きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

「中國漁船の衝突」特定秘密ではない!

2013-10-30 10:27:20 | Weblog
「中國漁船の衝突」特定秘密ではない!      (2013-10.30.)

安倍晋三政権が、平成22年9月の尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の中国漁船衝突時事件を巡る映像流出について「特定秘密保護法が想定する特定秘密に当たらず、秘密にする必要性はない」との政府見解を纏めて居た事が29日、分かった。

当時野党(民主党)はこの映像流出問題を、恣意的に運用され、「知る権利」が侵害されかねないと批判しており、安倍政権は映像公開を拒否した民主党政権との違いを明らかにした。

安倍政権は、もともと海上保安庁が衝突映像を公開する予定だったことも踏まえ、映像を流出した当時の海上保安官を刑法上の犯罪として問うのは無理があると判断、11月に特定秘密保護法案の審議が始まるのを控え、統一見解をまとめた。政府高官も「秘密と言うほどの内容では無い」との認識を示していた。

24日には、内閣情報調査室の参事官が超党派議員の会合に主席、「あのビデオは特定秘密として指定するまでの秘匿の必要があるものとは思ってはいない」と説明した。

事件当時の菅直人政権は映像の公開を拒否し、インターネット動画サイトに映像が流出すると仙谷由人官房長官(当時)は「ゆゆしき事件だ」と厳しく批判。「大阪地検特捜部の(押収資料改竄・犯人隠匿)事件に匹敵する」として「犯罪行為」と断じていた。

私が、民主党が嫌いになったのも、この事件を公にしなかった(映像公開をしなかった)事からで、ビデオ映像こそ真実を知らせる適切な証拠で、其れまでの中国は、「日本の巡視船が中国の民間漁船を追廻し、体当たりまでした。」と全く逆な宣伝をし、当時世界は、それが真相だと思っていたからである。
あの映像が流れて以来、中國は大人しくなり、中國国民も、思っていた事と全く逆じゃない!・・・」と驚いた様子だった。

だから、私は、映像を流した保安官は、世間が真逆な宣伝を信じて、居た事に、義憤を感じて流した物で、公人の「守秘義務違反」の行為かもしらないが、真実を明らかにした事は、日本人として讃えるべき事で「国民栄誉賞」を出しても良いぐらいに思っていた。

ところが、結果は、辞職を強いられる事に成った事で、私は、民主党が小沢一郎はじめ「嘘で固められた政党である」事を知り、全く嫌いになったのである。
だから、と言って自民党が良い、と言うわけでは無いが、「国民本位の透明な政権である事を、第一に望みたいと思っている。」
(えびなたろう)