弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「ドーナッてるか!」と つけこむ弱味 出す金銭を 憎まんか?

2006年11月19日 02時05分06秒 | 未分類
17日の大阪高裁の逆転判決から。
「ドーナツ」だけではなく「ダスキン」と「肉まん」も掛詞にして入れてみました。
(18日の東京新聞夕刊から抜粋)
「契約解除は当然」ダスキン逆転勝訴 肉まん事件で大阪高裁
 ミスタードーナツの肉まん事件で、運営会社のダスキンに法定外添加物混入を指摘した大阪府門真市の貿易会社が、肉まんの製造契約を一方的に解除されたとして、約4億3千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は17日、ダスキンに約1億7千万円の支払いを命じた1審大阪地裁判決を取り消し、請求を棄却した。
 渡辺安一裁判長は「貿易会社は添加物混入の公表を恐れたダスキン側の心理を利用し、なし崩し的に契約させた。適正な企業運営のために契約を解除することは当然で、違法とはいえない」と判断した。
 判決によると、肉まん納入を目指していた貿易会社は2000年11月、使用が認められていない酸化防止剤が他社製の肉まんに含まれていることを知り、ダスキン担当者に「世間に知れたら社会問題になる。どうするつもりか」と指摘。ダスキンは同年12月、口封じのために製造契約を結んだ。