核燃料というゴミの山

現在、全国で１７か所の原発にある５０基は、発電をしていない。
と言うことで、単なる使用済み核燃料の貯蔵施設状態・・・。
全国では、合計２万トンちょいの核燃料があると言う。

そして、核燃料は数多あるものの・・・。
こんな危険な物を、プールに水を張って保管しているだけ状態。
だからこのプールの水が抜けたら、発電せずともメルトダウン必至。

中でも、福島第一原発４号機の貯蔵プールの崩壊が一番心配とか。
ところが、排出の核燃料は、全量の再処理も限界らしい。
と言うことで近い将来は、地中にそのまま埋める直接処分もあるとか。

ともあれいずれの原発も、使用済み核燃料を貯蔵中の原発は・・・。
核燃料の保存するプールは、原発の外周や建屋の高い所に位置。
そして福島原発のように建屋が壊れれば・・・。
野ざらしとなり、極めて危険な状態になるらしい。

ところで使用済み核燃料は、プールで保管できる容量が・・・。
全原発で２万６３０トンという計算。
そして、このうち７割が既に埋まってしまっている・・・。
と言うことで残りのスペースは、６，４００トン分しかないと言う。

全原発が通常に運転すれば、使用済み燃料は年間千トン発生。
６年ほどで満杯になる計算らしい・・・。

各原発の使用済み核燃料を受入中の青森県六ヶ所村の再処理施設。
こちらも２,８６０トンに達し、限界の３千トンに迫る。
いやはや、とんでもない量の核燃料ゴミである・・・。

そんな景色を尻目に明日７月１日から、大飯原発は再稼働・・・。
６月２９日には、再稼働に反対する国民１０万人超がデモる。
場所は東京都内、首相官邸を取り囲む壮大なデモとなった。

野ダメ君は、消費税増税と原発再稼働問題でダブルパンチ・・・。
まもなくイチロー君の離党、新党立ち上げ？でトリプルパンチ。
国民の怒りが、燎原の火のように燃え広がってきた・・・。

まさに、平成版の「かちかち山」と言った風情である・・・。

狡猾過ぎる検察

６月２６日に予定の社会保障と税の一体改革関連法案・・・。
衆議院で採決される行方に、国民の関心は引きつけられた。
そんなどさくさの中で検察庁は、虚偽報告書作成の検事らを処分。

いわゆる、陸山会事件の捜査を巡る虚偽捜査報告書問題である。
刑事告発された元東京地検特捜部のＴ検事（４５歳）。
最高検は、２７日に刑事処分と人事上の処分を行った。

Ｔ検事と当時の上司に対する刑事告発事件・・・。
虚偽有印公文書作成容疑は、嫌疑不十分で不起訴処分。
記憶の混同という嘘を信用？する検察のロジックも凄い！

そして公務員の懲戒処分は、免職・停職・減給・戒告の４つ。
この処分では、T検事が減給、Ｓ前特捜部長（５５歳）は戒告。
軽いなぁ、もっと重い処分にできないの？・・・。

三流メディアと言えば、永田劇場の取材に超多忙・・・。
そのおかげでこの検察事件は、ベタ記事の扱い。
なんとまぁ、狡賢い検察であることか・・・。

他事件の陰に隠れて、ニュースを遅らせたり、小さくさせたり。
いわゆる「スピン」というテクニックを駆使。
検察もどさくさに紛れて、やることがセコい・・・。

よくまぁ、次々とずるいことを考え出すものである。
逮捕された検事は、歯ぎしりしているに違いない。
裏金天国日本を代表する検察と警察・・・。

狡猾さにかけても天下一品、東西の横綱と感心しきり・・・。

消費税増税法案の廃案大作戦

何かややこやしい永田劇場の楽屋裏である。
社会保障と税の一体改革関連法案の衆議院採択を巡って・・・。
民ス党と自民党ならぬ自分党の言い分を整理してみた。

自分党の谷垣君は、こう語る・・・。
造反者の処分をできないのでは、参議院で一緒に審議は非常に疑問。
党議違反には、きちっとした処分をするよう強く求める・・・。

自分党幹事長の石原君は、こんな塩梅・・・。
首相がしっかりと、意に反する人間たちに厳しい処分をして行く。
そのことが、参議院審議での協力の大前提になる・・・。
そんなことを偉そうに語る自分党である。

一方の野ダメ君は、造反議員に厳しく対処と強がりを見せるが・・・。
本当にできるのか、民ス党の大量造反者処分。
おそらく、イチロー君らを離党に追い込む処分はできない？
となれば、自分党は審議に応じない・・・。

イチロー君らが離党しないと参議院の審議は、事実上不可能。
そうだ！イチロー君たちは、民ス党に居座るべし！
その結果、消費税増税法案は廃案に辿り着く・・・。

いいなぁ～、この作戦・・・。
消費税増税法案廃案は、これしかない！？・・・。
ともあれ劇場の楽屋裏では、八百長の綱引きが延々と続く。

野ダメ君の大活躍

消費税増税に熱くなり、財務官僚の手のひらで踊ってはしゃぎ・・・。
冷静に、周囲の情勢を見る余裕もないほどの過熱ぶり。
消費税増税を企んで、あの手この手で頑張りマスた・・・。

マニフェストを破り捨てて、増税に突っ走った野ダメ君。
おかげで２６日の衆議院採決は、民、自、公の談合で法案が通った。
しかし、造反が５７人に達したのは、予想外の展開？・・・。

一方、イチロー君は離党表明を延期・・・底意は離党したくない？
ともあれ、内閣不信任案が可決する数字となった。
そんな千載一遇のチャンスを、自民党が黙っている訳がない。

消費税法案の採決で大量の造反議員が出たため・・・。
自・公の要求は、民主党が処分を行わない限り、国会審議に応じない。
野党の要求エスカレートは、子供がダダをこねている風情。
ともあれ注目は、参議院の動きと解散・総選挙に移った・・・。

敵の腹を読めなかった野ダメ君は、気の毒な限り。
そのうちに泣く君のために、こんな歌を作ってみた・・・。

どんぐりコロコロどんぐりこぉ～・・・イチロー抜けそう、あぁ嬉しい・・・。
ドジョウが出てきてこんにちわぁ～・・・。
坊ちゃん（副総理、幹事長、政調会長代行）一緒に遊びましょ！

３年前、民主党政権に期待した多くの国民。
今では、呆れるほどの怒りが渦巻く・・・。
何だ？この政権は？政治の体をなしていない！

ハンディある人達への就労支援

厚生労働省は、新たな施策を打ち出した。
精神障害者の採用を、企業に義務づける方針を固めた・・・。

１９９７年に身体障害者に加えて、知的障害者の雇用を義務化。
それ以来の対象拡大になるらしい・・・フムフム。
そしてこの施策は、企業だけでなく国や地方公共団体等にも義務づけ。

と言うことで、ハンディのある人たちの社会進出が大きく期待できる。
障害者雇用達成が、企業に義務づけられている現状から見れば・・・。
雇用率が、更に上がることになりそうである・・・。

横道に逸れるが、私が平成２２年８月に縁あって上梓した書籍。
「くにおの警察官人生」の印刷会社は、こんな企業である・・・。
この会社では、聴覚等のハンディある人たちを積極的に採用。
その揺るぎない企業理念には、驚いたものである・・・。

さて話題を戻すが、専門家による研究会で近く報告書をまとめる。
そして今秋からは、労働政策審議会なるところで議論される・・・。
見通しとしては、来年にも障害者雇用促進法の改正案が国会に提出。

同法では、企業等に全従業員に占める障害者の割合・・・。
それを、国が定める障害者雇用率以上とするように義務づけもする。
更にこれまでは、障害者の範囲が知的・身体に限定されていた。
それが、そううつ病や統合失調症等の精神障害者も加える・・・。

喜ばしいことであり素直に歓迎したいが・・・。
今のチンタラ政治を見れば、法案の成り行きにも注意が必要。
正直なところ、法案成立までは気が抜けない・・・。

捜査情報の懸賞金に思う

元オウム真理教信者のＫ容疑者（４０歳）とＴ容疑者（５４歳）を逮捕。
その逮捕の端緒となった情報をめぐり、懸賞金の話題が熱い。
この事件では、通報者に支払われる懸賞金の上限が１千万円。

Ｋ容疑者の逮捕は、同居男の関係者による情報が端緒らしい。
有力情報が、警視庁に寄せられて逮捕につながった・・・。
と言うことで、懸賞金支給の可否を慎重に検討中。

一方、Ｔ容疑者に関しては、有力候補者は２人らしい。
１人は、漫画喫茶に似た男が入って行ったと通報した男性。
もう一人は、この漫画喫茶の男性店員・・・。

情報提供者が複数いる場合、懸賞金は捜査の貢献度に応じて分配。
警察庁は、逮捕の経緯を精査して支払額の検討を進める・・・。　

通報者が事件の共犯者ではない、そして情報は合法的に入手。
更に、支払いが不適当でない等の要件を判断するようだ。
最終的には、警察庁幹部による審査委員会が決定する。

思うにＴ容疑者の場合は、２人で折半となれば一人５００万円。
でもねぇ～、警察が特別手配をしても逮捕できなかった・・・。
その辺を斟酌して、功労者２人にそれぞれ１千万円はどうだろう。

捜査情報を金で買う・・・そんな発想のなかった昔は・・・。
嘘の捜査情報提供謝礼は、警察幹部の懐に転がり込んでいた。
そして彼らは、飲み喰いや香典等など、私的に遣い込んで散財。

そんな忌まわしい警察の裏金を思えば、今回は大盤振る舞い。
太っ腹な措置が、できないものだろうか・・・。
警察が、懸賞金をケチってもロクなことはないのだが・・・。

三等海佐の勇気ある内部告発

２００４年、海上自衛隊の護衛艦Ｔの元隊員（当時２１歳）が自殺した。
そして遺族は、’０６年に国などに損害賠償を求めて提訴。
自殺は、先輩隊員によるいじめが原因だとする内容・・・。

このいじめで海自は、乗組員１９０人に対してアンケート調査を実施。
しかし、遺族の情報公開請求には、その存在を否定してきた。
調査委員会が、調査報告書を纏めた後にこれを破棄したとする。

しかし、東京高裁で行われている控訴審では、意外な展開へ発展。
一審の裁判で国側指定代理人だった三等海佐が、隠ぺいを暴露。
海上自衛隊は、資料を隠していたとする陳述書を提出・・・。

それを受けてか？海上自衛隊は２１日に態度を一変。
これまで遺族に、アンケート結果は存在しない、と回答していた資料は・・・。
再調査で、約３７０枚が綴じられたファイルを発見と発表。

海上幕僚長は、誤った説明を心からお詫びする、と陳謝する始末。
嘘がばれる瞬間は、こんなものであるが・・・。
官公庁の逃げる・隠す・嘘をつくは、今に始まったものではない。

それにしても現職の三等海佐の行動には、驚きを禁じ得ない。
勇気ある内部告発であるが、これからが大変。
組織に潰されず、退職まで任務を全うして欲しいと願うばかりである・・・。

原発再稼働、もう一つの理由

原発を再稼働させなければ、今夏は乗り切れない。
電力不足は、命に深刻な事態として再稼働を煽っていたが・・・。
実は、こんな理由もあるらしい・・・フムフム。

政府が、原発を再稼働させずに廃炉にすると決めた場合・・・。
電力会社１０社のうち４社が、債務超過になるらしい。
要は、資産より借金の方が多くなるというものだ。

電力会社の経営が、成り立たなくなることも背景にあるのか・・・。
電力不足よりも、経営の危機・・・この方がよほど説得力がある。
そんなことを隠して、政治は電力不足を理由に再稼働構想を進める。

ところで債務超過になるのは、北海道・東北・東京の３電力会社。
それと、原発で作った電気を電力会社に売る日本原子力発電。
この４社は、債務超過になると経営が立ち行かなくなるらしい。

理由は、原発を廃炉にすると決めた瞬間・・・。
これまで資産だった原発は、資産としての価値がゼロとなる・・・。
資産の目減りは、損失処理となって一気に大赤字。

もっとも他社でさえも、廃炉経費は相当なものになるらしく・・・。
再稼働・廃炉・・・いずれも難題が待ち構える・・・。

目覚めた虎？

増税だ、原発推進だ、ＴＰＰ推進だ！とハシャギまくる民主党。
自民党はダメ、民主党もだめ、ロクな政党が見当たらない昨今。
選挙があっても、投票したいと思う党もなければ、人物もいない・・・。

と冷笑的に眺めていたら、眠っていた虎が・・・。
突然に目覚めて？、新党設立に動き出しそうな雲行きである。
ほかならぬイチロー君のことである・・・。

２１日の会合では、次善の策として新党の立ち上げを考える、と語ったとか。
民主党を離党し、新党結成の可能性に言及・・・。
国民の期待に応えて、大暴れしそうな空気が漂い始めた。

イチローくんは、５月２４日の誕生パーティでも語っていた。
グループの９０人を前に、首相との会談のことに触れて・・・。
私は、考えを変える事はない・・・。

平行線のままとなれば、今後、力を合わせて行動しなければならない。
そんな事態も起きると思うが、皆さんと結束してやって行きたい・・・。
離党を匂わせたこの言い回し、ようやくと言うより遅過ぎの感。
もちろん首相との会談は、平行線で終わったのはご案内の通り。

まぁ、いずれやると思っていたが、アッと驚くタメ五郎の急展開。
期待の星？が、いよいよ行動を開始か、という景色である。
政局は一気に動き出し、チンタラ愚政と決別することに期待！

党が分裂するもよし、新党結成もよし・・・。
褌を締め直して、思う存分に暴れまくっていただきたい。
肚の探り合いばかりで、膠着している今の政治・・・。

一気に政局を激変させて欲しいものである。
そうしない限り新展開はないと思うし・・・。
チンタラ政治で日本が救われないのは、これまでの実績が示す通り。

ともあれ、アンチ小沢の政治屋たちは、ほぞを噛むに違いないが・・・。
イチロー君も談合屋の取りまとめ親分。
いつまでも、そんなことではいけないのも当然である・・・。

谷垣君の夢

自民党の谷垣くんは、恥じらいもなく良く言う。
１６日の東京都内での街頭演説では、こんな塩梅とか・・・。

消費増税関連法案で修正合意したのは・・・。
民主党マニフェストのまやかしに歯止めをかけるため・・・。
やることをやったら、直ちに信を問わなければならない・・・。

まやかしへの歯止め？これもよく分からん説明である。
何が何でも法案成立後は、速やかな衆議院の解散を期待する。
要は、政権奪還しかないのは、最初から見え見え・・・。

あまつさえ、ぬけぬけとこんな言葉を繋ぐ傲慢さ・・・。
自民党時代にたくさん借金を残したが・・・。
若い人に返済をお願いするだけでは、財務相経験者として成仏できない。

よく言うなぁ～、政治屋として散財の懺悔はこの程度か？
あまつさえ自分たちの責任をひた隠して、消費税増税の必要性を強調。
政治屋のそういう態度には、本当に腹が立つ。

もう一度、自民党として与党に返り咲く夢を見ているのだろうが・・・。
政治屋たちの傲慢さは、国民がしっかり把握済みである。

そして野ダメ君は、国会会期を９月８日まで延長・・・。
まぁ、与野党双方で夢を見るのは勝手・・・。
せいぜい夢を追いかけて下さいナ・・・。

無責任省庁の失態

昨年３月の福島原発が撒き散らかした放射能・・・。
汚染の広がりを予測するシステムいわゆるＳＰＥＥＤＩの試算結果。
その公表遅れが大きな問題となったが、新たに驚くべき事実が判明。

米国のエネルギー省のデータ・・・。
それが、放射能の拡散方向を示す実測値だったとか。

同エネルギー省は、昨年３月の原発事故直後に米軍機２機を飛ばす。
これには、地上の放射線量を電子地図に表示するシステムを搭載。
福島第一原発から半径約４５ｋｍの地域を計測・・・。

その結果、福島県の浪江町や飯館村を含む福島第一の北西方向。
３０ｋｍ超にわたり、１時間あたり１２５マイクロシーベルトを超える地域を把握。
この線量は、８時間で一般市民の年間被曝線量の限度を超える数値とか。

そしてこの汚染地図は、３月１８日と２０日の計２回・・・。
在日米大使館を経由して、外務省に電子メールで提供された。
そして同省は、直後に文部科学省と経済産業省原子力安全保安院に転送。

しかし、同省と保安院はデータを公表せず、首相官邸等には伝えていない。
この大チョンボ省庁の幹部は、今頃になってこうぼやく・・・。
すぐ公表すればよかった、と今は思うが・・・。
当時は、提供データを住民避難に生かすという発想がなかった・・・。

なんじゃ、こりゃ？避難方向を誤って誘導、地域住民の被曝拡大の大失態。
命守る情報を黙殺する省庁って、存在意義があるのだろうか・・・。
そして、文部科学省と経済産業省原子力安全保安院は責任の擦り合い。

人の命を軽んずる行政のお仕事。
そして頑張ろうフクシマ、頑張れ日本では、力が入らない。
余りにも大き過ぎる失態である・・・。

困わりさんの珍チン事件

裸になりたがるお巡りさんには、困ったものである。
道警の困わりさんは、札幌のススキノのＳＭクラブでスッポンポン。
そんなビックリ仰天のチン事件は、まだ記憶に新しいところである。

公然わいせつの容疑で逮捕された道警巡査と・・・。
そして同じ店で、スッポンポンになっていた道警の巡査部長は・・・。
事件化とともに辞職し組織を去った。

ところが今度は、負けてなるものかと神奈川県警の困わりさんが登場。
神奈川県警の白バイ隊員が１６日夜、公園で全裸・・・。
下半身露出の公然わいせつで逮捕された・・・なんじゃ、こりゃ？
警察庁長官も、神奈川県警本部長も腰を抜かすほどの行状？

逮捕されたのは、神奈川県警交通総務課の白バイ隊員（３４歳）。
容疑は１６日午後１０時半過ぎに川崎市内の公園で・・・。
歩行中の女性（６３歳）の前でスッポンポンになり下半身を露出。

この困わりさんは一旦逃走したが、置き忘れた自転車を取りに戻って御用。
ドジと言えばドジだが、この困わりさんは何を考えているのだろう？
アフターファイブに、酒を飲んで帰宅途中の快挙ではある。

でもねぇ～、続発する困わりさんによる珍チン事件は・・・。
いい加減に止めて欲しいものである・・・。

消費税増税＆原発再稼働

民主、自民、公明の３党の談合が功を奏した・・・。
社会保障・税一体改革関連法案の修正で正式に合意。
３党実務者が、合意文書である確認書を交わし協議は決着。

消費税率は、平成２６年４月に８％、２７年１０月に１０％へ・・・。
それぞれ引き上げる法案は、成立に向けて舵が切られた。

これに気を良くした野ダメ君は・・・。
今国会会期末の２１日までに関連法案の衆院通過を目指す。
場面は、修正案の了承を得るための党内手続きへ突き進む。

消費税増税関連法案成立のため、今国会の会期を延長。
２～３カ月間延ばす方針らしいが、まさに韓信の股くぐりの観である。
大望のためには、目前の恥や苦労は耐え忍ばなければならない・・・。

それにしても永田劇場の税金散財劇は、艶めかしい限り。
ここでも、官房機密費は遣われたのだろうか？
庶民にとっては、機密費の行方がとても気になる。

おまけに福井県下の大飯原発は、予定通り動き出す方向。
福井県知事は、野ダメ君らと会談・・・。
関西電力大飯原発３・４号機の再稼働に同意する考えを表明。
これを受けて政府は、再稼働を最終決定・・・。

消費税増税や原発再稼働問題に、国民の気持ちが届かない。
政治屋が手のひらで、勝手に物事が決められるもどかしさ。
国民が選んだ訳ではない、自己矛盾だらけの野ダメという指揮官。

こんな男に国の将来を任せる政治は、危うさを覚える。
野ダメ君の人生だって順風満帆ばかりではないはず・・・。
そんなことも心して欲しのだが、無理な注文か。

おそらく、そのうちにずっこけるのだろう・・・。

監視カメラに見る捜査手法の変化

地下鉄サリン事件で特別手配されていた男・・・。
最後のＴ容疑者が、ようやく逮捕された・・・ホッ。
それはそれで結構なのだが、警察の捜査能力に疑問が湧く。

東京都内にあるマンガ喫茶からの「似た男がいる」との情報。
しかし駆けつけた警察官２人は、Ｔ容疑者に疑心の目。
似ていないと判断したが、トイレに立つ後ろ姿でようやく職務質問。

これが、今の警察の実力なんだろうか・・・。
そして思うのは、監視カメラの存在である・・・。
従前は、Ｎシステムも市民の間で大きな関心事であった。
しかし、Ｎシステムも監視カメラも、慣らされればこうなるのか。

１年前のデータでは、全国の駅等に設置の監視カメラ。
その設置数は、ざっと５万６千台・・・。
信用金庫、コンビニ、ショッピングセンター等などetc。

今やあらゆるところに、設置され続ける監視カメラ。
しかし、そのカメラの設置基準や映像の保存期間や・・・。
捜査機関へデーターを提供する基準を定めた法律もない。

既成事実の積み重ねで運用されることには、危うさを覚える。
曖昧さを独り歩きさせているが、問題視する議論も沸かない。
そして何の疑問もなく、Ｔ容疑者の映像も連日のように公開された。

ひと昔前の犯罪捜査では、地取り・聞込みといった捜査手法が主流。
歩いて、市民の一人ひとりから捜査情報を得ていた・・・。
ところが今では、監視カメラ映像を入手する捜査手法が当たり前。

そしてメディアは、こんな持ち上げぶりである・・・。
容疑者を追い詰めたのは、防犯カメラという「定点監視チーム」。
そして異例の公開捜査だろう・・・とする。
防犯カメラと言えば聞こえは良いが、所詮は人を監視する機器。

こんな監視カメラ映像の入手に走り回る捜査へ重点が移行。
必然的に、捜査員の捜査技術能力も低下し、捜査協力者もいらない。
こうなれば、嘘の捜査情報提供謝礼という裏金領収書も不要となる・・・。

警察を取り巻く捜査環境は、随分と変わってきたと感心しきり。
でもねぇ、国民が常時監視される社会って、何か怖い気がするなぁ～。
あなた、見られています・・・。

被爆者治療の実態は？

逃げる・隠す・嘘をつくは、お役所の最も得意とするところ。
ところで放射能の体内被曝は、凄いことになっているらしい。
こんなブログ記事を引用させて貰った・・・。

東北大学医学部附属病院が、かん口令を敷いているらしい。
福島第１原発の極秘情報が、外部に洩れないように・・・。

福島第１原発の事故現場に送り込まれた作業員約３千人。
そのうち、すでに８００人が放射能により死亡しているのだとか。

患者たちは、一旦、東北大学医学部附属病院で診察を受けた後・・・。
新潟県内にある分院に移送、静かに死期を迎える。
放射線治療を受けても手の施しようがない・・・がその理由らしい。

こうなれば、地域社会の崩壊と言うより、国の崩壊？
福島原発による被爆者の治療実態は、どうなっているのだろう。
それを取り上げないメディアも、おかしいと言えばおかしい・・・。