日浦岬と日浦洞門

函館市の国道278号線を恵山方向に走行。
日浦トンネルを出てすぐ右折。
100mほど行ったら行き止まり。

その先に日浦岬の灯台があったが、函館海保の所管で立ち入り禁止。
それにしても、周りの岩柱が凄い。
文献によれば、この岬は安山岩で形成されているそうな。

溶岩流が冷えて固まる時に溶岩の体積が収縮。
規則的な割れ目ができて柱状節理になるとか。
科学のことはよく分からんが、とにかく壮大な造形美には圧倒される。

更に車で5分ほどのところにある日浦洞門。
ここの景観も絶景。
素掘りのトンネルで1930年（昭和5年）に開通したそうな。

素晴らしい景観に満足、マンゾク。
このような景観を観光資源として使えないのかなぁ。

除染で使用のマスク等の投棄先

東京電力福島第一原発事故に伴う国の除染作業。

それに使用されたマスクや手袋の投棄先は・・・。
福島県内の複数の地域でコンビニ等のゴミ箱。
そんなところに捨てられるケースが常態化しているらしい。

厚生労働省の出先機関は・・・。
被ばく対策や汚染廃棄物の扱いを定める労働安全衛生法。
それに違反する疑いもあると胸を張る。

複数のコンビニや除染業者の言うのには.・・・。
除染が本格化した2012年から投棄が続いているのだとか。

莫大な税金投入の除染作業・・・。
その陰で放射能の拡散に等しいマスク等の投棄。
除染の本質を理解していないとこうなるのか。

ただただ呆れて、開いた口が塞がらない・・・。

伊方原発の再稼働

四国電力伊方原発3号機の再稼働。
それに向けて地元の同意手続きが終わった。

ここの原発は、日本一細長い佐田岬半島の付け根付近にあるそうな。
そして過酷な事故の際は、住民をどう避難させるか。
そんな重要課題には、不安を残したままで再稼働方向。

同意の中身と言えば、こんな塩梅。
同意を得たのは、原発が立地する自治体の議会と首長の同意のみ。
福島第一原発事故からは、何も学ぼうとはしない。

おまけにここの原発は、使用済み燃料から取り出したプルトニウム。
それを再び燃料として使う「プルサーマル」で運転。
新規制基準では、初の再稼働になるらしい。

再稼働に燃える美しい国とタッグを組む痴呆？自治体。
頑張ろうフクシマ！の悲惨な現実から・・・。
目をそらして、伊方地方をどうしようと言うのか？・・・。

空を飛ぶ車

東京五輪の2020年を目指して自動運転車の開発が急ピッチ。
それに先立って2017年には、空を飛ぶ車が発売されるらしい。
その開発元のceoが熱く語る・・・。

空を舞うクルマは、変形して翼を出す・・・。
そして芝のような未整備の地帯でも200mあれば離陸可能。
しかし運転手には、パイロットの資格が必要。

また毎回、フライトプランの提出が必要なのかは不透明。
ということで、目の前に立ちはだかる問題は山積み。

価格は、富裕層に狙いを定めて約1,200万円を予定。
やはり庶民には、高嶺の花。

飛行機でさえ墜落する時代・・・。
空からクルマが落ちてきたら、どんなことになるんじゃい？・・・

大熊町の帰還計画

新聞を読んでいて違和感を感じた。

東京電力福島第一原発の事故。
そのおかげで全町民が避難した大熊町が・・・。
町内に高齢者用アパートを整備して希望する高齢者を帰還させる。

そんな準備を始めたそうな。
おまけに東京電力も社員寮750戸の建設にも入るとか。
この大熊町は、住民10,776人（10月1日現在）が避難生活。

おまけに除染で出た汚染土の中間貯蔵施設。
その建設計画があるところだ。

高齢者住宅の建設予定地域は、居住制限区域。
そして町内には、空間放射線量が高い「帰還困難区域」もある。
そんな危険な地区が隣接するところに、高齢者用のアパートを建設。

先祖の土地から離れたままではいたくない。
そんな言葉もむなしく聞こえる。
選択肢は、本当にそれしかないのだろうか？・・・。

威信をかけた維新の熱い闘い

大阪市長が結成予定の新党「おおさか維新の会」。
それに合流する、維新の党の国会議員や地方議員。
10月24日に「臨時党大会」を開催、党の解散を決議した。

現代表の面目は丸潰れの景色。
同代表は、大会開催は党の規約に反している、とする。
到底認められないし、無効だと主張。

国民不在の分裂劇は、とても見苦しい。
執行部の権限の正当性主張や政党交付金を巡る嫌がらせ。
双方が維新の「本家」を名乗っているが・・・。
所詮は維新ならぬ、威信をかけての泥試合。

早い話が大人の喧嘩。
見識のある方々のはずだが、頭と心は未成熟？
有権者の多くは、呆れかえって冷笑的に見ているに違いない。

センセイ方、お給料の分、真面目に仕事をして下さいナ・・・。

固定資産税に思う

市場価値がゼロに近い不動産物件。
そんな土地の上に建つ建物には、ウン百万円の評価額。
この評価額は、自治体が固定資産税をかける根拠となる・・・。
物件の価値だそうな。

その評価額等に基づいて毎年、住民に固定資産税の納付を迫る。
そんな自治体は、その土地・建物にはこんな見解。
使っている、いないは持ち主の勝手。
固定資産税は、資産価値に対してかけるもの・・・という態度。

どこの自治体も税収入の多くを占める固定資産税。
市町村の税収に占める固定資産税の割合は・・・。
全国平均で42%という高率だそうな。

人口や景気で変動する市町村税。
それに比べると安定収入財源・・・。
ということで固定資産税には、美味しい魅力いっぱいイッパイ。

住み良い街とか、魅力ある街と謳って企業誘致。
いろんなキャンペーンを展開する自治体だが、底意は税収増。
過疎や人口減で価値を失っていく不動産。

でも自治体は、そんなのは関係ねぇネェの態度。
痴呆？自治体に税金を毟り取られる現実が悔しい。
さしずめ、下流老人vs上流役人という絵であろうか？・・・。

宗教ビジネスも淘汰の時代

うちのお寺に住職がいない、そんなニュースにビックリ仰天。
全国で12,000か所のお寺に住職がいないか、兼務だという。

人口が減る、檀家が減る・・・。
過疎化・高齢化は、お寺も例外ではないようだ。
文化庁によれば、この10年間で434のお寺が消滅。

収入は、檀家の葬儀や法事のお布施等が主な財源。
そこに来て、主お寺の維持管理にも結構な支出があると聞く。

墓に至る道をコンクリートの階段にしたり・・・。
仏像が盗まれないように防犯カメラの設置等など。
加えて宗派に納める費用も結構な額とか。

地域に溶け込んで文化を支えてきた美しい国のお寺。
それが今、消滅の危機に直面している。
お寺への信仰も途切れ、寺に寄付する人も高齢者ばかり。

ということで今は、お寺の曲がり角。
いわゆるターニングポイントに差し掛かっているとか。

結果的に、お寺や地域の衰退は加速する。
そう遠くない未来、存在できなくなる寺がもっと出てくる。
と語る某住職の言葉は現実味がある。

葬儀ビジネスや宗教ビジネスが淘汰される厳しい時代。
生き残りをかけて、知恵を振り絞る現実に唖然。
お布施や戒名料で儲ける時代は、過去の話か？・・・。

厳しい葬儀ビジネスの現実

世相を映し出しているニュースに心が痛む。
一人暮らしで身寄りがなく、蓄えもない。

そんな人が亡くなった時に・・・。
遺体の搬送、火葬、納骨等など全てを請け負う・・・。
という葬儀会社があるそうな。

行政機関に頼りにされて、警察や病院等の関係先を駆け回る。
通夜や葬儀をせず、病院等から直接火葬場に送る直葬。
あるいは、生活保護受給者の生活保護葬等が主な扱いだという。

遺体搬送・安置・火葬・遺骨保管・納骨がセットとなる・・・。
行政向けプラン「福祉葬」は、税込み178,000円。

事情がある遺体は、普通、葬儀社はやりたがらないらしい。
それを敢えて引き受けるこの葬儀社は・・・。
年間800件超を執り行う葬儀のうち、約8割が福祉葬。

しかし最近は、生活保護葬を執り行う業者の参入が増えているとか。
その背景には、一般の葬儀の簡素化が進み、収益が減少。
結果、生活保護葬に参入・・・そんな構図らしい。

超高齢化社会を激走中の美しい国。
下流老人等と揶揄する今の世の中だが、笑ってばかりはいられまい。

身寄りのない高齢者は、今後更に増えていくのは必定。
誰かがやらなければならない生活弱者の葬儀。
自分に置き換えて考えると、侘しさが一層つのる・・・。

マイナンバーの情報流出防止策

やっぱりね、の感が強いマイナンバー制度。
10月5日にスタートしたこの制度。
各自治体では、やはりサイバー攻撃を懸念。

ということでマイナンバーの流出防止策。
それを講じているのは、全国の市・特別区の813自治体。
そのうちの少なくとも92%。

具体的には、マイナンバー情報を扱うネットワーク。
これをインターネットから分離しているそうな。
しかし、マイナンバー情報を狙った攻撃。

これへの対応方針を明文化。
あるいは、攻撃を瞬時に把握できる態勢。
それを整備している自治体は、約半数というお寒い状態。

おまけに分離していれば・・・。
サイバー攻撃があっても情報が漏れる可能性は小さい。
そんな考えもあるらしいが、油断大敵の世界。

そんな油断をしていたら、今に見ていたまえ。
アッと驚くタメゴロウじゃないが、絶対に驚く事故が起きる。
目の前には、サイバー攻撃が日々進化している現実がある。

まさか対策を呑気に構えている国や自治体の皆さん。
虎視眈々と美しい国の情報を狙っている国々。
それがあることをお忘れなく・・・。

ウナギvsナマズ

今日は、「ウナギvsナマズ」という食文化の話題。
クロマグロの養殖に成功した近畿大学が・・・。
またまたユニークな商品を開発。

今度は、ウナギの代用品となるナマズを開発という快挙だ。
クロマグロと同様に、絶滅が危惧されるウナギ。
その代用品として「ナマズの蒲焼き」を開発したというから驚きだ。

東京や大阪等で試験的に販売したところ、相次ぎ完売。
見た目には区別がつかないが・・・。
口に入れると身が崩れやすいナマズ。

これを改良した品種は、弾力があり脂が乗って美味しいらしい。
評判は上々のため10月24.25日には、岐阜県鳥羽島市でのイベント。
「なまずまつり」では、「ナマズ丼」を1日200食限定で販売予定。

また、開発した担当教授いわく・・・。
ナマズは、世界で最も食べられている養殖淡水魚。
しかし日本国内では、あまり受け入れられない。

その理由の一つに、独特の泥臭さがあるそうな。
そして泥臭さの原因を、河川の中にいる特定のバクテリアと分析。
地下水で育てることで臭みを消した・・・。

フムフム、折しもノーベル賞の受賞で沸く世界の国々。
このナマズも、ノーベル賞のグルメ部門？で受賞間違いなし‼️

無駄な仕事をさせる政治

なぜ政治は、公務員に無駄な仕事をさせるのだろうか。
政権与党は10月13日、消費税還付案を白紙にしてしまった。
消費税率を10%へ引上げる際の負担軽減策。

財務省力作の増税分を後から還付する方式だ。
これを白紙撤回する方針・・・。
公明党が求める欧州型の軽減税率。

それに配慮した結果というから恐れ入る。
官房長官は、記者会見でこう言って憚らない。
軽減税率が、何種類もあるとは思わない。少なくとも財務省の案ではない！

食料品等の税率を、10%よりも低く設定する欧州型の軽減税率。
それに固執している公明党におもねた結果？
公明党の代表は、こう言って歓迎の姿勢。

我が党と同じ方針を示した・・・。
ということは、今後の協議に大きな指針になる・・・。
両者のコラボレーションを強調するこの景色。

力作を仕上げるのに汗した財務省官僚。
随分と舐められたものである・・・。

マンションの傾斜に思う

平成17年に耐震強度の不足なマンションが発覚。
いわゆる耐震偽装事件で世の中を賑わしたが・・・。
今度は、横浜市内のマンションで・・・。
基礎工事が不十分で建物が傾く大事件。

マンションを販売した不動産会社は・・・。
全棟の建て替えを前提に住民と協議を開始。

会社側は、部屋の買い取りや建て替え完了までの仮住まい。
それにかかる費用等を補償する方針という。

それにしても全棟建て替え？そんなことができるのか？
工事のデーターを改ざんしていた企業に・・・。
賠償請求する方向らしいが・・・。

相手企業の経営基盤は、大丈夫なのだろうか？・・・。

悪知恵の働く道警巡査

道警の威信は、地に落ちたとつくづく思う。
今度は、札幌中央警察署の巡査が詐欺未遂で逮捕された。
市内の警察署に保管されている拾得物の現金。

それを自分が落としたと偽って詐取。
犯行の動機は、パチンコ等でつくった借金返済という。
容疑内容は、こんな塩梅。

8月31日、札幌豊平警察署で保管されていた現金17万円。
9月4日には、札幌南警察署で保管されていた現金15万円。
それを、いずれも自分が落としたと申し出て騙しとった。

9月24日にも、自らが勤務する札幌中央警察署で犯行。
署員であることを名乗らずに、保管中の現金18万円を騙し取ろうして失敗。
この現金は、拾得から1か月以上経っても持ち主が現れず・・・。
署員が追及して嘘を見破ったそうな。

犯行の手口は、札幌中央警察署のパソコンから・・・。
拾得物の情報を管理するシステムにアクセス。
拾得物の詳しい情報を入手しての犯行というから恐れ入る。

警察組織が保有する情報の悪用・・・。
警察官の不祥事担当窓口の監察官室。
その長は、道民に深くお詫びする。
再発防止に努め、関係システムの見直しに取り組みたい。

と恒例の金太郎飴的なコメントに終始。
それにしても悪知恵の働く道警巡査には、ただただ脱帽。
道警は、「不祥事の東の横綱」・・・まだまだ安泰である・・・。

またまた公務員の不正が発覚

農林水産省が所管する10独立行政法人の不正が発覚した。
遺伝子研究に使用する物品の購入を巡っての税金不正使用。
2006～2013年度、業者に現金を預けるたり、前払いしたりする。

いわゆる「預け金」で会計処理を繰り返し。
会計検査院は、約12億円分を不適正と指摘。
同検査院は、昨年11月にも、うち2法人の約2億円分を同様に指摘。
ということで、不適切会計の総額は約14億円。

預けの手口は、こんな塩梅。
農業・食品産業技術総合研究機構(つくば市)や農業生物資源研究所(同)は・・・。
業者や販売代理店からの請求を装って現金を振り込む。
そして業者側にプールした金で、研究とは関係ない物品を購入。

また、本来の取引に紛れ込ませて別の物品を購入。
別物品の代金を正規分として一括で支払う「一括払い」等々。

独立行政法人の担当者は・・・。
結果を聞いていないのでコメントは差し控えたい。
、と逃げまくる情けない姿。

公務員の裏金不正DNAは、永遠に引き継がれる性質のものらしい。
全国の公務員が味わった美味しい裏金の総額は・・・。
気の遠くなる天文学的数字になるのは間違いない。

彼らのリッチな暮らしを支えるために、汗して働き納税する庶民。
世の中が逆さまである・・・。
不正を働く公務員たちの行状は、馬鹿らしさを通り越して嗤うよりない。

それに加えて、メディアも罪である。
不正なのに、不適正と言葉のアヤで取り繕って公務員を後押し応援。
おまけに、私的流用があるとか、ないとかの言葉遊びで戯れる。

いつまで経っても大人になれない公務員の世界。
知れば知るほど情けなさがつのる。
あ～～～～ぁ、嫌になっちゃうねぇ～。