農業再生の具体策を (2011.10.23.)
環太平洋経済連携協定(TPP)への参加問題で、日本の国では、いまだに混乱を極めている。
参加の一番障害になって居るのが、農業、特に米の問題で、関連する団体はこぞって反対している。(「原発神話」と似た、日本の「農業立国神話」に騙されてはいけません)。
今朝の時事放談で久しぶりに登場したジェラルド・カーティスさんがTPP参加に向けた我が国の具体的な政府の行動計画が無い事に、不満を表明していた。
日本では、いま農業問題が他国と比べて異常な状態を示している。その異常とは、(1)「農業を行う人の平均年齢が66,1歳と高年齢化していると言う事。(2)耕作する農地も放棄地が39万ヘクタール強と埼玉県に匹敵する面積が遊んでいる事(3)それでいて国の食糧自給徹は40%と先進国の中でも最低である。(4)一農家当たりの耕作面積も平均で2,2ヘクタールと欧州連合の5分の1、アメリカの10分の1と狭い。(4)そして輸入米の関税が778%と極端に高額である。
如何してこの様な異常な状態を示すようになったのでしょうか。輸入関税という物は、一般的に、生産技術が低く、他国と比べて劣って居るものを埋め合わすために掛けられるが、日本のコメの生産は、質・量とも劣るものでは無く、技術的には国際的に高い評価も得ているのである。
この異常な状態を改善・改革をしないでおいて、TPP参加を拒むと言う事は、日本の農業保護政策に多額の補助金を出し、過保護状態に甘んじて居たことが原因としか考えられない。
私の親戚にも農業を営む者も居ますが、本当に農業一本で遣ろうとしている農家にとって、今の農協の存在という物は、全く評価されていません、なくても良いのです。
日本の農業が、鎖国の状態から解き放され国際的にも一段と飛躍する、沢山の要素を持っています。それにはTPPに加入する事を恐れず、積極的姿勢に出る事が必要です。
そして、働き盛りの若者が魅力を持って、農業に従事する事が必要です。其のために日本には、沢山の農業高校・農業大学が全国に散らばっている。こんな国は他国には有りません。
政府は一日も早く、農業改革のため規制された法律を見直し、自由闊達に農業が行える開国・解放が必要であります。 決してアメリカの差図ではなく自国の為の行動です。
(えびなたろう)
環太平洋経済連携協定(TPP)への参加問題で、日本の国では、いまだに混乱を極めている。
参加の一番障害になって居るのが、農業、特に米の問題で、関連する団体はこぞって反対している。(「原発神話」と似た、日本の「農業立国神話」に騙されてはいけません)。
今朝の時事放談で久しぶりに登場したジェラルド・カーティスさんがTPP参加に向けた我が国の具体的な政府の行動計画が無い事に、不満を表明していた。
日本では、いま農業問題が他国と比べて異常な状態を示している。その異常とは、(1)「農業を行う人の平均年齢が66,1歳と高年齢化していると言う事。(2)耕作する農地も放棄地が39万ヘクタール強と埼玉県に匹敵する面積が遊んでいる事(3)それでいて国の食糧自給徹は40%と先進国の中でも最低である。(4)一農家当たりの耕作面積も平均で2,2ヘクタールと欧州連合の5分の1、アメリカの10分の1と狭い。(4)そして輸入米の関税が778%と極端に高額である。
如何してこの様な異常な状態を示すようになったのでしょうか。輸入関税という物は、一般的に、生産技術が低く、他国と比べて劣って居るものを埋め合わすために掛けられるが、日本のコメの生産は、質・量とも劣るものでは無く、技術的には国際的に高い評価も得ているのである。
この異常な状態を改善・改革をしないでおいて、TPP参加を拒むと言う事は、日本の農業保護政策に多額の補助金を出し、過保護状態に甘んじて居たことが原因としか考えられない。
私の親戚にも農業を営む者も居ますが、本当に農業一本で遣ろうとしている農家にとって、今の農協の存在という物は、全く評価されていません、なくても良いのです。
日本の農業が、鎖国の状態から解き放され国際的にも一段と飛躍する、沢山の要素を持っています。それにはTPPに加入する事を恐れず、積極的姿勢に出る事が必要です。
そして、働き盛りの若者が魅力を持って、農業に従事する事が必要です。其のために日本には、沢山の農業高校・農業大学が全国に散らばっている。こんな国は他国には有りません。
政府は一日も早く、農業改革のため規制された法律を見直し、自由闊達に農業が行える開国・解放が必要であります。 決してアメリカの差図ではなく自国の為の行動です。
(えびなたろう)