つれづれの記

日々の生活での印象

ハーブとスパイス

2024年05月20日 21時04分32秒 | 日記

  2024年5月20日(月) ハーブとスパイス

 

 

この所、ハーブとスパイスの話題で、頭が一杯である。今回は、この関連の話題を取りあげる。

 

◆屋上庭園のハーブ

我が家の屋上庭園には、ハーブが育っている。主なものは、ペパーミントとバジルである。

 

・ペパーミント(下図)は、長い間、馴染みのあるハーブで、爽やかな香りは、ガムなどで愛好され、万人向きと言えるだろうか。シソ科ハッカ属である。

我が家では、かなり以前に植えたものだが、放っておいても元気である。

 

 日本語では、はっか(薄荷))と呼ばれるが、最近は、ミントという言葉に寄り切られている状況だ。往時は、田んぼの土手などに、よく生えていたものだ。 

 

・バジル(下図)は、シソ科の植物で、特徴的な奥行きのある香りがあり、料理などに使われる。我が家では、自生している株の種がこぼれて、小さな若芽が、沢山芽生えている。

    

 

以前は、赤や黄色の花が面白い、辛みのある、ナスタチウム(金蓮花)(下図左)を楽しんだ事もある。

また、蛍草に似た、細かい葉のフェンネル(下図右)を植えたことがある。

    

        ナスタチウム                   フェンネル 

 

物置の裏には、月桂樹(ローリエ)の木もある。

近くのスーパーに買い物に出かける時の道筋で見かけるのが、ラベンダーである。

ハーブと言えるかどうかは疑問だが、青しそが、屋上庭園に自生していて、毎年出てくる。

 

最近気になっているのが、パクチーとチャービルだ。

・パクチー(下図)は、セリ科の植物で、個性的な癖の強い匂いが特徴だ。

  

 

タイではパクチーと呼び、中国では香菜(シャンツアイ)、英語ではコリアンダーと呼ばれるようだ。

以前、東南アジアへ旅行した時に、魚料理に、パクチーがたっぷり使われていて、強力な匂いに往生したことだ。現地の人達に取っては、あの位の香り付けが当たり前なのだろう。

以前、パクチーよりも匂いがマイルドな、イタリアンパセリを植えたことがある。

 

・もう一つは、チャービル(下図)だ。

  

 セリ科の植物で、フランス料理ではよく使われる、無くてはならないハーブと言われ、 フレンチパセリとも呼ばれている。

 

◆SB食品

 ハウス食品と共に、業界をリードするSB食品だが、この会社、創業時は、太陽(SUN)と鳥(BIRD)のヒドリ印(下図)のブランドで、カレー粉を販売したようだ。

往時の社名は、日賀志屋商店だったという。

   

  

 下図は、現在売られているカレー粉だが、創業の栄光を担っているような堂々たる印象だ。

    

 

SB印のカレー粉は、今もスーパーで売っており、先日、我が家用に入手したことだ。

カレーライス作りで、ジャガイモ、ニンジンなどを炒める時に、このカレー粉を入れた時の香りが心地よいことだ。

 

最近は、SBの語源を、以下のように、読み替えたようだ。

   以前:Sun Bird       太陽と鳥    

   現在:Spice & Herb   スパイスとハーブ

Sは、SpiceのSとなり、すんなり収まった。でも、Bは、HerbのBと言うのが、かなり苦しいものの、なんとか収まったようだ。

 

少し前だが、東京の有楽町にあるSBの店に、店名のSBの謂れについて、聞きに行ったことがある。

 

スパイスとハーブの違いについては、明確な定義はないようだ。

  日本安全食料料理教会(JSFCA)の以下のサイトに記事がある。

   (日本安全食料料理協会について _ 日本安全食料料理協会【JSFCA】.html)

  SB食品のサイトには、以下の記事がある。

   (スパイス&ハーブの定義|スパイス&ハーブ事典|エスビー食品株式会社.html)

 

スパイスは、樹皮や種子や根などで、香辛料と言われ、コショウ、ナツメグ、クローブ、など、全体で500種ほどという。

 一方、ハーブは、良い香りがする香料植物で、主に、葉が利用される。主なものは、バジル、タイム、セージ、パセリ、ローズマリーなどで、全体で、1万種もあるという。

 

スパイスは木の皮や根で、ハーブは草という説明もある。

ヨーロッパでは、自家栽培できるものをハーブ、できないものをスパイスと呼ぶ習慣があるようだ。

 

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