『事実と真実は必ずしも同一の意味ではない。』
などと言われますと、私の様な単純なアタマにはとても理解できません。
ついていけません。
勿論、森雅子法相の発言です。
森雅子法相は11日の参院予算委員会で、「(2011年3月の)東日本大震災の時、
検察官が福島県いわき市から最初に逃げた」などと答弁し、その後、答弁を撤回して
います。
記者団の取材に応じた森法相の発言を、毎日新聞は次の様に伝えています。
《実際には「いわき市出身の議員として、報道に接した地元の方々の不安な気持
ちを思い起こし、結果として法務省が確認した事実と異なる事実の発言をしてし
まった」。つまり、「地元の気持ちに寄り添った『事実』だ」と言っているよう
にも解釈できる。》 (3月13日 22時10分)
いやはや呆れると言う他ありません。
大震災のような混乱期には様々な情報(誤報・デマ・中傷)が飛び交います。
安易に地元意識に迎合する様な発言があってはなりません。
市井の、「ばーば」でさえそう思います。
何はともあれ、安倍政権による〈黒川弘務検事長の定年延長問題〉の支離滅裂さの表
れではないでしょうか。
そこに来て、
《政府は13日、国家公務員の定年を60歳から65歳に延長する国家公務員法
改正案を閣議決定した。
2022年度から2年ごとに1歳ずつ引き上げ、30年度に65歳とする。
「束ね法案」として検察官の定年63歳を65歳へ引き上げる検察庁法改正案も
決定。今国会での成立を目指す。
国家公務員法改正案は、60歳に達した管理職を下位のポストに移す「役職定年
制」も導入した。 》(毎日新聞 3/14)
とのことです。
検察官定年を巡っては、官邸に近いとされる黒川弘務東京高検検事長の勤務延長が
1月31日に閣議決定され、野党から過去の国会答弁との不整合があるとして追及さ
れているという一連の経過の中での閣議決定です。
〈呆れる〉をはるかに超えて怒りを覚える私です。
野党の賛同も得て、新型コロナウイルスに対応する改正特別措置法が成立しました。
強制力の強い措置法です。
野党の議員の中には、反対の意を示した方もいらっしゃいました。
もし、私が議員であったならば、迷うところだと思います。
でも、はっきり言えることは、安倍政権の中にあっては、緊急事態宣言の発令が有っ
てほしくないと思います。
『事実と真実は必ずしも同一の意味ではない。』
などとの発言が、罷り通る政権は信用できませんから。
昨日までの春めいた陽気に変わり、朝からミゾレが降り続いていました。
「ミゾレだなあ」 と、夫、
「雪になるかもね」 と、私、
「『事実と真実は必ずしも同一の意味ではない』からね」 と、私、
怪訝な目つきで、夫は私を見ていました。
〈ゴマメのばーば〉
などと言われますと、私の様な単純なアタマにはとても理解できません。
ついていけません。
勿論、森雅子法相の発言です。
森雅子法相は11日の参院予算委員会で、「(2011年3月の)東日本大震災の時、
検察官が福島県いわき市から最初に逃げた」などと答弁し、その後、答弁を撤回して
います。
記者団の取材に応じた森法相の発言を、毎日新聞は次の様に伝えています。
《実際には「いわき市出身の議員として、報道に接した地元の方々の不安な気持
ちを思い起こし、結果として法務省が確認した事実と異なる事実の発言をしてし
まった」。つまり、「地元の気持ちに寄り添った『事実』だ」と言っているよう
にも解釈できる。》 (3月13日 22時10分)
いやはや呆れると言う他ありません。
大震災のような混乱期には様々な情報(誤報・デマ・中傷)が飛び交います。
安易に地元意識に迎合する様な発言があってはなりません。
市井の、「ばーば」でさえそう思います。
何はともあれ、安倍政権による〈黒川弘務検事長の定年延長問題〉の支離滅裂さの表
れではないでしょうか。
そこに来て、
《政府は13日、国家公務員の定年を60歳から65歳に延長する国家公務員法
改正案を閣議決定した。
2022年度から2年ごとに1歳ずつ引き上げ、30年度に65歳とする。
「束ね法案」として検察官の定年63歳を65歳へ引き上げる検察庁法改正案も
決定。今国会での成立を目指す。
国家公務員法改正案は、60歳に達した管理職を下位のポストに移す「役職定年
制」も導入した。 》(毎日新聞 3/14)
とのことです。
検察官定年を巡っては、官邸に近いとされる黒川弘務東京高検検事長の勤務延長が
1月31日に閣議決定され、野党から過去の国会答弁との不整合があるとして追及さ
れているという一連の経過の中での閣議決定です。
〈呆れる〉をはるかに超えて怒りを覚える私です。
野党の賛同も得て、新型コロナウイルスに対応する改正特別措置法が成立しました。
強制力の強い措置法です。
野党の議員の中には、反対の意を示した方もいらっしゃいました。
もし、私が議員であったならば、迷うところだと思います。
でも、はっきり言えることは、安倍政権の中にあっては、緊急事態宣言の発令が有っ
てほしくないと思います。
『事実と真実は必ずしも同一の意味ではない。』
などとの発言が、罷り通る政権は信用できませんから。
昨日までの春めいた陽気に変わり、朝からミゾレが降り続いていました。
「ミゾレだなあ」 と、夫、
「雪になるかもね」 と、私、
「『事実と真実は必ずしも同一の意味ではない』からね」 と、私、
怪訝な目つきで、夫は私を見ていました。
〈ゴマメのばーば〉