いない。
そんな住民の気持ちに、思いが至らない警察行政も情けない限り。

ならば、信号機の電気代節約というのは、どうだい？
信号機の電気代は、管轄する警察署ごとに毎月、電力会社へ支払い。
その支払いの原資は、もちろん税金である・・・。

信号機の電気代節約を図って、警察官に交通整理の練習をさせるノダ。
おりしも電力不足のため、交差点での警察官による交通整理。
そんな危機が、現実味を帯びて来ている昨今・・・。
駐在所の事務室を真っ暗にするよりも、この節税は理に叶っている。

ともあれ、駐在所の事務室は、一晩じゅう電気をつける。
これが、地域住民の安心のよりどころとして、一番効果的である。
そう思いませんか？道警さん・・・。

一足早くハローウィン

ハローウィンは聞いたことはあるが、何の興味もなかった。
ところがひょんなことから、ビックなかぼちゃが必要となった。
しかしなかなか手に入らず、思い余って高校の同級生にＳＯＳ。

数日後、快く引き受けてくれたＴ君からの連絡・・・。
函館市の隣町、七飯町大沼に栽培している人がいるらしい。
と言うことで、さっそくＴ君と２人で訪問・・・。
交渉の結果、当方の事情を分かってくれて、かぼちゃはＯＫ。

このハロウィーンとは、ヨーロッパを起源とする民族行事。
毎年１０月３１日の夜に行われる収穫感謝祭という。
３１日の夜、かぼちゃをくり抜いた中にろうそくを立てる。

そして、魔女やお化けに仮装した子供達が近くの家を訪問。
1軒ずつ訪ねては、「ご馳走をくれないと悪戯するよ」と唱える。
各家庭では、かぼちゃのお菓子を作る・・・。
子供たちは、貰ったお菓子を持ち寄ってパーティを開催。

と言うことで都合上、１０月２０日の昼にイベントを開催。
参加した児童は、ジャンボなかぼちゃにビックリの状態・・・。
子供たちが、大喜びしたのは言うまでもない。

そして団塊オヤジも、しばし童心に返ってリフレッシュ。
ハロウィーンは、とりわけ日本版の七夕まつり。
そして、かぼちゃ入手に尽力してくれたＴ君。
感謝の気持ちで一杯である・・・。

お上のお仕事に思う

会計検査院が、こんな調査結果をまとめてくれた・・・。

大地震の被害が予測される東京、静岡、愛知、高知等１５都道府県。
そして国が管理する河川や海岸等の施設等など・・・。
これらの地震・津波対策の実施状況を調べた。

その結果、全国の河川や海岸に設置された津波を防ぐ水門。
この水門の多くが、耐震診断が行われていないことが判明した。
災害時に機能しない恐れがある水門は、河川で８６％、海岸で７３％。

そしてまた、手動で扉を閉めた消防団員らが・・・。
津波から逃げ切れない水門は、全国で４９４カ所もあるという。

おまけに津波を防ぐ水門は、河川で２９９カ所のうち２５９カ所。
海岸では、１,０１３カ所のうち７４３カ所で、耐震診断が未実施。
もしくは、補強が必要と診断された後も工事が未実施のようだ。

指摘の多いのは、河川では青森が２５か所、静岡と愛知が１９か所。
海岸では愛媛で２４８か所、徳島で１６４か所。
青森県は、予算が不足し耐震診断や補修まで手が回らない。
こんな呑気なことを言って、憚らない・・・やれやれ。

そしてこの閉門作業の多くは、地元の消防団に委託されているが・・・。
東日本大震災では、作業をした消防団員が・・・。
津波に巻き込まれる被害が相次いだ・・・。

そして作業の自動化を進める等、人の安全を最優先した体制整備が必要。
会計検査院はこう言って胸を張るが、先立つものは予算である。
しかし、指摘や言うことばかりが先行して実行が伴わない・・・。
それが、お上の仕事のようでもある・・・。

福島県庁の八百長

福島第１原発の事故を受けて、福島県が県民健康管理調査を実施。

それに関して、専門家が議論する検討委員会で八百長。
県が委員らを事前に集め秘密裏に「準備会」を開いていたらしい。
準備会では、調査結果に対する見解をすり合わせが行われていた。

がん発生と原発事故には、因果関係はないこと等を共通認識とする。
本会合の検討委員会でのやりとりも事前に打ち合わせる始末。

子供の甲状腺検査で甲状腺がん患者が初めて確認された。
そして、９月１１日開催の第８回検討委委員会・・・。
それに先立つ準備会は県庁内で開催・・・中味はこんな塩梅。

委員らは、事故とがん発生の因果関係があるとは思われない。
そんなやりとりの見解を確認し合う・・・。
その上で検討委員会では、委員が事故との関係を敢えて質問。
調査を担当した県立医大が、シナリオ通りに答えることにした。

おまけに出席者には、準備会の存在を外部に漏らさぬよう口止め。
しかし期待に反して八百長がばれた県は、こんな言いわけに終始。
検討委員会での混乱を避け、県民に不安を与えないためだった・・・。

あらかじめ意見を聞いて、本会合をスムーズに進めたかった。
秘密会合と言われても否定できず、反省している・・・。
おまけに、今後は開催しない・・・だって！

事実を隠蔽するための準備会・・・。
配布資料を回収し議事録も残さず、存在自体を隠していた。
そんな準備会が、どうして県民に不安を与えないことになるの？

公務員の無責任な行状が明らかになるたびに、悔しさがつのる。
こんな公務員の暮らしを守るために、納税を強いられる厳しい現実。
世の中が逆さまに見えて、納税が馬鹿らしくなって来た・・・あ～ぁ。

最近のニュースに思う

最近の世の中は、おかしなことが多過ぎる・・・。

政治劇場は、毎日が政局ごっこという体たらく。
警察・検察・裁判所といえば、裏金三昧でかまける景色。
そして日本の治安は、悪化の一途を辿る・・・。

そんな中で京都大教授が、ノーベル医学・生理学賞の受賞決定。
体のあらゆる細胞に変わる能力を持つこの万能細胞。
人工多能性幹細胞（iPS細胞）を世界で初めて開発。

皮膚などの細胞３～４種類の遺伝子を導入したiPS細胞。
これは、様々な種類の細胞に変化できる。
おまけに、ほぼ無限に増殖するという優れものらしい。

将来は、脊髄損傷患者にiPS細胞を作った神経細胞。
これを移植して再び歩けるようにするというから凄い・・・。
科学オンチの団塊オヤジでも、少しは理解できる。

しかし、こんな喜びに水を差すように、ニセの研究者が登場。
iPS細胞を使った世界初の臨床応用・・・。
虚偽の功労を吹聴して、世間を騒がせる始末。

そうかと思えば、民家の床下から３遺体発見の尼崎市。
東京都では、１歳８か月の男児から覚せい剤反応。
母親は、知らないとか、心当たりはないとする・・・。

極めつけは、遠隔操作ウィルスに感染したパソコン。
そこからネット上に犯罪予告が書き込まれた事件では・・・。
「私が犯人です」とするメールが、テレビ局に届いたらしい。

そこには、犯人しか知り得ない秘密の暴露も書かれているそうな。
そしてもはやＩＰアドレスに頼る捜査は、時代遅れらしい。
しかし警察のサイバー犯罪捜査は、旧態依然・・・。

人も機材も遅れているらしいが、なんたるこっちゃ。
そんなお寒い事情に手を打たないで、裏金三昧はないだろう。

しかし何はともあれ、遠隔操作ウィルス犯人は追い詰めて欲しい。
その先には、栄えあるノーベル賞受賞も見えてくるというものだ。
警察は、それを目指して頑張るしかない・・・。

豆パトのレッド走行に思う

警察社会では、ミニパトカーを豆パト、大きいパトカーをデカパトと呼ぶ。
そして豆パトにお巡りさんが、３～４人乗車でパトロール？
こんな景色を、豆パトでドライブとも揶揄する・・・。

小さな事件事故の通報現場にも、複数の警察官が現場に臨場。
複数の警察官が、お互いに寄りかかって軽微な事案を処理。
その結果、責任の所在は曖昧となり、仕事を覚えるのも遅くなる。

ところで過日、一市民からこんな質問を受けた・・・。
どうして警察のミニパトカーは、赤色灯をつけて走るの？
そうだ、豆パトは、２４時間、警察官の居る場所を教えて走行。

この問題は、２０１０年１０月１日のブログにも書いた。
要は、交通事故防止の観点からのようだが・・・。
これは常時、赤色灯を点灯するよう上司が指示しているのだ。
警察で言うところの、レッド走行というやつである。

しかし、悪いことを企む者にすれば、実に好都合・・・。
一方では、日没後のある日、こんな情景に出くわした・
交差点で警察本部のデカパトが信号待ち。
赤色灯を点灯せずに停まっている姿は、無言の威圧感がある。

違反を見つければ、いきなり赤色灯を点灯してサイレン吹鳴で追跡。
これが、緊急走行できる２要素・・・。
とまぁ、怖い存在のデカパトではあるが、一方ではこんな塩梅。

チャリンコに乗った少年を呼び止めて職務質問。
自転車盗の容疑での追及、盗みが立証できなくても・・・。
占有離脱物横領という、ちんけな事件掘り起こしに精力を傾注。
こんな無駄なお仕事に汗するデカパトもいるのである・・・。