つれづれの記

日々の生活での印象

今年も木苺の季節  その2

2011年07月13日 21時34分31秒 | 日記
2011年7月13日(水) 今年も木苺の季節 その2


 ここ10年近く、ルーフバルコニーでの、木苺作りを楽しんでいる。先日、本ブログに
   今年も木苺の季節 その1 (2011/6/16)
として、ラズベリー、タイベリー、イエローベリーについての記事を投稿したが、今回は、その続編として、少し時期が遅い、ブラックベリーについて触れたい。

○木苺類の場合、前年に伸びた枝に、翌年に花が咲き、実を付けるのが、一般的である。従って、葉が伸びて花を付ける頃になると、根元から新しい枝が、勢いよく生えてきて、それが成長し、翌年、その枝に花を付けて実がなる、という、順番が繰り返される。
 特にブラックベリーの場合は、その新枝が、勢いよく伸びる様子が、見事であり、生命力を感じさせる。

○今年実を付けたブラックベリーは、3株である。その中で、かなり前に、初めて手に入れた、最も古い株(仮に A株)は、数年に亘り1昨年まで、沢山、実を付けたのだが、昨年は、駄目であった。そろそろ寿命かな、と思っていたら、復活したように、根元から新枝が、数本出て来て、その枝に、今年は、かなりの実を付けたのである。この株の実は、長楕円形で大きく、種も気にならない位で、食べやすい。
 来年用の、新たな枝も出てはいるが、勢いが無く、残念だが、こんどこそ、御役目ご苦労さん、になるかもしれない。

○現在最も勢いのある株は、数年前に、近隣から手に入れたもので(仮に B株)、特に、昨年から、丸型の実を、沢山つけるようになったが、今年の勢いは、更に凄い。12号鉢の下に、土を入れたトロ箱を入れて、下駄を履かせている。
     ブラックベリーの枝ぶり         
 先日、思いの外の収穫があったので、初めて、家人が砂糖をまぶし、火を通してジャムを作ってみた。
    採れたブラックベリー
赤紫色の、鮮やかなジャムが出来たのだが、実の形がそのまま残り、中の種が、結構硬く、食べにくいのである。

 一昨日になって、再び、かなりの量の実が採れたので、こんどは、ジャムの作り方を変えて見た。暫く水煮して柔らかくした後、目の粗い笊や籠で、スプーンを使って実を潰しながら、種を取り除くのである。ブラックベリーの種が、ちょうど引っかかるような、目の粗さの道具を、何とか見付けて種を除き、その後、砂糖で味を付けた。
 結局、種が全く入らなかったので、色どり、は申し分ないのだが、歯ごたえのない、物足りないジャムになった。別途、粒の儘で砂糖漬けにしたブラックベリーがあったので、それを少し加え、何とかバランスがとれたジャムになった次第。 適度の硬さで、プリプリ感のあるジャムを作るのは、結構、難しいようだ。
 家人の情報では、専門店では、プロの作ったブラックベリージャムも、売られているようなので、その内、手に入れてみる予定である。

○もう一株は、A株の、こぼれた実から自生した、我が家生まれで、まだ、3年目位である(仮に C株)。今年は、若いので、まだ花が咲かないと思っていたら、かなり遅れて、花を付け、幾つかの実も付いている。果たして、黒く熟して、食べられるまでになるかどうか。

○木苺類は、実を楽しませて貰った後は、お礼肥をあげて、一段落である。今回取り上げたブラックベリー3株と、前回触れた木苺類の、来年用の新枝は、以下の様な状況である。
  ブラックベリー
    A株     3本  勢いが弱く来年は ?
    B株     3本  大変な勢いで来年は◎
    C株     1本  十分な勢いで来年は◎   
  ラズベリー    6本  ○
  タイベリー    2本  ○ 
  イエローベリー  3本  ○ 
 来年の楽しみとして、じっくり待つこととしよう。

○種類は少し異なるのだが、フサスグリ と言うのもある。真っ赤で、まん丸な可愛い実を付ける。以前の昔、田舎で、良く食べた、懐かしい味である。
 株が小さく、数えるほどしか実を付けないので、食べるのを控え、専ら、色を楽しんでいる。
 フサスグリ の実





















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