2011年7月4日 (月) ビールの季節
梅雨の合間であるが、この所暑い日が続き、冷えたビールが、美味しい季節になった。先だっての、6月19日は、父の日だったが、近くに住んでいる息子が、サッポロビールが出している、各種缶ビールを揃えた、面白い土産を持ってきてくれた。
ビール:
黒ラベル生(自分の一番好きなビール)
エビスビール(発祥の地、恵比寿に因んだ、プレミアムビール)
発泡酒(第2のビールとも言われる)
北海道生搾り
新ジャンル(俗称 第3のビール)
Draft One その他の醸造酒(発泡性)①
麦とホップ リキュール(発泡性)①
黒生 YEBISU 生搾り Draft One 麦とホップ
同じメーカーの、各種ビールを、それぞれ、飲み比べて見たのだが、アルコールの味に鈍感なせいか、際立った差は感じられなかったのは、少し、残念である。
わが国には、ビールの国産化に取り組んだ、先人達の長い歴史がある。発泡酒が出回るようになって久しいが、比較的最近になって、新ジャンルのビール(マスコミでは、第3のビール、との呼称も)が出現するに及んで、ビールの多様化が、急速に進んだ。
新ジャンルは、その他の醸造酒(発泡性)①と、リキュール(発泡性)①に分かれているが、双方の違いは、あまり気にしていない。
キリン、アサヒ、サッポロ、サントリーのビール大手は、戦略的に、ジャンルを限定していた時期もあるが、現在は、どのジャンルのビールも、製造・販売しているようだ。 特に、キリンとアサヒが、多様な商品を出しているようだが、スーパーや酒屋の店頭に並ぶ、各社の「缶模様」の壮観さには、目を見張るものがある。
大手には、自社ブランドの他に、外国有名ブランドビールの販売も手掛けているところもある。又、少し前になるが、自由化で一時話題となった、小規模の地ビールブランドが、各地にある。
長年、日本政府は、塩・タバコ・酒の専売を、大きな税収源としてきた。だが、塩の専売が崩れ、タバコの専売も需要減で、風前の灯となっている現状では、頼みの綱は酒税である。酒税の中で、ビールにかかる税金は、以下のようになっているようだ。売値は、ある安売り店での例である。
ビール 税金 220円/リットル
350ml缶で、税金が77円 売値 210円
発泡酒 税金 134円/リットル
350ml缶で、税金が47円 売値 158円
新ジャンル 税金 80円/リットル
350ml缶で、税金が28円 売値 125円
これらの、アルコール濃度は、5%前後で、殆ど同じであるが、税率は、どのようにして決められているのであろうか。
当局の規制の隙間を突いて、メーカーが、安くて旨い新商品を開発し、市場に投入してくる。暫くして人気が出てくると、強かな当局も油断がならず、税率を上げて税収増を図ってくると言う、イタチごっこの繰り返しのようだ。
ビールは、大麦の麦芽と、ホップと、水を原料としており、発泡酒もほぼ同様のようだが、製造面等での、発泡酒とビールとの違いは良く分からない。一方、新ジャンルは、麦芽以外の、大豆やトウモロコシ等を使うようだ。でも、原料は何であれ、少なくとも、アルコールという点では、すべて、同じである。
ビールと言えば、以前、本場ドイツのバイエルン州の州都、ミュンヘンのビール祭り(Oktoberfest)に連れて行った貰った事がある。 広大な会場いっぱいに、人々が集まり、ビールを飲んで談笑する風景は、忘れられない。大ジョッキを両手で持って飲んだ豪快さも良かった。その時に手に入れた、記念の壁飾りが、我が家では、今も健在である。
Oktoberfest 壁飾り
今回、ビールの種類や酒税等について、ほんの少し調べて見た訳だが、ビールの製造法、エールとビールの違い、生ビールとは、ラガービールとは、ビールの泡の正体、アルコールフリーのビール、などなど、気になる事は山ほどあり、興味は尽きない。でも、折角の冷えたビールがまずくなりそうなので、今回は、このあたりで止めとしよう。
この大震災で、海に近いキリンビールの仙台工場が、大変な被害を被ったようだ。 節電のためのサマータイムでのアフター4でなく、本来のアフター5でのビヤガーデンを、晴れやかな気分で楽しめる日が、一日も早く訪れることを、祈るばかりである。
梅雨の合間であるが、この所暑い日が続き、冷えたビールが、美味しい季節になった。先だっての、6月19日は、父の日だったが、近くに住んでいる息子が、サッポロビールが出している、各種缶ビールを揃えた、面白い土産を持ってきてくれた。
ビール:
黒ラベル生(自分の一番好きなビール)
エビスビール(発祥の地、恵比寿に因んだ、プレミアムビール)
発泡酒(第2のビールとも言われる)
北海道生搾り
新ジャンル(俗称 第3のビール)
Draft One その他の醸造酒(発泡性)①
麦とホップ リキュール(発泡性)①
黒生 YEBISU 生搾り Draft One 麦とホップ
同じメーカーの、各種ビールを、それぞれ、飲み比べて見たのだが、アルコールの味に鈍感なせいか、際立った差は感じられなかったのは、少し、残念である。
わが国には、ビールの国産化に取り組んだ、先人達の長い歴史がある。発泡酒が出回るようになって久しいが、比較的最近になって、新ジャンルのビール(マスコミでは、第3のビール、との呼称も)が出現するに及んで、ビールの多様化が、急速に進んだ。
新ジャンルは、その他の醸造酒(発泡性)①と、リキュール(発泡性)①に分かれているが、双方の違いは、あまり気にしていない。
キリン、アサヒ、サッポロ、サントリーのビール大手は、戦略的に、ジャンルを限定していた時期もあるが、現在は、どのジャンルのビールも、製造・販売しているようだ。 特に、キリンとアサヒが、多様な商品を出しているようだが、スーパーや酒屋の店頭に並ぶ、各社の「缶模様」の壮観さには、目を見張るものがある。
大手には、自社ブランドの他に、外国有名ブランドビールの販売も手掛けているところもある。又、少し前になるが、自由化で一時話題となった、小規模の地ビールブランドが、各地にある。
長年、日本政府は、塩・タバコ・酒の専売を、大きな税収源としてきた。だが、塩の専売が崩れ、タバコの専売も需要減で、風前の灯となっている現状では、頼みの綱は酒税である。酒税の中で、ビールにかかる税金は、以下のようになっているようだ。売値は、ある安売り店での例である。
ビール 税金 220円/リットル
350ml缶で、税金が77円 売値 210円
発泡酒 税金 134円/リットル
350ml缶で、税金が47円 売値 158円
新ジャンル 税金 80円/リットル
350ml缶で、税金が28円 売値 125円
これらの、アルコール濃度は、5%前後で、殆ど同じであるが、税率は、どのようにして決められているのであろうか。
当局の規制の隙間を突いて、メーカーが、安くて旨い新商品を開発し、市場に投入してくる。暫くして人気が出てくると、強かな当局も油断がならず、税率を上げて税収増を図ってくると言う、イタチごっこの繰り返しのようだ。
ビールは、大麦の麦芽と、ホップと、水を原料としており、発泡酒もほぼ同様のようだが、製造面等での、発泡酒とビールとの違いは良く分からない。一方、新ジャンルは、麦芽以外の、大豆やトウモロコシ等を使うようだ。でも、原料は何であれ、少なくとも、アルコールという点では、すべて、同じである。
ビールと言えば、以前、本場ドイツのバイエルン州の州都、ミュンヘンのビール祭り(Oktoberfest)に連れて行った貰った事がある。 広大な会場いっぱいに、人々が集まり、ビールを飲んで談笑する風景は、忘れられない。大ジョッキを両手で持って飲んだ豪快さも良かった。その時に手に入れた、記念の壁飾りが、我が家では、今も健在である。
Oktoberfest 壁飾り
今回、ビールの種類や酒税等について、ほんの少し調べて見た訳だが、ビールの製造法、エールとビールの違い、生ビールとは、ラガービールとは、ビールの泡の正体、アルコールフリーのビール、などなど、気になる事は山ほどあり、興味は尽きない。でも、折角の冷えたビールがまずくなりそうなので、今回は、このあたりで止めとしよう。
この大震災で、海に近いキリンビールの仙台工場が、大変な被害を被ったようだ。 節電のためのサマータイムでのアフター4でなく、本来のアフター5でのビヤガーデンを、晴れやかな気分で楽しめる日が、一日も早く訪れることを、祈るばかりである。