本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

浅草寺縁日

2020-07-10 09:05:04 | Weblog
 今日10日の浅草寺の縁日には、ほおずき市が催される。ところが、コロナの影響で今年の出店は出ないそうだ。

この日の縁日は「四万六千日」の縁日といわれている。参拝すると「四万六千日」参拝したと同様の功徳になるとか。
この横着はマニ車と似ている。くるくると回転させたその数だけ、お経を唱えるのと同様の功徳があるというのがマニ車ですな。

狂句に「亀四匹鶴が六羽の御縁日」が柳歌留多にあるそうだ。「鶴は千年、亀は万年」のことわざに基づくもので、この鶴亀の寿命の合計が四万六千日になる。

話は逸れる。知人のジョンを浅草寺に連れていった。境内の常香炉に線香の煙が立ちこめている。この煙を躰の悪いところにこすると治るよとジョンに言った。
その手をてっきり頭にやるかと見ていたら、股間になでつけた。イギリス人のジョークだろうが、あいつはまだ20台後半の齢だった。

浅草は遠くなったし、ほおずきも見なくなって久しい。