函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

セシウム137の怖さ

2011年04月30日 05時47分37秒 | オヤジのつぶやき
水からセシウムを検出した地域では、鼻血に悩んでいる人が増えているとか。
改めてセシウム137を学習してみたが、頭が痺れる・・・。
もともと苦手な「化学」を、この歳になって学ぶので体にも良くない。

セシウムはウランなどの核燃料が、核反応をした時に生成される放射線。
通常、核燃料が、制御棒の中に入った状態で停止中の場合は・・・。
核燃料は、決して核分裂しないのでセシウム137は生成されない。

セシウム137が検出されるのは、原発の冷却機能が失われたということ。
核燃料が超高温となると、核燃料が核分裂を始める・・・。
それでも制御棒を冷却しないと、棒を覆っている金属被覆が溶けて破れる。
結果、中の核燃料が露出、または1部溶融する・・・。

ちなみに、この状態を冷却せずに放置すれば核燃料は臨界に達し・・・。
セシウム137を含む非常に多くの放射性物質が生成される。
とりわけセシウムは、ウラン等に比べて桁違いに放射線量が強いとか。

発がん性や白血球減少など、人体に与える影響が非常に大。
半減期、つまり放射線量が半分に減衰するまでの期間は30年・・・。
土壌との親和性が強いらしく、土壌は超ハイレベルの放射能汚染。

チェルノブイリ事故でも、このセシウム137で廃墟の街になった。
25年経った今でも、人の住めないこの町は立入禁止のまま・・・。
ところで福島原発は、臨界に近いようだが詳細は不明。

こんなに怖いセシウム137なのだが、メディアが伝えない・・・。
枝豆長官の言葉を借りれば、こんなあんばいになるのだろうか。
鼻血が出ても直ちに影響はないが、そのうちコロッと??かも知れない・・・。

緊張感も、危機感も伝わって来ない福島の原発事故。
4号機は、本当に大丈夫なのだろうか?・・・。
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放射能汚染食品を考える

2011年04月29日 05時13分36秒 | オヤジのつぶやき
国の暫定規制値を超す放射性物質が検出されたホウレンソウ。
出荷の自粛・制限対象である千葉県香取市産。
農家が、県内の民間青果市場に7,885束出荷した・・・。

判明しているだけで農家10戸が、青果地方卸売市場に出荷。
流通先は調査中だが、大半は家庭などで消費されたと見られる。
そして出荷農家と青果市場は、自粛や制限は知っていたとか。

こうなれば、モラルもなにもなく、自分が良ければの世界。
出荷制限のある野菜をとぼけて出荷する、その心が理解できない。
まさに犯罪、確信犯そのものである・・・。
福島県産はもちろん、千葉と茨城の野菜も食べてはいけない。

そこに来て、米は減反施策なのに東北の水田には除塩対策。
他の地域は減反しているのだから、2万㌶も水田が減ったと考えるべき。
それなのに、放射能で汚染されているであろう地域に税金投入。

無駄なお金を投入し除塩のうえ水田復活・・・。
その底意が、よく分からない・・・本当に水田が必要なのだろうか?
放射能に汚染された水田の米を、誰が食べるというのだろうか・・・。

汚染野菜に続いて登場するのは、おそらく米・肉・魚など。
産地偽装の食べ物が、食卓に忍び寄る現実が怖い・・・。
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25年後

2011年04月28日 05時32分29秒 | 政治
原発事故の不安を払しょくするために、39歳の首相補佐官は八面六臂の活躍。
統合本部共同会見で、「今後は原則、全ての情報を公開する」と元気よく宣言。
透明性に関する統合本部の方針、私を信じていただきたい、ご理解を賜りたい。

その言動も嘘くささが漂い、にわかに信じがたい・・・。
何を偉そうに言うの?早い話が、情報を隠していたことの自供である。
おまけに正確性と透明性を謳うが、その会見場所は東京電力本社。
事故当事者の企業に足を運んで会見すること自体、滑稽な話である。

一方、日本沈没の危機だというのに、菅降ろし勉強会に励むセンセイたち。
ルーピー元宰相ら60人もの政治屋が参加してのお勉強会。
その勉強会の中味と言えば、こんな安っぽいもの・・・。

東日本大震災への現政権の対応を検証することを目的。
「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」なる会を立ち上げる。
やるべき優先順位が、国民感覚と全く正反対でないだろうか。
本当にそんな暇があるのか、と声を大にして叫びたい・・・。

文部科学省に至っては、校舎や校庭等の利用判断における放射線量の目安。
これを、年間20ミリシーベルトとする基準を示した・・・。
しかし被曝量の限度は、1年で1ミリシーベルトであると専門家は断言する。
その基準を上回る危険があるようならば、すぐに逃げる事が大切とも説く。

20ミリは原発労働者が、白血病を発症し労災認定を受けている線量に匹敵。
また、ドイツの原発労働者に適用される最大線量にも相当・・・。
それなのに、こんな数値を子どもたちが浴びてもOKとする文科省。
この基準・・・間違っていないだろうか?絶対におかしい・・・。

おりしも25年前の4月26日、チェルノブイリ原発が試験運転中に爆発。
30km圏内を立入制限区域に指定、住民約13万5千人を立ち退かせた。
制限区域内は、今でも継続的居住が禁止され、ほぼゴーストタウン化。

福島原発は、それを上回る規模の事故だというのに、この体たらく。
被災者や被災地のことを、もっと真剣に考えて欲しいものである・・・。
25年後の日本を検証したいが、その時は団塊オヤジも88歳。

何としてでも、この世からお隠れする前に自分の目で確かめたいが・・・。
いずれにせよ日本の政治は、所詮、八百長の繰り返し。
そう理解しておいた方が良さそうである・・・。
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牛の引っ越し

2011年04月27日 05時08分26秒 | オヤジのつぶやき
農林水産省は、牛を避難させるため都道府県に受入れ要請。
福島原発から半径20kmの外側にある20~30kmの屋内退避区域。
ここでは、農家340戸が約1万頭の乳牛や肉牛を飼育中。

20km以内の計画的避難区域を加えると2万頭ほどらしい。
今後1カ月をめどに受け入れ先を決めたい意向のようだ。
対象は2万頭ほどで、北海道は有力な候補地らしい。

北海道を選定候補とした理由は、広大な飼育環境が確保できる・・・。
計画的避難区域が指定されれば、1カ月をメドに避難を開始。
牛の移動には、人の除染基準の10万カウント毎分(cpm)を適用とか。

その除染基準もよく分からんが、数値を超えた牛は除染して輸送。
そして輸送費負担は未定であるが、同省は東京電力に請求する方向。
でもねぇ、風評被害防止と言いながら、これでは被害拡大施策じゃない?

口蹄疫と同じで、被害拡大防止のために殺処分するべき。
ましてや放射性物質は蓄積と聞く・・・それを北海道へ送り込むとは・・・。
北海道の牛肉や牛乳も危なくなること必定である・・・。

でっかいドー、北海道はいいのだが、なぜもっと早く対処しなかった?
今頃になって、放射性物質が蓄積された牛の引っ越し・・・。
国を壊すとは、まさにこういうことなのか・・・大した政治である。

原発事故を契機として、政治のだらしなさがクローズアップされる昨今。
国民は、もっと声を出すべきでないだろうか・・・。
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検察暴走の背景

2011年04月26日 05時02分22秒 | 治安
市議会議員選挙で落選、ブログ閉鎖を決意したが撤回。
いろんな人から激励を受けて、継続することにした。
いわゆる朝令暮改、優柔不断な限りであるがご勘弁を・・・。

さて、大騒ぎした大阪地検特捜部の証拠品改ざん事件。
郵便不正事件で押収したフロッピーディスクのデータを書き換え。
証拠隠滅罪に問われた元主任検事は、実刑確定に向かう。

求刑は懲役2年であったが、大坂地裁の判決は懲役1年6月。
被告、検察ともに控訴しない模様である。
控訴期限は今日4月26日、これが過ぎれば実刑が確定し服役。

検察犯罪は、東日本大震災で小さなニュースで扱われるだけ。
検察暴走の背景がウヤムヤのまま、国民の記憶から消えていく。
一番喜んでいるのは、検察首脳たちであろうか。

熱しやすく冷めやすい、そんな国民性も気になる。
またまた、日本のどこかでえん罪事件が蠢き出す可能性大。
本物の大災害は、忘れた頃に本当にやって来た・・・。

取調べの全面可視化問題は、どこを彷徨っているのだろうか。
捜査機関のえん罪づくりも、人災そのものである。
こちらの災害対策も怠ってはならない・・・。
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落選

2011年04月25日 02時38分32秒 | 政治
健全に機能しない市議会に、一石を投ずべく挑戦。
4月17日に告示の函館市議選に立候補した。
初日で声が潰れて出ない・・・かすれた声を振り絞る。
慌ててコンビニに喉薬を買いに走る始末・・・。

「財政の健全化は議員から」・・・こんなことを訴えていた。
そして議会改革を目指したが、頑張りがいもなく落選・・・。
4月24日、団塊オヤジの夢は儚く散った・・・ガックリ。

60日足らずの市議会への出勤で、年間1千万円の議員報酬。
議会でいねむりをしようが、読書をしようが1千万円。
1日当たり16万円の報酬、めまいを起こしそうな高額報酬。

そんな議員たちの姿は、市役所の追認機関に映り・・・。
仕事ぶりは、自分の暮らしをしっかり守る議員活動そのものである。
税金で生計を立てる議員の暮らしを、市民がガッチリ支える社会構造。

こんな不公平な世の中で、街が元気になる訳がない。
そんなことを訴えて、議会改革に挑戦したのだが落選・・・ショック。
心が折れて、凹んでしまった。

やはり、八百長選挙には勝てなかった。
おまけに気持ちの回復には、相当に時間がかかりそう。
と言うことで、ブログも閉鎖します・・・。

長い間のお付き合い、ありがとうございました。
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米国債

2011年04月24日 04時59分15秒 | 政治
消費税増税構想問題で沸く日本。
大災害復興のための財源確保に頭を悩ますjapan・・・。
そんな中で日本保有の米国債が、約60兆円あるようだ。

日本は、中国に次ぐ米国債の保有国であるとか。
それを売却すれば、増税せずとも十分復興費用捻出が可能らしい。
それをなぜ売却しないのか、という疑問も登場・・・。

未曾有の国難なのに、日本保有の米国債券を売却しない。
何かおかしい政治のかけひき・・・その裏には何がある?
税金で購入の米国債は、こういう非常時にこそ売却すべき。

それもせずに増税を強いる、その底意は何だ?
米国の財政状況から見ても、米国債の信用低下は必至のよう。
であれば紙クズになる前に、日本保有の米国債は売却すべし。

国民にばかり負担を強いる増税に、国民はゼイゼイと喘ぎ・・・。
国内消費は更に落ち込んで、デフレ状態は一層増進。
雇用の言葉は、掛け声倒れでむなしく響く昨今・・・。

失業率も増加の一方である・・・どうするの?日本丸の船長さん。
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警戒区域に思う

2011年04月23日 03時56分04秒 | 政治
福島第一原発事故で避難指示を出している半径20km。
22日午前0時をもって「警戒区域」とした・・・。

今まで「避難指示区域」となっていた地域では、拘束力はない。
20km圏内に入らないようお願いしたが、立ち入る者がいる。
家族を捜す者、家畜の世話をする者、火事場泥棒等など。

そんなことから、関係者以外の出入禁止や制限をする区域とした。
20km圏内の道路封鎖で住民の立入りを制限する。
立ち退きに応じない住民は、強制的に退去させられ罰則もある。

そもそも20km以内の区域は、多量の放射性物質がある。
だから今後も、避難住民が戻れる可能性も低い。
そんな地域に「避難指示地域」とか「警戒区域」・・・分かりずらい。

20km圏外でも、高い放射線量が計測される地域もある。
政府のこんな緩い措置には、前から疑問。
関係者以外は「絶対立入禁止区域」として、範囲も拡大すべき。

チェルノブイリ原発事故のときも、強制移住があったと言う。
その体験が生かされているのだろうか?・・・。

一方、福島第2原発では、避難指示区域を10kmから8kmに縮小。
縮小の理由は、原子炉が冷温停止で重大事故のリスクが相当低下だから。

でも冷却系統は、2系統のうち1系統が依然使用できない。
非常用ディーゼルなども修理中で、完全には復旧してない。
それなのに避難区域の縮小とは・・・。

よく分からない政治判断である・・・。
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朽ちていった命

2011年04月22日 04時24分12秒 | 暮らし
どうしても読みたい衝動に駆られた本がある・・・。
タイトルは、「朽ちていった命-被曝治療83日」。
インターネットから注文して2週間目、ようやく手元に届いた。

この本は、1999年9月に起きた茨城県東海村での臨界事故。
それを題材にし、放射能の怖さを世に問う渾身の1冊・・・。
医学専門用語を噛み砕いて理解しながら、読書に没頭。

核燃料の加工作業中に大量の放射線を浴びた作業員。
その患者を救うべく、医師団は壮絶な闘いに挑む。
染色体が砕け散り再生が止まり、次第に朽ちていく体。

前例のない治療を続ける医師たちの苦悩が辛い。
放射線の恐ろしさを、改めて思い知らされた・・・。
今回の福島原発事故を機に、繰り返してむさぼり読んだ。

破壊されていく体のカラー写真がどぎつい・・・。
致死量の被曝では、放射能の凄まじさがひしひしと伝わり身震い。
治療の限界を思い知らされ、読み終えても心が重い・・・。

危機管理能力ゼロの方や原発利権に群がる守銭奴たち。
彼らにとっては、必読の書であることは間違いない。
福島原発事故の対処が、いかに甘い対応であることか。

日本沈没の危機なのに、緩すぎる対応の政治劇場。
目に見えない放射能が、とても怖い・・・。
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消費税増税構想

2011年04月21日 04時37分25秒 | 政治
消費税の増税が登場し始めた。
消費税を期間限定で増税する案が政府内で浮上。
増税名目は、東日本大震災の復興財源確保のためとする。

現在5%の税率を3年程度、3%引き上げる案を中心に検討。
仮に3年間の暫定措置で3%の増税・・・。
復興の本格化に伴って発行する国債の償還財源に充てる。

しかし、嘘つき政治の歴史をみれば、それでは済むまい。
期間延長や更なる%アップもあり得る・・・。
被災地住民には、増税分の還付案を検討すると補足説明するが・・・。
野党の幹部は、「還付の手法がわかりにくい」と抵抗。

復興には、最低でも10兆円超の予算措置が必要との見方。
財源の柱として「復興再生債」(仮称)を発行する方針も理解はできる。
消費税を3%引き上げれば、年間7.5兆円の財源確保が可能。

しかし、もっともっと無駄を削る努力も必要である。
無駄削減の努力なしの消費税の増税・・・。
短絡的な増税構想は、ご免こうむりたいのだが・・・。
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八百長?検察審査会

2011年04月20日 04時18分07秒 | 治安
昨年9月の沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件。
今頃になって、那覇検察審査会が頑張りを見せる・・・。

公務執行妨害容疑で逮捕した中国人船長を、那覇地検が不起訴。
ところが検察審査会は、この事件を起訴相当と議決した。
何を今更の感が否めない・・・。
地検は再捜査するが、船長は既に中国へ帰国している。

議決書は格調高く、こんなあんばいの論調である。
中国漁船に追突された巡視船の損傷は軽微とは言えない。
人命を危険にさらす行為であったことは、否定できない・・・。

地検が不起訴とした理由の計画性を否定した点は・・・。
追跡された場合は、どんな方法でも逃走を図る意思があったとする。
さらに船長は、謝罪や被害弁償をしていない・・・。
検察官が釈放し、「帰国したので起訴しない」という裁定は不納得。

実情を国民に知らしめるためにも、本件のビデオ公開を希望する。
外交関係のけじめをつけるためにも、起訴相当を議決した。
那覇地検次席検事は、「再捜査して適正な処理をする」・・・だって。

どっちもやる気がないのにパフォーマンスの絵空事。
これは、検察版「八百長事件捜査」にほかならない?・・・。
八百長?検察審査会のお仕事は、時間と税金の無駄遣い。

いい加減さも、ここまで来たら笑うよりない・・・やれやれ。
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忍び寄る恐怖

2011年04月19日 05時01分54秒 | 健康・医療・福祉
福島県災害対策本部が、県内の20校で実施した土壌検査。
校庭の表層5センチの土壌を採取し、放射性ヨウ素とセシウムの濃度を測定。
19校では、土壌1kgあたり874ベクレル~5万9059ベクレルを検出。

そしてまた、福島県飯舘村で検出された高濃度の放射性物質を含む土壌。
国際原子力機関(IAEA)と内閣府・原子力安全委員会の見解が対立。
IAEAは独自の土壌調査で、日本政府に避難勧告検討を促すが・・・。

安全委は、判断基準の物差しが違うと反論・・・。
日本の方が総合的に判断しており問題ない、というが本当か?
今まで散々、情報操作をしてきた政府や原子力「不安」委員会。

飯舘村は、福島第一原発の北西約40kmに位置する・・・。
同村は、屋内退避を勧告された20~30km圏内の外側にあたる。
IAEAの調査では、放射性ヨウ素131は土壌表面の1㎡あたり2千万ベクレル。
同機関が定める避難基準の約2倍に相当するようだ・・・。

一方、大学教授は、福島原発から25~45km離れた飯館村について・・・。
一部は、人が住むのに適したレベルではないと指摘する。
教授が、飯館村の130地点で空気中や土壌で放射線量を測定。

原発に近い所は、セシウム137を1㎡あたり2,200キロベクレル検出。
チェルノブイリ原発事故による強制移住基準1,480キロベクレルを超えた。
3カ月居続ければ積算被ばく量は、100ミリシーベルトに達する計算とか。

原子力安全委員会の防災指針では、50ミリシーベルトを超えると『避難』。
「直ちに健康に影響はない」という言葉を信用する者は、もはや誰もいない。
相変わらず分からんが、相当に危険な数値のようだ。

後年の障害は、足音もなくヒタヒタと忍び寄ってくる・・・。
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復興という美名のもとに

2011年04月18日 05時26分17秒 | 政治
「屋上屋を架す」を思い起こすような無駄な景色・・・。

政府が、今国会に提出する東日本大震災の「復興基本法案」。
菅首相を本部長、全閣僚を本部員とする「復興対策本部」を設置。
基本指針を策定し、政府の司令塔として各府省の総合調整を担う。

出先機関としては、被災地に「現地対策本部」を置く。
福島第1原発周辺地域の復興を検討する「会議」の創設も明記した。
震災復興担当相を新設し、復興対策本部の副本部長に就く・・・。

閣僚増員の場合、内閣法改正が必要となる・・・。
原発周辺の復興を話し合う会議は、地元自治体の首長や有識者らで構成。
復興ビジョンを作る首相の諮問機関は、「復興構想会議」。
復興対策本部が基本指針をまとめるに当たっての、提言機関と位置付け。

政府の窓口を一元化し、地元の自治体や住民のニーズの吸い上げ。
これらの効果を狙い、現地対策本部長には関係府省の副大臣が就く。 
復興のための新たな税や国債創設には踏み込まない・・・。

鳴り物入りで登場した「復興基本法」は、出来映えも立派らしい。
放射能で汚染された地域、そして汚染拡大が懸念される地域。
そんな地域を復興して、どうするというのだろうか。

復興という美名に隠された政治の素顔は・・・。
復興利権に群がる守銭奴たちの銭ゲバを想起させる。
果たして、いまの政権に日本の将来を託していいのだろうか。

本部だとか司令塔だとか会議だとか・・・船頭多くして船山に上る。
そんなことにならなければいいのだが・・・。
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数値の上昇

2011年04月17日 03時42分41秒 | 政治
状況がよく飲み込めない福島原発の事故・・・。
福島第1原発1、2号機のタービン建屋付近に溜まった地下水。
この中に含まれている放射性物質の濃度が高まっている・・・。

ヨウ素131の濃度を取り上げて、1週間で10倍前後に増加とか。
約17倍の610ベクレル、セシウム134は約8倍の7.9ベクレル。
その意味するところが、サッパリ分からん・・・。

1、2号機の地下水濃度が高まるが、現段階では詳細不明とする。
そして原子力危険・不安院は、監視を強化を指示。
これを受けて東京電力は、採水調査頻度を週1回から3回にする。

不安院の審議官は、目視では新たな汚染水の流入はない。
ヨウ素が長く滞留することは考えにくい。
見えない所から漏れている可能性もあり、今後のデータを注視したい・・・。

こんな気休め的なコメントしか出さないが、現実として・・・。
炉心の冷却のために注水した水が漏れているとしか考えられない。
つまり圧力容器も格納容器が破損し、配管が外れて漏れ出している。

それなのに不安院は、原因はよくわからないとお茶を濁す・・・。
国民が知りたいことは、地下水や濃度上昇がもたらす危険性のことである。
数値の増減だけを発表するだけでは意味がないし、もう隠しきれまい。

政府も不安院も東京電力も、このことを認めた方がいいのだが・・・。
情報の小出し風景も、時間稼ぎのずるい対応にしか見えない。
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「さくら」という飲料

2011年04月16日 02時58分35秒 | 暮らし
水や安全はタダだと思い込んでいた我々日本人。
東日本大震災では、水のありがたさを思い知らされる日々。
東京都内の役所でも、ペットボトルの買いだめ?に走る・・・。

万が一の緊急時のために、保管するというのが表向きの理由。
東京の水道水は安全なはずだが、どうしたことだろう・・・。
ところで非常時だから、函館産のドリンクにも注目して欲しい。

冷やして飲んでみたら、美味しい、ウマイ・・・。
炭酸入りなのだが、とても飲みやすい飲料水。
製造者は、㈱小原「函館工場」。
北海道春限定ガラナ・・・ほんのりと桜が香るやさしい甘さ・・・。
商品名は「さくら」、Hokkaido spring SAKURA 微炭酸。
おいしさへのこだわりとして・・・こんなフレーズ。

水は、函館近郊の名峰横津岳の天然水を使用。
糖分は、北海道産じゃがいもを主原料としている。
さくらもちフレーバー(食物の香り味)を使用・・・。

ところで最近知ったが、ガラナ飲料は北海道地域限定のものらしい。
ガラナという実から抽出したエキスが入っており・・・。
カフェインが豊富で、濃いコーラのような感じ。

そしてガラナ飲料もおいしいが、「さくら」は絶対においしい。
被災地の皆さんにも、美味しさを味わって欲しいドリンクではある・・・。
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