ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

いのちの絆は回り舞台の様かも、

2022-07-30 06:42:25 | 日記
今朝はいい目覚めでした。
昨日の気だるさと、腕の痛みはウソの様に失せていました。
ワクチンを接種した部分に手を触れれば、少し腫れぼったい痛みを覚えるだけ。
〈よかった よかった〉と、本日の自分を肯定。
この4回目のワクチン接種で感染率も低まるのであれば嬉しいのですが、重症化を防ぐ効果はあっても発症率はあまり期待できないそうです。
でも、無い物ねだりをしても始まりません。
やれることをして、後はこの夏の暑さを乗り切るだけ。

小さい方の孫が、
「コロナ、大量に出てるけど、ばぁちゃんたち元気?」
勤務の帰りのクルマの中から届けられた優しい言葉が、子守歌のように就眠前の私の心を優しく包んでくれたことを、3日前のブログに記しました。

孫が幼かった頃のことです。
連れて行ったゲームセンターで、行く前に約束をした回数を終えたので、「さぁ、帰ろう」と促しました。
ところが、孫は、もっと遊んでいたいのに中断された鬱憤を晴らすべく、一人で先にゲームセンターを出てしまったのです。
家までは、3キロ強の距離。
私たちは仕方がないので、クルマでゆっくり後を追いました。
ところが、そんな私たち爺婆の対応を察知した孫は、細くてクルマは通れないバイバス脇の道路に入ってしまったのでした。
ハラハラドキドキ、の自宅までの追いかけっこ劇などをしたのは懐かしい思い出です。
そんな孫が、私たちを労い、優しい言葉を掛けてくれるようになったことが嬉しくて、神さまに感謝しました。

と、東京在住の私の長男から電話。
孫は、長男にも、〈東京の感染者が増えているから気を付けて〉との、電話をしたとのこと。
孫が幼い頃、長男は帰省時に、この孫を可愛がって膝に抱いて遊んでくれ、孫も長男の事が大好きだったのでした。
そんな「児」が長じて、「気をつけてね」との電話を寄こしてくれたことに、長男は、こそばゆさを覚えた模様です。
「俺も、Kに労わられるようになったか」
と苦笑していました。
いろいろあっても、戦争が無く、親や子、親族間で、たわいもない会話が交わされる様な世の中であってほしいと願っています。

孫から、またまた電話がありました。
「マスク、きちんとつけて外出してね。マスク、前に上げたもの、まだ在る?」
「病院で使っている物と同じものを買ってあげるから、無くなったら言って。」
と。
ありがとうです。
いのちの絆は回り舞台の様かもしれません。
正面舞台で演じている私たち爺婆の舞台は、ゆっくり回って社会という観客席からは見えなくなり、孫たちの舞台が正面に。
『この世は舞台、人はみな役者』(※)
ですから。
中島みゆきの『時代』を、口ずさみました。
「コロナ・コロナの時代もあったよね」
そう語り合える日は必ず来ますから。

   (※)『この世は舞台、人はみな役者』
       (シェイクスピア喜劇「お気に召すまま」から)

時代 - 中島みゆき
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