お徳用のイチゴ数個でした。

加計学園の加計孝太郎理事長が、初めて記者会見をしました。
「多大なるご心配とご迷惑をおかけした」
と陳謝の言葉はありましたが、こっれて、記者会見と言えるのでしょうか。
地元の記者のみを対象にするなど・・・・・トランプ氏に見習うつもりでしょうか。
面会を虚偽だとする明確な根拠は示さず、
担当職員は処分。
加計氏自身は、学園代表者としての監督責任を認め、給与の一部を自主返納。

何でしょう、この無責任なまでの始末の付け方は。
「記憶にも記録にもない」との説明も、人を食ったもの言いです。
会っていないなら、「会っていません」それだけで宜し。

江戸の落書なら、
《この頃　巷で　はやるもの　記憶　記録の　無いない尽くし》。
３１日、県庁へ謝罪に訪れた渡辺良人事務局長は、
〈僕しか　ああいうことを言う人間はいない〉
〈その場の雰囲気で思ったことを言った〉
などと平然と言ってのけました。
社会的モラル、言葉の使い方など持ち合わせていないのでしょうか。
ワルの分類からすれば、「ダマシ　カタリ」に入る内容ではありませんか。
〈良かれと思って〉することなら、平気でウソをついてもいいのでしょうか。
少なくとも、「学校」に関わる立場の方の発言です。
恥を知れ！
と、言いたくなります。

加計学園の　ご面々の責任・もの言いの軽さもさることながら、安倍政権の「国会軽視」も
続いています。
　《１９日に衆院を通過したカジノを含む統合型リゾート（ＩＲ）実施法案は、
　国会審議に諮らず政令などに委ねる部分が３３１項目に達する状態のまま、
　参院に送付された。》
と報じられました。
２０日の衆院で、国会の会期延長も与党など賛成多数で決まりました。
数の力に乗じて、あれも　これも　問答無用的な国会運営に怒りを覚えます。

ひ孫の動画が送られて来ました。
夕方買って届けたサクランボを食べている映像です。
もうすぐ二歳を迎える　ひ孫のＵちゃんは、サクランボの種をペッペッと、お皿の上に
まき散らしながら食べています。
パパやママからの　
「ありがとうございました」
の映像です。

タブレットで動画を観ている　ひいじいさん　ひいばあさんの会話です。
「上手に　種を出せるんだね」
「そうそう　じょうず　じょうず」
「おいしい？　いっぱい食べてね」
と、バカみたいに　はしゃいでいます。

ひいじいさん　ひいばあさん　の食膳につけられたフルーツは、
ひとパック　￥２５０円の　お徳用のイチゴ数個でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉