日曜討論で西村康稔経済再生大臣が頑張る景色。
日本は、科学的根拠に基づき処理水の海洋放出をしている。
そう言って憚らない美しい国の大臣。
一方、中国も科学的根拠に基づいて海洋放出に反対。
このすれ違いは、美しい国の怠慢に起因するようだ。
トリチウム以外の核種の問題をおざなりにしているかららしい。
セシウム134/137、コバルト60、ルテニウム106、アンチモン125。
ストロンチウム90、ヨウ素129、テクネチウム99、炭素14など。
これらが検出される可能性はある・・・。
しかしいずれも規制基準値未満と言い張る美しい国。
でも海洋放出で公表するのはトリチウムの数値だけ。
しかも、ヨウ素129半減期は1,570万年なんだって!
トリチウムと一緒に全ての核種を調査するべきじゃないの?
東日本大震災で福島第一原子力発電所でメルトダウンが発生。
それから12年後、美しい国はこの原子炉の冷却に使った水。
放射性物質を含む核汚染水を処理水と言い替えて海洋放出。
国内や近隣国で抗議運動が続くのを尻目に決行する暴挙。
放出を受けて中国は、日本産水産物の全面禁輸を発表。
また、国際原子力機関(IAEA)は、こんな姿勢。
処理水が人間や環境に与える影響は、無視できる程度だとする。
しかし、本当に安全なのだろうか?
トリチウム以外のデータを出さないところが怪しい。
核汚染水の放射性物質をすべて除去できていれば公表できる。
公表できないのは、除去できていないことの裏打ちだろ?
ところで政治屋のアッソー太郎は、飲める水だと豪語した。
それならば、太郎!核汚染水の試飲を是非やってくれ〜!