きまぐれ発言

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米穀の不正取引事件

2013-10-25 09:01:16 | Weblog
米穀の不正取引事件     (2013-10.25.)

外国産米を国内産米と表示して、組織的に、産地、品種、等の偽装を確認の上で、JAS法での偽装、食糧法や、コメのトレーサビリティー法の違反を行っていた、三瀧商事など6事業者の不正取引が摘発された。

調べによると、三瀧商事とミタキライスは、少なくとも2010年10月から2013年9月までの3年間消費者向けと業務用生鮮食品として玄米や精米、4386トンの一部を事実と異なる、産地や品種、精米期日を表示して販売していた。

また、原料米として外国産(中国・米国産)うるち精米791トンの全量と、国産うるち玄米・精米3595トンの一部を使用していた。

三瀧商事と他4事業者は米取引上の決められた適切な記録をせず、虚偽の記録を作成し三滝商事、ジャパンゼネラルとミタキライスが、米穀の販売に際し、産地情報の伝達をせず、または、虚偽の産地情報を伝達していた。

我が国に置いては、コメを主食としているだけに農林省の厳しい法律や、規制がある、其のためコメに関しての法律違反は、食品への信頼性を揺るがせる重大事件として取り上げられ今回の事件は、相当な行政の始動勧告が行われる事が予想される。

其のためか、三瀧商事とミタキライスは10月11日に、10日に行われた臨時株主総会で会社を解散・清算する事を表明したと言う。
今後は、行政・自治体による指示・勧告等に従い、会社清算業務を適正に遂行されるとしている。

我が国の主食としているコメの問題は、雁字搦めの法律で、我々国民には合点の行かない事ばかりである。農林族と言う、コメに関する補助金や法律にただ、ぶら下がって生きている人間もおり、細かく精査すれば、色んな無駄や、無用な補助金が流れて居る様な気がしてならない。

農協の存在も、一般消費者には、理解しがたい事が多い、TPP問題についても未だに何故、米だけに、数百倍の輸入関税が掛かるのかが理解しがたい所である。
将に、農業・問題は、疑惑の塊であると思われる。今回の問題も良く精査する事に寄って、正常な市場の流れに従った、流通形態にする事が、必要では無いでしょうか。
(えびなたろう)
     (2013-10.25.)