集団的自衛権の世論調査

メディアが、全国世論調査（電話）を実施。
安倍さんが目指す憲法の解釈変更による集団的自衛権。
その行使容認についてである・・・。

結果は、賛成が29％、反対が55％・・・。
憲法改正の手続きを踏まず、内閣の判断で憲法解釈を変える・・・。

安倍さんの仲よしクラブ？私的諮問機関の報告書では・・・。
限定的に集団的自衛権を行使することは許される、との提言。
それを受けて気を良くした安倍さん・・・。
与党の協議が整えば、憲法の解釈変更を閣議決定する考えらしい。

調査は、国会発議や国民投票を経て憲法を改正するのではなく・・・。
内閣の判断で解釈を変える進め方について問う。

その進め方は、適切が18％、適切ではないが67％。
安倍さんを支持層や自民支持層でも5割前後・・・。
公明支持層では、8割以上が「適切ではない」とした。

集団的自衛権を行使できるようになった時の景色では・・・。
抑止力が高まり、紛争が起こりにくくなるとする意見は23％。
周辺国との緊張が高まり、紛争が起こりやすくなるが50％。

アメリカなど同盟国の戦争に巻き込まれる可能性は・・・。
高まるが75％、そうは思わないが15％。

高揚感に浸る安倍さんは、こんな考えを披露。
抑止力が高まり紛争が回避され、我が国が戦争に巻き込まれなくなる。

でもねぇ～、これもまやかしくさい言葉の感・・・。
底意は、真逆でないのか？
そう思えてならない集団的自衛権問題ではある・・・。

「日本維新の会」が分党

政治の世界は、またまた離合集散の繰り返し。
日本維新の会の石原慎太郎、橋下徹の共同代表は・・・。
結いの党との合流問題を巡って会談。

石原さんは、こんな調子・・・。
自主憲法制定を容認しない政党と一緒になることはできない。
別の行動を取る！・・・と日本維新の会の分党を提案。

橋下さんもこれを了承した・・・。
これで日本維新の会は、結いとの合流を目指す橋下さん。
それらと一線を画す石原さんらに割れることになる。

石原さんは、自主憲法制定に政治生命を懸けているそうな。
だから、結いの党と合流するのは、自分達の説を曲げることになる。
そんな信念に基づいての行動のようだ。

ところで日本維新の会の自主憲法って、どんなの？
国民の支持を受けるかどうか分からん自主憲法。
そんなものを持ち出して、日本をどうするのだろうか？

よく分からないロジックである・・・。
まぁ、あ～だこ～だと捏ねくり回して時間稼ぎ？
自分の暮らしを守る政治だもの、それでいいのか？

こんな政治にも議員報酬を払う馬鹿らしさ。
税金を納めたくないなぁ～～～、あぁ・・・。

お寒い原発事故の避難対策

南海トラフ巨大地震の想定震源域に立つ中部電力浜岡原発。
ここで重大事故が起きると、交通の大動脈が分断され・・・。
多くの人々が避難を余儀なくされるそうな・・・。

だから静岡県では、原発周辺の96万人の避難者を・・・。
12都県に受け入れてもらう方針を樹てた・・・。
しかし受入れ先との交渉が難航、政治劇場にＳＯＳ。

おっとりと出て来た内閣府は、こんな塩梅で対応。
月内にも12都県に通知を出して、受入れを促す・・・。
なんとも生温い対応であることか。

その通知も、たた受入れ可能人数を示すよう求めだけ。
なんじゃ、こりゃ？？？
自治体だけでは解決できない多くの課題が、山積み状態。

国の積極的な関与が望まれるのに、こりゃないだろう！
福島原発事故の検証もなく、原発推進に燃え・・・。
おまけにこうした避難計画も腰を引く政治・・・。

安倍くん、キミたちの原発再稼働計画は大丈夫？？

「脱原発」の意見が凄い

安倍内閣が、4月に閣議決定したエネルギー基本計画。
それをつくる際、国民に意見を募ったいわゆる「パブリックコメント」。
ナント、脱原発を求める意見が、9割を超えていたらしい。

パブリックコメントは、こんな性格のものだとか・・・。
行政機関が、政令等を定める際に広く一般から意見を募る。
Web等で原案を公開し、メールやファクスで意見を集約。

そして経済産業省が、昨年12月に示した基本計画の原案。
それに対しては、1か月間にメールやファクス等で19,000件の意見。
代表的な意見のみ発表したが、原発への賛否は集計しない有様。

そしてメディアが、経済産業省へ情報公開を求めたら・・・。
開示された資料から賛否の実態が判明。

内容的には、再稼働反対や原発の廃炉を求める「脱原発」。
これが2,008件で95.2％と圧倒的、「原発の維持・推進」は33件で1.6％。
賛否の判断が難しい「その他」が、68件で3.2％だったそうな。

脱原発の理由は、「原発事故が収束していない」・・・。
「使用済み核燃料の処分場がない」との声が多数。
原案が、民意に背いているとの批判もあったらしい。
一方、原発の維持・推進を求める声は、運転コストの安さ等。

しかし経済産業省は、「脱原発」意見をほとんど無視？
しゃあしゃあと、基本計画を作成・・・。
原発を「重要なベースロード電源」と位置づける・・・。

2005年に改正の行政手続法では、こうなっているらしい。
意見を十分に考慮しなければならない・・・。
でも、そんな行政手続法は、何するものぞ！

原発推進が、はじめにありき！！
ということで、既定路線をばく進する美しい国の政治。
得意の情報操作は、ここでも大活躍中である！・・・。

風評被害と言うまやかしのロジック

人気漫画「美味しんぼ」での鼻血の話題が熱い。
福島第一原発事故後、鼻血の頻発等を漫画で描いた。
それに対して国や自治体等は、風評被害云々を口実に漫画を批判。

ところが、専門家や健康被害を訴える当事者が、国会内で記者会見。
風評被害を楯に、事故と鼻血の関連を否定することに反論。
因果関係は、否定できないとする・・・。

住民の甲状腺検査に協力してきた医師は、こう語る・・・。
高線量被曝による急性障害に論理をすり替えて・・・。
鼻血との因果関係を否定する専門家がいると批判。

放射性物質が付着した微粒子が、鼻腔内に入る・・・。
結果、低線量でも鼻血が出る現象はあり、医学的根拠がある。

記者会見に電話で参加した福島県内の母親は、こう訴える・・・。
漫画全体を読み、福島への愛情を感じた。

子供に鼻血が出ても、話を聞く前から因果関係を否定する人たち。
私たちは、そんな人たちに本当のことは言わない・・・。
国の責任で鼻血を含めた健康調査をして欲しい。

どうだい！安倍さん、この言葉の重みを感じないかい？・・・。

がん生物学専門の国会事故調査委員会委員は、こうだ。
汚染地域は広範にあり、健康障害への懸念は鼻血どころでない。
正確な情報を・・・と説く・・・。

主催の市民団体代表も言葉を繋ぐ・・・。
鼻血の表現ばかりに焦点を当てて攻撃しいる・・・。
健康障害を訴える声を抑えつけている、と非難。

国や県、そして市町村は、住民に本当のことを伝えるべきでない？
風評被害云々というまやかしのロジック。
そんな彌縫策を使うのは、止めた方が賢明な気がする・・・。

福島原発の汚染水対策

東京電力福島第１原発の事故処理対策。
原子炉建屋で汚染される前の地下水を海に流す・・・。
「地下水バイパス」計画と言うそうな・・・。

東京電力は、21日午前、汲み上げておいた地下水約560トン。
これを初めて海に放出する作業を始めた・・・。

同原発の汚染水は、1日400トンずつ増えているとか。
そして地下水バイパスは、溶け落ちた核燃料に触れる前の地下水。
それを汲み上げて海に放水するそうな。

こうすることで、1日最大100トンの汚染水を減らせると言う・・・。
汚染水対策の柱の一つと位置づけられて、期待がかかる。

放出の水は、トリチウム濃度が1リットル当たり220～240ベクレル。
トリチウムの場合は、放出基準が同1,500ベクレル未満・・・。
これを受けて、地元自治体等が放出を了承したらしい。

東電は今後、汲み上げた地下水の放射性物質濃度を定期的に測定。
放出基準を下回ったことを確認して放出を継続すると言うが・・・。
情報操作に手慣れた政治と電力会社。

そんな数値を信用して大丈夫なのか？・・・。

どうなる？日本維新の会

「日本維新の会」の橋下共同代表・・・。
結いの党と合併後、新党の代表には就かない意向を示した・・・。
国政から一旦退き、当面は大阪都構想に精力を集中。

加えて、来春の統一地方選の準備に専念・・・。
野党合併、一つにまとめるのは国のためであるとする。
同氏は新党の代表に就かなくても、一定の影響力を保つ・・・。
という考えらしいが、石原代表の発言力が強まる可能性も残るそうな。

一方、話題の「みんなの党」・・・。
代表選では、浅尾幹事長のみが立候補の届け出。
かくして、同氏の無投票当選が決定・・・。

昨年、橋下代表の旧日本軍慰安婦をめぐる発言・・・。
それをきっかけに、両党は選挙協力を解消していた。
しかし新代表ら新しい三役が、日本維新の会の橋下代表らと会談。

冷え込んだ関係の修復に向けて、維新側は秋波を送る見え見えの姿。
行政改革や地方分権等で共通認識事項があるらしく・・・。
両党は、生き残りを賭けてコラボレーションに熱く燃える悩ましさ。

辿り着いたのは、「結いの党」との合併、そして新党結成。
そんな方向にもダッシュしたい空気・・・。

最近、日本維新の会と結いの党は、合流に向けて電話で協議。
しかし政策に憲法改正手続きを踏まえた自主憲法の制定。
それを盛り込む、盛り込まないで、結局は物別れ・・・。

早い話が、先生自身の暮らしを守るための政治。
それに汗する涙ぐましい政治ごっこ・・・。
どうなるんだろう？日本維新の会・・・。

福島原発事故の隠された危機

国は、こんな情報操作をやっていたのか、と唖然とする。
2011年3月14日、福島第一原発3号機では・・・。
高濃度の放射性物質を人為的に外へ放出するドライベント。

そんな危険な準備を進めていたことが明らかになった。
国はこの時、混乱を避けるため3号機の危機を操作。
ナント、報道機関に知らせない「情報統制」をしていたという。

このため多くの住民は、何も知らずに大量被曝・・・。
そんな恐れがあったというじゃないか。
13年に亡くなった当時の原発所長が・・・。
政府の事故調査・検証委員会の聴取に答えた調書で明らかになった。

ベントというのは、原子炉格納容器が圧力上昇で壊れて・・・。
放射性物質が大量放出されるのを防ぐために・・・。
格納容器内の気体を、人為的に抜いて圧力を下げる最後の手段だそうな。

水を通して抜くウエットベントと比べると・・・。
水を通さないドライベントは、100～1,000倍も濃度の高い放射性物質。
それを外部に出すという危険なものらしい。

調書などによると、3号機は14日未明に注入する水が枯渇して危機を迎えた。
東電は、ウエットベントで格納容器の圧力を下げようとしたが下がらない。
そして次の策として、ドライベントの検討を始めた。

しかし、それに先だってウエットベントの操作をしている間に・・・。
爆発してしまい、圧が下がってしまった。
その結果、ドライベントを実施する必要がなくなったらしい。

思うに、政治は原発事故で住民の安全を守るというが・・・。
実態は、原発事故が起きれば、政治も電力会社もあてにはならない。
住民の安全は、二の次・三の次・・・これが現実。

事故が起きて、地域住民が大量被曝しかねないベント。
住民にどう周知するのか、どう避難させるのか。
そんな対策を置き去りにして、原発再稼働はないだろう？
ねぇ、安倍さん・・・。

原発再稼働差し止め訴訟

裁判所にも、健全な思考が残っていた・・・と思える景色。

関西電力大飯原発の3・4号機の再稼働は危険・・・。
そんな気持ちで、福井県の住民らが関西電力を相手に訴訟。
原発の運転差し止めを求めた裁判の判決が、福井地裁であった。

裁判長は住民側の主張を認め、大飯原発の運転差し止めを命じた。
地震の際の冷却や放射性物質の閉じ込めに欠陥がある。
だから、原発の運転で人格権が侵害される危険がある。
そんなロジックで、厳しい指摘をした判決だったようだ。

原発の運転差し止めを命じたこの判決は、とてつもなく重い。
電力会社が、慌てふためいたのも当然であろう・・・。
そして強がって？関西電力は控訴するようだ。

今回の争点は、こんな塩梅・・・。
耐震設計の基準となる「基準地震動」は適切か。
大地震の際に冷却機能が働くか。
使用済み燃料プールの放射能漏れ対策は十分か、等など。

関西電力は、基準地震動についてこう言う・・・。
敷地周辺の断層による地震を想定すると700ガルが適切。

しかし判決は、理論上の数値計算よりも各地の原発で・・・。
基準地震動を超える揺れが、5回観測されている事実を重視。
大飯原発でも、同様の危険があるとした・・・。

冷却機能では、想定を超える地震が起きればメルトダウンに結びつく。
そして地震動が、想定内でも電源が失われる恐れがあると指摘。

燃料プールは、福島原発事故でも燃料プールが危機的状況に陥った。
それを例に、原子炉格納容器と同等の堅固な施設が必要とした。

ところで大飯原発の3・4号機は、昨年９月に定期検査で運転を停止。
しかし関西電力は、それに先立つ同年7月に再稼働を申請。
そして現在、原子力規制委員会が審査中・・・。

判決が確定しない限り、審査に適合すれば原発は運転できる。
でも、再稼働の前提として地元同意が不可欠・・・。
と言うことで、裁判の決着が確定しないでの再稼働は難しいとか。

集団的自衛権への各党の思い

安倍さんが、大願成就を目論む集団的自衛権の行使容認。
それに着手したことで、野党各党も賛否両論で盛り上げる・・・。

日本維新の会とみんなの党は、集団的自衛権容認に同調。
民主・生活・社民・共産各党は、首相を批判・・・。

日本維新の会の橋下代表は、こんな調子・・・。
今の自衛権に不備があることを国民に伝えた。
安倍首相の勝利だ・・・。
自衛隊法等の関連法改正にも、おそらく賛成の立場になる・・・。

みんなの党の代表も、これに続く・・・。
解釈変更で個別的自衛権を読み込んだというのは、党の素案と同じだ！

一方、民主党の代表は、こんな強い口調で批判。
集団的自衛権の行使が、限定的なものだという保証はどこにもない。
限定的という印象を強く植えつける、手の込んだ芝居を見せられた感じだ！
憲法解釈の変更で、行使一般を認めるのはダメだ！

結いの党の代表は、こう批判。
憲法上の歯止めをなくしてまで集団的自衛権という形でやらないと・・・。
日本の安全保障が保たれないのかというと・・・。
今の時点ではそういうことはない！

生活の党の幹事長も続く・・・国民投票にかけて信を問うべきだ！
時の政権の判断で、海外での武力行使が際限なく拡大できる・・・。
社民党の幹事長はこう・・・。
解釈改憲は、憲法順守義務を負う政府として許されない・・・。

しかし、悲しいかな・・・。
野党がスクラムを組んでも、与党には数で太刀打ちできない・・・。
かくして憲法解釈変更は、反対意見何するものぞ！

安倍さんは、既定路線を確実に突き進むことになりそうだが・・・。
止める一つの希望は、公明党の動きであろうか・・・。

墓穴を掘ったサイコパス

他人のパソコンに遠隔操作ウイルスを感染させ・・・。
小学校への襲撃や無差別殺人等を予告した。
と言うことで、威力業務妨害等の罪に問われている事件。

その裁判の最中の16日、真犯人を名乗る者からメールが届く。
内容は、「私が真犯人です」というびっくり仰天のメール。
ところがこれは、被告自身が送信との見方が強まる・・・。

東京地検は、保釈取消し請求を検討しているところだった。
それが、思わぬ展開を見せ始めた。
「真犯人」を名乗るメールは、被告による自作自演の疑いが急浮上。

2014年3月に保釈され、裁判では冤罪だとして無罪を主張。
そんな被告は、このメールに対して、信ぴょう性は高いと思う。
私としては、これをもってこの裁判を終わりにして欲しい。

と、裁判の終了を訴えていたが、今度は被告が行方不明。
弁護士とも連絡が取れなくなっている状態・・・。

被告は、裁判前日の15日、携帯電話を荒川の河川敷に埋めたらしい。
おまけに真犯人を名乗るメールは、タイマー送信の機能を駆使とか。
翌日の裁判中に、メールが届くように送信したと見られるそうな。

スマートフォンには、送られたメールの文面が残っていた。
おまけに被告のDNAも付着していたという大ピンチの展開。
これが事実なら、自ら墓穴を掘ったことになると思っていたら・・・。

とうとう、被告の保釈は取り消しで身柄が拘束された。
被告は、一連の事件の犯行を認め、弁護人も相当にショック。
「完全にだまされた」と話す気持ちは察するに余りある・・・。

被告は自らをサイコパスと言う・・・いわゆる良心を持たない人。
私たちの周りには、多くいるのが現実らしい・・・。

「美味しんぼ」の一時休載に思う

話題で盛り上がる漫画「美味しんぼ」が、しばらく休載する・・・。

この漫画は、東京電力福島第１原発を取り上げる。
福島を訪問した主人公らが、鼻血や倦怠感を訴える・・・。
はたまた、「今の福島に住んではいけない」などの表現。

自治体では、福島県庁、同県双葉町、大阪府・大阪市が抗議文を送付。
有識者の描写意見も、賛否両論・・・。
そして小学館は、こんな塩梅で対応・・・。
批判、怒りは真摯に受け止め、表現のあり方を今一度見直していく。

放射線防護学を専門とする大学教授は・・・。
１シーベルト超の被曝をしなければ倦怠感は表れない・・・。
漫画では、第１原発を見学した際の被曝線量ははるかに低い。

だから、倦怠感が残ったり鼻血が出たりすることは考えにくい。
「美味しんぼ」の内容は、的が外れている・・・。
福島県民の将来への生きる力を削ぐことは、して欲しくない。

自治体の長もこれに続く・・・。
自主避難者支援は理解できるが・・・。
全ての被災者が、同じように受け止めることができるかは疑問。

一方、疫学・環境医学専門の大学教授は、こうだ。
チェルノブイリでも福島でも、鼻血の訴えは多いことが知られている。
低線量放射線と鼻血には、因果関係がないと言っている方には・・・。
因果関係がない、という証明を出せと求めればいい。

こんな漫画に、福島県の放射線のことが描かれたからといって・・・。
文句を言う人の方が、むしろ放射線の不安を煽っているのでないか。

各人が、いろんな意見を言うのは理解できる・・・。
しかし現実を直視しないで、風評被害云々に逃げ込む。
そんな態度は、いかがなものかと考え込んでしまう。

自治体が生き残りたいために必死なのもわかる・・・。
しかし一番大事なのは、住民の健康を守ることでないのか。
おそらく、放射能被害が顕著になるのは、これからだろう。

悲惨な現実を突きつけられて・・・。
その時になって、あ～だ、こ～だでは遅すぎる・・・。

目指すぞ！メタボ脱却

２週間ほど前に、知人の激やせにビックリ。
ナント、４か月で２３Ｋｇも痩せたと言う。
痩せる方法を聞いたら、こんな答え・・・。

高タンパク低カロリーの食事に徹したからだと言う。
高タンパク低カロリーが、ダイエットの基本とか。
と言うことでさっそく、団塊オヤジも真似て実行。

まず植物性たんぱく質では、納豆・豆腐・大豆・枝豆・・・。
油揚げやカッテージチーズがあるらしい。
動物性たんぱく質では、こんな塩梅のようだ・・・。

牛肉もも,ヒレ・豚肉もも,ヒレ・鶏ささみ・鶏胸肉。
はたまた鴨肉・鹿肉・馬肉・ラム肉。
卵白・マグロ・サケ・カワハギ・タラ・エビ。
イカ・タコ・貝類・ちくわ・かまぼこ・ツナ缶・カツオ節等など。

ついでに３Ａの摂取を、意識的に抑制。
３Ａは・・・甘いもの、アルコール、油である・・・。
とりわけ油は、どうしても使う場合はオリーブオイルを代用。

効果が出始めたのか、２週間ほどで２ｋｇチョイの減少。
メタボ脱却作戦の実現も夢ではない？・・・。
減量に何度も失敗した団塊オヤジ。

継続は力なりとは良く言うが、挑戦を続けたい・・・。

格安のスマートフォン

イオンが、4月上旬に発売した格安スマートフォン。
いわゆる高機能の携帯電話のことであるが・・・。
ナント、その購入者の約6割が60歳代以上のシニア層・・・。

ビックカメラでも、同様の格安スマホの契約は、高齢者が多いらしい。
ＮＴＴが、扱うブロードバンド（高速大容量）通信サービス。
こちらもシニア向けに長期イベントを展開・・・。

ということで、シニア層が最終的な草刈り場？として浮上。
イオンの扱う格安スマホは、格安の月額2,980円・・・。
大手通信事業者の半額以下で利用できるのがミソのようだ。

毎秒最大200キロビットのデータ通信・・・。
それと30秒20円の音声通話。
動画は見れないが、ネット検索やメール送受信ＯＫ。

今回の格安スマホは端末と通信サービスがセット。
おまけに格安の価格設定・・・。
スマホに興味のあったシニア層や主婦の心が動いたの景色。

高齢者もボケ防止のために、スマートフォンを大いに使うべし。
月額2,980円で頭を使う・・・病院にかかるよりずっと安い。
団塊オヤジも、そんな認識でiphoneを駆使している毎日である・・・。

外れ馬券は必要経費

独自の競馬予想ソフトを駆使してネットで馬券を大量購入。
そして、外れ馬券が「経費」として控除されるかどうか。
脱税事件として裁判であらそっていたが・・・。

控訴審の大阪高裁で判決、裁判長はこうした・・・。
外れ馬券の費用も経費に含めるべきだ・・・。
そして課税額を大幅に減額、検察側の控訴を棄却した。

事件は、2007～09年に計約28億7千万円を賭けて得た・・・。
30億円余りの払戻金を申告せず、5億7千万円を脱税。
そんな戒名で争った所得税法違反事件・・・。

課税額が、利益の4倍にものぼったため、男性はビックリ。
競馬の払戻金は、外れ馬券の購入費約27億4千万円は・・・。
経費に計上できる「雑所得」にあたると主張。

一方、国税庁の通達に基づく払戻金を「一時所得」とする検察側。
双方とも譲らず熱い裁判展開となったが、裁判長がこう判断。
営利目的の継続的行為として雑所得とみなす基準は・・・。
回数や頻度、規模も当然考慮に入れるべきだ・・・。

そのうえで、男性が5年間にわたり週末の全レースを対象に・・・。
機械的に賭けて利益を得ようとした実態を重視。
結果、払戻金は雑所得に当たり脱税額は5,200万円とした。

払戻金は、偶然に左右される一時所得とする検察側。
控除できるのは、当たり馬券の購入費1億3千万円だけ。
そんな主張を一蹴してしまった・・・。

さらに、払戻金を一時所得としている国税庁の通達も指摘。
早い話が、時代遅れの通達ということらしい・・・。
税金かき集め作戦も分岐点、あらたな税収手法を考えなくっちゃ！