きまぐれ発言

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中国に「規範遵守」を要求

2013-10-04 14:41:54 | Weblog
中国に「規範遵守」を要求     (2013-10.04.)

3日、日米両府は、外務・防衛担当閣僚による、「安全保障協議委員会(2プラス2)を都内で開き、海洋進出を強める中国に「国際的な行動規範の順守」や「軍事面の透明性向上を求める事で同意した。

中国や北朝鮮の対応を念頭に、自衛隊と米軍の役割分担を定めた日米防衛協力のための(ガイドライン)を平成26年末までに改定する事を確認。米側は集団的自衛権行使容認に向けた検討など、安倍晋三首相の「積極的平和主義」を評価した。

2プラス2の日本開催は8年以降17年振り。今回は岸田文雄外相と小野寺五典防衛相、ケリー国務長官、ヘーゲル国防長官が出席。閣僚4氏はそろって記者会見し、合意事項を盛り込んだ共同文章を発表した。

共同文書では、中國が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で領海侵入を繰り返し行っている。其の事を念頭に「海洋における力による安定を損ねる行動」を批判。中国を名指しした上で、「地域の安定や繁栄に責任ある建設的な役割を果たし、軍事近代化に関する透明性の向上を促す」と明記した。

また、沖縄の負担軽減として、オスプレイの訓練を県外・国外移転を進めるとこで一致.在米海兵隊のグアム移転を2020年前半に進めることも確認した。また、「高度な能力の日本配備」として、P8哨戒機を今年12月、無人偵察機グローバルホークを平成26年春、ステルス戦闘機F35Bを29年から夫々配備・展開する。

ケリー、ヘーゲル両氏は協議後、安倍首相と官邸で会談首相は「積極的平和主義を評価して頂いた事は極めて有意義だ」と述べている。

両国協議の概略の要旨は、両国の同盟関係を十全なパートナーとして、バランスの取れた効果的な物とすることで、世界の平和に貢献することである。
そして、両国の夫々の役割を拡大し、緊密な連携を取って、国家安全保障戦略を事項するという物である。

具体的にはいろいろ両国間の調整もあると思うが、当面アジアに於いては「中国・北朝鮮」と言う対抗する国もある事から、日本としては当然、対米同盟関係の強化は欠かせない事である。軍事的にも、経済的にもこれからが、どう対処するかが、問われる所で、両国の協調は益々必要に成って来る者と思われる。
(えびなたろう)