座長おろしＶＳ大根おろし

昨年９月、誕生したミゾユウ座長は、衆議院を解散するための総理だったはず。
それがどうしたことか、あの手この手で逃げ回り、解散を先延ばしして来た。
ところがここに来て、いろいろと厳しい判断？を求められ・・・。

ミゾユウ座長への評価は、権力者になりきれない総理という声もある。
支持率が急低下、求心力も急低下。
そしてまた、この座長の下で次期衆院選を戦うことへの危機感が、急に広がって・・・。

７月５日投開票の静岡県知事選と７月１２日投開票の東京都議選。
結果によっては、座長降ろしの動きが急加速しそうな雲行きだとか・・・。
それに対抗するように、解散日程も見え隠れしてきた。

と言うことで永田演芸会館も、再び政治ごっこの練習に熱が入り始めた・・・。
ミゾユウ座長の任期切れに伴い、９月の総裁選もうごめく・・・。
総選挙前実施の画策もあり、すでにポスト麻生が囁かれたり・・・。

ポニョポニョの歌好きＩ幹事長代理とか、厚生労働省で一人気を吐く大臣とか。
はたまた、ヒャックリ子のお姉さんとか・・・。
しかし国民の信を問わずに、4人目の新座長を担ぎ出す余裕はあるのだろうか？

座長おろしに精を出すより、やることが数多あるはずなのだが・・・。
稚内と函館で、二人の元幹事長はそれぞれ吠えたらしい。
でもそんなことに励むよりも、自分が落ちないように頑張って下さいナ・・・。

それにしても、イジメを想像させる「おろし」に励むよりも・・・。
大根役者らしく、大根おろしをする姿がお似合い？
それにしてもミゾユウ座長は、大変だなぁ～・・・。
進むも地獄、とどまるも地獄とは、まさにこのこと。

東京都議選の応援では、こんなチョンボもご披露した。
「必勝を期して」と言うべきを「惜敗を期して」とやっちゃった。
それならついでに、「衆議院選での惨敗を期して」とやったらどう？

これは、国民に絶対うけるはずなのだが・・・。

政治献金もいろいろ

どうして政治屋というのは、こうもお金にしがみつくのだろうか？
今度は、先物関係の会社からの政治献金が表面化した。
迂回献金の疑い、税金逃れと叩かれ始めたが・・・。

組織ぐるみで悪質だとの認識は、全く持ち合わせていない。
問題ない、浄財だと思っている、との言い訳・・・。
はたまた、「政治資金規正法に違反している認識はないので、返却もしない」・・・。

毎度のことながら、美味しい献金にドップリ浸たるこの世界。
とりわけ今回の財務相の態度は、座長の足を引っ張っているような風景。
こんな政治献金事件があったのも、記憶に新しい・・・。

大手の建設会社からダミー団体名義でパーティー券代を受領。
それなのに、当時の会計責任者らを不起訴にした東京地検特捜部。
これに対して東京第３検察審査会では、この処分を「不起訴不当」と議決。
審査会は、健全な考えを持っていた・・・と言うことだ。

はたまた、「正義の力が働いた。新たな展開を期待する」と喜んだ議員もいた。
しかし、この議員の政治団体でさえも、故人から個人献金を受けていた。
故人でっせ、故人！なんじゃ、こりゃ？・・・。

一方、お金に関する国の予算では・・・こうだ。
経済財政運営の基本方針とかいう「骨太の方針２００９」を発表。
がしかし・・・何が骨太なのか、中味がサッパリ分からん。
庶民にすれば、税務当局の厳しい徴税のおかげで、懐はスカスカ・・・。

そんな庶民の懐具合もどこ吹く風・・・。
更なる散財に向けて４人目の座長を選びたい、と取り巻き連中は言い出し始めた。
何を考えてんのかねぇ、役に立たない座長ばかりを選んでどうすんの？
ロクに仕事もしない政治屋たちは、政治献金受領を辞退すればいいのだが・・・。

福沢諭吉さんだけが生き甲斐？だから、受領拒否なんてしたくない？・・・。
金亡者どもの「銭っこ争奪合戦」と税金散財のバカ騒ぎ・・・。
こんなくだらん学芸会は、見飽きた・・・あ～ぁ。

歳の差なんて・・・

連日、くだらん政治ごっこの話題が続いたので、この辺で気分転換。
今日は、ラブラブの話題にしたい・・・。

過日、歳の差１７歳の夫婦がテレビに出演、ビックリ。
１７歳の高校生が１７歳も年上の女性にプロポーズ。
そして女性は、バツイチで３人の子供がいた。

メール交換からご対面に至り、やがて交際が始まる。
最終的には、男性からのプロポ－ズで二人はめでたくゴール。
結婚８年目になるとかで、依然ラブラブ度は衰えない・・・。

歳の差なんて気にしない・・・と言うことで高校を中退して、結婚・・・。
おまけに苦労の末、一戸建てのマイホームを手に入れたとか。
愛情があればどんな困難でも乗り越えられるということ・・・。

テレビを見ていて、つくづく考えさせられた。
ところで、これを団塊オヤジの年齢で想像してみた。
１７歳年上とすれば我が家のババギャルは、７８歳になっている計算・・・えぇっ！

いまでさえシワシワの顔なのだから・・・。
そんなくだらんことを想像したら、なにか複雑な気持ちに・・・。
おまけに、こんなことをブログに書いたのがバレたものなら、一悶着置きそうだ。

でもこの歳の差夫婦の場合は、そんなことを感じさせない。
それにしてもこのご主人は、ハンサムだった。
負け惜しみじゃないが、、団塊オヤジも紅顔の美少年時代はあったのだが・・・。

それが今では、スクラップ同然のポンコツおやじ・・・。
う～ん、この現実は厳しいなぁ～・・・。
悔しいが、この歳の差夫婦には、こんなメッセージを贈ることにした。

「いつまでも仲良く、末永くお幸せに」・・・。

宰相に挑戦よりも・・・

自民党の選挙対策委員長が、宮崎県庁を訪れて知事と会談。
次期衆院選候補者の“目玉”として、宮崎県知事が一気に浮上・・・。
出馬要請をしたらしいが、これに対して同知事の反応は・・・。

私を次期総裁候補として、次の衆院選を戦う覚悟があるのか。
本人は、「いたって真剣だ。おちょくっていることはない」とおっしゃるが・・・。
でもねぇ、いくら人気のある知事でもねぇ・・・これは生意気過ぎない？

本気で、自分を宰相の器だと思っているの？
誘ったお方は、テレビ人気の知事を選挙の看板にしようとしただけ？・・・。
早い話が、虫のいいたくらみ・・・ところが返ってきた返事は、人を食った感じに・・・。

これまでの選挙では、常にタレントを票集めの道具に使ってきた政治の世界。
そして有権者は、政治家としての力量も分からないまま、その場の雰囲気で投票。
国民自身が、そんな政治ごっこに加担してきたことも否めない。

ところで、宮崎県知事がいきなり宰相希望？
これは、明らかにピントがずれているし、背伸びのし過ぎ・・・。
夢はでっかいほどいいことは、否定しないが・・・。

そして、各方面から様々な厳しい反応が続出し始めたものの・・・。
しかし何はともあれ、永田劇場ＶＳ宮崎劇場は今が旬になった。
まぁ、庶民にすれば、知事が国政の場に出ようが出まいがどうでもいいことだが・・・。

ある日突然、こんな思考回路をご披露する知事。
こんな方に日本の将来を任せて、本当に大丈夫？
身の丈にあった言動も、大切だと思うのだが・・・。

それなりの立場の人としては、今回の言動は不見識極まりない？
いっそのこと永田劇場を「永田演芸会館」に改めてあげようか？
そこでミゾユウ座長と二人して、お笑い芸人としての芸を磨く・・・。

宰相に挑戦よりも、この方がいいと思うのだが・・・。

けん銃の誤発射

ほ～らね、悪いことは、続くものデス・・・。
神奈川県警の厚木署の道場でのできごと。
地域課の女性巡査（２５歳）が、けん銃の射撃訓練中に実弾１発を誤発射した。

さらに同じ日、横浜市青葉区の青葉署の道場で同じことが発生。
交通課の女性巡査長（３１歳）が、同様の訓練中に実弾１発を誤発射。
いずれも、けが人はなかったというが・・・やれやれ。

まさか暑さで、頭がおかしくなった訳でもあるまい。
厚木署の場合は、訓練用のビデオ画面を見て射撃をシミュレーションする訓練。
その際に、弾を抜き忘れて誤発射したという。

青葉署の方も、同じ訓練中にやはり弾を抜き忘れで誤発射。
神奈川県警は、「女性警官が拳銃の扱いに不慣れだった」と言う。
けん銃射撃大会に出場する選手が不慣れ？これは、真っ赤な嘘だな・・・。

警察のそんな言い訳は、通用するまい、誰も信用しまい・・・。
最初に弾を弾倉から出す、そして弾倉内を確かめる・・・。
それが基本中の基本だろ！この婦警たち、警察学校で何を学んだ？

なんとも随分、間の抜けた婦警たちであることか・・・。
現場指揮官も、何をやっていたんだろうか。
無駄なけん銃実包の発射・・・。
細かいことを言うようだが、けん銃の弾２発分の代金を弁償したまえ。

基本的なミスであり、二度とこのようなことが起きないように徹底したい。
これも、いつものワンパターン謝罪であり、金太郎飴的なコメント。
これだから、不祥事や事故はいつまでもなくならない・・・。

やはり「卒煙証書」なんかで、緩くなっている暇はなかったのだ！
それにしても、同僚目がけてズド～ンではなかったのが、不幸中の幸い・・・ホッ。
しっかりして欲しいな、緊張感を持って欲しいな、神奈川県警くん。

気になる次の不祥事・・・何が飛び出すのかな？
もう、鉄砲玉は飛び出させなくて結構でっせ・・・。

卒煙証書

なにか最近の警察は、やることなすことがおかしい・・・。
今度は、神奈川県警でこんな取り組みを始めたと広報。
それをまともに報道するメディアもメディアなのだが・・・。

禁煙に取り組み警察官に対して「卒煙証書」だって。
ちょっとふざけ過ぎ、遊び過ぎの感じ・・・。
その趣旨は、こうだ。

仕事柄、日ごろ不節制の多い「お父さん警察官」に健康になって貰おう・・・。
そんな配慮から禁煙にチャレンジする警察官を誉め上げる。
おまけに本格的な「証書」を発行する取り組みを進めているとか。

インターネット上には、写真付きでデカデカと広報。
「卒煙証書」と「よく頑張ってるで証」が画面一杯に表示される・・・。
チョット待って下さいよ、神奈川県警さん。

写真に写っているおばさんが手にするその用紙・・・。
その紙代も印刷インクの代金も税金でないの？
警察官は、ほかにもっとやる大事なことがあるはずなのだが・・・。

禁煙にチャレンジする警察官の表彰は、親睦会費からの支出でいい。
フムフム、その通りに親睦会費から必要経費を支出しているって？
そうであれば、エライ、偉い、ヨシよし。

もう一つ言わせて貰えば・・・この証書は勤務中に作成じゃない？
であれば、いわゆる公私混同？・・・。
そんなものは、プライベートな時間でやるべきなのだが・・・。

禁煙こそ自己責任だ！
他力本願的な心構えでは、禁煙は失敗する・・・。
団塊オヤジを見習って、自分の意志でやりたまえ・・・。

紙代、インクリボン代、作成時間帯・・・本当のところを知りたい。
勤務中にこんなことができるとしたら、警察はよほど暇なところと言われかねない・・・。
民間企業なら、とっくに倒産ですね・・・ハイ。

札幌ラーメンの味

札幌に出た機会に、かねてから食べたいと思っていたラーメン店へレッツＧｏ！

地下鉄大通幌駅から東豊線を利用して１０分ほどの美園駅下車。
地下鉄１番出口に出て左折・・・１００ｍ先に所在する。
札幌市豊平区美園１０条５丁目にあるラーメン店「彩未」（さいみ）。

午前１１時２０分と言うのに、カウンター１０席、テーブル２脚６席は満席。
おまけに店内で待つ客１６名に並んだが・・・またたくまに客は増え続ける・・・。
味は、味噌・塩・醤油いずれも７００円のシンプルなもの。

並んで待っている内に注文を聞かれ、味噌ラーメンを予約。
友人は、あるラーメン店で味噌ラーメンをこんなふうに注文した・・・「味噌そらひばり」・・・。
しかし私は、このお店では真面目に「味噌ラーメン」を注文した。

「味噌らひばり」などとユーモアを入れて注文したら、断られたに違いない。
入店から２５分で、やっと待望のラーメンとご対面した。
まいう～、うまい、美味しい！もう、声がでまへん！

麺がとにかく熱いと言おうか、ホットと言おうか。
味？・・・まぁ、行って食べてみなされ！
百聞よりも、まずは一ドンブリを食べてみて下さい・・・。

汁をすすって味を堪能、自分で唸って下さいナ・・・。
麺とタレの調和が取れて絶妙・・・絶対に絶句するはず・・・。
あ～ぁ、本当にうまかった・・・余韻が残ってこれまた良かった・・・。

是非ともラーメン番組で、取り上げて欲しいこのお店・・・。
ここの味は病みつきになりそうで、次回も札幌に出たら駆けつけることにした！
まぁ、これだけ誉めたのだから、次回はラーメン無料？・・・まさかぁ～。

いずれにしても食べて見るだけの価値は、絶対にある。
そしてまもなく、札幌で有名なラーメン店になる・・・。
それだけは、間違いない・・・。

百万ドルの笑顔

途切れもせず暗いニュースが、毎日続くことにうんざり。
そんなところに、降って湧いたような明るいビックニュース。
この笑顔、百万ドルの笑顔と言っても過言でない！

東京生まれで、生まれながらにして全盲・・・。
大変なハンディがあるのに、幼少期から音楽を始めた・・・。
連日テレビでニュース放映されて、皆さんもまだ記憶に新しいと思う。

６月７日、アメリカで行われたピ第１３回バン・クライバーン国際ピアノコンクール。
このコンクールで、全盲のピアニスト辻井伸行さん（２０歳）が優勝した。
この優勝は、日本人としては初めての快挙だとか・・・。

それにしても、あの鍵盤を叩く凄いスピードには、驚かされた。
健常者でも簡単には、真似はできまい・・・。
技術を高めるため、血の滲むような努力・・・想像に難くない。

まさに、指先に目が付いているような神業だ。
そんな彼が、表彰やインタビューに応える笑顔。
これがまた、何とも言えず素晴らしい・・・。

体一杯に喜びを表現するあの笑顔・・・。
毎日、苦虫を噛みつぶしている我々健常者には、とても真似できない笑顔だ。
辻井さんの笑顔は、まさに百万ドルの笑顔。

世知辛くギスギスした今の世の中。
彼の笑顔で心が洗われ、感動を分けて貰った思いがする・・・。
これからも更なる活躍を願って止まない・・・。

頑張れ！辻井さん、世界へ飛び出せ！
何度も言うが、あの笑顔・・・ホンマに良かった・・・。

言葉遊び

日本郵政問題が、俄然面白くなってきた。
大人の喧嘩は、こうでなくっちゃ・・・どっちも頑張れ！
１８日の自民党の各派閥総会でのできごとを拾い読みした。

前総務相に対する批判が相次いだらしいが、元幹事長は、こうだ。
自分への支持率は上げて、党の支持率を大幅引き下げることは慎まなければならない。
人間としての信義を守りなさい・・・。

昔もらったラブレターをオークションに出すようなことはやめてほしい。
これは、ミゾユウ座長が出した手紙の公表を指すらしい。
そう、日本郵政社長後任候補に関する手紙だ・・・。

前官房長官は、こうおっしゃる・・・。
辞めた閣僚が首相を批判するのは、いかがなものか？
もともと閣僚をやる資格があったのか・・・。

元副総裁の牽制球は、こうだ。
選挙前に新党を作る動きになれば、・・・。
わが党は（氷山に衝突して沈没した）タイタニック号になる。

一方、元財務相のコメントもふるっている。
団結がなければ敵に侮られるだけだから、首相もやけくそになってはいけない。
態勢を立て直すことを、首相に『ど真剣』に考えていただかなければならない。

ど真剣？聞いたことのない日本語だ・・・。
まぁ、どれもこれも、自分の党の行く末を心配しているだけ。
ラブレターのオークションだとかタイタニック号、はたまた、ヤケクソだとか『ど真剣』・・・。

こんな言葉遊びに忙しいから、国民のことなど構っていられない！
それにしても、ヤケクソどころかハナクソみたいなこのコメント合戦。
毎日毎日、政治屋の薄っぺらい言葉遊びには、ただただ驚く・・・。

静岡空港、その後

過日、関西空港と伊丹空港そして松山空港を利用した。
当然のように各空港の随所で、６月４日に開港した静岡空港を紹介中。
いたるところに紹介パンフレットが置かれていた・・・。

無理に無理を重ねて、強引に開港したこの静岡空港。
開港したばかりと言うのに、早くも先行きがおかしいらしい。
開港から４日間で、約４６，８００人が空港ビルに入館してごった返したとか。

とは言っても、搭乗客は約６，８００人、残る８５％は見物客。
定期便とチャーター便の平均搭乗率は７６．３％・・・。
開港前から懸念されていたことが、早くも現実となっている・・・。

搭乗率が７０％を下回った場合、１席当たり１５，８００円の支援金を支払う。
そんな無茶な搭乗率保証を福岡便にのみ提示して、３便を就航させたようだが・・・。
その福岡便の搭乗率は、早くも６８．５％だとか。

知事は「まさかのときの下支え」と言って押し切った・・・。
しかし強がりもいいが、説得力のないこの「まさかの対策」。
いつまでも１席当たり１５，８００円の税金をタレ流しては、いられまい・・・。

おまけに国内３路線、国際２路線の定期便の路線維持自体も危ういとか。
さらに、山を削り、谷を埋めて造られた静岡空港は、天候が変わりやすい地形らしい。
おかげで、開港２日目にして視界不良で着陸できない便が出た。

結果的にこの飛行機は、お隣の中部国際空港へ着陸した・・・。
業界では、こんな視界不良だらけの空港も珍しいと言われる。
そう言えば飛行機は、逆風に向かって飛ぶと粋がった静岡県の幹部。

知事は責任を取って辞職したため、ただ今、静岡県は知事選挙もたけなわ。
当分、静岡県にも注目して行こう・・・。

福祉を喰いものにした官僚？

障害者団体向け割引郵便制度の悪用をめぐる事件。
大阪地検特捜部は１４日、キャリアの現職局長を逮捕した。
なんと、厚生労働省の雇用均等・児童家庭局長（５３歳）だ。

現職キャリアの逮捕は、異例だとも言う・・・フムフム。
容疑は、虚偽有印公文書作成・同行使。
本人は当時、厚生労働省障害保健福祉部企画課長だった。

そして問題は、２００４年６月に遡る・・・。
この障害者団体は、割引制度の適用条件を満たしていなかった。
それなのに部下に指示して、虚偽証明書を作成させた疑いだ。

おまけに同容疑者は、障害者自立支援法案策定を担当していた。
当然、法案成立に向け、国会議員や障害者団体に根回しする立場。
そこに、国会議員からの依頼があったとしても不思議ではない。

その背景には法案成立のため、持ちつ持たれつの馴れ合い構図が見え隠れ。
障害者自立支援法案は、２００５年１０月に成立した。
そしてこの法律は、サービスを利用する障がい者が、経費の１割を負担する。

一見、法律では障がい者に対して支援の手を差しのべているように見えるのだが・・・。
その実は、サービスを受けるのだから、応益負担は当たり前という感覚だ・・・。
弱者に経済的負担を押しつける国の底意は、支援の総量抑制にほかならない。

こんな愚法制定を画策し、その裏で国会議員とつるんでいたのか？
これが事実ならば、まさに福祉を喰いものにしたと言わざるを得ない。
それに関与したのが、野党の幹部らしい・・・。

そんな党が公務員改革を叫んで、どんな改革をすると言うのか。
図らずも、官僚と馴れ合い・仲良しクラブの現実を見せつけてくれた・・・。
万事がこうだから、この政党の「政権交代」フレーズも信用しきれない。

と言うことで、全貌解明にばく進する大阪地検特捜部への期待は膨らむ一方だ。

ひったくり

愛媛県警の刑事が、６月上旬に岡山県下でひったくりを敢行。
なんとこの刑事、ひったくり事件を捜査する刑事だったとか・・・。
それが、７５歳のおばあちゃんを狙ったひったくりで、高校生に逮捕された。

更に皮肉なことに、このニュースが配信された日のこと。
警視庁のホームページに、広報動画がアップロードされた。
内容は、ひったくり緊急対策の動画配信だ。

ひったくり犯人に警告メッセージを発している。
ＵＲＬは、以下の通りであるが、一見に値する・・・。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/anzen/movie/movie.htm
一方、ひったくり対策の広報でこんな頑張りを見せる警察署もある。
警視庁向島署では、署員が、戦隊ヒーローに紛した。
名付けて「向島戦隊　犯罪・事故減らスンジャー」。

東京都内の公園で開かれたイベントに、変身して初登場。
犯人役の署員らとお年寄りを狙ったひったくりを実演した・・・。
加えて、自転車のかごに防犯ネットを付けるなどの防犯対策も披露。

戦隊ヒーローのウエアは、赤・青・黄・緑・ピンクとカラフルで、か～な～り目立つ・・・。
それはそれで、結構なことなのだが・・・でもねぇ～。
太めのメタボ中年おじさんを想像させるこのゴレンジャー。

何かシックリ来ないなぁ～、言わせて貰えば戦隊ヒーローは太り過ぎ？
同署では、これからも小道具を改善して行きたいとご満悦なのだが・・・。
まあ、会場の子供からも歓声が上がったらしいので、良しとするか？・・・。

そして、東京都内でひったくりが多いのも、分かるが・・・。
ついでに言わせて貰えば、全国的に警察官の犯罪も多過ぎる・・・。
言うなれば警察官犯罪の総合デパートオープン、繁盛の様相を呈している。

そんな現状を思えば「ひったくり」広報の動画や戦隊ヒーローは・・・。
内輪の教養に活用するのも、一考かも知れない・・・。

北海道の天候

一度止めた家の暖房を再運転・・・。
こんな天候もあるのか・・・。
大阪では、日差しの強さに辟易していたのに・・・。

それなのに函館空港に着いたら・・・半袖では風邪を引きそう。
この天気、どうなってんの？
北海道は、６月に入って各地で雨が多く、梅雨のような天候だとか。

１４日までの北海道内の主要観測地点の降水量は、平年の１・８倍に上るらしい。
一方、日照時間は平年のわずか４割だとか・・・。
いずれにしても、オホーツク海に居座る高気圧が原因のようだ。

農業では、日照不足の影響も出始めた・・・。
ピーマンなどハウスものは、やや遅れている。
ジャガイモなどは、平年並みだが今後を考えるとやはり日照が必要とか・・・。

経済界では、夏物衣料の販売も振るわないらしい。
逆に、キムチなべのつゆが売れている・・・。
エアコンや扇風機の売り上げも不振。
その一方で、除湿器の販売が伸びている・・・。

おまけに、観光地やイベントの入り込みにも影響が出始めた。
小学校は運動会のシーズンだが、開催を延期した学校も出るなど・・・。
観光施設では、旭川市旭山動物園が前年比で１割以上の入場者が減。

北海道の今年の６月・・・政治と同じでホンマにおかしい。
早く北海道らしい夏が、到来して欲しいのだが・・・。
７～８月は、自然のクーラーの効いた北海道が一番・・・これに期待したい。

おかしな政治に天気までが付き合って、おかしなことが多過ぎる今日この頃・・・。

永田劇場の更迭劇

ごたごた続きの郵政問題・・・。
とうとう、総務相の更迭で収束した。
総務相の胸中は、さぞかし無念だと思うのだが・・・。

これも計算ずく？なら大したものだ。
「かんぽの宿」をバナナの叩き売り同然の売却騒動・・・。
こんなふざけた日本郵政の社長に、凱歌は上がった。

そして、構造改革の旗を振った変人元首相や元総務相。
また、日本郵政社長再任を支持した役者の胸中は如何に？
おそらく「したり顔」「得たり顔」？・・・。

ついでに、「得たりやおう」と叫んだに違いない。
昔の侍は、相手をうまく仕留めた時や自分の好都合の時に、こう叫んだらしい。
現代ふうに言えば侍ジャパンが、「しめた！」とニンマリ・・・か。

それにしても、衆院選を控えた大事なこの時期・・・。
指揮官のミゾユウ座長の力量を見せられた思いがする。
さっそく、千葉市長選でも自公の推薦候補が敗れた。

これについてのコメントは・・・はなはだ残念だ、とか。
支持率が落ちたのは私の責任、とも語ったようだ。
当面は、これまで通り政策をきっちり実行して行くことにある・・・。

また、更迭された総務相は、自分の主張の正しさについて、こう語る。
５０年、１００年先ではなく１年以内に証明される・・・。
いやいや、そんなに長くはない・・・３か月以内に答えは出る？

ミゾユウ内閣は、ボクシングのボデーブローが効き始めている。
国民の手でノックアウトされるのも時間の問題・・・か？
指導者としての経綸と言葉の力が問われている、とよく言われる。
それを考えると、今の座長は全く情けない限りだ・・・。

いつまでも格好つけない方がいい・・・。
国民のためにも、１日も早く倒れた方がいい・・・。
それにしても、正しいことを言っても認められない政治ってなんだ・・・。

凄い世界だ！

プロジェクトチームの頑張り

自民党の無駄遣い撲滅プロジェクトチーム。
やっと仕事らしい仕事をしたと言うか、活躍を披露してくれた。
８日の会合で、予算執行の停止が必要との認識で一致・・・。

ほかならぬ、国営漫画喫茶と揶揄される建物の建設に対してだ。
仮称「国立メディア芸術総合センター」というの壮大な建設計画。
この計画は、２００９年度補正予算の目玉の一つに盛り込まれていたらしいが・・・。

このセンターを、アニメや漫画などの作品を展示する「アニメの殿堂」にする構想だ。
それを、東京都内に建設する予定だったとか。
それに対して野党は、国会審議などで「税金の無駄遣い」と批判してきた。

プロジェクトチームが執行停止する理由は、こうだ。
１１７億円をかけて箱物を造る理由が全く不明・・・。
１１７億円でっせ、散財軍団のやることなすこと、ケタが違う・・・。

マンガ好きのミゾユウ座長の期待も、相当に大きかったはずだが・・・。
ようやくハコモノ行政のおろかさに気づいた与党・・・。
内部からも「なぜ新しい箱物が必要なのか」と反対意見が出始めた。

これを捉えてメディアは、異例の事態とはしゃいでいるが・・・。
なんのことはない、選挙に向けてパフォーマンス？
健全な常識の物差しで考えれば、当たり前のことなのだが・・・。

驚くに値しないのを驚いたふりをするメディアもエラい・・・。
これを機に、無理、無駄、ムラの一掃に頑張りを見せて欲しいものだが・・・。
賛否両論が巻き起こるのはいいのだが・・・。

たぶんくマンガ好きのミゾユウ座長は、初志貫徹？なんだろう・・・。