『カイロス』も『クロノス』も大切に、と。

朝から薄ら寒い一日でした。
本降りではありませんが、しとしと、と。
テレビの地方版ニュースで、正午の気温は１６.４度と告げていました。
室内はもう少し高くなっているでしょうが、昨日の気温からは１０度近く下がっています。
気温に敏感に反応する私の体調、本日の評価、５段評価で言えば「２」というところ。
でも、このところ頭や首筋の「ほてり」感が薄らいでいますので、この調子で夏を過ごすことができればラッキーなのですが。

近くに住む長女は、今年の２月に還暦を迎えています。
息子たちからのプレゼントとして置時計を貰った、と写真付きのメールをくれました。
木目調の、あっさりしたレトロなデザインです。
本人の希望に合った物を探していたのでプレゼントが遅れたとのことでした。
息子たちと、二人の孫も同伴して、居住地から３０キロ程離れた町のレストランのある店で買い求めたらしく、楽しく食事などもしてきた様子です。
こうした報告は嬉しいことです。
高価なプレゼントとかではなく、母親好みのデザインを探していてくれた心根が嬉しいのです。
『時計も　時間も大切にしたい・・・』
とのメールをくれた長女へ、私の返信です。
〈頂いた時計は、大切に使ってね。
　落っことしたりしない様に。
　そして、時計では計ることができない質的な時間「カイロス」を、見逃さ
　ず大切に。
　そして、日々忙しく過ごしていることでしょうが量的な時間「クロノス」
　も大切に、と。〉

何回かアップさせていただいている「コヘレトの言葉」です。
『時』に関して。

　　【コヘレトの言葉】　第３章１～８節

　　　天の下では、すべてに時機があり
　　　すべての出来事に時がある。
　　　生まれるに時があり、死ぬに時がある。
　　　植えるに時があり、抜くに時がある。
　　　殺すに時があり、癒すに時がある。
　　　壊すに時があり、建てるに時がある。
　　　泣くに時があり、笑うに時がある。
　　　嘆くに時があり、踊るに時がある。
　　　石を投げるに時があり、石を集めるに時がある。
　　　抱くに時があり、ほどくに時がある。
　　　求めるに時があり、失うに時がある。
　　　保つに時があり、放つに時がある。
　　　裂くに時があり、縫うに時がある。
　　　黙するに時があり、語るに時がある。
　　　愛するに時があり、憎むに時がある。
　　　戦いの時があり、平和の時がある。
　　　　　　　　　　　　　　　（聖書協会共同訳）