ガソリンの安売り合戦

愛知県常滑市では、ガソリンの安売り合戦が熱いらしい。
函館市内でも1リットル117円が登場して喜んでいたら、114円も出始めた。
しかし常滑市は、更に安い。

レギュラーガソリンを1リットルを85～87円で販売。
全国平均をはるかに下回る極端な安値競争。
消費者は歓迎するが、競合店では店が潰されるとの悲鳴だとか。

安売りのガソリンスタンドは、安売王がうちの看板だ！と鼻息も荒い。
1日に何度もライバル店の看板を確認して値下げというから、更に恐れ入る。
そんな安売りを続けて、経営体力は大丈夫なのか？

他県のことではあるが、とても気になる安売り合戦である・・・。
いつまで続くと思うな、ガソリン安売り・・・じゃないのかなぁ～。

ドライブレコーダー

高齢者の仲間入りをした団塊オヤジだが・・・。
気になるのは、加齢に伴う運転技能の劣化。
いつまで運転できるのか、そんなことを考えることもしばしば。

特に近年は、高齢者の認知機能低下等が原因の事故が増加傾向とか。
ところでドライブレコーダーを安全運転に生かそう。
そんな動きが各地で出始めているらしい。

このレコーダーは、交通事故の様子を映像として記録。
事故発生の状況や過失割合を確認する際の指標にもなる・・・。
そして青森県では、自動車教習所での導入や民間企業による無償貸与サービス。

そんなサービスで普及も広まっているようだ。
映像はマイクロSDカードに記録され・・・。
ドライバー自身が見返すことで安全運転意識の向上にもつながる。

ドライブレコーダーは、良いことづくめのようである・・・。

高鮮度を維持できるサバ

青森県八戸市の産業技術センター食品総合研究所。
同所で開発したサバの生食用の製造方法。
「船上活〆陸凍サバ」の試験販売。

そんな取り組みを、八戸市内の2飲食店が開始。
お客は全く生臭みがない、色合いがいい等と評価。

この刺し身用冷凍サバは、定置網船が・・・。
漁獲したサバを船上で血抜き処理。

そして八戸市内の水産加工場で3枚におろして真空包装。
氷点下60度で急速凍結、保管することで寄生虫が死滅。
その結果、高い鮮度が維持できるという。

幼少時代、サバの味噌煮を食べて「じんましん」になった団塊オヤジ。
しかしそれ以来、サバが大好物になった・・・。

そんなにおいしい魚なら、早く全国の流通経路に乗せて欲しいねぇ～。

金喰い虫の「もんじゅ」

これまで１兆円が投じられていながら、未だに稼働しない「もんじゅ」。
それを運営する役立たずの日本原子力研究開発機構。
原子力規制委員会が、運営主体の交代を勧告したのは記憶に新しい。

ところでこの「もんじゅ」は、空気や水に触れると激しく反応するナトリウム。
それを冷却材として使用しているのだとか。
そのナトリウムは、電熱器で加熱して液体に保たれて・・・。
今もずっと原子炉と配管の中を流れているそうな。

そしてその電気代を含め、維持管理等にかかる経費を知ってビックリ仰天。
国費(税金)は1日約5,000万円、年間で約200億円というから恐れ入る。
この不景気な時に、1日5,000万円の散財・・・めまいを起こしそうな金額である。

また、もんじゅ所長OBが語る言葉は、組織の硬直化を雄弁に語っている。
能力のある職員に柔軟性が全くなくなっている。
余計なことをしてはいかんと、脳がガチガチに見える。
それが単純ミスを招き悪循環に陥っている・・・。

なるほど、そういうことか、フムフム。
これ以上調子に乗って「もんじゅ」稼働に熱くなれば・・・。
更なるヒューマンエラーで大事故を招くこと必定。

こんな金喰い虫はいらないネ！！
今まで1兆円以上の税金を投入、そして誰も責任を取らない。

あまつさえ、元文部科学省のOBはこう言って憚らない。
中途半端に止めるのでなく、何らかの成果を上げるのが国民への責任だ！
延命を正当化する彼らは、何を考えているのだろうか？・・・。

美しい国は、どこまでもクレージー・・・困ったものである。

マイナンバーの功罪

各世帯への番号通知が始まっているマイナンバー制度だが・・・。
早くもこの制度に便乗した不審な電話や戸別訪問等々が、10月以降に急増。
警察や消費生活センターに通報や相談が数多。

さっそく詐欺の標的にされ始めている現実。
これからは、高齢者を騙して現金や個人情報を得る手口が氾濫。
そんなことが、具体的に危惧され始めた。

そんな中で大阪府内の焼き肉店が、これを利用しての営業。
マイナンバーに、1129(いいにく)とか、2929(にくにく)等の4桁が含まれていれば・・・。
焼き肉4人前を無料提供する等のサービスを開始。

事前に担当口へ問い合わせたら、「良いとも悪いとも言えない」。
そんな素っ気のない回答だったが・・・。
サービスを開始したとたんに、自粛を申し入れられたそうな。

マイナンバー法では12桁の番号の提示を求めることは禁止。
しかし、番号の一部を見せるよう求めることは想定外という。
マイナンバーも罪なことをするなぁ～・・・。

橋下市長の「いったん」とは？

大阪都構想の行方が気になるところであるが、こんな発言も気になる・・・。

橋下市長は、選挙戦最後の街頭演説でこんな塩梅。
僕はいったん、住民投票の結果で政治家としての命は絶ちました。
8年間、本当にありがとうございます・・・。

「いったん」という言葉は、次があるということじゃないか？
「いったん」の底意は、再登場であろう・・・。
橋下市長は、12月の市長任期満了で、新党の代表からも退く。

しかし、弁護士として、党の法律政策顧問につく予定。
今は底意を語る時期ではないにしても・・・。
いずれは・・・であろう。

官邸筋からも、橋下市長が次の衆院選に出馬する可能性。
それを指摘する声も出ているそうな・・・。
いずれにせよ、引退後も橋下氏の言動から目が離されない・・・。

電気料金の値下げに思う

街中を走っていると、ガソリンも安くなりつつあるのが目につく。
函館市内では1リットル129円から、安いのでは117円。
そんなことで気を良くしていたら、今度は電気料金の値下げと来た。

中部電力を除く9電力会社が、来年1月の電気料金を引き下げるらしい。
背景には、中国経済の減速懸念で火力発電の燃料となる原油の価格が急落。
そんな事情があるようだが、下げ幅は各社の石油火力発電への依存度によって異なる。
標準的な家庭で前月比30～120円程度となるそうな。

でも、こんな油断のできない話題もある・・・。
ロシア軍のシリア空爆は、隠された狙いがあり・・・。
シリア空爆の底意は、中東の地政学リスクを高めて原油価格を引き上げる。

その結果、苦境のロシア経済を浮揚させることにある。
そんな話題のニュースが、まことしややかに流れる今日この頃。
ガソリンや電気、その他諸々・・・値下がりは嬉しいのだが・・・。
そうばかりも行かないのが、世の中の常・・・。

大阪維新の会が完勝

「大阪維新」VS「非維新」という大阪府知事選挙と大阪市長選挙。

このダブル選挙の投票結果が出た。
大阪府知事は現職の松井一郎氏、大阪市長は吉村洋文氏がそれぞれ当選。
ということで「大阪維新の会」が、ダブル選挙完勝。

今後は、「おおさか維新の会」を足場に大阪都構想へ駒を進める。
大阪都構想への再挑戦には、いくつもの壁が待ち構えているようだが・・・。
今回の勝利は、大きな追い風となるに違いない。

もう一つ気になるのが、橋下大阪市長の今後。
12月で政界を卒業ということだが・・・。
一部メディアでは、次回の衆議院選への出馬も取り沙汰している。

そうだろうなぁ～、政界への復帰というのは大いに有り得るし・・・。
こういう人にこそ、美しい国を是非ぜひ変えて欲しいものである。
ともあれ、「おおさか維新の会」の今後の動きには目を離されない。

マイナンバーに反対する市民

マイナンバーの通知カードを受け取った市民が・・・。
千葉県鎌ケ谷市役所の窓口を訪れて反対の意思表示。
個人番号カード交付申請書に・・・。
×印や「いやだ」「不要」等と書き込んで提出。

反対行動を起こしたのは、50～60歳代の男女10人とか。
個人情報を一括管理されるマイナンバー制度自体に反対。
個人番号カードは「なりすまし詐欺」等、犯罪に使われる恐れもあるとする。

一方、マイナンバーを所管する総務省住民制度課は、こんな対応でニベもない。
特段コメントすることではないし、返納されても法的な意味はない。
市民に発行したマイナンバーは消えることはない。

受け取った市役所は、市民の意思なので保管するという。
反対した市民は、この制度を苦々しく感じて行動に出たのだろうネ。
でも発想の逆転ということもある・・・。

社会保障や税番号等々、これからの暮らしに必要となるこのカード。
避けて通ることのできない問題は、素直に受け入れて静観。
大人には、そんな立ち居振る舞いも求められるのではないだろうか・・・。

流行語大賞のノミネート

年末恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」。
それにノミネートされた言葉が50とか。
中でも政治関連の言葉が半数近く・・・。

この「ユーキャン新語・流行語大賞」は、1年間に発生した「言葉」の中から・・・。
世相を軽妙に映し、多くの人々の話題に上った新語・流行語を選び・・・。
その「言葉」に関わった人や団体を顕彰するもの。

大賞選考は、読者アンケートを参考にして・・・。
「現代用語の基礎知識」編集部が担当。
政治関連の言葉では、こんな塩梅である。

「1億総活躍社会」「I am not ABE」「粛々と」「切れ目のない対応」
「存立危機事態」「駆けつけ警護」「国民の理解が深まっていない」
「レッテル貼り」「白紙撤回」「テロに屈しない」「アベ政治を許さない」

「戦争法案」「自民党、感じ悪いよね」「シ－ルズ(SEALDs)」
「とりま、廃案」「マイナンバー」「大阪都構想」「早く質問しろよ」・・・。

この大賞が決まるのは12月1日。
そして政治関連の言葉が選ばれた場合・・・。
誰が受賞者として授賞式に出るのか出ないのか？

そんなことにも注目が集まっているらしい。

国が沖縄県知事を提訴

米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画。
それを巡って国土交通相が沖縄県知事を提訴。
埋め立て承認取り消しを、知事に代わって撤回する代執行訴訟だ。

辺野古問題は、とうとう国と沖縄県知事による法廷闘争に発展。
福岡高裁那覇支部の判決が出るのは、数か月ほど先らしい。
国の訴状は、沖縄県知事の承認取り消しにこう反論。

日米両国間の信頼関係を崩壊させかねないもので、甚大な不利益をもたらす行為。
それを理由に取り消しの撤回を求める。
この訴訟は、国が勝訴すれば知事に代わって撤回することができる仕組みとか。

一方、沖縄県知事は、違法と決めつけられるいわれはない、と争う姿勢。
また結論を待たず、国土交通相による効力停止の撤回を求める抗告訴訟。
それを提起する可能性も視野に入れているらしい。

とまれ、私人を救済する行政不服審査制度。
それを国が私人になりすましての提訴。
安倍さん、これがキミのいう1億総活躍社会なのかい？

セコイと言うか、狡すぎると言うか・・・。
とんでもない美しい国に思えて仕方がない・・・。

ウナギ味のナマズを作る会社

10月21日にも当ブログで話題にした「ウナギVSナマズ」。
近畿大学が開発したウナギの代替品・・・「ウナギ味のナマズ」。
これを本格的に販売する会社が設立された。

味の評価は、もっとこってりと思ったけど、あっさりとか・・・。
ナマズと言われなかったら分からないくらい美味しい・・・。
今夏の試食会で高い評価を得たこの商品。

ということで、ナマズの養殖会社と商業化に踏み切った。
近い将来、丼一杯500円。
ワンコインで提供したいと商魂も逞しい。

こんな元気な会社の成長は、是非ぜひ願うところである。
それにしても一度食べてみたい・・・。

「もんじゅ」の廃炉はロックオン

原子力規制委員会が、思い切った勧告を行った。
ほかならぬ、高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構。
同機構には、原子炉を運営する資質はない、とした。

この勧告を受けて、監督官庁の文部科学省の対応が注目される。
外国企業や国内の電力会社等との提携も含めて新組織の検討を始めるらしいが・・・。
技術面や能力面からすれば、選択肢はごく限られるらしい。

勧告への報告期限は来年5月。
それまでに方針を示せなければ・・・。
「もんじゅ」は、廃炉を含めた抜本的見直しになる見込みという。

そもそも「もんじゅ」は、空気や水に触れると・・・。
爆発する恐れがある液体ナトリウムを使用とか。
そしてその扱った経験を持つのは、国内では前述の原子力機構しかない。

こんなお寒い事情の「もんじゅ」・・・。
それならばいっそのこと、思い切って廃炉とするのが一番いいのでは・・・。

自衛官の命を軽んずる政治

防衛大臣が記者会見で語る・・・。
11月下旬から南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣する・・・。
陸上自衛隊の施設部隊。

彼らには、戦争法こと安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」。
その任務を与えない方針を明らかにした・・・。
安全保障関連法は来年3月までに施行される。

そして施行後は、PKOでの自衛隊の任務として駆け付け警護を追加できる。
南スーダンの部隊は半年で交代、今回派遣の部隊は来年6月までの予定。
しかし大臣はこう語る・・・。

新しい法律に基づく行動は、具体的な検討や準備を進めている段階。
今度派遣される部隊には、新しい任務や活動を付け加えることは考えていない。

駆け付け警護は、他国軍部隊や非政府組織(NGO)職員等が襲撃され・・・。
要請があれば、自衛隊が武器を使って救出できる任務。
要請があっても、駆け付け警護をさせない法律。
あれほど急いで作った法律なのに、なんたるこっちゃ？

おまけに「駆け付け警護」を想定した訓練も未だに実施していないそうな。
とまれこの任務を付与しないのは、来年夏には参院選があるためらしい。
不測の事態を考慮し、任務追加を選挙後に先送りする底意。

政治屋のいう不測の事態って、何？
ISのテロ行為が頻発する世界各国・・・。
そんな危険性は、南スーダンも例外ではあるまいに・・・。

やはり政治屋は、自衛官の命より自分たちの選挙が大事ということか。
自衛官の命を軽んずる政治って何だ？！

わんこそば大会

腹も身の内と良く言われるが、胃袋を痛めつけるイベント。
全国の胃袋自慢が限界に挑む、「全日本わんこそば選手権」。
過日、岩手県盛岡市で開催されたが、この大会は今年で30回目の節目。

小学生から大人まで、年代別の3つの部門に200人余が参加・出場。
小学生が3人一組で、1人2分間ずつ食べ、その合計を競う部門では・・・。
1人で2分間に50杯以上食べる児童も登場。

一般の部では、グループと個人の各選手が出場。
給仕が追い付かないほどの早食い。
個人の部では神奈川県の方が、10分間で338杯・・・。
かけそばにして約34杯分を平らげて3連覇とか。

美味しいそばを味わうというにはほど遠い、そば流し込み大会。
それにしても10分でかけそば34杯とは、凄過ぎる・・・。