本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

薬物

2020-07-09 09:10:05 | Weblog
 7月号の「文藝春秋」に清原和博の手記が載っている。薬物依存症で大変苦しんだようだが、幻覚症状があったとは言っていない。
アメリカの犯罪ドラマでは薬物による幻覚から殺人を起こす話がけっこう多い。幻覚は人によって見たり、見なかったりするものか。

 裁判官の本にこんな話がある。
 「覚醒剤で幻覚に陥った男が逃走した。行方を捜していると、森の中で突っ立っていた。それで捕まえたのだが、なぜ立っていたのかと訊いたそうだ。男は言った「木のふりをしていた」と」
 笑い話のようだが、事実とか。この男の行動は、幻覚とは違うようだが、ドラッグは何にでも変身か同化のふりができるものなのですね。