きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

朴槿惠韓国大統領の異常な要請

2013-10-18 08:58:45 | Weblog
朴槿惠韓国大統領の異常な要請     (2013-10.18.)

「韓国経済が崩壊する」と予言している日本の目下売出し中の若き評論家「三橋貴明氏」の論稿を紹介したいと思います。

筆者が最近、最も怒り心頭に発したのは、韓国の朴槿惠大統領が中国に「朝貢」し、中国のハルビン駅に「安重根」の銅像を建てて欲しいと習近平国家主席に「依頼」した一件である。
何処の世界に、他国の国家に重鎮(伊藤博文)を「暗殺」したテロリストの「記念碑」を建ててくれと懇願する大統領が居るだろうか。

「伊藤博文」は日本の初代総理大臣であり、現代日本の「建国の父」と言われている人である。「建国の父」を殺したテロイリスとの銅像の建造を依頼する行為が、いかなる意味を持つのか、朴大統領が理解していないとは思えない事である。

そもそも、朴大統領は「国内世論に迎合」し、愛国パフォーマンスとして上記の異常な要請を行ったのだ。すなわち、韓国では他国の重鎮政治家を暗殺した自国民テロリストの記念碑建造を、隣国の主席に依頼した大統領が、却って国民の支持を得てしまうのである。此処まで歪んだ国家は、さすがに韓国以外に例を見ない。

韓国人あるいは韓国の政治家の異常な行動の基盤になって居るのは、基本的には劣等感である。即ち、世界最長の皇統を戴く隣国「日本」に対する「羨ましい!」「妬ましい!」と言う思いこそが、彼らを反日へと突き動かすパワーなのだ。

我々日本人は、特に他国への劣等感を持たないため、「歴史認識が重要だ」などと内政干渉まがいの要請を突きつけたりはしない。理由は、我が日本国が世界に誇るべき「歴史」を持っており国民が他国の歴史認識など気にしないためだ。

其れに対し、韓国、北朝鮮の歴史は、屈辱の積み重ねである。具体的には、お隣の大国「中華帝国」の属国としての立場を強制され、毎年、美女を含む貢物を皇帝に献上しなければならなかった。そんな時代が1000年以上も続いたわけだ。

李王朝時代、朝鮮国の国王は、漢城の西に建てられた、「迎恩門」において、中華帝国帝王からの使者を三跪九叩頭の礼をもって出迎えなければ成らなかった。日清戦争で日本が勝利し、下関条約により朝鮮国は大清帝国から独立を果たした。すなわち、屈辱的な中華帝国の属国と言う立場から、日本が救い出してくれたと言うのが「史実」なのである。清国のくびきを(日本のお蔭で)逃れた李氏朝鮮の人々は、迎恩門を叩き壊し、同じ場所に「独立門」建てた。とわいえ、小中華意識が強い韓国人にとっては、「日本に独立させてもらった」と言う事実もまた、屈辱の歴史なのである。というわけで、迎恩門も下関条約も、現在の韓国歴史の教科書には載って居ない。

韓国のソウル高裁は、7月10日大戦中に徴用された韓国人4人の「日本製鉄の製鉄所などで過酷な勤務を強いられた」という訴えを認め、新日鉄住金に約3500万円の支払いを命じた。日本の菅官房長官は、ソウル高裁の判決に対し「日韓間の財産請求権の問題は解決済みと言う我が国の立場に相いれない判決であれば容認できない」とコメントを発したが、当然である。大戦中の日韓問題は、1965年に日韓請求権協定により「完全解決済み」になっている。韓国人が戦時徴用について損害賠償を求めるのは勝手だが、相手にするべきは韓国政府であり、日本企業では有りません。

新日鉄は、日韓国交正常化以降に、巨額の資本、技術を韓国に移転し、補項総合製鉄(現在のポスコ)を建設した、いわば韓国経済の恩人である。韓国人の頭の中からは、迎恩門が独立門に変わった歴史や、新日鉄が韓国経済のテイクオフに貢献した事実は消え去ってしまっているのだろう。いずれにせよ、韓国の反日が劣等感に基づいている以上、我が国がどれだけ韓国に譲歩し、彼らを宥めようとしたところで無駄である。一つの問題を解決すると、韓国人はすぐさま「新たに別の反日のネタ」を持ち出してくるだけだ。

将に「忘恩の徒」という言葉が相応しい韓国人。彼らの劣等感が「歴史」に起因している以上、韓国の反日に終わりは有りません。たとえ、一時的にウォン安の影響でサムスン電子の売り上げ利益が拡大し、「日本に勝った!」と騒ぎ立てるところで、歴史を消し去る事は出来ません。(以下省略)
(えびなたろう)