新聞でこの記事を見るまで佐々木丸美氏については全く知識がありませんでした。
以下記事の抜粋です。
インターネット投票を基に、絶版、品切れになった本を復刊させるサイト
「復刊ドットコム」を運営する社の専務が、待ちに待った
故佐々木丸美さんのデビュー作「雪の断章」を昨年12月25日の一周忌に
合わせ刊行した。
1975年から小説18作を発表した後、84年以降は活動休止した
佐々木氏の作品には同サイトが立ち上がってすぐリクエストが殺到した。
「復刊希望の多さ、ファンの熱意は群を抜いており、私もその作品に
魅せられ早速交渉にあたりました。」と専務。
北海道の佐々木氏宅を訪ね、3mもの雪をよじ登って窓越しに説得しても
OKが出なかった。
急逝した佐々木氏の作品が埋もれてしまうことを惜しむ思いが
家族に通じようやく同意が得られた。
「復刊第1作は発売一ヶ月で重版になる反響で驚いています。」と話している。
北海道在住と女性作家というとすぐ思い出すのが三浦綾子氏。
あまりにも「氷点」が有名ですが、敬虔なクリスチャンである氏の作品は
若かった自分の指標になったような気がします。
心に残った作品「道ありき」、「銃口」の他に「塩狩峠」は
涙無しには読めませんでした。
そんなことからこの記事に惹かれ図書館で予約したら・・・蔵書が二冊ありました。
届いた本は、昭和56年に発行されたシロモノ。
手垢でよごれ、黄ばんだページは愛読され続けてきた証。
さてどんな世界にいざなってくれるか・・・わくわくしています。
洋の東西を問わずクリスチャンにとってバイブルなのですね
細川ガラシャ夫人、道ありきなども
感動作でした