復活当選というオマケ付きの選挙

日本ダービーレースは、出走馬が全国で１,５０４頭。
永田競馬場は、駄馬でごった返して賑やかに盛り上がる・・・。

ところで、先月３０日の党首討論会で野ダメ君は・・・。
各党の総裁や代表に押され気味で、発言の機会は少なく埋没気味。
せっかくの機会だったのに、見せ場を作ることができなかったらしい。

存在感のなさは、まるで野党の党首とマスゴミさえ酷評する有様。
そんな方が、今回の衆院選で復活当選が可能な重複立候補に踏み切った。
千葉４区からの立候補に加え、比例代表南関東ブロックにも重複立候補。

現職首相の重複立候補は極めて異例らしいが、順位はぬけぬけと１位。
当選が間違いないらしい安全パイをちゃっかりゲット。
政権与党から野党に転落しても、何としても議員バッチが欲しいらしい。

と言うことで、恥を忍んでも自分の暮らしを守るのが一番！
まさに「韓信の股くぐり」そのものの景色である・・・
求心力の低下に歯止めがかからない野ダメ君。

潔く引退した鳩山クン、そんな心意気を見習う余裕はないノダろうか・・・。

ＰＳ
当ブログは、諸般の事情からしばらくの間、休みます。

小学３年生の算数問題

久しぶりに孫と対面したが、持参した宿題の凄い量に驚く。
そして問題の難しさにも二重に驚く。
一例は、こんな難問である・・・。

次のように、数字が書かれた１０枚のカードがあります。
１　２　３　４　５　６　７　８　９　10
この１０枚のカードから２枚を選んで取ります。

そして２枚のカードに書かれた数を掛けて・・・。
その答えの１の位の数が書かれたカードが、残った８枚の中にあるか調べます。
最初に取ったカードをＡ．Ｂとし、Ａ×Ｂの答えの１の位をＣとして・・・。
もしあった時は、（Ａ,Ｂ）＝Ｃと表わします。

例えば２と６を取ると、その掛け算の答えは12で・・・。
２は取られているので（２,６）＝×と表わします。
また３と８を取ると、その掛け算の答えは24で・・・。
４は残りのカードの中にあるので（３,８）＝４と表わします。

これについて、次の問題に答えなさい。
①　３ともう１枚取った時、×になりました。
　　もう１枚のカードに書かれた数はいくつですか。
　　考えられるものを、小さい方から全て答えなさい。

②　あるカードを取ったら、もう１枚がどのカードの時も、全て×になりました。
　　あるカードに書かれた数はいくつですか。
　　答えは２通りありますが、２通りとも答えなさい。

団塊オヤジは、すでにギブアップ。
これが、今どきの小学３年生の問題と言うから、三重に驚きである。
頭のトレーニングには、小学３年生程度が最適のようである・・・。

ダービーレース、本日開幕

いよいよ今日４日公示予定の衆院選であるが・・・。
日本維新の会は、新人の立候補予定者の行動を規制だとか。

何と、各小選挙区で開催の公開討論会参加を見送るよう指示。
同会は、遅れている選挙準備に専念させるためと言うが・・・。
その内実は、失言予防対策らしい。

準備不足の新人が、討論会で袋叩きに遭いかねないという心配。
同会の小選挙区公認候補は１５２人。
そのうち選挙の経験のない新人は約８０人。

そして立候補する選挙区と繋がりのない落下傘候補も数多。
と言うことで、新人が討論会で失言してのイメージダウンを危惧。
それが、討論会への参加見送りの背景にあるらしい。

でも、考えや顔の見えない立候補予定者では・・・。
有権者の選択肢はぐっと狭まり、支持が得られるのかはなはだ疑問。
地域の実情に精通しない候補に、自分の一票を託せれるのだろうか。

そんなところへ、大阪府・市の特別顧問が突然辞任。
脱原発政策等に積極的な発言をしてきたブレーンらしい。
そして理由は、日本未来の党代表代行として、衆院選山口１区から出馬。

なんじゃ、こりゃ？？の景色であるが・・・。
維新の会代表代行は、「危険だ、バナナのたたき売りだ」と徹底批判。
ここまで揉めるとは・・・やれやれ、おやおやという景色である。

と言うことで、競馬予想紙顔負けのメディアの勝ち馬予想も賑わう。
衆院選の第３回連続世論調査では、こんな塩梅。
衆院比例区の投票先は、自民が２０％で依然トップを維持。
民主は、前回より増えて１５％、日本維新の会は横ばいの９％とする。

候補者も三流メディアも、政治屋と揃って国民不在の政治祭り。
情けない日本の姿が、そこにある・・・あ～ぁ。

ぶっかけ寿司こぼれ盛り

札幌でビックリするような寿司にであった。
昼食をとるべく飛び込んだ、とある居酒屋ふうなお店。
女性３人の客は、昼間からビールで盛り上がっていた。、

テーブルに置かれていたメニューを見たら、嫌がうえにも目に入る。
「名物ぶっかけ寿司こぼれ盛り」１,２６０円とある。
どんなものかと思って、同伴者と３人で注文。

待つこと１５分ほど・・・やっとお待たせの感で登場。
写真の寿司がそれである・・・ボリューム感も満点。
ウニ、いくら、まぐろ、カニなどなどetc・・・見た目も満足。

さて、お味の方であるが、ウマい・おいしい・マイウ～の世界。
それにしても食の激戦区・・・札幌ならではの豪快な寿司。
お店の立地場所も札幌の中心部。

おそらくアフターファイブも客入りでゴッタ返しているに違いない。
そんな思いでお店を後にしたが、店員さんの笑顔も満足。
お店？・・・札幌駅前の読売新聞ビル２Ｆ「大庄水産」でした。

　

大胆過ぎる政権公約

「日本維新の会」の掲げる政権公約・・・。
「骨太２０１３～２０１６」にある「最低賃金制の廃止」。
これが、大きな波紋となっているらしい。

同会は、廃止の背景を雇用の創出が狙いだと説明。
ハードルを課せば、最低賃金を出せない企業や・・・。
本当なら、あと２～３人雇えるのに１人しか雇えないという企業もある。
できる限り多くの雇用を生み出したい・・・とする。

また一方では、収入が一定水準を下回る人については・・・。
所得税を免除し、国が一定額を給付する「負の所得税」の考え方を導入。
国が最低限の収入を保障する考えをも表明・・・。

最低限の収入水準は、専門家が意見を出して制度設計する話。
今の段階では出せない、とニベもない・・・。
単なる絵に描いた餅といった風情である。

そしてこの「最低賃金制の廃止」は、ネット上でも賛否両論。
労働する国民を奴隷化するものだ・・・とか。
望むのは、財界だけだろうとの批判。
一方では、反対が出るが、一石を投じるのは悪くないとする意見等など。

ともあれ大胆過ぎる発想であることは、間違いないが・・・。
こんな政権公約に、有権者はついて行けるのだろうか？
めちゃくちゃなロジックに参った、マイッタ・・・。

厳しい現実を尻目の総選挙

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所。
２０１０年度の社会保障給付費を公表。
いわゆる年金や医療、介護などで支払われた費用である。

それによれば、前年度比３．６％増の１０３兆４,８７９億円。
過去最高を記録し、初めて１００兆円を突破・・・。
増加の要因は、高齢化の進展で年金受給者。
そして医療費が伸びているためだと言う・・・。

厳しい医療費と年金問題、ともに避けて通ることができない。
それなのに若者には、老後に備えるという甘言で釣って・・・。
年間約１８万円の年金納付を迫る、振り込め詐欺顔負けの政治。

内実は、高齢者の老後を支えているに等しい年金制度。
将来の社会基盤を支える若者たちには、夢や希望があるのか。
そんな厳しい現実を尻目に、センセイたちは選挙に多忙。

民・自・維新・未来等など、４者４様の原発施策。
１０年以内に「電源構成ベストミックス」だとか・・・。
３０年代までに「フェードアウト」だとか英語を散りばめて煙に巻く。

政治団体の寄付収入が目減りして、国費に依存する政党。
労働最低賃金廃止を謳い、雇用創出とうそぶく政党等などetc。
しかし下馬評では、安ン倍くんの一人勝ちとの専らの勝ち馬予想。

無責任な政治ごっこが、実に艶めかしい・・・。
社会保障給付費はより一層膨らみ続け、借金は雪だるま。
どの政党が政権を握っても、五十歩百歩の劇場風景。
政治不信が渦巻く現実では、明るい展望は期待できまい・・・。