本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

生涯現役社会

2018-11-21 09:24:17 | Weblog
 生涯現役社会という。65歳以上の働き者は807万人もいるそうだ。そんなに働きたいものか。
 江戸の昔は40歳代で隠居していたようだ。まぁ、平均寿命は長くなかった時代だから、今の70歳ぐらいかもしれないが。

 とにかく、老年とは働いて社会へ貢献するという義務を果たし終わった年齢のことただ。見方を変えると、完全なヒマと自由を手に入れたということだ。それを生涯現役社会が望ましいと押しつけられても困る。

それでも働きたいというのであれば個人の判断だが、本来は社会福祉の薄情のせいもある。こちとら貧乏だけど、たとえ働く先があったとしてもその気はない。だから「世の中に寝るほど楽はなかりけれ 浮世のバカは起きて働く」とうそぶいている。この戯れ歌、だれの唱えたかしらないが。

 それにしてもカルロス・コーンさんはすごい。欲をむさぼるというか、欲に際限がないというか。ワーカホリックならぬバーカホリックだ。