きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

議員定数削減問題はどこへやら!

2013-10-20 11:03:25 | Weblog
議員定数削減問題はどこへやら!     (2013-10.20.)

今年も早や10月の半ばを過ぎ、秋風が吹く季節に成った。昨年の選挙で自民党が大勝したのも、衆議院を解散する条件として、大幅な定数削減を条件に安倍総理は当時の民主党野田総理との党首会談で約束し3党合意で、「次期通常国会終了までに結論を出して法改正を行う」と文書を交わして合意している。

しかし、次期通常国会は6月に閉会し、決まったのは、「1票の格」差是正で「零増5減」の暫定是正のみである。各党ともそれなりに案は出されているが、利害に左右されて纏まらず、安倍総理も、自民が大勝して政権が戻れば、もはや、遣る意欲も無く、口では、第三者機関の設置を提案したが各党から出る「第三者機関に委ねるのは無責任だ」の声に流され、何の方向性も示さず、消費税の増税だけは来年4月から8%に上げる事だけは確り、決定してしまった。

野党は野党で、小さな政党ばかりが、多く纏まらず、ねじれ国会も解消されたから、自民党は、一党独裁の政治が、当分続く事に成り、反対勢力が全くないから、遣りたい放題で、国民は以前より最悪の政界が続くことになる事を覚悟しなくてはならない事に成る。

その表れが、税金の無駄使いで、会計検査院からの忠告も素通り状態が続き、今や平気で天下の王道を闊歩している。
(えびなたろう)