きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

災害予防の考えに革命を!

2013-10-17 11:29:38 | Weblog
災害予防の考えに革命を!     (2013-10.17.)

台風26号による集中豪雨に見舞われた東京都大島町(伊豆大島)で土石流などによる大きな被害を出した。16日午前11時までの24時間雨量が800ミリ以上となり、今迄の想像を絶する雨量であった。

気象庁は8月30日から「特別警報」の運用を始めた、50年に1度の気象災害の発生が予想される時に出される警報で、直ちに命を守る行動を取るよう住民に呼びかける目的であった。

しかし、その対象が都府県単位の広がりを基本としており、大島町は当面の対称に成らなかった事から、警報は出されていなかったのである。

しかし、台風の規模は過去10年で最大級の台風だと繰り返し報道はされていたため、町村単位では、自主的に避難を心がける必要は重要な事であると思う、特に現地は火山灰が堆積する地質で土砂崩れには危険性も想定できた事は悔やまれる事である。

当時トップの町長は副町長とも、出張中で不在だったとの事で、それだけに、普段からの危機管理に対する態勢が適切であったかが問われる。

特に伊豆大島と言えば、観光地でもあり、また、台風の通路でもあって、ハザードマップ作りを始め日ごろの備えは充分か、また、都との連携が機能していたかも含め、災害にたいしては、最大の検証対象に成る所である。

最近は、特に異常気象が多く、「想定外」と言う言葉が、安易に使われている。「特別警報」と言うのも最近作られた警報だが、頻繁に使われる様になった。

其れだけに、今迄と違った、安全率を高めた、「想定」に立って、防災余地を高めて行かないと、いけないと思います。

小泉元総理の「原発ゼロ発言」も此処に来て、再々熟孝するに、値する発言であると受け止めるべきではないでしょうか。
(えびなたろう)